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2024/04/27 ゴールデンウイーク、なるものが存在するそうでございますね。インタビューで10連休などと答えていらっしゃる方がおられました。いいなぁ。うらやましいなぁ。むしろゴールデンウィークは死にそうに忙しくて休むひま無いですって人にインタビューすればいいのに。でもニュースっていうのは珍しいから報道する価値があるんですよね。ゴールデンウイークは忙しいのが当然。休みっていう人は、きっと珍しいのでござましょう。……うらやましいなぁ。 ..
[1] [2]
(上に収まりきらなかったのでこちらへ)
 
きのう『ゴーストバスターズ/アフターライフ』をテレビで見ました。
 
ミニ・マシュマロマンがワンサカあらわれるあたりから。
かわいらしいキャラクターなのに知らなかったなぁ。
 
ミニのグッズは見かけたことない。
どうしてだろう。
 
と思いましたら、
そいつらが仲たがいと申しますか、無邪気ないじめあいをするのですな。
 
相手を火にあぶったり、ミキサーにかけたり
──残酷なシーンになる手前で止まっているのは
  レーティングとかの関係なのでございましょう。
グレムリン』を思い起こさせました。
 
さらにクライマックスでは主人公たちの邪魔をしたりもいたします。
これじゃあ人気にならない。グッズなんか作ったとしても売れるはずございません。

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「映画秘宝」の年間とほほ
シン・仮面ライダー』が1位になっていておりましたな。
 
期待は失望の母であるみんな期待していたのでございましょうなぁ。
 
(いや、大滝詠一さんのこの格言は、
 他人に期待しても失望するだけだから自分で作れという意味らしいので、
 こういう使い方は間違いらしいですけど)。
 
 まぁ、思い入れが強すぎた分、あれもこれもとりたいことがあって
コンセプトがぶれてしまったのでございましょうな。
 
 テレビで見るならよかった、というご意見もございましたが、
結局それって、映画として見誤っているということでございますものなぁ。
 
『コナン』でも『ドラえもん』でも、
劇場版は映画としてスケールアップして作りますのに。
 
 いろいろ都合でNGになった場面もあったみたいでございますが、
結局評価されるのは上映された作品でございますからねぇ。

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(上へ書ききれなかったのでこちらへ)
  
リストマニア
『リストマニア 
 インフォグラフィックスで見る驚きの事実』
The Listmanics:著 
前田亜里:訳 
大場義行:編
(2013/9)
 
という本を図書館から借りてまいりました。
色々なものをいくつか挙げ、
図や説明を入れて紹介したご本でございます。
  
エレベーターサーフィン(なぞのまとめ2023 12/14-15)も
この本で知りました。
  
 その中に、
56のテレビや映画に登場したロボットとサイボーグ
という項目があるのでございますな(p.140-141)
 
 そこには、
 
『タイタンの戦い』のプーボー、『ナイトライダー』のキット、
『ブレードランナー』のレイチェル、『ロボコップ』、
『オズの魔法使い』のブリキ男、『トランスフォーマー』のオプティマス・プライム、
『アイアンジャイアント』、『2001年宇宙の旅』のHAL9000、
『禁断の惑星』のロビー、『新スタートレック』のデータ、
『ターミネーター』のT-800、『メトロポリス』のマリア、
『スターウォーズ』のR2-D2,C-3PO
など、
 
知っている作品あり存じ上げない作品あり、
これってサイボーグやロボットなの? というものあり……。
 
 ファンタジーも含まれておりますからな、
かなり許容範囲の広いバラエティに富んだリストアップ
と申してよろしゅうございましょう。
 
 2011年までの作品から選ばれたこんなのが、日本未公開作品も含め
56作品セレクトされているわけでございます。
 
 というわけで、ここで問題。
 
 選ばれた56体(数詞はこれでいいのかなぁ)の中には
日本の作品3つ挙げられてございます。
 
 なんか少ないけれど3つ。
 アチャラの方のチョイスなので仕方がございません。
 
 そのうち1つは『鉄腕アトム』(2009)のアトム
1つは『ゴジラ対メカゴジラ』(1974)メカゴジラ
 
 ではあと1つは何でしょう?
 
