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2024/05/15 また自転車のチューブが裂けてしまいました。今度はパンク予防剤を入れていないにも関わらず。なので、「自転車のパンク予防剤を使ってみたところ…デメリットいたしました」の記事は消しておきます。自転車屋さんの話では、原因は空気の入れすぎとのこと。でもパンク予防剤をつかってからのここ1~2ヶ月で4回だからなあ。その前だって同じくらい空気入れていたし、にもかかわらずタイヤが裂ける事なんてなかったけれどなぁ。とりあえずわたくしといたしましてはパンク予防剤はもう使わないことにいたします。皆さまは皆さまの判断でお願いいたします。
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『ブラマタリの供物 クトゥルフ神話ブックゲーム』(新紀元社)
           発売記念イベント フーゴ・ハルと語る、
         ゲームブック/ブックゲームの楽しみ方/つくり方
 
の紹介で、聞き手の岡和田晃先生が上げていたのが、次の作品たち。

 デニス・ホイートリー『マイアミ沖殺人事件』、
 フリオ・コルタサル『石蹴り遊び』、
 イタロ・カルヴィーノ『宿命の交わる城』、
 バーナード・ルドフスキー『人間のための街路』、
 ミロラド・パヴィチ『帝都最後の恋』、
 泡坂妻夫〈ヨギ ガンジー〉シリーズ、
 円城塔「世界でもっとも深い迷宮」。
 
 『マイアミ沖殺人事件』は、捜査ファイルミステリでしょ?
 羽毛とか石ころとか布きれとかが入っているやつ。
 それを調べるとなると、失敗したらそれでおしまいなんじゃないかと思って、
 買いませんでした。
 あとで文庫で出ているところを見ますと、
そんなことは全然なかったのでございましょうけれどね。
 
 この中で読んだのはというと、『石蹴り遊び』と『宿命の交わる城』ぐらい……。
 不勉強で申し訳ございません。
 
というわけで、
 
 『石蹴り遊び』フリオ・コルタサル
 
 についてでございますが……。

 これ読んだのは、かなり前。
 ゲームブックより前に知って、ゲームブックのころ読んだのかな?
 そのときの印象で書いてみることにいたします。
 ですから、多大な間違いがあってもご容赦を――。
 
 
 ご存じのとおり、この作品はパラグラフ小説でございます。
 一応分岐型。
 一方向の直線型で、束ねたロープ型でございます。
 
 ただ、ループものの「束ねたロープ」とは違っておりまして、
元のパラグラフに戻ってくるのではなく、
その次のパラグラフに戻るのでございますな。
このほうが束ねたロープを戻した場合、わかりやすく直線になるので、
小説からの進化といたしましては、こちらの方が自然でございましょう。
 
 冒頭には、この本は2つの読み方ができる、と書かれております。
 要するに、
分岐、ロープを束ねた方ですな、を無視して、ページどおりに読んでいく方法が1つ。
 もうひとつは、読み方の指示に従って、分岐のほうも読んでいく方法でございます。
 
 最初の、短い方で読んでいくと、
主人公オリベイラさんの見たことや行動がそのまま書かれております。
 で、2つ目の読み方に従って分岐をたどっていくと……、
そのときの彼の心象や、その他いろいろなことがモザイクのように描かれていて……。
 
 内容についてはほかの方の解説をお読みください。
わたくしは、2つ目の読み方は主人公の心情のみが書かれている
と思っていたのでございますが、ほかのことも書かれているようでございます。
「ジャズのセッションのように」……。
ああ、そんな言葉解説で読んだ気がする……。
 
 その程度の理解から推しはかれますように、
わたくしといたしましてはこの作品、それほど心に残ったわけではございません。
 
 分岐する物語ということで期待が大きかったのが、悪かったのでございましょう。
 
 この程度なら、ページの下1/3か、作品の最後の方のペーシを使って、
分岐部分を注釈のように書いていった方がいいんじゃないかな、
と思ったものでございます。
 
 それに、この作品、
短いルート――主人公の行動ですな――と、
つけたしとなる心象の部分にそれほど振幅がないのですね。
 
 
 たとえば、本編上は何気ない会話が淡々と続いているのだけれど、
別に書かれているそれぞれの会話の内面を読むと、
それとはまったく逆の、どろどろとした戦いが展開されていたとか。
 あるいは逆に、行動はカッコいいのに、心象がへっぽこだったり
 
 といった具合に、あの行動の裏には実はこんな気持ちが隠されていたんだ……、
というのなら、二つを読み分ける意味もあるではございませんか。
 
 読む前と後とで印象がそれぐらい変わるのでなければ、作品として面白くない。
逆に、そのぐらいギャップがあれば、面白い作品になるのではないか、
と思ったものでございます。
 
 
 そういう意味では、この形式には大きな可能性があるとも感じられました。
 
 
☆ ちなみにわたくしは、
  ゲームブック「ギリシャ神話三部作」(社会思想社)を読んでいたとき、
  この作品のことを思い出しました。
  あれって、神託を得るためにパラグラフジャンプをいたしましょう?
 
  
  あとは、藤子不二雄先生のSF短編「絶滅の島」ですな。
 無声映画に宇宙人の言葉で字幕が挿入されいて、
 最後のページにその訳が書かれているというもの。
 
 その訳を読む前と後とでは、その映画の意味合いがまったく違ってしまう、
という作品でございます。
 

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2019/02/01 『モンスター事典』(社会思想社)を見ていると、
       タイタン世界で十二支をやるとすると、
足りないのはウサギヒツジかな?
  
 ネコとかクマとか円盤人とか、関係ないのはいますのに、ねぇ。
まぁ、足りない分は取りあえず、「ドラゴン・ファンタジー」のシリーズから、
マーリンに送ってもらうということで……。あっちにはいますものね、そのあたり。
 
 
2019/02/02
 そうか、ツインビーのモデルは、
       『DR.スランプ』のピンポン号か。たぶんだけど……。
 
 
2019/02/03 「節分」って、もっと盛り上げることができると思いません?
       意味合いとしてはハロウィンと同じようなものなのですから、
鬼や鬼娘をはじめとした妖怪に扮して家々を訪れてもいいと思うのでございますけれどねぇ……。
今どき豆じゃ満足しないでしょうから、お菓子か何かを用意して帰ってもらう?
 それだとホントに、ハロウィンと大して変わらなくなってしまいますが……。
 
 それはさておき、やはり伝統が邪魔をしているのでございましょうな。
ハロウィンやクリスマスはアチャラのものでございますから、
いろいろと変な要素を加えてもとやかく言われないのでございましょう。
 
 
2019/02/05 ゲームブック版の『ドルアーガの塔』って、
      アニメ化したりしないですかねぇ。
そろそろなってもおかしくないころだと思うのでございますが。
 
ギルガメス、メスロン、タウルスに加えて、
洋貝台学園(『ティーンズパンタクル』)から大島いずみさんを
鏡くんが無理やりひっぱってきて、
ファジィ族のポポレイポラ(『チョコレートナイト』)が偶然そこに加わって――、
という感じの5人パーティで。
 
異世界のことを教えてもらう役割と、かわいい成分担当でございますな。
 
 
2019/02/06 同じ洋貝台学園ということで、
      一話には中河竜都さんにもご登場願いたいですな。
 
役どころはもちろん、大島さんのクラスメイト。
自分の前世は異世界人で、自分にも竜の血が流れていると信じている人。
異世界行きにはノリノリだったのに、
行きたくないって言っている大島さんが選ばれてしまうという……。
 
まっ、よくあるパターンではございますな。
 

  
2019/02/07『リヴィジョンズ』2巻 木村航/原作:S・F・S
      (ハヤカワ文庫JA/2019/2)買いました。
TVアニメのほうは、今日でだいたい1巻分が終わったのかな?
 さすがにそこら辺のスケジュールはしっかりしているなー。
 
