忍者ブログ
2009/9/2  パソコンの調子がちょっとわるいので、ブログの更新が何日とか何十日とか止まったら、そのせいだと思ってください。                        まあ、めんどくさくなっておやすみということもありえますが。
[1] [2]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

齋藤 高吉/冒険企画局 (著)
2009/8
メディアファクトリー

 



 山口プリンさまのサイト、「ぷりん部屋」
「冒険記録日誌」、2009年08月25日(火)の記事で、
『名探偵コナン 「嗤う黒猫」殺人事件』のことが採りあげられております。
 そこで書かれていることがまさに、このゲームブックをこのブログで採りあげたとき、
書こうと思ってついつい書きそびれてしまったことだったので、ここで書かせてもらいます。

 まず、
 江戸川コナン少年が、メインとして登場していない点について。

 これがこのゲームブックの最大の問題点ではございましょう。

 ただ、以前、
『VS.名探偵コナン・プレイングミステリー 「ゲームブック殺人事件」』
 齋藤高吉/冒険企画局(メディアファクトリー)
というタイトルで予告が上がっていたときから、謎だったのでございますよね。

 かなりアクの強いTRPGを発表している齋藤高吉先生が、
メジャーなキャラクターをどう扱うのだろう? と。
[END]がバンバン出てくるようなゲームブックになるんじゃないだろうか? ですとかね
(それはそれで、ゲームブックらしい……ですが、
読者(プレイヤー)に受け入れられないでしょうな)


 ですから、このような形になったのは、わたくしとしては、なるほど、といった感じでございました。

 作品のみで考えれば、これは、
『シャーロック・ホームズ 10の怪事件』をねらったものでございましょう。

 つまり、シャーロック・ホームズにしろコナンにしろ天才なので、
推理を間違えたり、ヘマは出来ないので、プレイヤー・キャラクターにはなれませぬ。
 かといって、脇に入れても、先を越されてしまってプレイヤーとしては面白くございません。

 というわけで、解決編におもむろに登場、とあいなったのでございましょう。

 と申しましても、これは建前で、
ホントは、こういうゲームブックを作りたくて、あるいは、もうすでに作ってあって、
単体では売れないので、『名探偵コナン』という衣をかぷせたという感じが、
ひしひしとございますが……。

 あと、齋藤先生は『名探偵コナン カード探偵団~』にもかかわっているそうなので、
そちらとの関連で、こういう形式が不自然ではないのかもしれませんが……。
 そっちのほうは、全然知らないので、滅多なことは申さないでおきましょう。

 個人的には、ゲームブックして楽しめました。
 コナンが活躍するゲームブックもプレイしてみたいですが。
『ルパンⅢ世』のように、シリーズ化してくれるといいのですけどね。
 あれ、シリーズといいながら、一作ごとに作風やシステムが全然違いましたもの。
 ……。
 でも、それなら『コナン』じゃなくて『まじっく快斗』のほうが、いいのかな?

「パズル部分がゲームブックのストーリーとあまり融合していない」
というのは、冒険企画局のこのごろのTRPGが、こういう形なんですよね。
たとえば『サタスペ』には情報収集ルールがあって、
いろいろな場所を探さなくても、判定を何段階か成功させることによって、
そうしたことをして情報を得たという表現をしているのでございますな
(もちろん、このルールは使わなくてもいいのでございますが)

 まあ、情報収集部分は、作る側にも面倒ですし、
情報が集められなくてシナリオが停滞したり、空転してしまうのでは目も当てられませぬからな。
 そのかわりに、情報収集をゲームにしてしまったのでございましょうが、

このゲームブックにおけるパズルも、そうしたものだと思います。
 ここではパズルは、あることをひらめいたどうかに使われていることが多いと存じますが、
ひらめきというものは表現するのに難しいもの。
 それをパズルとして表現したということではございませんでしょうか。

 あと、ゲームブックは遊びの本であると思うわけでございますよ。
 ブレナンの書でも、東京創元社のゲームブックでも、パズル入っておりますよな。
 ゲームブックを作るにあたって、そういう楽しさも取り入れたいと思ったのではございませんでしょうか?