 ヒントを1つ出しますが、その前にまずご自身の解答を頭の中で決定して、
それからご覧になられることをお薦めいたします。
 
 というわけで、ヒント。
 
ヒント:特撮作品です。
 
 これでだいぶ範囲が狭まったんじゃないかな。
 そして多分、この時点で今頭に描いていたものが、
外れていた方が大多数だと存じます。
 
 正直難問、と申しますより無理問でございますな。
 
 おそらく大部分の方がタイトルを聞いても? 、
正解を聞いても??? でございましょう。
 
 わたくしもタイトル聞いたことはございましたが、
内容については知らない、と申しますよりも無関心でございました。

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 というわけで新作ゴジラの情報まいりましたね。
 



 『ゴジラ-1.0』。ゴジラ生誕70年記念で、令和初のゴジラ。
日本で製作された実写版ゴジラの30作品目だそうでございます。
監督・脚本・VFX:山崎貴さん。
正直あまり知らないけど、
SPACE BATTLESHIP ヤマト」とか「STAND BY ME ドラえもん
なんかの人らしいです。
 
 この映画、文化の日に初日を迎えるそうでございますな。
夏休みでもお正月でもない中途半端な日でございますから、
文化の日という日自体に意味があるのではないかと存ずる次第でございます。
 
 ご存じのとおり、文化の日日本国憲法が公布された日。
1946年(昭和21年)のことでございます。
 
 それに絡めてくるのでございましょうかねぇ。
 
 年代について推測できるものは、わたくしには見つけることは出来ませんでした
 
 看板が左書きなのですよねぇ。
 調べてみると、それが一般的になるのは
新聞見出し記事がそうなった1946年~1948年あたりみたい。
 
 その前から左書きのところもあったようでございますが、
一応のヒントにはなると思います。
 
 それと中ほどで電車みたいなものが飛んできますが、
それが電車であれば戦後すぐじゃないんじゃないかと思ったのでございますよ。
 
 戦争によって、電車そのものや、線路上の電線も破壊されてございますから。
 
 ほら、『銀河鉄道999』の蒸気機関車だって、
松本先生が上京の時乗ったSLの記憶じゃないですか。
 
 石ノ森先生も自伝的作品の中で蒸気機関車をよく描いておりますな。
 
 だから、あそこで転がってきたのが電車だったら終戦直後じゃないのかな
とも思ったのでございますが、よく分かりませんでした。
 
 鉄道が必要だった人は多かったので、
急ピッチで復旧したみたいなのでございますよね。
故障や事故も多かったみたいでございますが。
 
 あの乗り物が飛んできたところがレールだったかも、
あれだけの映像ではよく分かりませんし。
 
 上に電線がないのでございますよね。
 後ろのほうには電線がございますが。

 ですから、あれがレールだとしたら蒸気機関用か
引き込み線のようなところなのかもしれません。
 
 服装がモダンなことや、建物がけっこう建っていることをどう見るか……。
 
 わたくしは最初、戦後すぐを時代として予想していたのでございますが、
もっとあと、『ゴジラ-1.0』というとおり、
本当に最初の『ゴジラ』が上映された昭和29(1954)年の1年前、
昭和28(1953)年の話なのかもしれません。
  
 復興が順調に進んでいる日本を絶望のどん底に突き落とすという──。
 1作目『ゴジラ』のアナザーサイド(庶民サイドとか)的な作品でございますな。
 ──そっちかなぁ。
 
 まぁ、映像はごく短く、はっきりしないものでございますし、
わたくしもボンクラですからな。
わからないのは仕方ございません。 
 
     ☆     ☆     ☆
     
 とまぁ、それはそれとしてここからはわたくしの妄想にございます。
 それはそれとするなら当てる気ないな、戯れ言だな、
 そうおっしゃる向きには、正解! と申しておきましょう。
 

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『シン・仮面ライダー デザインワークス』シン・仮面ライダー デザインワークス
 カラー(2023/4)
 

 パンフレットには一般書店でも販売するようなこと
書いてございましたが、売っていないみたいなので
映画館へ行って買ってまいりました。
首都圏や特別なお店では売っているのかな?
 