 
2019/02/08 『トレイントラベラーズ2』に出てきたので、
パンジャンドラムについて調べようと検索したら、
ニコ動のとんでもパンジャンばっかり。すごいよ。思わず何本も見てしまった。
 なにか「Oh! mZ(X)」に載っていた、古籏一浩さんの
「MZ-700に不可能はない」を思い出す(そしてそっちも見てしまった……)
 
 
2019/02/12 今回の記事(『ウォーロック・マガジン」vol.3 雑感。
      「公開する」ボタンを押したら、変更した部分がまったく反映されて
いなくって、その前に保存したものが……。
ヒドい。あわてて書き直しました。
むかしのゲームブックでたまにあるバグだらけのものも、
手違いで修正前のバージョンが出ちゃったりした結果……ってあるんでしょうなぁ。
 
 
2019/02/13 2月14日のヴァレンテイヌス祭
の起源は、
      性交の許される祭りであるローマのルペルカリア祭であった。
若者は、女性の名を記した札(小さな紙片)を引いて、恋愛遊戯の相手を選んだ。(中略)
 
2月は、恋の「焦れ」febrisの女神であるユノ・フェブルアタに捧げられた月であった。
 (『神話・伝承事典』バーバラ・ウォーカー著
   山下主一郎主幹
 ("The Woman's Encyclopedia of Miths and Secrets"
              by Barbara G. Walker 1983/大修館/1988/7)
(原題からも分かるとおり、この本、女性開放的な視点から書かれた事典でございます)
 
 
 
2019/02/14 1 聖バレンタイン(2月14日)は恋人のための祝祭日で、
       ローマのルペルカリア祭やユノの祭と関連がある。
この日は春の豊穣祈願の祝祭日で、その日に鳥たちが相手を選ぶという
古い言い伝えに由来する。(中略)
 
2 今はバレンタインの日のカードを交換するが、
  昔は誰が自分の恋人であるかを決めるためにくじを引いた。
 相手が決まると贈り物が交換され、手袋が好まれた。
(『イメージ・シンボル事典』アト・ド・フリース著 
   山下主一郎主幹
 ("Dictionary of Symbols and Imagery" by Ad de Vries 1974/大修館/1984/3)
 
 
 
2019/02/18 ケン・St・アンドレさんの
     「カミング・ダウン・ザ・マウンテン」の日本って、
1960年代終わりから1970年代ごろアメリカではやった東洋思想なのでしょうなぁ。
ZENとか、そういう感じの……。
 
 ちなみに、ブルース・リーさんの思想も本来の東洋のそれではなく、
アメリカに行ってから影響を受けたものなのでは、
という説を読んだことがございます。
 
 

2019/02/20 一号限りの復刊とかで「OUT」誌が出ておりますな。
      『宇宙戦艦ヤマト』の特集。
ザッと見たかぎり、往時のパワーはない様子。
まぁパロディは、号を重ねるにしたがって「これやっていいんだ」という
幅が広がってまいりますし、ノリも形作られていきますからなぁ。
それにこの復活って、映画『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』のための
企画でございましょうし、ねぇ。
 
  
2019/02/22 パソコンのキーボード。かなで打つ場合、
      シフト+「は」で、小さい「ゎ」になるのはご存じですか?
 ですから、「AFF」を間違えてかなで打つと「チヮヮ」に――。
 
  
2019/02/23 「ウォーロック・マガジン3号」
       AFFリプレイ第3回「暗黒水路の探索彷徨」。
リーブラに愛された超ダメージの拳って、
イラストは車田正美ネタで描いて欲しいよねぇ。無理? 
それにしても、このリプレイのリーブラの天秤皿には、
何と何が載っているんだろ? ときどき疑問。
 
 
2019/02/24 「フタリソウサ」。
      探偵役と部下のTRPG。
2時間サスペンスドラマのノリ。

あらかじめ犯人が分かっていてもかまわない……。となれば、
おすすめ作品(「R&Rvol.173p.10-11)に書かれたものよりも、
もっとふさわしいものをお忘れじゃございませんか。
 
その作品とは、『ポートピア連続殺人事件』
もちろんネタとして思い浮かんだのでございますが、
ボスとヤスの葛藤がなかなか面白いものになるような気もいたします。
関係性が結べるとなればなおさら。
ラストはもちろん「私だけの十字架」(→2019/01/21 (Mon) ) を流すということで。
 
 
 
2019/02/26 タイトルに「のび太」がついたら面白そうなゲームかぁ
      「実況 のび太の草野球」とか思いついたけど……。

しずかちゃんメーカー2~娘をのび太なんかにやるもんか!!」なんてどうでしょ?
 2なのは……サブタイトルのせい?
 
 
 
2019/02/27 のび太の『CLANNAD』っていうのも、ありだと思うんだけどなぁ。
 
      のび太と結婚したしずかさんが、
      謎の病に冒されてあと少しの命と宣告されちゃうの。

 ドラえもんがいれば万事解決なんだけど、2人に子供が生まれなければ、
ドラえもんとセワシ君の関係がなくなり、
そうなるとのび太とドラえもんの関係もなくなるんだよね。
 
 でも一方で、のび太にはドラえもんと一緒にいた日々の記憶が残っている……。
 
 そんな中途半端なシュレディンガーのネコ型ロボットになったドラえもんは、
航時法をごまかして、時空のはざまからのび太の夢に訴えかける……。
 
 ドラえもんの存在が薄れるにしたがって、ドラの記憶が消えかけていたのび太は、
何か分からない思いに突き動かされるようにして、思い出の場所や昔の仲間を訪ねていく。
 
 そのうちに、ドラと過ごした日々が思い出されたり、秘密道具が見つかったりして、
次第に過去のドラえもんが確定され、それによって未来のドラえもんも確かになる……。
 
 で、ドラが現れるわけだけど、
その秘密道具でも完全にしずかさんの意識を呼び戻すことはできなくて、
最後はのび太の思いがこもった呼びかけが必要なのは、「CLANNAD」準拠ですな。
 
 で、しずかさんが目ざめると、ドラの存在が完全に確定、するんだけれど、
その瞬間タイムパトロールが現れて、航時法違反で捕まっちゃうの。
まぁ、結局おとがめなしになるんだろうけど
(さいごは2人だけにしてやりたいからね)。
 
「だんご大家族」のかわりは「どらやき大所帯」とかいうのかなぁ、やっぱり……
          (栗まんじゅう? ……じゃないよね)。
 
 
 
2019/02/28 今年のゴールデンウィークは10連休、などと
       ニュースでは報じられておりましたが、
実際に10日連続で休みが取れる人ってどのぐらいいるんでしょうなぁ。
 
逆に、休みなんてねぇよ。かえって忙しいんだよ、という人はどのぐらい?
 
ついでに、10年連休っていう人は……?
 
