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2009/9/2  パソコンの調子がちょっとわるいので、ブログの更新が何日とか何十日とか止まったら、そのせいだと思ってください。                        まあ、めんどくさくなっておやすみということもありえますが。
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2009/8/2  今日の記事にも書いておきましたが、引用とか色はわたくしによります。
       特に断りが入っていなければ、このブログでは基本的にそうだとお考えください。
       でございます。

2009/8/4
 戦わないきみの詩(うた)を  
       戦うやつらが嗤(わら)うだろう

2009/8/9
 『世界のSF文学総解説』(伊藤典夫責任編集・自由国民社 1981/12)では(p.293)、
       『オデュセイア』、聖書、ルキアノス、ラブレー、トマス・モア、フランシス・ベーコン、
       ゴシック小説、『古事記』、『竹取物語』などをSF以前の「人類の夢と空想の書」の例
       として挙げておりますな。
       SF以前というのは、科学や応用科学が存在する以前という意味にございます。

2009/8/10 「こちら株式会社ブロッコリーカードゲーム部カードゲーム課」 
        (http://www.broccoli.co.jp/cardgame/)というブログの
        8月10日の日記によりますと、
        JGC2009(2009年9月4日(金)~9月6日(日))において、
        ゲームブックDS ソード・ワールド2.0体験会が行なわれるそうでございますな。
        「発売前ですが世界最速?」ということでございますから、発売はそれ以降、
        ということにあいなりましょうな。う~む。

(9月1日現在の予定では、2009年10月29日(木)発売予定だそうでございます)

2009/8/12  来た!! 今日の日記に「出ることは確実のよう」と書きましたが、さっそく出ておりました、
        鹿島勝先生のゲームブック『嗤う黒猫』パラグラフ数263で、
        パズルなど遊びの要素もちゃんとあるしっかりしたゲームブックのようでございます。
        (正式な情報は、今日の日記記事をご参照くださいませ)
        ただ、「名探偵コナン」の名が冠せられておりますものの、
        別にコナンじゃなくてもいい内容という感じなので、コナンファンはがっかりかも? 

2009/8/13 え~っ!! 今度はこれらしい。
        『ハヤテのごとく! SS 超アンソロジー大作戦!!』
       
水城 正太郎 他 (著), 築地 俊彦 (著), 畑 健二郎 (イラスト)  (ガガガ文庫/小学館)。
        発売日は 2009/8/18。 すぐじゃないか!! コナンに続いて、立て続けにどうして? 
        小学館つながり?

2009/8/18 『ハヤテのごとく! SS 超アンソロジー大作戦!!』買ってまいりました。
        何か、パラパラッと見てしまいますな。
        パラグラフ数74と少な目ですが、楽しそう。
        絵を描かせたり、14が復活のパラグラフだったりするのは、
        ブレナン作品へのオマージュ?
        あと、このタイトルでぐぐっていたら、氷川へきる先生のブログにあたりました。
        それによると、11月27日発売の『ぱにぽに単行本』13巻の特装版は、
        ゲームブック付き! なのだそうでございます。
        楽しみでございますな。……でもなんで14巻じゃないんだろ?
        (仮タイトルは、他のサイトに書いてございました。
         「ベッキーのだいぼうけん」(仮)だそうでございます)

2009/8/20 先日、とある工場の前を通りかかりましたら、休憩時間だったのでございましょうな。
        体の大きな方が7人ぐらい、地べたに座りこんで、DSをやっておりました。
        ガッツポーズをとっている人がいたので、
        レースか何か対戦ものだったのでございましょう。
        う~む、何か、ほほえましいと申しますか、笑える~。

2009/8/21 あす8月22日は、今月最終土曜日。
        ゲームブックなチャットのほうに参加するつもりですので、
        ブログの方はお休みの予定でございます。
             …… ……。
        あっ、しまった。最終週は来週だった!!
        訂正:来週の土曜日参加の予定です。ごめんなさい。

2009/8/24 ゲームブック倉庫番、プレビューを見ただけで、書き込んだつもりになってしまった。
        考えてみると、パスワード入れた覚えがないや。
        というわけで、あらためて書き込んでおきました。
        二度手間……。

2009/8/25 国会図書館の本を、
        インターネット経由で有料で読めるようにする案というのがあるそうでございますな。
        そうなれば、あんなゲームブックや  こんなゲームブックも……。
        心配なのは、未知のゲームブックは探せないかも、ということ。
        いい検索システムをつけてくれればよろしいのでございますが……。
        そうなりますれば、新発見の可能性もございますな。