 ケータイサイトに関しては、あくまでオマケ要素でございましょう。
 (前出の『名探偵コナン カード探偵団~』と同じサイトだそうでございますし)
 本として完結していなければ、サギ呼ばわりされてしまいますからな。

 ただ、一時期タイトルにARPと銘打たれていたことを考えますと、
構想的には、と申しますか、完全に自由に出来るのでしたら、もっと壮大な計画があったのかもしれませぬ。
 パズルの正解を入力すると、コナン君がゲームを進めるために必要な情報を教えたり、
「○○へ行って◇◇に書かれた文を読め」などと指示を受けたり……、
というような、ライブRPG的なことをやりたかったのかも……。

 もしそうでしたら、作品の中にコナン君がいなくても納得できると思うのでございますよ。
重要な役割を果たしているのでございますからな。

 まぁ、実現は難しゅうございましょうけどね。

 追記にあったヒントに関しては、
○○○パラグラフを使ったヒントというのは評価するとして、
ヒントとしてはあいまいに感じました。

2人を特定は出来ましたが、もう少しはっきりとしたヒントがほしかったなぁ、
というところでございます。
 わたくしの考えが足りないと申せばそれまででございますが。

 まあ、甘くみてしまえばどこまでも甘くなってしまうものですし、辛くみればその逆となりましょう。
 わたくしはこのゲームブック、楽しくプレイできました。

 これが、ゲームブックでなくて推理小説にパズルがついたものだったら……、スルーしていたでしょうな。
 いずれにせよ、そういうものよりは、ゲームブックのほうが多分楽しめたと思います。
 そんなには感じませんでしたが、ある程度一本道になっているのでしたら、
それはそれで仕方がございますまい。
 以前書いたような気もいたしますが、
 推理もののゲームブックの場合、推理に必要な情報をすべてプレイヤーに伝えなくてはならない都合上、
どうしてもルートが制限されてしまうのでございます。
(逆に、『シャーロック・ホームズ 10の怪事件』のようにちりばめられた情報を集めていく、
という方法もございますが、それはそれで、難度が高くなってしまうかと……)

 ただ、わたくしにもこの作品に関して、苦言を申しあげたいことが、2つほどございます。

 ひとつは、「この本のなかで書かれていた殺人事件と酷似していたのです」
と書かれているものの、そんなに似ているようには感じなかったということ。

 そりゃ、まぁ、そっくりそのままにはならないでございましょうが、もう少し似せてもよかったのでは……と。
 それには偶然が必要かもしれませんから、それを嫌ったのかもしれませんが、
でもその結果も、酷似というほどにはなっていない気がいたします。

 もうひとつは、米花町で起った事件のほうにも猫が登場してほしかったな、ということ。
 何か、そのほうが因縁めいたものを感じるじゃございませんか。
 もちろん、偶然ということになりますが、そこらへんは演出ということで。

 あと、ちょっと謎なところ。

あまん坊さんの『沈黙の狼』の掲示板、
「狼の遠吠え」2009/08/27(Thu)にも書き込ましてもらいましたが、
「捜査資料」のところの人物イラストは、一体誰が描いているのでございましょうか?
 わたくしは、おくづけに
 
 イラスト……落合なごみ(冒険企画局)

 と書いてあったので、ここも彼女の手になるものだと思ったのでございますが……。




 何か、ややこしくなってきたので、
このゲームブックに関する、別の記事を下に挙げておきますね。

 いちいちリンクを貼ろうとも考えたのですが、それも面倒なので、
検索にまかせちゃいます。
「嗤う黒猫」に色がついているあたりと、日付降順が見にくいかもしれませんが、ご勘弁を。
 それと、余分なのも出てきますが、お許しください。