 気になるところでございます。

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『ブラマタリの供物 クトゥルフ神話ブックゲーム』(新紀元社)
      発売記念イベント フーゴ・ハルと語る、
          ゲームブック/ブックゲームの楽しみ方/つくり方 の

ブログに上がった写真を見ていたら、奥の方になにやらそれらしき書影が。
 
というわけで図書館で借りてまいりました、 

 
『羊を数えて眠る本』羊を数えて眠る本
   ブライアン・ログウッド(二見書房/1993/1)
 
 ただ、借りるとき詰まってしまいました。
一度検索機で出てきたのに、あとで検索しても出てこない。
さんざん打ち込んで、
仕方ないので「羊を」で検索してみたところ、分かりました。
最初はちゃんと打ち込んだのに、
あとで試したときは『羊を探して眠る本』と
やっていたのでございますな。
まったく機械って融通利かない。
 
 
 これ、書店で見かけたときは、
さんざん迷って結局買わなかったのでございますよね。
だって、ゲームブックではなくってパズル本でございますし。
それに、パソコンで作ったような画面(マック風?)で、
羊がコピペな感じが手抜きに思えたのだと思います。
 (コピペでも労作なのでございますが)
 

 さて、
 開いてみると、
 農場の地図が描かれ、ログウッド一家の紹介がございます。
「今日は一家そろって羊を数える日」というわけで、
それぞれがそれぞれの方法で、羊を数えていくのでございます。
 構成は、午前(西の牧場)、午後(東の牧場)、夜(東の牧場のフェンス)の三部。
 夜には狼も現れます。
 一種のストーリーゲームなのですな。
 これが絵自体と相まって、全体をいい雰囲気に仕立てております。
 
 というわけで、
 両開きの画面に何匹かの……何匹もの羊が描かれております。
 タイトルどおり、これを数えていくのでございますが……。
 
羊を数えて眠る本 
 
 
 そうそう。本屋さんで見たときは、これ、時間の推移を表していて、
最初の見開きの羊を数えたら、
次の見開きでは、さっきいなかった羊を数えて最初のものに足していく、
といった面倒くさいものなのかなぁ、とか思ったのでございますよね。
 
 それも買わなかった理由だったような……? 
 でもそうではないご様子。
 見開きごとの羊はそれぞれいる場所が違っているみたいで、
それをどんどん足していけばよろしいようでございます。
 
やすらかな眠りに誘う不思議な絵本」とソデに書いてはございますが、
まぁ、まったく眠らせるつもりはございません。
 数えているうちに、どんどん目がさえてまいります。

 こんなの簡単だろうと急いで数えていくと、
牧羊犬や人までも巻き込んで数えてしまい、
なんか多く数えてしまったりしているのでございますな。
ではとばかりに、数えなおすと、今度は何匹か足りなかったり……。
  

 それぞれのチャプターの最後には羊を数えて眠る本
Question」がもうけられておりまして、

 

 羊の数は何匹? ですとか、
 誰それはどういう方法で数えていた?
 狼に食べられたのは?
 てなことを聞いてくるのですから、
なおさら眠れない……。
 巻末の袋とじには、その答が書かれています
(ただし、第三部の答はございません)。
 
 
 これ、今だったら手軽にできるデジタルゲームとしてできるんじゃないかなぁ。
そうすれば、開くたびに数が変わったり、羊が動いたりして数えにくくなったり……。
 ただそれだと、今は逆に安くなってしまうのでございましょうなぁ。
 雰囲気からいっても、紙の本の方が収まりがいいような気はいたします。
 
 ところでこの本、英題は
「COUNT SHEEP A BOOK FOR HAVING A GOOD SLEEP」とあり、
作者は「BRIAN  LOGWOOD」となっているのですが、
翻訳本ならあるはずの原書のデータがないので、
日本で作られたものだと分かるのですが……。
 
 検索してみましたら、
韓国語版とか、
今回は見つけられませんでしたがドイツ語版みたいのもございました。
ともに発行年は日本語版より後。
 
 ということは、翻訳されて海外にも行ったということなのでございましょうなぁ。
まぁ、文章量は少ないので、翻訳は簡単そうでございますし、
ユニークな本なので、そういうこともあるのでございましょう。
 
 でもおそらく、日本発の本だと思う人はいないのは?
 
 ホント、こういうアチャラっぽい本を作るのがうまい!! 
  感心する次第でございます。

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「Role&Roll」誌、vol.172読者欄に載せていただいた
水の都の夢見る勇者2』に関する絵でございます。
 
S.W.2.5「水の都の勇者2」
 
 古い
とかコメントで言われましたけれど、
元ネタ有名ですからネタ元見ていない人でも知っておりますよね?
(正直わたくしもドラマは知っておりません……) 
 
 とにかく、「同情」に「報酬」を要求するなんて、
こんなピタリと元ネタに合うことなんて滅多にありゃしない
 
 それでいて、このリプレイ読んだとき、この一致には気づかなかったでしょ? 
 「同情」と「報酬」というキーワードが、
適度に離れて配置されていて、その関係性に気づきにくい……。
 
 推理小説で使われるテでございますな。
 この場合は偶然だと思いますが。
 
 もしも、誰もがすぐ分かるようだったら、当然描きはいたしません。

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 子供向けのTRPGというジャンルが気になるんですよねー。 
 
 子供同士で自主的に、というのではなくって
 (そうなればいちばんいいのでございましょうが)、
 
本屋さんや図書館での読み聞かせの代わりに、とか、
学校でのコミュニケーションの授業として導入できないかなぁ、と。
 
 司書や先生がGMをやり、
 児童がプレイヤーキャラクターを演じるという形でございますな。
  
 子供がみずから考え、対話し、問題解決能力を高める
など言えば、需要はあるのではないでしょうか?
 
 
 そうなりますと、今までのTRPGファン相手とは、
売り方も形も、まるで別ものになりましょう。
 
 ルールブックは初心者でもわかりやすく、
しかも指導要領的な要素も取り入れるべきでございましょう。
 
 童話や児童文学を例にした、シナリオの作り方と申しますか、
セッション進行の注意点とかもあったほうがよろしいでしょう。
 
 専門家の協力が必要かも知れません。。
 
 デモンストレーションや講習会も今までとは違ったものになるでしょうな。。
 
 付属物はボードゲームかそれ以上に充実させ、
子供が乱暴に扱っても壊れず安全なものにしなければならないでしょう。
  
 

 『ピーカーブー』や『ウタカゼ』が、この候補に挙がると存じますが、
『ゆうやけこやけ』あたりは、その一番近いところにいると思うのでございますよねぇ。
 
 ただ、そのためには、挿し絵をもっとかわいらしいものにして、
ホラー色も薄くした方がいいような気が……。
 
 読み聞かせをする方が、子供に読んであげたくなるような内容
ということでございますな。
  
 そういう気はいたします。

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 『忍術バトルRPGシノビガミ』
 今さらながらのデザイナーズノート

「Role&Rollvol.173」p.104-109 
 
☆ 今月の「Role&Roll」は、もうこれだけで価値があるよね。
 これ読むと『シノビガミ』が、お蔵入り寸前から完成に到ったことが分かる。

☆ そこにいたるまでに必要だったものは、
 試行錯誤とテストプレイ、
 パラダイムの転換、
「1つのゲームですべてを片づける必要はない。
 ほかの問題はほかのゲームが片付けてくれる」
 という「理論武装」(真理であり開き直り)。
 そして、取り除くべきものは、不安と面倒くさいという気持ち……。
 
☆ 「プレイヤーどうしが戦うゲームは、
  テーブルトークRPGにそぐわないのではないか?」は、
  ストーリーゲームの根幹に関わる問題に思う。
 
 通常のRPGは、ストーリーが主体で、ゲームが従となる。
 物語の進行に合わせて、戦闘や判定の段階を上げていき、
 その相乗効果でクライマックスに持っていく。
 
 対して、ゲーム主体のRPGでは、
 戦闘や判定の興奮が主であり、それを段階的に上げていくことにより、
 物語を形作っていく。
 
 
 同じようなことを言っているようだが、全然違う。

 ストーリーはエピソードの積み重ねにより、
 クライマックスでその興奮を爆発させるものであり、

 ゲームの興奮は一つ一つの判定の中にあり、
 それが積み重なることでドラマが形作られていく……。

つまり「ストーリー」と「ゲーム」ではその関係が逆になっているのだ。
 
 よくコンピュータRPGのコピーで
「ゲームとストーリーの融合」などというが、この2つは基本融合するものではない。
 それが融合に思えるのは、
ストーリーと戦闘に勝利するというベクトルが一致していて、
かつそれがストレスなく自然に移行できる場合だけ。
そしてその場合でも、プレイヤーの感情がのらなければ、その隙間は埋まらないと思う。

