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2018/08/16 うわぁ、拍手が入っている! なぜここかはよくわからないけれど、誰だかわからない方、ありがとうございます!      拍手ランキング、これで、28921位から68位……。ひとつ入っただけでこんなに順位が上がるって、拍手、ないのが当たり前            ……なのかなぁ。
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タイタン


『タイタン
   ーーアドバンスト・ファイティング・ファンタジーの世界ーー

         スティーブ・ジャクソン、イアン・リビングストン
           マーク・ガスコイン著
                安田均訳
              (グループSNE/平成30年8月)




索引がついている! 

やはり、新しい『タイタン』の一番の長所はこれでございましょう。

そうなんですよねー。
社会思想社版を買ったときに一番の残念だった点はこれなんですよねー。

いくら読み物としての面白さを強調されても、
「あれはどうなっているんだろう?」と、
つまみ読みができなければその楽しみも半ばというところ。

ぱっと見ではございますが、語句をちゃんと拾っているんじゃないかなぁ。
雑な索引だと、ガッカリ来ることってございますものね

 2011/5月の版を元にしているようでございますが、
1986年の原書から訳された社会思想社版(1989/2)と
変わっているところは見つけられませんでした。
基本変わっていないと思ってよろしいのではないでしょうか。

 ですから今回の版は、判型を合わせて用語の統一をしたぐらいなのかな、
と思いつつ、異同を確かめてみたのでございますが、

けっこう推敲している
!!

手、抜いてないよ~。

 たとえば、レプラコーン(社会思想社版はレプリコーン)の項。


 社会思想社版
 p.214

 レプリコーンもまた、”策略の神“の少し変わった道に従っているーー
実際、生き物のなかには、レプリコーンがいつも人々にいたずらをするのに
敬意を表して、彼らを”ローガンの子ら“とよぶものもいるほどだ。
しかし、楽しみのためだけにいたずらをするエルヴィンとちがって、
レプリコーンは生きるためにいたずらをする。


 グループSNE版
 p.073

レプラコーンもまた”策略の神“のいたずら好きの流れに沿っているーー
実際、生き物の中にはレプラコーンがいつも人々に性質の悪いたずらをするのに
敬意を表して、彼らを”ローガンの子“と呼ぶものもいるほどだ。
しかし、楽しみのためだけにいたずらをするエルヴィンとちがって、
レプリコーンは生きるためにいたずらをする。


ちなみに、フリガナは社会思想社版は「けいい」と「ひょう(して)」、
SNE版は、性質に(たち)とふってございます。
総じてSNE版は、特殊な読み方でないものについては
フリガナをつけない方針のようでございますな。
 わたくしといたしましては、フリガナは多い方が好きでございますが。

 なお、SNE版の引用の最後の一つが、
レプリコーンとなっているのは原文のママでございます。
これが、レプラコーンのいたずらというものでございましょう。


 大判になったことでわかりやすくなったのが、地図や図表のたぐいでございます。

 特に、町や村などの地図にその恩恵が感じられます。
ヤズトロモさんの塔のあのごちゃごちゃした絵も、
大判になることでいっそう楽しめるようになった感がございますな。

 図表につきましては、たとえば「ドワーフのルーン文字」(p.063)。
社会思想社版(p.158)には、アルファベットとルーンの間には
何もなかったのですが、そこに単語が追加されております。

 また、物の値段表(p.134)も、
社会思想社版(p.412)では思いつくままといった配置が、
武器、鎧、日常品と順序よく並べかえられ、扱いやすくなった感がございますな。


 まぁ、ざっと見の感想はこんなところでございます。


 それにしても、オビ「本当のファンタジー」ってなんだろう。
「ファンティング・ファンタジー」って、そういうククリでとらえる作品
ではないと思うけどなぁ。

 だいたい、「本当の」って書くと、かえってウソっぽく……。


 じゃあねぇ~~!