「嗤う黒猫」ここをクリックしてください。

2009/08/31 (Mon) ここ。
2009/08/28 (Fri) 名探偵コナン 『嗤う黒猫』殺人事件 袋とじ部分を開いてみました
2009/08/18 (Tue) No.3-4のパズル、こういうことなのかも?
2009/08/17 (Mon) 名探偵コナン 『嗤う黒猫』殺人事件 第三章
2009/08/16 (Sun) 名探偵コナン 『嗤う黒猫』殺人事件 第二章
2009/08/13 (Thu) 名探偵コナン 『嗤う黒猫』殺人事件
2009/08/12 (Wed) 来た! のか
?

PR

齋藤 高吉/冒険企画局 (著)
プレイングミステリー 
(2009/8 メディアファクトリー)


「ゲームブックなチャット」
の前に終わらせとかなきゃ、
ということで、
時間切れ。

一応解答を書いて、答えあわせをしてみることにいたしました。

小学一年生(=江戸川コナン君)に負けた~っ!!

 結果を報告しておきますと、

 パズル部分は一応あっているでよろしゅうございますよね。
 ただ、
no.2-1は、数字部分にもやはり意味があったのか……。

 まっ、強引でも解けたので、よしといたしましょう。

「五つの謎」については、

(1) は、あたり。

(2)
は、そこまでよく読んでおりませんでしたなぁ。

(3)
は、あたり。

(4)
は……、いいところまでいったんだけど、ハズレ。
  と申しますか、特定までは出来ませんでした。
  実は、最後の最後、袋とじ部分をチラッと見て、
  「交換殺人」という単語だけは目に入ったのでございます。
  ズルい?

(5)
(4)と同様。

  連動しておりますから当然でございますな。

 真相に書かれておりませんでしたが、
隠した部分は、沼田政文さんの解説に出てくる作品タイトルがヒントになっていたのだなぁ、
と改めて感心。
 こういうパズルで単独犯じゃないって、ちょっと卑怯……と思っても、
こういうヒントが隠されていることは、言い訳になりますよね。
 それが、わかりにくいものだといたしましても。

 ふと、(4) の答えのヒントとなっているパラグラフについて、
現代のものも混ざっているのでは? と思って調べてみましたが、
さすがにそうした抜かりはございませんでした。
 う~む。
重箱のすみをつつけると思ったののでございますが……。

 あと、(3) に関して、15年も経ったら毒性が薄れてしまうとかないのかな?
とか思ったりもいたしましたがけど、
まぁ、そのあたりはちゃんとお調べになっているのでございましょう。

 真相については、ちょっと強引な気もいたします。
 それは、私の読みが不足しているせいかもしれませぬが……。

 いずれにせよ、『嗤う黒猫』ゲームブックとしては大満足でございました。
 ぜひとも、『革命の歌』『銃口は二つ』(出版されたのかなぁ……)ほか、
鹿島勝先生のゲームブックを順次復刊させていただきたいものでございますな。

     ……。

  版権に問題があるのかなぁ……。

 まっ、そのようなこともございますまい!!

 ひらにひらにお願いする次第でございます。

特別付録 風林火山 サバイバルゲームブック

武田信玄と上杉謙信 決戦! 川中島の戦い (2006/12 別冊宝島 1365)

パラグラフ数 74(p.137-144)

 


 ゲームブック倉庫番に追加しておきました。

 このゲームブックのことは、以前どこかのブログで知ったのでございますが、
今ぐぐってみても、ちょっとわかりませんでした。

 宝島社の歴史ものとだけ覚えていたので、このタイトルではなかった?
とも思いましたが、ぐぐったら、このタイトルぐらいしか出てまいりませんでしたので、
そうでもないみたいでございます。