 コンピュータRPGでしばしば、戦闘が多くてストーリーを忘れてしまった、
ということがあるのは、そのバランスが上手くいっていないのだろう。 
 
 
 
 話が、独立して書こうと思っていたことに脱線してしまった……。
 
 
 セッションの展開が予測不能なのも、
 
『シノビガミ』がゲームよりなことに起因する。
 ストーリー主体のゲームなら、物語の予定調和に収まることを期待されるだろう。
 
 
☆「秘密とシーン表の登場」については、
 紙幅の都合からか1/3ページに抑えられているが、
 『シノビガミ』のシステムでも重要な部分なので、
 もっと聞きたかったところだった。
 
 
 
☆ 最初のほうで触れられている『ピーカーブー』についても。
 改訂版でも大きな変化がなかったということは、
「まぁまぁ」の反響に対して、何か言いたいことがあるような気がする。
 言い訳になってしまうから言わないのだろうけれど。

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設定上のことなのでひっくり返ったりはしませんが、
「盗賊都市」みたいなのは、実は逆なのではないかと――。
 
 町自体は普通なのですが、冒険者というものが本来盗賊的な存在なので、
その目を通してみると、危険な場所ばかりが見えたりするのだと思うのでございます。

行動する場所にしても、うさんくさい場所がメインになるでしょうし、
そのような場所ではなくてもヤバイ仕事が中心になるでしょうしね。
そんなところで立ち回ったり行動をしていれば、
態度にもあらわれるでしょうし、まわりの目も自然疑わしいものになる。
 
 それをわかりやすく設定に組み込んだのが、
ポート・ブラックサンドみたいな町という気がいたします。
 
 
 コンピュータRPGなどに登場する「冒険者ギルド」みたいなのは、逆ですな。
 もともとはたぶん、『スターウォーズ』に登場するカンティーナの酒場や、
それが元にした西部劇の酒場や港町の宿屋のようなうさんくさい場所で、
人と待ち合わせて話を聞くというものだったのでございましょう
(そこに『指輪物語』の宿屋のイメージも入ってくるのでございましょうが)。
 
 それが、冒険者が誰でもできるカジュアルな職業になったことや、
依頼に関するさまざまな手間を省いた結果、冒険者ギルドもコンビニ感覚なものに――。
 
 冒険者も冒険者ギルドも、両者でまったく別の存在でございますよね。
 世界が違えば、概念が違うのは当然でございますが、
どちらかが正しいと思っていると、話が噛み合わなくなってしまう……。
 
  ……。
 
 いや、アニメの『ゴブリンスレイヤー』で、わたくしも困惑したのでございますよ。
 最終話でゴブリンスレイヤーさんが、「冒険者になりたい」とか申しますでしょう。
こちらは冒険者なんてうさんくさい仕事だと思っているから、「えっ?」と。
 でも、あの世界って、冒険者が職業として存在し、
組織化されている世界なのでございましたっけ、つまらない。
 じゃなかった。
 むかしのRPGの感覚を残している作品だったので、
そのあたり違和感と申しますか、混乱してしまったのでございます。

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「ウォーロック・マガジン」vol.3雑感。

 
 ウォーロックマガジンvol.3
 
 ビニールを開けると、ごろっと落ちるのがAFFのディレクタースクリーン
どうやって使うかは「ウォーロックの壺」にちょこっと書かれている程度で
ございますが、ディレクターをやるぐらいの人は承知しているのでございましょう。
 
まぁ、普通の人は、
FFシリーズの冒険記録紙の裏にあった、
ルールの紹介みたいに使えばよろしいのではないかと。
裏に、タイトルなどを省いた『タイタン』や『モンスター事典』の表紙絵が
描かれているな、ぐらいの認識で……。
 トリミングされているせいかタイタンのドラゴンが頭でっかちに感じられますな。 
 
 
 さて、本編。
 
☆ 「はじめに」によりますと、vol.4から、『パグマイア』というRPG
新しくサポートされるとのこと。
やはり、ゲームブックの「ウォーロック」からは
どんどん遠ざかってまいりますなぁ。
 
まぁ、もともとTRPGの雑誌なのですからしかたがないのでございますが。
 
 
☆ 次のページが、
「ウォーロック」「ウォーロック・マガジン」ともにゆかりの深い、
鈴木健介先生の追悼ギャラリー。
 なのでございますが、単に絵が並べてあるだけなのがなんともそっけない……。
作者のプロフィールですとか、何について描かれたものかなど、
入れて欲しかったところでございます。
 編集中にネットで話題になっていたため、
みんな知ってるという気になったのでございましょうかねぇ。
ですが雑誌はそれ自体で存在するものでごさいますから……
必要ですよね?
 
 
☆ 都市特集で紹介するのが、「ポート・ブラックサンド」と「ナドソコル」……。
  これって偏っていません? 
 まぁ、この雑誌らしいとは申せますけれど、
もっと他の傾向の都市も入れたほうがよかったのでは、と思う次第でございます。
 えっ、たとえば……ですか? 
 ランクマーとか?(←ほとんど変わらん)。
 
 ちなみに、あまり持ってないのですがたまたま持っていた
 
 「TACTICS」誌1988/5月号には
 
「ファンタジーRPGのためのリアルな都市の創り方」
 ウィリアム・ハンブリン博士/すざきあきら訳
  ディファレント・ワールド誌39号より (p.36-41)
 
  というのが載っておりました。
 

TACTICS88-5   
 
持っている人は、ついでに見ておくとよろしいかもしれません。
 

☆「カミング・ダウン・ザ・マウンテン」
       ケン・St・アンドレ
 
 日本(っぽい世界)を舞台としたT&Tソロアドベンチャーでございますな。
 
 ルールは使わず、パラグラフ小説としてちゃちゃっ~と
楽しませていただきました(負けも勝ちも読むスタイルでございます)。
 
 主人公は侍。
 稲荷山の神社に遁世している高貴な僧侶を
 大名のもとに連れてくるのが目的――。
 
 という説明を聞いても分かるとおり、間違った日本ものでございますな。
 外国人が思い描く日本哲学が、もどかしくもこそばゆい~~。
 普通の日本ものとしても楽しめず、
完全な異世界ものとも、割り切ったパロディとしても楽しめない。
 なんというか……、やっぱりこそばゆい作品でございます。
 
 ただ、日本人がこれをやろうとしても、まず書けないとは思います。
 理由は、これだけまっすぐに間違えることはできない……、
やっぱりこそばゆいから、かな?
 
 でも、日本人が外国を書いても、同じようなことやらかしているのかなぁ。
日本はいろいろなレベルの外国の書物がたくさん入ってきますので、
それほどにはならないと存じますが。
 
(昔、『キャンディキャンディ』など
 外国を舞台にしたアニメが海外で放映されたとき、
 日本で作られたと子供に言っても信じてもらえなかった、
 などというエピソードもございますし)
 
 
☆「フェアリーの呪文書」ケン・セント・アンドレ

T&Tにおけるフェアリーとピクシーの誕生とその呪文についての記事。
 これはいいですな。
 フェアリーで冒険したいという物好きには、大好評でしょう。

 幸運度を使わなければならないというのが、
 らしくはあるもののつらい点ではございますが。
 ピクシーの呪文が自分もしくは他者の耐久度をつかうというのも、
 らしくてよろしゅうございますな。
 冒険者パーティはピクシーを入れるのをいやがるでしょうが、
 あえて入れるというのも面白そう。
 ついでに申しますれば、ピクシーだけでパーティーを組むと、
 耐久度の供給源の取り合いになりそうでございますな。
 
 各呪文、どれもらしくてよろしいのでございますが、
 ただ(トゥー・キュート)の魔法は、日本人に対しては逆の効果を発揮しそう。
 日本を舞台にしたフェアリーのシナリオを作るときや、
トロールワールドに転生した日本人がいる場合には、
効果を変える必要があるのではないでしょうか?
(「萌え萌え~!」とか? 「かわいいは正義!」とか?)
 