『シン・仮面ライダー』を好きな方もそうではない方も、
興味ない方も、
買うとよいと思いますよー。
 
 映画とは関係なく、
デザインとして、アイデアとして、企画の変遷として楽しめると思います。
 
シン・ウルトラマン』のときもこのようなものあったそうですが、
映画見なかったおかげで存在を知らなかったものなぁ。
その後そういう書物が出ておりませんので、買わなかったことが悔やまれます。
 
 
 やはり興味深いのは企画の変遷でございますな。
 
 サソリは当初原作テレビと同じようにだったそうでございますし、
チョウだったそうな。
なんか話がかなり違うものになりそうでございますな。

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シン・仮面ライダー』、本郷猛を演ずる池松 壮亮さんは、
1990年7月9日生まれの32歳だそうでございます。
 
 なんか、仮面ライダーをやるのには、
年齢的に高いのではみたいなことを自分でおっしゃっておりましたが、
城北か城南大学の研究員でございますし、
庵野監督の中ではけっこう妥当な年齢なのだと思います。
 
 ですから、もっと恋愛にふってもよかったのかなぁと思います。
 
 たとえば、セーフハウスのところで、
ルリ子さんが「変なことしないでよ」みたいなこというじゃないですか
(セリフ忘れましたが)。
 
 あそこにこんな場面を入れてもよかったと思うのでございます。
 
ルリ子「本郷さん」
   「裸になって」
   「あなたの体をみてみたい……」
(スーツを脱ぎ、上半身裸になる本郷。
 そこには、オーグメント化による痛々しい疵痕が無数に走っている)
(本郷の体を指で触り、その痕を確かめるルリ子)
ルリ子「これが、父の最高傑作……」
   
本郷 「……そんな……目で……
    見ないで欲しい……」
    
ルリ子「……ごめんなさい……」
  
 なんて場面を挟めば、本郷がどんな怪物化を遂げたかも描けるし、
それを起点にルリ子との距離も少しだけ近づくと思うのでございますが。
  

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前回(承前)の続き。

 岡本喜八監督の『殺人狂時代』を視ることができたので、
『シン・仮面ライダー』をダシにそれを語っていきたいと存じます。
 
 どうやって視たかは秘密。
 
 Satsujin kyôjidai だったか The Age of Assassins 、
「日本語で」ではなく「すべてのサイト」で動画検索しますとですねぇ……。
 
……
 

 予告編がございましたので、それを貼っておきましょう。
(どうもYouTubeとニコニコしか貼れないみたい……)
 
 リンクってあまり、貼りたくないのでございますけれどね。
 
 
 https://youtu.be/JmT1qMEnV9k
  
※ 予告編からイメージする派手さと本編の面白さは
ずれたところにあると存じますので、それはご承知おきを。 
 
 
  ☆    ☆   ☆
   
 というわけで、『殺人狂時代
 
 
 まずは、原作とされている都筑道夫先生の『なめくじに聞いてみろ』と
殺人狂時代』の関連でございます。

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 岡本喜八監督『殺人狂時代』見ました~。
 というわけで、
2023/03/22の「死神グループとは何か」続きともうしますか、
答あわせでございます。
 
 こういうのって、気を持たせてなーんだというのはガッカリいたしますので、
先にわたくしの答えを書いておきますと、
死神グループとの関係はほぼ無いともうしてよろしゅうございましょう。
 ただし『殺人狂時代』、視る価値は十分ある作品だと存じます。
 
 というわけで、近ごろは結論だけでいいという方も多いみたいなので、
そういう方はここまででございますね。
 
 いやぁ、親切だなぁ。
 
 さてまぁ、
 今回は前回のおさらいにございます。
 
 詳しくは前回の記事を読んで、でよろしいのでございますが、
そう言ってもどうせ読まないでございましょうからここに書いておきます。
 あれから付け加わったこともあるでしょうし──。
 