2009/8/27 『仮想儀礼』。きのう図書館に返して、今日また借りることが出来ました。
        どうやら、予約とかは入っていなかったみたいです。
        「『嗤う黒猫』殺人事件」のほうは、もう少し時間が必要です。
        というか、こっちを読んでいたせいで、全然といっていいほどやっていない……。

2009/8/29 ゲームブックなチャットに参加……しようと思ったら、
        「ご使用の環境からのメッセージ送信は制限されています」って出た……。
          う~む。
        どうなっているんだろう?
2009/8/29 ゲームブックなチャット参加中

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齋藤 高吉/冒険企画局 (著)
2009/8
メディアファクトリー

 



 山口プリンさまのサイト、「ぷりん部屋」
「冒険記録日誌」、2009年08月25日(火)の記事で、
『名探偵コナン 「嗤う黒猫」殺人事件』のことが採りあげられております。
 そこで書かれていることがまさに、このゲームブックをこのブログで採りあげたとき、
書こうと思ってついつい書きそびれてしまったことだったので、ここで書かせてもらいます。

 まず、
 江戸川コナン少年が、メインとして登場していない点について。

 これがこのゲームブックの最大の問題点ではございましょう。

 ただ、以前、
『VS.名探偵コナン・プレイングミステリー 「ゲームブック殺人事件」』
 齋藤高吉/冒険企画局(メディアファクトリー)
というタイトルで予告が上がっていたときから、謎だったのでございますよね。

 かなりアクの強いTRPGを発表している齋藤高吉先生が、
メジャーなキャラクターをどう扱うのだろう? と。
[END]がバンバン出てくるようなゲームブックになるんじゃないだろうか? ですとかね
(それはそれで、ゲームブックらしい……ですが、
読者(プレイヤー)に受け入れられないでしょうな)


 ですから、このような形になったのは、わたくしとしては、なるほど、といった感じでございました。

 作品のみで考えれば、これは、
『シャーロック・ホームズ 10の怪事件』をねらったものでございましょう。

 つまり、シャーロック・ホームズにしろコナンにしろ天才なので、
推理を間違えたり、ヘマは出来ないので、プレイヤー・キャラクターにはなれませぬ。
 かといって、脇に入れても、先を越されてしまってプレイヤーとしては面白くございません。

 というわけで、解決編におもむろに登場、とあいなったのでございましょう。

 と申しましても、これは建前で、
ホントは、こういうゲームブックを作りたくて、あるいは、もうすでに作ってあって、
単体では売れないので、『名探偵コナン』という衣をかぷせたという感じが、
ひしひしとございますが……。

 あと、齋藤先生は『名探偵コナン カード探偵団~』にもかかわっているそうなので、
そちらとの関連で、こういう形式が不自然ではないのかもしれませんが……。
 そっちのほうは、全然知らないので、滅多なことは申さないでおきましょう。

 個人的には、ゲームブックして楽しめました。
 コナンが活躍するゲームブックもプレイしてみたいですが。
『ルパンⅢ世』のように、シリーズ化してくれるといいのですけどね。
 あれ、シリーズといいながら、一作ごとに作風やシステムが全然違いましたもの。
 ……。
 でも、それなら『コナン』じゃなくて『まじっく快斗』のほうが、いいのかな?

「パズル部分がゲームブックのストーリーとあまり融合していない」
というのは、冒険企画局のこのごろのTRPGが、こういう形なんですよね。
たとえば『サタスペ』には情報収集ルールがあって、
いろいろな場所を探さなくても、判定を何段階か成功させることによって、
そうしたことをして情報を得たという表現をしているのでございますな
(もちろん、このルールは使わなくてもいいのでございますが)

 まあ、情報収集部分は、作る側にも面倒ですし、
情報が集められなくてシナリオが停滞したり、空転してしまうのでは目も当てられませぬからな。
 そのかわりに、情報収集をゲームにしてしまったのでございましょうが、

このゲームブックにおけるパズルも、そうしたものだと思います。
 ここではパズルは、あることをひらめいたどうかに使われていることが多いと存じますが、
ひらめきというものは表現するのに難しいもの。
 それをパズルとして表現したということではございませんでしょうか。

 あと、ゲームブックは遊びの本であると思うわけでございますよ。
 ブレナンの書でも、東京創元社のゲームブックでも、パズル入っておりますよな。
 ゲームブックを作るにあたって、そういう楽しさも取り入れたいと思ったのではございませんでしょうか?