 アンドレさんにお伺いをたてていただきたいものでございます。
 
 
☆「トロールワールドの神と信仰」古里川べお

 門外漢が口を出しますと、「T&T」ともうしまするはもともと、
「D&D」のパロディ的なものから始まって、
あれもできるこれも入れようって、
何でも取り入れていった作品でという感じがいたします。
武器にしても魔法にしてもモンスターにしても、種類は豊富だけどまとまりがない……。
ですから神々にしても、多神教的なまとまりのなさとは相性がよくても、
統一された宗教体系というのは、合わないのではございませんでしょうか。
 
 さらに当てにならないことを書いてしまうと、神に頼らないというあたりに、
アメリカ人のドライさや独立自由を求める気風、それにカウンターカルチャーを感じる、
などと言っておきたいところでございます。
 
 「トロールワールド」以降のことは存じません。
世界を秩序立てようとすれば、そこに神が必要になることもございましょう。
 
 
「FFにおける遊戯史学のススメ」岡和田晃
書くことがこのブログとカブりそうでこまるぅ~! 
 むこうの方がぜんぜん上でございますし……。
まぁ、カブってもしれっと書いていくことにいたします。
こっちとは視点が違うことでもございますし……。
あちらは、TRPGよりの視点ですものな。
 
 
☆「ゲームブックないしょ話」フーゴ・ハル

『魔城の迷宮』制作秘話。
なにか、前回のゲームブッククイズが無駄になった気も。
まぁ、それはそれ。そういうことはよくあることでございます。
 
 ルドスの街の小模型を作って確認した――。
 うーむ、そうでしょうなぁ。
 あれだけの迷路、必要ですよねぇ、そういうもの。
 ところで、それって残っていないのでございましょうか? 
 オークションに出したら、さぞかし高額で……。
 いやいや。
 せめて写真だけでも見てみたいものでございます。
  
 復刊できないと書かれておりましたが、
 それが採算だけの問題であるのでしたら、
 値段をつり上げればできるということ……なのでございましょうか。
  
 ネット上でバカみたいな値段がつられているのを見ると、
 多少高くても買うという人はいるのではないか、とか思うのでございますが。
 最近は本も高くなっていることでございますし……。
 
 この値段だったら、この部数でペイできるというのを示して、
 アンケートをとったらよろしいかも。
 まぁ、こういうアンケートって、
あまり当てにならなかったりするものではございますが……。
 
 できれば、海外でもなんとか出版してほしいものでございますな。
 この作品だけではなくて、
日本で独自に発展したゲームブック、
あまりTRPG的でないものを海外の方にも知ってもらいたいと思うのでございます。
 
 ほら、当初日本では話題にならなかったけれど、
 海外で評価されて、その後日本でヒットしたというパターンがございますでしょう?
 ……。
 いや、そういうのって、狙うと失敗するパターンか……。
 
 それは抜きにいたしましても、
日本独特のゲームブックを、海外に紹介してもらいたいものではございます。  
 
 次回作として「ピレネーの迷宮」が用意されていたということで、
 そちらも気になりますな。
 「基本構成は仕上がっている」と書かれておりましたが、
どの編までできているのでございましょう?

 かなり仕上がっていると思っていても、
実際に見てみると、やることがまだまだあったり、
問題点がそのままになっていたりということはよくありますよねー、
アマチュアの場合――。
 ハル先生のように経験の多い方がおっしゃっているのでそんなことはないでしょうが。
  
 迷路だけ描けば終わるような状態なら、3Dソフトとかでちゃちゃーっと
 ……。
 作っただけでは面白くはございませんから、
 それを下描きにハル先生が独特のタッチで描いてくだされば
 何とかなるのではございませんでしょうか。
 そうして描いていく中で、謎やたたずまいも熟成されていくことでございましょう。
 そういう過程がないと、
 『魔城の迷宮』の次に値するものには、ならないのではと思うのでございます。
 
 
 
 
 ところで、ピレネーで何をやるんだろ?
 
 

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ジュンク堂静岡セノバ店にて。
 
 

ウォーロックマガジンvol.3



前回静岡市街地に行ったとき、ここの検索機で
試みに「ウォーロック・マガジン」を検索したのですよね。
在庫数0。
は、知っていたのでございますが、
 
 
よく見ると
その詳細画面の下のほうに、
「取り置く」「取り寄せる」だったかな。
 
そんな選択肢が表示されていたのでございます。
  
取り寄せる」のほうは、
まぁ、普通に注文する場合でございますな。
に対して、「取り置く」のほうは、
お店に在庫として持ってもらうようにお願いする場合。
 
 後者は、取ってもらえない場合もあると注意がございました。
 
 まぁ、当然でございましょう。
お店としては本当に買ってくれる と決まったわけではないのでございますから。
 
 でも、注文する際のわずらわしさがなくって、客としてはとっても便利。
 店頭に並ぶわけでございますから、他の方が買ってしまうリスクはございますものの、
まぁ、話題作とかを頼むのでなければ……。
 
「本は本屋さんで買う」
「以前は注文していた行きつけの本屋さんが、
 書店不況でつぶれてしまったので、その後本を注文したことはない」
 
 などという方は、覚えておくとよろしゅうございましょう。
 
 とまぁ、そのときはそんなことを考える間もなく、
 思わずボタンを押していたのでございますが。

(そのため、押したあとちょっと後悔はいたしました。
 もっと近くの本屋さんでやればよかった……。
 もっとも、近くの本屋さんだと、
 取ってくれない確率が大きくなりそうですが)
 

 で、そろそろ頃合いかなと、行ってみたのが2/9。
TRPGを置いてあるコーナーに行ってみたら、
ございましたよ、目立つあたりに
表紙を前にして
 
 さっそく買ってきた次第でございます。
 
 
 
 ああ、それにしても、今月読む本が増えているなぁ。

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しまった~!、カウンターが10000を超えてしまった~!!

記念に何かやらなければ、と思ったのでございますが、
記念になるようなことでございますから、
思いつくのは時間がかかったり、手間がかかったりすることばっかり。
とてもできるものではございません。
 
 まぁ、10000なんて数字の一つ。単なる通過点! と申しておきましょう。
 
 今後の抱負と申しましては、
もう少し記事を減らそうかな、などとも考えております。
一月は、ちょっと多かったかな?
  
 もっとも、記事数を減らせば、内容が充実するとはかぎらないのはございますけれどね。
 


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2019/01/01 
 
モンスター事典イノシシ   あけまして
 
 おめでとうございます。
 
 本年も
 
 よろしくお願いします。

        
  
         宇宙世紀元年 元日





(←『モンスター事典』(社会思想社)より、イノシシ)




2019/01/04 ゲームブックじゃないクイズ(3) 文学
 『馬鹿大将』
というタイトルで訳されたこともある、世界文学の古典といえば何?
 
2019/01/05 答:セルバンテスの『ドン・キホーテ』だそうでございます。
 
 
2019/01/06
 コアファイターって、日本語に訳すと「核戦闘機」で合ってるよね?
 