 というわけでまず、
 
 ショッカー死神グループ
深い絶望を帯びた人間が幹部に選ばれるって話でございますよね。
 それ聞いて、そんな幹部の絶望を映画ではどう表現するのか、
と思ったのでございます。
 もしかするとやたらと深刻な怪人ばかりが出てくる話? 
そう思って映画を見に行ったのでございますね。
 
 でも、そんなことない。
 見た方は賛同いただけると思うのですが、むしろ怪人たち
みんななんか楽しげでございましょ?
 
 こりゃまた、どういうわけだ!?
 でございますよ。
 
 で、考えたのが、
この方々の抱いているのは、絶望ではないのではないか、だとすれば何か
ということなのでございます。
 

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なぞのまとめ 1月~2月の中から、
ガメラを始めとするトクサツ映画関連だけ抜き出しておくことにいたします。
  
  
 
2023/01/03 「鯨神」を見る。GyaOで。
伊福部昭先生の土俗的迫力ある音楽が作品に合っている。
 
活劇・特撮部分冒頭終盤十数分ぐらいで、個人的にはそこだけ面白い。
 
物語としては鯨神と呼ばれる巨大な鯨を殺すことに執念を燃やす村の話で、
村長が鯨神を殺したものには自分の一人娘と家(つまり村長の地位だ)をやろう
というのだから古典的だ。
 
その中で人間関係や神としての鯨との関係性が描かれているのだが──。
 
なにか手塚先生とか石ノ森先生のマンガでも
そんな話を見たことがあるような気がする。
  
芥川賞を取ったという宇能鴻一郎先生の原作はどうだったのだろう。
中編ぐらいみたいなので展開としてはさほど変わらないだろうが、
情念みたいなものを描くのは小説の方が得意そうだ。
 
 
 

2023/01/04 「大怪獣ガメラ」を見る。高エネルギーを求めるガメラを
コンビナートにとどめておくため、
石油タンク車をそこに向かって走らせる場面があるが、もしかすると
「シン・ゴジラ」のヤシオリ作戦はこのイメージもあるのではと思えた。
(のですが、後で考えると、ゴジラにもそんなシーンがあったような……)

 人類の手に負えないような怪獣を最終的にどうするかは苦労するところだ。
ゴジラは海に帰したが……。
 
 この作品の方法は後に「ウルトラマン」のある話でパロディ的に使われる。
それはさておき、ちょっとご都合。
 
Z計画があったのはいい。
 
でもあれ、そうした計画があったとしても、
ガメラのためにいろいろと準備しなけりゃ出来ないでしょう。
 
それに……。
むかしテレビで見たときも、ここちゃちに感じたような気がします。
 

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水星の魔女のプロスペラさん
 『水星の魔女』のプロスペラさん。
  
 ちょっと誰かに似ているなぁと
 思っていたのでございますが、
 ようやく誰だったか気がつきました。

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『特撮の地球科学 古生物学者のスーパー科学考察』特撮の地球科学
芝原暁彦・大内ライダー:著
(イーストプレス/2021/4)
 
『シン・ウルトラマン』公開の
少し前に買った本にございます。
 
映画にあわせて目立つところに置かれていたのでしょうが、
それにみごとに釣られて買ってしまいました~。
 
最新刊だと思ったら、出たのはその1年ほど前で、
書かれたというか対談が行われたのは
『シン・ウルトラマン』の
最初のポスターが公開されたころのようです。
特撮オタクで古生物学者の芝原暁彦先生のお話を
やはり特撮オタクの大内ライダーさんが聞き役となって
回していくという、対談とインタビューの中間的な対談でございます。
 

特撮を考察するにあたって、本書では2つの条件をつけております。
 
① 特撮作品の画面に映っていることはすべて「事実」と捉える。
 
② 特撮作品が作られた時代の技術的背景や世相も考慮する。
 
要するに、科学で空想を否定する『空想科学読本』のような本ではない
ということでございますな。

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(前回からの続き)
 