 う~む。


 さてさて、歴史もののゲームブックというのは、案外出ておりますな。
 おもに、戦記ものだったりするのでございますが。

 で、粗製乱造だったり、平凡な出来だったりするものも多い……。
 好きなものもございますけど、傑作といえるほどのものはないような。

 一番評価が高いのは、『縄文伝説』あたりでございましょうか?
 あれは歴史ものからは少々外れる気もいたしますが。

 歴史もののゲームブックがある程度あるのは、

 ひとつには、
 シミュレーションゲーム関係の方が執筆を請け負っていたから
ではないかと思うのですが(真相は存じませ~ん) 、

 大きな理由は、作りやすいしとっつきやすいという事ではないかと存じます。

 とにかく歴史でしたら、本筋の流れは決まっておりますし、
実在の人物でございますから、キャラクターは豊富にして、しっかりとしております。
(それを生き生きとしたものにするのは、作者の力量ではございますが)
 ストーリーを一から組み立てるよりもかなり楽ですし、
いろいろ調べていけば、「あの時こうしていれば」という
想像・妄想がいくつも浮かび上がるものでございます。
 それを分岐させて書き連ねていけば、簡単なものならばすぐに出来てしまいましょう。
 粗製乱造でございますな。
 
 読者がとっつきやすいと申すのは、
歴史という同じストーリーを共有しているからでございますな。
 読者のほうも、歴史ものを読んでいるうちに、
あのときああだったら……、などと想像したりもいたしますしね。

 かてて加えて、歴史自体が持つ魅力が、
このジャンルをとっつきやすいものにしているのでございましょう。

 いまだに架空戦記ものが発売されているのも、
そのような点で人気があるからに違いございますまい。

 そんなわけで、歴史ゲームブックと申すのは、
凝って書けばかなりの力作が出来ると思うのでございますが、
前述したとおり、傑作というほどのものはございません。

 これはまず、歴史もののゲームブックが、子供向けに書かれているせいでございましよう。
 言ってみれば、参考書や副読本のようなものでございますな。
 となるとやはり、わかりやすさを重視したものになるのは否めません。
 絵が多くなったり、項目が少なくなれば、どうしても内容は薄くなってまいります。
(それに、子供向けということで、手を抜いたような作品も……)

 でも、学研のシミュレーション歴史ブックスシリーズとか、けっこう楽しかったですけどね。
 楽しさの方向が違う側面もございますが、それも含めて。

 あと、本格的な凝ったものをとなると、恐ろしく面倒になるのでは? とも思います。
 さまざまな要素を考えなければなりませんし、歴史から大きく離れてしまうこともございましょう。
 やるのは楽しそうでございますが、作るとなるとやはり大変だろうなと思わずにはいられません。
 とは申せ、コンピュータシミュレーションゲームではやったものはあると思いましたから、
ゲームブックでもそれは可能かと存じます。
 

 さて、というわけで、
「風林火山 サバイバルゲームブック」
でございます。

 内容は、

 今川に門前払いされた君は、偶然武田晴信の家臣と知り合い、武田の家来となる。
 主君に的確な献策することで、君は功を認められていく。
 はたして君は、武田にどこまで認められることが出来るのか。

といった感じでございます。
 一応マルチエンディングでございますが、
それは、功績点をどれだけ取ることができたかという点数による分岐でございます。
 まあ、ランク付けですな。

 もっと歴史を変えるような選択があったほうがよかったのに……とも思いますが、
このページ数では、それもかなわぬことなのでございましょう。
 
「別冊宝島」誌の付録でこざいますから、当然子供向けではございませんが、
出来はまあ……、普通といったところでございますな。

 ページ数、パラグラフ数からも、大体それはお分かりいただけることと存じます。
 

著     : 築地俊彦、新井輝、長野聖樹、七月隆文、水城正太郎
原作   : 畑健二郎
構成   : 水城正太郎&枯野瑛(A-Team)
イラスト : 畑健二郎、美水かがみ、氷川へきる、
        あぼしまこ、YUG、あらきかなお、きぃら~☆、とりしも、むらたたいち