 
2019/01/07 『大砲とスタンプ』8 速水螺旋人(講談社/2018/12)読了。
なんか、話は終盤みたい。残念。
確か2巻あたりに、終戦まで運用されたとかいう兵器が
出てきたと思うのでございますが
(どういうわけか、2巻だけ見つかりませんでした)、
100年ぐらい戦争が続いていたら、どんな感じになるんだろう、
とひそかに期待していたのでございますが……。
 
(その後、2巻は発見したものの、該当する記述は見つかりませんでした。
 うーん、どこで見たんだろう? たしかに記憶はあるんだけれどなぁ。

2019/01/08 『絶望名言』
頭木弘樹+NHK<ラジオ深夜便>制作班 著
飛鳥新書/2018/12)読了。

どこか引用しようとしたのでございますが、そうすると難しい本。
ヘタに取り上げると、誤解されるような気がして……。でも、まぁ1つだけ。
 
明けない夜はない」は、『マクベス』に出てくる言葉で、
原文は「The night is long that never finds the day」という表現だとか。
直訳的に訳すと「日の光を見いだすまで、夜は長く続く」(わたくし訳)
という感じにもなるそうでございます。
そうなると、印象が全然違ってまいりますな。
 
 
2019/01/09 パーン:くたばれ、ゴブリンども。
          オレは前世では腐るほどお前たちを倒してきたんだ!
(「ウォーロック1988年2月号(vol.14)社会思想社p.14
 『ロードス島戦記』を「T&T」のシステムでプレイしたリプレイ、
 「帰らずの森のフェアリー」より。)
 
 
2019/01/10 ゲームブックじゃないクイズ(4) RPG
 グループSNE発足のきっかけとなったは何?
 
2019/01/11 答:『モンスター・コレクション』(富士見文庫)

 グループの結成は、およそ3年前にさかのぼる。
当時まじめなゲーム青年だった水野良、山本弘、北川直、吉岡太郎の4人が
ゲーム界の重鎮安田均氏の下に集まって、
モンスター・コレクションの原型の共同執筆にとりかかったのが結成のきっかけ。
「ウォーロック」1988年2月号(vol.14)社会思想社p.7
 
2019/01/12 今日の「ブラタモリ」はローマ
あれって、海外もアリなんだ、へぇ~。
ということは、アフリカのヴィクトリア湖に行く可能性も……。
ブラマタリのブラタモリ」……。
 
タモリが「この石って何ですか……。隕石? えぇっ、これ隕石ですか……」とか、
「この黒い粘り気のあるもの……。アスファルト……天然アスファルト?
 いや、でもそんなわけないですねぇ。植物の茎から出てきたんだから……」
とか言ったりするのかなぁ。見てみたいなぁ。
 
 原住民と「ソバヤ SOBAYA」を熱唱する姿も見てみたい。
 
2019/01/14 「十四」て、左右対称の字体で縦書きにして、文字幅をなくすと、
       西洋のお墓っぽく見えますよね、ね。
 
2019/01/15 受験生にひとこと。
いくらゲームブックが好きでも、この時期ハル先生の似顔絵なんか
テスト前に描いてはいけません。
 
HUGOを描く……ふごをかく……ふごおかく……不合格!!
 ばんざ~い、ばんざ~い!! いや、バンザイじゃない。
 
2019/01/16 『超人ロック』と申しますと、思い出さなくていいのが、
月刊「OUT」誌の読者欄に載っていた、『樫の木モック』の替え歌でございます。
 
「ぼくロック 超人ロック
 ぼくロック 超人ロック~
 光の剣を横ちょにロック 
 呼んだらテレポート くるりと ロック~ 
 ロックが踊れば みんなも踊る 
 ほらほらあいつも やってくる 
 ピコピコピンピン ピコピコピン 
 みんなのロック~ 楽しいロック~ 
 ほらほらほらほら 超人ロック~」
 
 だったかな?
 まぁ、覚える必要はございませんが。
 
  


2019/01/17 「Role&Roll vol.171」p.143
『ロードス島TRPG』ゲームノベル「若き盗賊の野心」
[4-1]→[4-4]
南京錠」の解錠が「かなり難しい」になっているけれど、
難しくても南京錠なら普通、
ツル(フック)の部分をヤスリか何かで切って開けちゃうよねぇ。
 
2019/01/18 部屋のかたづけをしているはずなのに、なぜだ、おかしい。
      どんどん散らかっていく気がする……。

☆ 『超人ロック』の替え歌が載っていた「OUT」誌、発掘しました~!
  (「OUT」誌昭和59年2月 お正月特大号)p.156 

「ロックロック 超人ロック
 ロックロック 超人ロック
 光の剣を 横ちょにロック
 呼んだらくるりとテレポート ロック~
 ロックが笑えば みんなも笑う
 ほらほらみんなもついてくる
 ぴこぴこぴっぴ ぴこぴこぴ
 愛の戦士 超人ロック
 ほらほらほほら 超人ロック~」

ささき☆すすむさんという方の作品でございます。
 
2019/01/20 みなさ~ん、ボーッと生きてますかー!?

 ボーッと生きてないと、いつまでたっても成長しない、
 ワガママでキレやすい頭でっかちのガキになってしまいますよー。ご注意を。
 
 というわけで、
『チコっと冒険 First: Eternal Five CHICO チコちゃんに叱られる! 
 ビジュアルファンブック』 徳間書店 (2018/12)

 買っちゃいました。
まだ中見ていない(このネタのため?)。
でも、「First」? 「Second」作る気まんまんなのか。
 
2019/01/22 「OUT」1985/12「よみがえれ!スーパーロボット!!」
必殺技・必殺武器大事典p.38 ビームライフル
 

「ガンダムが使用したのをキッカケに
 以後どのロボットも銃を持つのがあたりまえになってしまった」
 
 そう言われてみると確かにそれ以前のロボットで銃を使っているのって……、
ゲストにはあったかもしれないけど、主役ではないかも。
 
2019/01/24 アニメの『リヴィジョンズ』見ましたよ~。
 先週は放送時間がわからなくって、
 つけたら偶然、エンディングに入るところでございました。
 
 やはり、小説とアニメは別もの感が……。
 感想といたしましては、
やっぱりストリング・パペットや敵モンスターは
 もっとシンプルな方がいいなぁ。
3DCGで描かれる人物の細かい演技が気になるなぁ。
てなところでございましょうか。
 
2019/01/26 Role&Roll vol.172 p.142-149 
ゲームノベル「ブラマタリの供物 後日譚 暗黒の鎮魂歌」。

<暗い日曜日>のレコードに関わる三つの自殺事件を捜査する
推理もののゲームブック。

どうやら物理トリックじゃないみたい。
物理トリックじゃないと、こうじゃないかと思っても、
なかなか決められないことって多いんですよねぇ。
『シャーロック・ホームズ10の怪事件』のときも、
すべてのパラグラフをあたって、ホームズの解説を読んでも、
ホントかと思うことがしばしば……。
2作目の『呪われた館』は、密室殺人など物理トリックもあるのですが。
 
2019/01/29「ウォーロック」vol.29 p.15、
二見書房に対するインタビューを読んだら、
二見のゲームブックは、フーゴ・ハル先生と、
浜崎さんという方が作っていることが判明。
 
2019/01/14の「ゲームブッククイズ(125.5)」にそのことを追記しておきました。
 
それにしても、この方はどういうお方なのでございましょう? 
二見書房のゲームブックと申しますとハル先生の名前ばかりが出てくるので、
ちょっと気になります。
 
でもおそらく「二見書房ゲームブック奮戦記」とでもいった本が出ないかぎり、
分からないのでしょうなぁ。

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「ブラマタリの供物 後日譚 暗黒の鎮魂歌」
「Role&Roll Vol.172 p.142-149」暗黒の鎮魂歌

『クトゥルフ神話ブックゲーム ブラマタリの供物』
後日譚でございます。
vol.170所収の前日譚「仮面の訪問者」
も少しだけ関連するようでございますな。
 
 主人公はイースト・エンドの刑事。
 担当地区で起こった
複数の自殺を担当することとあいなります。
 ここ一週間のうちに三件。
そのどれもが<暗い日曜日>という歌
がらみらしいのでございますな。
 
 三人とも、そのシャンソンの
暗い音色にとらわれて発作的に自殺した
というのが公式見解なのですが、
刑事のカンがそれは違うと告げている……。

 ということでキミは、
片目眼帯の占い師、キ・マイラの協力を得て捜査を開始する、
というわけでございます。
 
 ちなみに、<暗い日曜日>は現実に存在する歌らしいですな。
「自殺ソング」として知られることを含め、あらましは作中にあるとおり。
 
「You-Tube」に上がっているものを聴きましたが、
言葉が分からないせいか、わたくしがぼんくらなためか、
自殺したい気分にはなりませんでした。
 
 (「黒い日曜日(ブラックサンデー)」なら、
   義理チョコで売っているお菓子にからめたネタができたのに、
   でも大して面白くないか……。などとは思っておりませんよ?)
 