とは申せ、『シン・キャプテンウルトラ』をやってくれるとは限りません。
ウルトラシリーズ第3弾は跳ばして、
第4弾をやる可能性だって、あるかも、大いにあるかもです。
 
 その場合、『シン・ウルトラセブン』をやる場合の、
最初の10分はいかなものとなりましょう。
 
 考えてみることにいたします。
 
シン・ウルトラマン』と同様、最初は前作のダイジェストから始まると存じます。
ですから。

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アナウンスされております『シン・仮面ライダー』に続く『シン~』は何だろう、
何がいいと、下馬先でヤジさんたちがいろいろおっしゃっておられます。
  
 やれ『シン・ガンダム』だの『シン・ウルトラセブン』だの
   『~ヤマト』だの『~豪ワールド』だの『~ナウシカ』だの……。
 
 これらの根拠は、
もちろんおっしゃっている方が見てみたいというのが大きくございましょうが、
庵野監督が好きだった、もしくは作りたかったと表明している
ことも理由でございますよね。
  
 しかし、それでよろしいのでございましょうか?
  
 そのような作品のやりたいことって、
もう『エヴァンゲリオン』など、自分の作品でやっちゃっておりますよね
絵的なことからテーマ的なものまで含めて。
  
 ですから、好きな作品を好きなように作っていけば行くほど、
先細りになっていくと思うのでござます。
  
 そのうち、意外に早く、
マンネリだという声が聞こえるようになるのではござ今せんでしょうか。
  
 『シン・ウルトラマン』でさえ、それが見えてしまう。
  
 庵野監督の本当のファンはそれで良いといたしましても、
ネタ元の作品のファンは、庵野先生のテーマは要らない。
絵的な美しさと、物語の楽しさ、濃さを最先端のものにして、
内容については元作品を損なわないように忠実に忠実に作りあげて欲しい、
という思いがあるのではございませんでしょうか。
  
 ただ一方、例は挙げませんが、作家性がない人がリメイクをしても、
結局凡作、元以下どころか見る価値無しにしてしまう可能性だってございますよね。
 ──まぁ、個性があってダメという場合もございますが、
  それは話にならないとしてでございます。
 
  
 ちょっと脇にそれてしまいましたね。
  
 要するに、いつも同じと言われないためには、ガス抜きが必要
   
 テーマ性などまったくない、ただ面白いだけの作品を
ここでやるべきだと思うのでございます。
  
 というわけで。ですね。
  
 何がいいだろうと考えていたところ、ほころびからころり転がり落ちてまいりました。
  
 そう、題にもあげたキャプテンウルトラでございます。
  
  
 ウルトラシリーズ第3弾。
 しかも主人公、キャプテン・ウルトラの本名は本郷武彦ですよ。
  
 まず一切を無視したとしても、
 『シン・ウルトラマン』『シン・仮面ライダー』の次にやる作品として
これほどふさわしいものはございません
  
 さらにこの作品、深いテーマ性などというものはございません
時代劇よろしく、悪い宇宙人をバッタバッタとなぎ倒していく話でございます。
  
 最終回なんて、虚空に∞のマークを描いて、宇宙は無限だ、でございますよ。
 明るい未来志向そのものでございます。
  
 庵野監督も深い思想性など入れることなく、
ただ面白さだけを追求できることでございましょう。
 
 
 ……まぁ、深いものを入れようと思えばいくらでも入れられるとは存じますが。
  
 とにかくですねぇ。
 
 『キャプテンウルトラ』というのは、
キャプテンフューチャー』+東映ヒーローものトクサツでございますから、
使い勝手がいいのでございますよ。
  
スタートレック』だって『サンダーバード』だって何だってできる。
怪獣宇宙人を登場させてもいいですし、アクションだって十分出来る。
SFにもファンタジーにもホラーにも振ることができる。
 
『ナウシカ』だってスタートレックの映画みたいな感じてできましょう!!
  