 ケータイサイトに関しては、あくまでオマケ要素でございましょう。
 (前出の『名探偵コナン カード探偵団~』と同じサイトだそうでございますし)
 本として完結していなければ、サギ呼ばわりされてしまいますからな。

 ただ、一時期タイトルにARPと銘打たれていたことを考えますと、
構想的には、と申しますか、完全に自由に出来るのでしたら、もっと壮大な計画があったのかもしれませぬ。
 パズルの正解を入力すると、コナン君がゲームを進めるために必要な情報を教えたり、
「○○へ行って◇◇に書かれた文を読め」などと指示を受けたり……、
というような、ライブRPG的なことをやりたかったのかも……。

 もしそうでしたら、作品の中にコナン君がいなくても納得できると思うのでございますよ。
重要な役割を果たしているのでございますからな。

 まぁ、実現は難しゅうございましょうけどね。

 追記にあったヒントに関しては、
○○○パラグラフを使ったヒントというのは評価するとして、
ヒントとしてはあいまいに感じました。

2人を特定は出来ましたが、もう少しはっきりとしたヒントがほしかったなぁ、
というところでございます。
 わたくしの考えが足りないと申せばそれまででございますが。

 まあ、甘くみてしまえばどこまでも甘くなってしまうものですし、辛くみればその逆となりましょう。
 わたくしはこのゲームブック、楽しくプレイできました。

 これが、ゲームブックでなくて推理小説にパズルがついたものだったら……、スルーしていたでしょうな。
 いずれにせよ、そういうものよりは、ゲームブックのほうが多分楽しめたと思います。
 そんなには感じませんでしたが、ある程度一本道になっているのでしたら、
それはそれで仕方がございますまい。
 以前書いたような気もいたしますが、
 推理もののゲームブックの場合、推理に必要な情報をすべてプレイヤーに伝えなくてはならない都合上、
どうしてもルートが制限されてしまうのでございます。
(逆に、『シャーロック・ホームズ 10の怪事件』のようにちりばめられた情報を集めていく、
という方法もございますが、それはそれで、難度が高くなってしまうかと……)

 ただ、わたくしにもこの作品に関して、苦言を申しあげたいことが、2つほどございます。

 ひとつは、「この本のなかで書かれていた殺人事件と酷似していたのです」
と書かれているものの、そんなに似ているようには感じなかったということ。

 そりゃ、まぁ、そっくりそのままにはならないでございましょうが、もう少し似せてもよかったのでは……と。
 それには偶然が必要かもしれませんから、それを嫌ったのかもしれませんが、
でもその結果も、酷似というほどにはなっていない気がいたします。

 もうひとつは、米花町で起った事件のほうにも猫が登場してほしかったな、ということ。
 何か、そのほうが因縁めいたものを感じるじゃございませんか。
 もちろん、偶然ということになりますが、そこらへんは演出ということで。

 あと、ちょっと謎なところ。

あまん坊さんの『沈黙の狼』の掲示板、
「狼の遠吠え」2009/08/27(Thu)にも書き込ましてもらいましたが、
「捜査資料」のところの人物イラストは、一体誰が描いているのでございましょうか?
 わたくしは、おくづけに
 
 イラスト……落合なごみ(冒険企画局)

 と書いてあったので、ここも彼女の手になるものだと思ったのでございますが……。




 何か、ややこしくなってきたので、
このゲームブックに関する、別の記事を下に挙げておきますね。

 いちいちリンクを貼ろうとも考えたのですが、それも面倒なので、
検索にまかせちゃいます。
「嗤う黒猫」に色がついているあたりと、日付降順が見にくいかもしれませんが、ご勘弁を。
 それと、余分なのも出てきますが、お許しください。


「嗤う黒猫」ここをクリックしてください。

2009/08/31 (Mon) ここ。
2009/08/28 (Fri) 名探偵コナン 『嗤う黒猫』殺人事件 袋とじ部分を開いてみました
2009/08/18 (Tue) No.3-4のパズル、こういうことなのかも?
2009/08/17 (Mon) 名探偵コナン 『嗤う黒猫』殺人事件 第三章
2009/08/16 (Sun) 名探偵コナン 『嗤う黒猫』殺人事件 第二章
2009/08/13 (Thu) 名探偵コナン 『嗤う黒猫』殺人事件
2009/08/12 (Wed) 来た! のか
?