(2009/8 ガガガ文庫 小学館)

*ショートストーリー

「初の女性○イダーって何度も聞いたけど、気のせいですか?」 著/新井輝

「執事殺しフィギュア地獄」 著/築地俊彦

「貴嶋サキの驚愕」 著/七月隆文

「積○気冥界波って、ハー○ス軍には
 ただのバシ○ーラだよね?
 気をつけよう、迷子の伊澄と黄泉の国」 著/長野聖樹


 この作品の特徴は、
とにかくパロディが多い、ということでございます。 
それはまあ、上に挙げたショートストーリーのタイトルをご覧になっても、
おわかりいただけましょう。

 原作でもそうなのでございましょうか?
 だとしても、それ以上という感じがいたします。
 ジャンプネタは、見つけるたびにラッキーになる可能性もございますし。
伏字だったり伏字じゃなかったりする部分も多ございます。
ネットで話題になったようなヤツも取り込んでおりますな。
 それも、近頃話題になったようなものまで。
 
「漢字の読み間違えでマスコミから叩かれ、
おまけに大臣には裏切られ、政権交代の話まで……」(p.71,224)とか、
「同じ脚本を何回も放送したアニメ」(p.225)とか、
「ノリ○(ピー)」(p.178)とか――(これは偶然なのか??)。

 …… ……

 いいのか?

 いずれにせよ、あと何年かすると面白みがわからなくなってしまうんじゃ……。

 いや、そうじゃない!

 何年か経つと、ここに載ったようなパロディは、
マニアックなトリビアと化し、それはそれで楽しいはずだ!!

 と断言するかたもおられるかも知れませんが、

普通の方には、
お熱いうちにお召し上がりくださいませ
と申しあげる次第にございます。

 さて、
ゲームブック部分について、
システムは、ブレナンのシリーズに似ておりますな。

生命点の、サイコロ2個ふって4倍は同じ。
戦闘は、サイコロ2個をふって、基準点と比べる(ここでのそれは7)
というところまでは同じですが、ダメージ点が、
敵は出た目から6を引いたもの。
キミは出た目のままというような形で、
主人公側を有利にしているのが特徴でございます。

(ご存じない方に説明いたしますと、ブレナンのシリーズでは、
エクスカリバージュニアを装備することにより基準点が下がることで、
主人公を有利にしております。敵が強いので、あまり有利じゃないのですか……)

 あと、以前にも書きましたが、
絵を描かせたり「黒歴史」を書かせたりというあたりもブレナンっぽいですな。
 もっとも、考えてみますとそれだけで、パズルとかなぞなぞとかはございませんが。

 でも、パラグラフ構成やアイテムもゲームブックらしいものを持っておりますし、
物語自体もバラエティに富んでいて楽しいものでございますから、
充分にゲームブックとして楽しめると存じます。

 あっ、アイテムに関して注意事項を。
 アイテムは、作品中で手に入るものを指しますし、
いろいろとたどっていけば、それはちゃんと手に入ります。
 ですから、パラグラフ1には、
「『少年サンデー』を持っているなら、」
という選択肢がございますが、
 実際にあなたが、何冊「少年サンデー」をもっていても意味はございません。
ゲームブック内で、
「『少年サンデー』はゲットすることができました」
と書かれている部分がございますから、
その文までたどりついた時に、
はじめて『少年サンデー』を手に入れることが出来るわけでございます。
 当たり前だ、とおっしゃるかたもいらっしゃるかもしれませぬが、念のため。

 