 それに『キャプテンウルトラ』に強いこだわりを持っている人って
そんなにいるとも思えません。
 大々的に改変しても文句は言われません
 むしろ喜んでくれるでしょう。
  
 宇宙ステーションや怪獣星人も自由に改変していいでしょうし、
シュピーゲル号の合体や発射シークエンスをもっと凝ったものにしてもいい。
  
 庵野監督にとってもいろいろと楽しめる部分だと思うのでございます。
  
  
 さらに化ける可能性もございます。
  
 ジョージ・ルーカス監督は『フラッシュ・ゴードン』を撮りたかったのだけど、
権利的に出来なくて『スター・ウォーズ』を作ったというエピソード、
  
 ございましょ?
  
 あれでございます。
  
『キャプテンウルトラ』も『フラッシュ・ゴードン』のようなものでございますから、
それを今の技術、庵野監督の知識と経験で再構築していけば、
『スター・ウォーズ』を越える娯楽作品ができるかもしれないということでございます。
  
  
 というわけで、題にも書いた結論。
  
  
 庵野監督は『シン・キャプテンウルトラ』を撮るべきだ!!
  
とあいなるのでございます。

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シン・ウルトラマン』では、庵野監督が庵野秀明
スペシウム光線発射のモーション
担当したそうでございますな。
  
「ぼくが一番ウルトラマンを上手く演れるんだ」
という誇りでございましょう。
けっして小学生のガキ大将のような発想ではないと存じます。
  
きっと、プレもなくキレも鋭い、修正するのは体型ぐらいの
モーションがとれたのでございましょう。 
 
 
となると、仮面ライダーの変身ポーズも庵野監督
演るのでしょうかねぇ。
  

ただ、1号ライダーは13話までと原作からして、変身ポーズはないと予想されます。
となると2号ライダーのモーション?
 
と思いましたが、考えてみますれば変身ポーズは
変身前でございますから、役者様が演るものでございますな。
演技指導をすることはあっても、
監督がモーションを担当するようなものではございませんでした。
 
  
  
でも、そろい踏み変身はあるかも?
わたくしは主にマンガ版ファンなので変身ポーズは要りませんが、
庵野監督ならそういうツボは外さないかと。
 

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 というわけで、『世界 魔法道具の大図鑑』にも
そのバトンが収められている『黄金バット』でございますが、
いやはや、この本も微妙なところをついてまいりますな。
 
 と申しますか、外国の本で、数ある日本のスーパーヒーローを差し置いて、
黄金バットが出てくると思います? 普通。
 
 コウモリだけが知っているような御仁でございますよ?
 
 と思って調べてみましたら、いえいえ、そんなことはございませんでした。
 
 むしろ、黄金バットこそ、日本のスーパーヒーローの元祖のようでございます。
 
 その嚆矢は、1930((昭和5)年、黒バットという怪盗を退治するために登場した
正義のヒーローなのだそうでございます。
 
 媒体は紙芝居でございますし、行き当たりばったりで出てきたのでは?
という感がございますが──。
 とにかく、
スーパーマン1938年の登場だそうでございますから、それよりもずっと早い。

 日本のではなくて、この手のスーパーヒーローとしては、世界初なのかも。
 
 空を飛んだのも黄金バットの方が先だそうでございます。
 
 ちなみにスーパーマンは、最初空を飛ぶ設定はなかったのですよねぇ。
高いビルをもひとっ跳び」というフレーズは
ジャンプで跳び越えていたということで、
自在に空を飛ぶようになったのはアニメ化されてから。
それも、アニメを作っている人の勘違いからだそうでございます。
 