今月は、『名探偵コナン 『嗤う黒猫』殺人事件』
『ハヤテのごとく! SS 超アンソロジー大作戦!!』が出ましたので、
それに関する話題が出るかと思ったのでございますが、
あまりプレイした方はおいでにならず、そのことは、少ししかお話できませんでした。
 いや、『ハヤテのごとく』のゲームブックは、一話だけだと語りにくいですなぁ。
パロディもね。
何十人もいる中なら、てきとーなこと書き込んでいれば
誰か反応してくれるものでございますが、
そうでないとどう切り出していいか難しいものでございます。

 で、『ソードワールドDS』って出ないね、という話になりました
2009年10月29日(木)発売予定だそうでございます)
 そのとき話に出た、
「GAME JAPAN」10月号(2009年8月29日発売)を今日立ち読みしてみたところ、
安田均先生とともに秋口ぎぐる先生がインタビューに答えておりましたな。
 このソフトが成功したら、第二弾はSNEのほかのTRPGをもとにしたものをやりたいとか。
 あと、このDSの舞台を元とした、小説を出す予定もあるそうでございます。

 そのあと、
 ププププーさまがいらっしゃらないことをいいことに、
「ゲームブック日誌」2009.08.15のコメント欄に書いたネタを入れてみました。
『涼宮ハルヒの憂鬱』「エンドレスエイト」って、
昔のLDにあったみたいな、ザッピング形式のゲームブック的なものにならないかなぁ、
というようなことでございます。

 正しい選択を見つけないといつまで経ってもエンドレス……というのが基本ですが、
答えがわかれば、あとは一回ですむものの、そこにたどりつくまでが大変ですし、
それだと正解以外の映像はあまり見られないことに……。

むしろ正解とかナシで、普通にザッピング形式にしたほうがいいかもしれませぬな。
飽きたらテキトーに変えて、同じ場面の違う演出を楽しむことができるように。

 それなら、買う人の怒りを買うこともございませんでしょう。
(ゲームモードは追加要素とすることも出来ますし……)

 商魂たくましく、8話を2話ずつ収録して4枚で売るみたいなので、
その可能性はなさそうでございますが――。
(でも、客にソッポを向かれそうな売り方って、商魂なのかなぁ。
それでも買う人がいるからいいのか?)

 で、ドロシー! さまがいらっしゃったことで、そのあと話は、ゲームブックラボ・Rのことに。
 
 萌え絵化とかSD化とか、勝手なことを提案しておきました

 で、何かネタがないかと、 「ゲームブックラボ・R」のサイトを見ておりましたら、

「ファイティング・ファンタジー」シリーズの作者
 スティーブ・ジャクソン&イアン・リビングストンからのコメント
のページがあったのですよね。
(ホームのページの右上、QRコードの下のバナーをクリックして入ります)

 でも、何かそこの訳がこなれていない感じ。
 翻訳がプロの方に、釈迦に説法という気もいたしいましたが、
一方でこうしたサイトでこの訳はマイナスイメージなのでは? と思いましたので、
具体的な修正例をとりあえず4つほど挙げておきました。

 でも、そのときすでに、チャットはお開きになっていて、ドロシー様は退室された御様子。

はしもとさまは、
「ブログか何処かで直接お伝えした方が良いかもしれません」
とお書きになっていましたが、
めんどくさいなぁ……。

 まっ、 「パラグラフの狭間で」のほうにトラックバックをかけて、
この記事のことをドロシー! さまにお知らせするだけにいたしましょう。
でも、 「ゲームブック・ラボR」オープンのところでいいのかなぁ? 2009年01月25日だけど。
 まっ、伝わればいいか!

齋藤 高吉/冒険企画局 (著)
プレイングミステリー 
(2009/8 メディアファクトリー)


「ゲームブックなチャット」
の前に終わらせとかなきゃ、
ということで、
時間切れ。

一応解答を書いて、答えあわせをしてみることにいたしました。

小学一年生(=江戸川コナン君)に負けた~っ!!

 結果を報告しておきますと、

 パズル部分は一応あっているでよろしゅうございますよね。
 ただ、
no.2-1は、数字部分にもやはり意味があったのか……。

 まっ、強引でも解けたので、よしといたしましょう。

「五つの謎」については、

(1) は、あたり。

(2)
は、そこまでよく読んでおりませんでしたなぁ。

(3)
は、あたり。

(4)
は……、いいところまでいったんだけど、ハズレ。
  と申しますか、特定までは出来ませんでした。
  実は、最後の最後、袋とじ部分をチラッと見て、
  「交換殺人」という単語だけは目に入ったのでございます。
  ズルい?