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「BUG NEWS」誌1986/4 
 特集「ゲームブック145冊」の

「PLAY THE BOOK ゲームブックで「本」が変わった!」(p-26-27)

を読んでおりましたところ、
次のような記事が目を引きました。


「ペンギンブックス」の海外販売員が、
日本にゲームブックの話をもってきたのは、一昨年春ぐらいのことだ。
大手出版社もまわったが、「どこが面白いかわからない」と見向きもされなかった。
 一冊目をだした社会思想社も出版を決意するまで半年近くかかっている。
「『火吹山の魔法使い』の解説を書いてもらった紀田順一郎さんに相談したところ
『面白いですよ』っていわれたんです。
でも『売れる』とは一言もおっしゃいませんでした(笑)」

(社会思想社編集部部長田中轟人)


 この一昨年と申すのは、この記事の1986年の一昨年(おととし)、
つまり1984年のことだと思うのでございますが、
春に話があって半年、ということは出版を決意したのは秋ごろ? となると、
その年の12月に刊行された『火吹山の魔法使い』は、
相当急ピッチで作られたのでございましょうな。

 まぁ、決意までの期間、いろいろと動いてはいたのでございましょう。
 いや、それはともあれでございます。

「大手出版社もまわった」

 そして、

「社会思想社も出版を決意するまで半年近くかかっ」た

 と、いうことはですよ、つまりもしかすると、

『火吹山の魔法使い』は別の出版社から出ていた目もあるということでございます。

(ぎゃくに、社会思想社からもどこからも出なかったというファンブルも、
 可能性としてはあったということでございますな)。


 歴史にIFは禁物……、
でもだからこそ、そうした妄想は楽しいものでございます。


 というわけで、もしも『火吹山の魔法使い』が他の出版社から出ていたら
というあり得たかもしれない過去を楽しんでみることにいたしましょう。


 形態は、元がペーパーバックでございますから、
文庫新書が妥当なところでございましょう。

 「アドベンチャーブックス」の講談社や、
「ハローチャレンジャーシリーズ」の朝日ソノラマなどは、
やはりそのままペーパーバックスタイルでございましょうな。

 いずれにせよ、フルカラー大型本とかは多分ないでしょうなぁ、残念

ホビージャパンでしたら、
『ファイティング・ファンタジー』のルールブックと一緒に、
シミュレーションゲームと同じ大きさのに入れてーー、ということも
考えられますが、その場合も白黒でしょうな。


 まっ普通、文庫か新書サイズでしょう!
 となりますと、

 東京創元社……は、なぜかなんとなく予想できるのでまぁいいでしょう。

 早川書房(やはり、ハヤカワ文庫FTなのかなぁ)……、

 角川書店(まだ、スニーカー文庫も、富士見ドラゴンノベルズも
      ファンタジア文庫もない時代ですからねぇ)……。

 学研……。西東社……。桐原書店……。




 訳者も気になります。

 安田均先生が訳を担当した可能性も当然考えられますでしょうし、
ほかの……、いろいろな方の訳を想像してみるのも面白いかもしれません。

 あの方が訳せば、こんな感じだろうか、
 あの人なら……、と一流の訳者をあれこれ思い描くことでしょう。
 
 当時は、アカデミー出版が、シドニー・シェルダンの作品を
「超訳」で売っていたので、そういうのもアリかも。
あれは面白さのために意訳があったり、省略があったりするそうでございますからなぁ。

 戦闘ルールとか面倒だから、
全部勝ったことにして、負けたほうの選択肢は全部削除しようとか?

 ないかなぁ。


 もしかすると、
完全に子供向けとして、「ですます」調で訳されていたかもしれませんな。

トールキン先生の小説『指輪物語』がそうでございましたし、
朝日ソノラマの『騎士ローラン 妖魔の森の冒険』もそうでございますからな。



 そうそう。
 もしかすると、二見書房から出ていたという可能性も――。

 そうなりますと、
 訳は変わってくるのかなぁ。
 話自体も変わってくるのかなぁ。
 巻末に「見てはいけないマップ」はつくのかなぁ。
 イラストは変わるのかなぁ。
 ザゴールさんもフーゴ・ハル先生がお描きになるのだろうか。
 などと、いろいろと気になってまいりますな。




☆ いずれに想像しても、楽しいことではございますが、

ただ、『火吹山の魔法使い』についてはそれでいいとして、その後のことがございます。

 はたして、あれだけの大ブームとなっただろうか。
 そして、あれだけ長くシリーズが続いたかどうか。

 たとえ、ブームが大きくても、
ある一定の巻数まで出したら、それ以降はやめちゃう出版社などはありそうですし、
ブームが去ったらとっとと終わりにしちゃうところもあるでしょうしな。