 多方向移動型。
 3カ所の現場を中心に捜査し、場合によってはそれ以外へ、
という流れになっておりまして、
『シャーロック・ホームズ10の怪事件』から、
無駄足となる場所を省いた構成といえばおわかりいただけますでしょうか。
 
 結果的にはすべてのパラグラフをまわることになるとは思うのですが、
現場にあるものを一つ一つあたり、
そこで見つけたものが他の場所と結びついて……という、
そういう過程こそゲームブックの醍醐味でございますな。
 
 で、調査完了し真相を突き止めたと思えたら、パラグラフ35へ。
 そこでキ・マイラ氏から4つの質問が発せられるわけでございます。
 そのあたりも、『シャーロック・ホームズ10の怪事件』と同じ
 千里眼を名乗るキ・マイラ氏が、ここではホームズ役を担うのでございます。
 
 設問の感じも、『シャーロック・ホームズ~』と同じ。
 はっきりとした答えを見いだしていない場合には、
どうにもあいまいに思える問いにございます。
 
 まぁ、一通りまわって、ある程度考えたので、明快ではないものの自分の答をメモ。
 
 
 問:Aは、まぁたぶんこの話の中では……。
 問:Bは、おそらくこんな感じで。
 問:Cは、カンでいくと……
 
 とあいまいな言葉が続きます。
 で、問:D。
 これががとくに困ってしまいます。
 5つの「要素」。
 「要素」なんて言葉を出された日にゃ、何でもありじゃございませんか。
 ものでも、何かの条件でもいい。
 何を持って正解なのか。どういう答をすれば正しいのか……。
 
 とりあえず、5つ見つくろって、メモします。
 
 で、答あわせ。 
 
 このゲームブック、
 解決編パラグラフ55に、
 パラグラフ29に書かれておりまして、
 ゲームの最中、それら、とくに解決編の絵なんかを
「うっかり」見てしまわないようにするのが難しいですな。

 異論はおありかと存じますが、
まぁここら辺が紙のゲームブックのアジだとわたくしは思っております。
 
 答がどうしてもわからない。
でも解決編を読むまえに、なんとか自分で答を出したい。
そういう人に対する悩ましき誘惑
それがゲームブックらしさでございますな。
 
 今回は、その誘惑を退けることができました。
 
 というわけで、わたくしの刑事の結果は……。
 
 Aはまぁ、当たりと考えていいでしょう。
 Bもだいたい合っている。
 Cは当てずっぽだから、ダメだよなぁ。
 Dは、ぼんやりやっていたので、当たるはずもない。
 
 ということで、大目に見ての2問正解。
 <暗い日曜日>の流行を止められず、未曾有の大戦を早める結果に……。
 まぁ、それが普通なのでは、と個人的には思います。
 
 だって、難しいんだもん。
 
 物理トリックによる殺害ではございませんでしたが
 中心となる謎は、曖昧ではなくはっきりと再現できるもの。
 でも……細かいよ~!
 
 ゲームブックで似たような謎を探すとなると、 
 山口雅也先生の『13人目の名探偵』かな? 
(小説『13人目の探偵士』でもよろしいのですが)
 知っておられる方は、これにうなずいていただけるものと思います。

 ちなみに、 
ブラマタリの供物』やクトゥルフ神話に対する知識は、
このゲームブックをプレイする場合、あった方がたぶん有利だと思います。
 
 もっともわたくしは、クトゥルフ神話のほうはそれほど知識ございませんし、
『ブラマタリの供物』も気づかずに結末に来てはじめて、
ああ、これとかが『ブラマタリ~』につながるのか、と思いましたもの。
 知識があっても、役に立たないことも……。
 
  でも、たいていの人はそうじゃないかな……。
 わたくしはそう思います。
 ……。
 負け惜しみではございますが。
 
 
*)ところで、最大のカン違い。
  この話、ブログに書くまでてっきりアメリカの話だとばっかり思っておりました。
  そういえば、BBC……ロンドン、イースト・エンド……。
  確かに、イギリスの話だなぁ……。

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 (またまた、上へ書く予定だったのが長くなったのでこっちへ)。
 

「ウォーロック」vol.29 1989年5月号
買ってしまいました~。
ウォーロックvol.29(持ってるのに~)
 
きのう、駿河屋静岡本店にて。
アナログゲームをあつかう3階のほうではなく
一般的な1階のほうでございます。
 
 500円(+税)。
 
もとの値段よりも高かったので
ためらいはしましたが、
なにかセールス期間だったらしく、
150円引きの350円(+税)で。
 
 この号の特集は、
「こんなゲームブックが出た!(1988)」。
 ゲームブックの出版点数も減り、リストは見開きで収まってしまっております。
 
 特集では純粋なゲームブックだけではなく、
ブック型のTRPGやTRPG関連書籍、
ゲーム小説なども取り上げております。
 
 各出版社と、茂木祐子先生、藤浪智之先生への
インタビューも、コラム的に載っておりますな。
 
 
 
 
 ついでに、
「秘境探検ファム&イーリー」のムック
(RPGマガジン別冊 ファム&イーリー
  Hobby Japan/1993/8)も買いました。
 
 表紙の下の方に
「オリジナルRPG 秘境探検ファム&イーリー」と
書かれていたので期待したのでございますな。
 
 そちらは400円のやはり
3割引(280円+税)でございました。
 
 でも、RPGは16ページぐらいでおまけ程度。
 当然、ソロプレイなどはございませんでした、
ちょっと失敗。
 
「別冊コミック幻想戦記ルリルラ」
(月刊ホビージャパン2004増刊/2004/10)
にはソロプレイがあったので、
それと勘違いしたのでございます。

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というわけで、
Role&Roll」誌、vol.171読者欄に載せていただいた絵でございます。
 
ブラマタリの供物
 
 
  
 これを描いた月は、ゲームブック月間
フェアリーテイルゲームブック 夢幻島の怪物』につづき、
ブラマタリの供物』をプレイしていたのは、このブログでご承知のとおり。
というわけで、「Role&Rollvol.169って
ほとんど読んでいなかったり……。
 
 そのため、
描く絵は選択の余地なく『ブラマタリの供物』に相成った次第でございます。
 
 クライマックスのシーンなのでございますが、
原作の描写に忠実に行くと、この場面に写っていることって、
時間の隔たりがあるのでございますよね。
ですから、映画のポスターのように、
いくつかを一つの画面に収めたものと考えてください。
 

 木も、ホントはバオバブなのですが、
バオバブって正直面白みのない木なのでございますよね。
太い幹がまっすぐに立っているだけで。
 
 なので、そのあたりも樫とか栗とか桜の古木のように、
ゴツゴツと曲がりくねったものを参考にいたしました。
 
 触手の描写も、細く狂ったムチのよう(p.232)とあり、
もっとぬるっとしたものなのでございましょうが、
つまらないので曲がりくねった枝や根のような描写に。
 
 真ん中あたりの背景は、
もっとベタを増やして、奥行きを出すつもりでございましたが、
ついつい根か枝を増やしてしまいました。
 
 木の上方は、
ホントは、幹が上向きに大きく口を開いてそこから無数の触手があふれ、
ヨグ・ソトースさんの球体をつかむような感じにするつもりだったのでございますが、
めくれた樹皮を描いているあたりで、これアフリカ大陸っぽい……となったので、
こんな感じに。
 