(5)
(4)と同様。

  連動しておりますから当然でございますな。

 真相に書かれておりませんでしたが、
隠した部分は、沼田政文さんの解説に出てくる作品タイトルがヒントになっていたのだなぁ、
と改めて感心。
 こういうパズルで単独犯じゃないって、ちょっと卑怯……と思っても、
こういうヒントが隠されていることは、言い訳になりますよね。
 それが、わかりにくいものだといたしましても。

 ふと、(4) の答えのヒントとなっているパラグラフについて、
現代のものも混ざっているのでは? と思って調べてみましたが、
さすがにそうした抜かりはございませんでした。
 う~む。
重箱のすみをつつけると思ったののでございますが……。

 あと、(3) に関して、15年も経ったら毒性が薄れてしまうとかないのかな?
とか思ったりもいたしましたがけど、
まぁ、そのあたりはちゃんとお調べになっているのでございましょう。

 真相については、ちょっと強引な気もいたします。
 それは、私の読みが不足しているせいかもしれませぬが……。

 いずれにせよ、『嗤う黒猫』ゲームブックとしては大満足でございました。
 ぜひとも、『革命の歌』『銃口は二つ』(出版されたのかなぁ……)ほか、
鹿島勝先生のゲームブックを順次復刊させていただきたいものでございますな。

     ……。

  版権に問題があるのかなぁ……。

 まっ、そのようなこともございますまい!!

 ひらにひらにお願いする次第でございます。

篠田節子
(2008/12 新潮社)
"The Seisen-shinpo-Kai Case"

p.117まで



 インドネシアの工場の暴動のくだりは、
現地の信仰を無視して、聖泉真法会のやり方を押し付けたことによる不満が原因だった。
 このあたり、第二次大戦下の日本の植民地経営を思わせる。

 もちろんこれは、鈴木の指示によるものではない。
 鈴木は、他の宗教と軋轢(あつれき)から起こるトラブルを見越して、
そうしたことを一切避けてきた。

 だが、工場をまかされた森田の部下が、そうしたことをまったく理解しないで、
良かれと思って独断で行なったことだった。

 それがきっかけとなったように、
これまでうまく避けてきたと思っていた地雷が、連鎖的に爆破し始める。

 宗教関係の物品販売業者、ヴィハーラとのやり取りに関する税務署の査察。
 大宗教団体「恵法三倫会」の教祖、回向法儒との黒い噂。
(単に、一度会って脅しを受けただけなのだが)

 マスコミによってそれらは大きく取り上げられ、
あることないこと書かれることとなる。

 一部の信者がそれに反応し、出版社に押しかけたことが、火に油を注いだ。
 マスコミはさらに鈴木を追い込み、
そうした中、彼はひとつのトリックに引っかかって、芸能レポーターのインタビューに答えてしまう。
 そのコメントは切り貼りされ、無責任な発言に編集されてしまう。

 マスコミの攻勢はさらに激しくなり、
 それに応ずるように、信者は激減する。

  一部の信者が起こしたことでも、自分のあずかり知らぬところで起ったことであっても、
すべては教団の、教祖のせいとされてしまう。
 まぁ、団体というものはどのようなものでもそうだが、
宗教団体のようなうさんくさい存在ともなると、その風当たりが強くなるのも当然のことだ。

 そして、世間から外れているがゆえに、そうした風聞に弱いのもこうした団体だ。
 宗教は、信仰に支えられているがゆえに、
その信頼がいつわりだと思われてしまえば、すぐさま信者に去られてしまう。

 追い討ちをかけるようにを、森田の会社が去っていった。
 社長の交替劇があり、増谷も無償で貸与されていた会館も失うことになる。
 さらに、別の信者から贈与された土地も、彼女の願いを聞いて返してしまう。

 聖泉真法会に残されたものは、中野新橋の集会所と、少数の残った信者……。

 元の木阿弥というやつだ。

 もう少し、順調に、もっと大きい教団に成長していくのかと思ったのだが、瓦解は意外に早かった。
 そんなものかもしれないが、ここまでで下巻の百ページと少し。
 あと、三百数十ページある。

 大きくなった教団がつぶれて終わり、という話かと思っていたが、そうではないようだ。

 少数残った信者は動きをはじめているし、活動は続くのだろう。
 いったい、どのように展開していくのだろうか?
 
 

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