 そこまで考えると、本当にIFもIFでございますが……。

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「ウォーロック・マガジン」vol.1をつまみ読み。

タイタンの放浪者先生の「未訳FF紹介」(p.97)を読むまで、

ザゴール(Zagor)さんオルドラン(Oldoran)なんて
ファーストネームがあること、知らなかったよ~。

(あれ、でもAFF2版のシナリオ
『火吹山の魔法使い』にも書いてある……。忘れてました)

 でも、

 と、いうことは、

イニシャル”OZ“
 
 つまりザゴールさんは『オズの魔法使い』

 ……と申しますか、

 「魔法使いオズ」ってことになりますな。
 
 でもそれだと、正体が貧相な老人ということに……。

 ……。



 あっ、合ってるのか。







 (えっ?
  ザゴールさんは、ウィザードじゃない?
  ウォーロックだって。
  まぁ、気にしない気にしない。)
 



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2018/05/29 追記:

今日行ってみましたところ、
みごとに『運命の森』だけなくなっておりました!

 買った人いるんだなぁ……。
 中の状態がどうだったか、ちよっと気になる……。
 まぁ、このブログを見てではないとは思いますけどね。

 そんなわけで、この記事は終了。消してもいいのですが、
なんとな~くめんどくさいので、とりあえずは置いておきます。
他の高いのは、まだ残っておりますしね。

追記の追記
「ルパン三世」のゲームブック2冊も終わっておりました

                  (追記はここまで)





a-Too南瀬名店の、トレーディングカードコーナーの奥の方に、
TRPG(異国の言葉で書かれたものが多いのですが)やカードゲーム、
ファミリーゲームなど、トレーディングカードゲーム以外のゲームが
置かれたワゴンがございます。

 その中に、ゲームブックもいくつか収められいるのでございますが、
今日見てきたら、ファイティング・ファンタジーが3冊入っておりました。
 タイトルは、
 
『運命の森』
『サソリ沼の迷路』
『宇宙の連邦捜査官』

カバーが全体的にかなりまだらに黄ばんでいるのでございますが、
そんな状態にもかかわらず、値段を見ると、
『サソリ沼~』が、600円、『宇宙の~』が800円。
足下を見……。
いやいや、FFシリーズはネームバリューがあるものでございますなぁ……。

 では『運命の森』は? と見てみると……、

 ……。

 50円。

 500円の見間違いかと、二度見しましたが、確かに50円でございました。

 何で?
 ビニールに包まれていたので、中は分かりませんが、
表紙の次のページあたりが、『運命の森』は、波打っていたような……。
でも、汚れの感じから考えて、同じ方が手放したものでございましょうから、
そんなに違わないと思われますし……。
読めないほどひどいのは、扱っていないでしょうし。

 確認してはまいりませんが、
その横に置かれていたルパン三世のゲームブックも、
50円ぐらいじゃないかと思いますのであり得ない価格ではない、
と申しますか、個人的には妥当な気が……。




 まっ、とりあえず『運命の森』が不憫でございますな。


(追記:ルパンのゲームブックは、ここでは、100円と200円で売ってました~。
    足下を見……いやいや。)

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アドバンスド・ファイティング・ファンタジー

『アドバンスト・ファイティング・ファンタジー第2版』
著:グレアム・ボトリー、スティーブ・ジャクソン、イアン・リビングストン
 訳:安田均他 (グループSNE/平成30年4月)

               
……
『アドバンスト・ファイティング・ファンタジー』なのに、

『ダンジョニア』の表記がない!

なんで?


 まっ、それはさておき。


今度「ROLE&ROLL」の発売日あたりに、ついでに買えばいいや、
と思っていたのですが、ふと思い立って、静岡市街へ。

予定してなかったものでございますから、お財布の中は7000円。
小銭も23円ぐらい。値段も形態も覚えておりません。

“上下巻じゃなかったよなぁ。これで買えたよなぁ”、
と不安を覚えながら行ってみると、本屋さんにはないみたい
(判型を覚えてなかったせいで見落としたのかもしれませんが)。

 結局おもちゃ屋さんで買いました。

 ネットの画像で見たときは、
ハードカバーかなと思っていたのですが、そんなことはございませんな。
 ソフトカバーで、A-4版。196ページ。
中もオール白黒で、横書き(個人的には縦書きが……)。
いたって普通の造りでございます。

 豪華愛蔵本として、ハードカバーで、本文もいい紙使って、
カラーイラストを多数入れてとかしたら、

 コレクターの方とか、買わないのかなぁ……。

 そういう人は、それほどいない?