 まぁ、ビルを跳び越したら、空だって飛べそうですよねぇ。
マントがございますし──。
 
 
 さて、ウィキペディアの外部リンクのいちばん下には、
戦後に描かれた『黄金バット』のマンガへのリンクがございましたので、
それを読んでみることにいたしました。
 
 吹き出しは追わず、絵だけを見たのですが、何か予想していたのと違う。
 
 ダイナミック。
 
 スーパーヒーローものというよりも、ヒロイックファンタジーですな。
 
 高層ビルあり秘境あり、モンスターありロボットありで、
バローズ(『火星シリーズ』など) を思い起こさせますよね。
 
 の構図なんかも、ヒロイックファンタジーに付されたそれを思い起こさせます。
 
 戦後マンガの歴史と申しますと、
手塚治虫先生を中心として語られることが多ございますが、
紙芝居とか絵物語の世界などにも、
もっともっと注視をしなければなりませんな。
 
 実際、紙芝居からマンガの世界に転身した方も多くおられるわけですし。
 

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今月あまり記事を書いていないので穴埋め。
 
スターログ」誌1979年9月号に載った『機動戦士ガンダム』の紹介記事でございます。
 
 『ガンダム』が始まったのが1979年4月7日だそうでございますから、
受け売りではない紹介としてはかなり早い方なんじゃないかな?  
 
 ちなみに、「新アニメ時代がやってくる」と題して紹介されたほかの作品は、
映画『銀河鉄道999』、『火の鳥2772』、
それにテレビの『マリン・エクスプレス』でございました。
 
ガンダム
 
007』と『コンバット』というのは、最初のほうの感想でしょうな。
 変に思えたのですが、たとえるとすればこんな感じなのかも、
 
 なのかなぁ。
 
 
 この記事を読むと、SFファンにまず注目されたことが分かりますな。
 
 そしてそれゆえに、低視聴率が懸念されていたことも……。
 

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都会のトム&ソーヤゲーム・ブック第3弾
ぼくたちの映画祭」ということもあって、
  
『キートンの探偵学入門』(Sherlock Jr./1924年)を見てしまいました。
 
フィルムのコマのフレームにつかまってのアクションがあるのはこれだったっけ? 
と思ったのですが違うみたい。
 
(いや、そういうシーンがゲームブックにあったら面白いんじゃないかな、
 と思ったのでございますよ。夢の中のシーンとして)
 
お話の中ほど、映画に入り込んだ直後に
シーン転換のギャグはありましたけど。
 
 
あらためて見たけど、以前見た記憶よりも面白うございました。
  
見たのが画質が良かったせいも大きいと思うんですよね。
以前見たものは、もやがかかった感じで、
細部がハッキリいたしませんでしたし、迫力が違います。
  
ニコニコにあるのが、以前見たものに近い気がいたします。
 コメントが色々教えてくれるので、そちらははそちらで見る価値がございますが
  
 特にクライマックスのバイク&カーアクションシーンは圧巻でございますな。
ジャッキー・チェンが敬意を表するわけでございます。
 
 
 この作品のミッドポイントは実に分かりやすい。
と申しますか、二幕構成と申した方がよろしゅうございましょう。
 
 現実の世界が一幕。映画の世界に入り込んでからが第二幕。
 実に分かりやすい。
 
 この作品の場合は、
二幕目のはじめ(ミッドポイント)からクライマックスまでが転
と断じてもいいような気がいたします
(まぁ、チェイスシーンからでも良ござんすが)。
 
 伏線の張り方、回収も分かりやすく見事。
 エンディングも洒落ております。
 
 無声映画ですし、
後発の作品に比べ派手さに欠けるとおっしゃられるかもしれませんが、
キートンの動きのキレといい、一見の価値はあると存じます。
 

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アオシマの「ロボノイド」、作りました~!!
 成形色は一色。(フィギュアは別に一色)
 なので、塗料を使わなければなりませんが、
 
 フィギュアを作るつもりがなければ、
メカ部分の銀とグレイ、シート部分のグリーン、
あとはライトに塗るクリアイエローがあれば足りるでしょう。
わたくしは、グレイを銀と黒を混ぜて、クリアイエローを中に金を塗ることで
代用いたしました。
 