 ですからアフリカ大陸の上のあたりは穴で、
そこから触手が這いうねる予定だったのですよね。
 ここだけの話でございますが。
 

 正面に立っているのは、マウロンさん。
その腕にかかえているのは、ネルソンさんの頭でございます。
 このあたりももっと効果的で、わかりやすくしたかったのでございますが、
こんな形になりました。
 

 
 ちなみに、バオバブは、大きく卵形の果実をつけるのだとか。
それが彼の地では重要な栄養源なのだそうでございます。
 樹皮種子解熱用として、
また、には大量の水を含んでおり、水資源としても欠くことのできないものだとか。
 
 作品では「悪魔の木」と呼ばれておりましたが、
彼らにとっては「命の木」なのでございますな。

 まぁ、一つのものが立場の違いによって逆の意味を持つことは、
よくあることではございます。

 水源として枯渇したバオバブの木のうろは、
シャーマンや呪医、詩人や音楽家など、
重要人物の遺体を安置するお墓として使う風習もあるそうで、
そのあたりは『ブラマタリの供物』にも似た描写がございましたな。
 
 バオバブの木は、死者の住む霊界との通路として信じられているのでございます。
 
(参考:『木々の恵み』フレッド・ハーゲネーダー著 玉置悟訳(毎日新聞社/2009/1)

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きのうの記事を書いたあと、
続けて「OUT」誌の同じ号をめくっていたら、OUT1984/11
こんなのに出くわしてしまいました。
 
 月刊「OUT」誌
 昭和59('84)年11月号
 p.52-53

 
 
さらば夏の妖怪 御意見無用!! GAME THEATER
 
 
 
うる星やつらミニゲームブック?
 
 
 
 ちょっと性格診断のチャートっぽくもございますが、
 
まぁゲームブックと言っていいんじゃないかな。
 
 昭和59('84)年、11月号ではございますが
発売は09/27ぐらいですから、朝日ソノラマの
ハロー チャレンジャー ブックほぼ同じ
 
 国産最初期のゲームブックの1つと言ってもよろしいかと。
 
 「テレビゲーム・ソフト」と書いてございますし、
 ゲームブックについて知っている可能性はわずかながらあるものの、
 ほぼなし。
 
 おそらくその概念がない状態で作っているものと思われます。
 

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2018/11/29 (Thu) 『ドラゴンクエスト』 の、まぁ、追加) 
 
ドラゴンクエスト』が『夢幻の心臓Ⅱ』の影響を受けているということは、
よく言われることでございますな。
 
その説を補強する記事が、月刊「OUT」誌OUT1984/11
昭和59('84)年11月号にございました。

ゆう坊のでたとこまかせ 番・外・編
 パソコンまつりの巻
p.26-31のうちのp.30。 
これでごさいます。
 
 
 
 
 
 

2019/01/21 堀井雄二 『夢幻の心臓』
 
 
 少なくとも、最初の『夢幻の心臓』はプレイしていたようでございますな。
 
 初心者向けの記事ではございますが、
堀井雄二先生がどんなところに注目しているかに注意しながら読むと、
面白いかも知れません。
 
 ちなみに、このコーナーで取り上げられている他のパソコンゲームとしては、

戦闘メカザブングル』ポニカ(シミュレーション、は写っておりますな)、
機動戦士ガンダム』ラポート(アドベンチャー)、
ゴジラ』ポニカ(アドベンチャー)、
綿の国星』ポニカ(ジグソーパズル)、
アリス』PSK(ロリコンアドベンチャー)、
ウルトラ四人麻雀』九十九(麻雀)、
ピンボールコンストラクションセット』バジコ(ピンボール)

といったところ。
 
最後の2つ以外のアニメ・トクサツ系は「OUT」誌の読者向けなのでございましょう。
 
 
「このさいだ」と、自作の『ポートピア連続殺人事件』も紹介しておられます。
 
 
 2019/01/21 OUT 堀井雄二先生
 

 これも、どこを紹介しているかが面白いですな。
 
 ちなみに、
二人だけの十字架」という曲は、
ぐぐってみたのですが、わかりませんでした。
 
 でも、おそらく『特捜最前線』のエンディング
私だけの十字架」(歌: F.チリアーノ 作詞:尾中美千絵 作曲:木下忠司 )
ではないかと思われます。
 
 今度、『ポートピア連続殺人事件』をプレイされる際には(あるのか?)
用意なさってみるのもよいかも知れません。
 
 
(☆ さらにちなみに、横にちょこんと写っているのは、『ガンダム』の
  「認めたくない」シャアの角でございます)

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 しのしの先生のツイッターを発見(https://twitter.com/shino4know)いたしました。
 
(あとで、検索で探そうとしたら、「しのしの」を名乗るツィッターがいくつも……。
 画像検索だとわかりやすいのですが)
 
 で、ドルアーガや、ギャプラスの貴重な絵を楽しんでいたのでございますが、
 
その中に未発売となってしまったファミコンゲーム
少年魔術師インディ』について触れられている記事に出くわしました。
 
2018年9月8日でございます。
 
 それを読みますと、キャラクターデザイン富士宏先生で、
敵キャラデザインしのしの先生だったとのこと。
 ……。
 これってたぶん絶対、ゲームブックファンを当て込んでおりますよね。

 
 
う~む、発売されなかったのが非常に悔やまれます。
 
 
 さらにそこから、『少年魔術師インディ』のツイッターも発見。
 そんなのもあるのですなぁ。
  
 
 ファミコン版のインディは、基本的なデザインは踏襲しているものの、
肌が褐色で上に羽織っているものもエジプト風、というのかな。
 
 ミュアもイラストでは、ちょっと高貴な感じ
動くとどうなるのかはわかりませんが、親しみがうすれたような……。
 
 
 さらにさらに、 「YouTube」やニコ動に上げられていた
当時のテレビ番組内での紹介も見てみました。
ガサガサでしたけれど、こんなのも上がっているのですな。
 
 内容は、
100年前の世界へ行って、そこでの事件を解決することにより、
現在の状態を改善するというものだったみたい。
 
 魔法の合成などは、原作の感じでございましたが、
やはり、ゲームブックとコンピュータRPGは別ものだなぁ、
という感がございました。
 
 期待できそうな作品で、
お蔵入りしたのが返す返すも残念だとは思いますが、
それはそれとして、でございます。
 
 
 でも、これが発売されていれば、
ゲームブックの『インディ4』もおそらく確実に発表されたのでございましょう。
 
 それが、
原作者によるファミコン版のゲームブック化であったとしても、
まったくのオリジナルであったとしても、
良作間違いなしだったのでは、と妄想してしまいますな。
 
 ゲームブックファンといたしましては、そのことが本当に残念でございます。

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何か最近になって、
昔エポック社から発売されていた『超人ロック』のゲーム
黒田幸弘デザイン)が
国際通信社から復活したそうでございますな。
 
 1月13日の記事の「続き」を書いたついでに、
 季刊「R・P・G」第号(2007年)の
芝村裕吏先生と鈴木一也先生の対談
(聞き手:小林正親 p.118-p.125)を読んでおりましたら、
偶然、
二人してこのゲームを絶賛しているのが目にとまりました。
 
そんなに凄いゲームなのか~。
単なるファンアイテムとばかり思っておりました。
 
季刊「R・P・G」も、国際通信社ですし、
もしかするとこの(2007年)あたり、いやそれ以前から、
復刻の話は持ち上がっていたのかもしれませんな。

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受験シーズンですねぇ……。
 
 というわけで、四コマ。
 
 このサイトを見ている方で、受験生がいるかは存じませんが、
もしいるのでしたら、がんばってくださいませ。
 
ダンジョンダイバーズ

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 ゲームブッククイズ(125.5)
 
『魔城の迷宮』の作者、
ハーマン・オクトーネ
あえて漢字にするとしたら、どういう字があてられる

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