 あと、この作品で、
 制作者の方(あとがきによりますと、枯野瑛先生?)が、
ゲームブックをよくわかっている、と思いましたのは、

ラスボスのあと、トゥルーエンドに向かう選択肢にほどこされました、
ちょっとした仕掛けからでございます。
* (具体的には……、クリアしてからじゃないと見ちゃダメ!! ですが ***パラグラフ38ですな)
 そうそう、これこれ。
 こういうのにやられて、
堂々巡りをしたゲームブックがいくつあったことか!!
 で、さんざん右往左往した挙句に気づいて、
おもわずつぶやくわけですな。
「こういうことか……!」
と。

 そういうことも含めて、
いやいや、楽しいゲームブックでございました。


 

著     : 築地俊彦、新井輝、長野聖樹、七月隆文、水城正太郎
原作   : 畑健二郎
構成   : 水城正太郎&枯野瑛(A-Team)
イラスト : 畑健二郎、美水かがみ、氷川へきる、
        あぼしまこ、YUG、あらきかなお、きぃら~☆、とりしも、むらたたいち

(2009/8 ガガガ文庫 小学館)



「ゲームブック倉庫番」に追加いたしました。

今回から(と申しますが、前々回からですが)、
「ゲームブック倉庫番更新情報」というタイトルをやめて、
単純に「ゲームブックレビュー」とすることにいたしました。

 というのは、前回の
『名探偵コナン 『嗤う黒猫』殺人事件』のように、
何回にも亘(わた)って話が続く場合、

最初が
「ゲームブック倉庫番更新情報」で
あとが
「ゲームブックレビュー」
ではおかしいですものな。

 といって、
ずっと「ゲームブック倉庫番更新情報」
でも変でございますし。

 それにしても、豪華執筆陣てヤツは、書き写すだけでも大変。
 まっ、仕方なくはございますが。

 それはさておきまして、本作でございます。
 例によって原作は、そんなに知ってはおりません。
 アニメの1話を、以前 YouTube で見た程度かな?
 (ごめんなさい)

 でもまあ、基本設定さえわかれば大丈夫!

 ゲームをプレイする上で、そんなに不利になることはございません!!

 ……

 そんなに?

 ……。

 まぁ、そうなのでございますな、

 たとえば、絵を描かせるところなどは、原作を読んでいたほうがいいでしょう。
 でも、たいして問題ございません。
 失敗しても、どう描けばポイントをもらえるかがわかりますから、
次のトライでは余裕で描くことができますからな。
 それがホントに似ているのは判りませんが、
とにかく似ているといっているのだからいいのでございます。

 さらに申しますれば、そこで失敗したとしても、致命的というわけではございませんし――。

 いや、大体が74パラグラフのゲームブックでございます。
 失敗しても、何度もトライすることは、さほど面倒ではございませんでしょう!

 さて、このゲームブック。
 4つのショートストーリーと、それをつなぐパラグラフ分岐部分に大別することができます。
 こう書きますと、パラグラフ部分は単に連結の役目で、
物語的な面白さはないように感じてしまうかもしれませんが、
そのようなことはなく、むしろこのパラグラフ部分こそがメインといった感じなのでございます。

 物語はパラレルワールドの世界。
 だから、それぞれ独自に物語を作っていけるわけでございます。
 非電源ネットゲームでも、こういう世界観のゲームってございましたよね。

 で、それらの世界にオチをつけたり、次の世界へと橋渡しをする役目を、
ゲームブック部分は主に担っているわけでございます。
 全体をまとめるラストも、ゲームブックの役割でございますな。

 各小説が独立しているのは読めばわかりますが、
それでも、ゲームブック部分に多くを割いていることで、
そのつながりがスムーズになっているのでございます。

  (中途半端だけど、ここでいったん終了。続きます)
 

カレンダー
06 2017/07 08
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
プロフィール
HN:
道化の真実
性別:
男性
趣味:
ゲームブック
ブログ内検索
最新CM
[09/24 花田]
[09/17 ドロシー!]
[09/12 ヤマダ課長]
[09/11 HH]
[09/05 むらた]
フリーエリア
バーコード
P R
カウンター
忍者ブログ [PR]