 ただし塗っても、
 内部構造は完成すると見ることができなくなってしまうんですよねー。
  
 一応本体の一部を切り抜けば内部メカを見ることができるようにできますし、
背板を外せばエンジンも見ることができますが、
加工すれば線が残りますし、背板もカッチリはまってしまうと、
取るのが面倒になるんですよねー。
 
 可変ロボットのプラモデルで、
一通り変形させてしまうと満足してどちらかの形態で置いておくのと同じ事でございます。
  
 腕や脚にいたっては、内部メカに円筒形の外装をとおすのですが、
それがカチリとはまってしまい、
それこそカットモデルにするより他、中を見ることはできません。
 
 ですから、これらは割り切った言い方をすれば、塗装の必要なし。
……塗ったあとで気がついたのでございますが。
 
 塗る必要があるのはインテリアなのですが、
これもシートと操作卓さえちゃんと塗っておけば、
あとは奥まったところなので、ムラがあっても大丈夫。
 
 と申しますか、ロボノイドなので、
見えるところの塗装が雑でも、全然気にはなりません。
むしろアジになる感じでございます。
 
 可動範囲はわりと広い。
指は曲がりません。
脚は長いかなと思ったのでございますが、
ポーズをつけてみると、膝が曲がった状態のことの方が多いのですな。
なので意外としっくりきます。
 
 見て想像できるとおりのトップへビィ。
フィギュアが思いので、それを乗せればさらにトップがへビィとなります。
が、なんとか自立はできます。
 
 フィギュアは固定。お尻はフラットで、もうキチキチに入っております。
 
 アニメ準拠なので
作り始めたときはおもちゃっぽくなりそうと思ったのでございますが、
立体物の強みか、作りあげてみますとなかなか雰囲気がございます。
 
 最後につや消しスプレー吹いたのですが、
それでおもちゃっぽくなった感じもするのですが、どうかなぁ。
 だいたいこんな感じ。
 
ロボノイド
 

 3Dに視えるかな、とおもって2枚並べてはみましたが、ちょっとチラチラ……。

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ハッスル」のところで書いた、
クレージー作戦 くたばれ! 無責任』についても少し触れておきましょう。

 この作品、「無責任」の上に、「くたばれ」がついているのですよねー。
つまり、コンセプト的には無責任を否定する作品なのでございます。
 
ニッポン無責任時代』『ニッポン無責任野郎』と
植木等さん演じる「無責任」男が大ヒットした一方で、
あんないい加減で無責任なサラリーマンが
何の苦労もなくホイホイ契約を取り付け、成功していくなんてあり得ない、
けしからんという批判がおそらく殺到したのでございましょうな。
 
 それで、『くたばれ! 無責任』というタイトルになったのでございましょう。
主題歌も「責任持ってやろうじゃないか」と歌詞にございますし。
 
 とは申せ、そうした真面目な圧力に屈したわけではございません。
  
 この作品で無責任なのは企業のほうで、
植木等さんはじめとするクレージーの面々が演ずる役は子会社の社員。
親会社の横暴に対して、あの手この手を尽くすという構造になっております。
 
 責任とはおっしゃっておりますが、その堅苦しさや生真面目さは微塵もございません。
  
 でなければ、お話しは面白くなりませんものな。
 
 ただ、このあとあたりから路線が変更になってくるみたい。

 ウィキペディアによりますと、

その翌年発表された「『日本一のホラ吹き男』は、
実際は大言壮語ではあるがワーカホリック的な有言実行男が主人公であり、
破天荒な言動もすべては会社のためになるという
中期のクレージー映画の典型である」
 
だそうでございます。

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さらに「アニメック」誌を眺めておりましたら、アニメック14号
山本弘先生が、
アーケードゲーム「スペースファイヤーバード」について
書いている文章を目にいたしました。
これでございます。
 
「アニメック」誌vol.14
(昭和55(1980)年11月)
「ガンダム総論Ⅲ」p.80-81
 
「あなたもニュータイプになれる……かな?」
            山本弘
 
この文章、山本先生を知らなかったころ読んで、
知ったあとも読んでいるのですが、すっかり忘れておりました。
 

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