 付録として、『火吹山の魔法使い』のシナリオがついてきます。

  こちらは66ページ。
 イラストは、扶桑社版よりも、はっきりしております。

 まぁ、これは、扶桑社版のほうが、デジタル処理のせいか何かで、
黒がつぶれているということなのですが。

 ただし、雑誌からとったと思われる、p.053とp.065のイラスト
(それぞれ、「ウォーロック」第二号p.53、同第一号p.17)は、
けっこうジャギーが強く出ておりますな。

☆ 裏表紙には、

「想像力を働かせて、『火吹山』から『運命の森』まで、
新しい刺激のある冒険に出かけましょう」

と書かれてございます。

 『さまよえる宇宙船』……はともかくとして、
 『盗賊都市』とか、それ以降は、置いてきぼり?
 ……。
 ということは、ない……でしょう。

☆ それにしても、『火吹山』という単語には、

ルビがふってあるところが一つもないみたいですなぁ。

 それぞれに任せます、と放棄したのでございましょう。

☆ 『アドバンスト・ファイティング・ファンタジー』の巻末p.179には、
  旧モンスター名との対応表が載っております。

  旧名のほうが味があっていいのもございますが、
  まっ、それは、ゲームブックとして、でございますな。

☆ 『火吹山の魔法使い』のシナリオブックには、
  周辺と内部のマップも載っております

  (自分で描いたときは(途中まででしたけど)こうはならなかったですなぁ。
   何しろ部屋の大きさなんて気にしておりませんでしたし)、
   部屋と部屋のあいだ隙間(というか土?)
   なんて考えておりませんでしたもの)。

  部屋や、人物の解説もございます。
 
 三四三の部屋は、ゴミ捨て場だったのか。

 三六の人は、先にやってきた冒険者だったのですな。

 あの呪文も新訳で載っている!
(ゲームブッククイズに付け加えておこうか
 とも思ったのでございますが、やめておきました)。

 など、『火吹山の魔法使い』の副読本として楽しめる出来になっておりますので、
  わたくしのような、ゲームブックだけの人でも、楽しめると存じます。

☆ ソロプレイをやるだけなのに、このルールはめんどくさい?
  そういう方は、別に気の向いたルール、
  覚えられるルールだけ使えばよろしいでしょう。

  ソロプレイを作った方になんと言われるかは存じませんが、
  なんならアドバンスしない『ファイティング・ファンタジー』の
  ルールでもよろしいかと。

「ルールブックにもあります。『楽しむこと!』が大切なのです」(P.194)と

  書かれておりますので、問題ございません!

 TRPGなら、参加者全員の同意が必要ですが、
  ソロプレイでは、何しろ1人ですからな。

カレーに甘口辛口があるように、自分の好みの形でやればいいと思います。

 とにかく、やらないよりはその方が、ずっとマシというもの。

 その際、やってはいけないのは、それに触れないで、

「簡単すぎる!」「たいしたことない」などと発言することでございますな。

 でないと、むずかしいゲームブックばかり増えて、困ってしまいます。





☆ ところで、
  この『アドバンスト・ファイティング・ファンタジー』では、
  どんな冒険者がどんな活躍をするのでございましょうかねぇ。

 四根今直さんだけのチームを作って
 悪死ズの脅威………
 ……。

 あああ、言うんじゃなかった~!!


☆ セッションの際には、おそらくディレクターさんは、

「三方から無敵獣が押し寄せてきた。
 君(たち)は、それらの群れと戦ってもいいし、
 背後の熔岩の川に身を投じてもいい」

というような口調で進行するのでしょうな。
 いや、しなければならない、のでしょう!

 楽しみでございますな。

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「ウォーロック・MAGAZINE vol.1」

 
 いやぁ、杉本ヨハネ先生は、
故「ウォーロック」誌の初代編集長並みに頑張っているみたいですなぁ。
無理をしないようにしていただきたいものでございます。
というのが無理、なのかもしれませんが……。

 などと、ネタ的に考えながら、
静岡の中心街の本屋さんに行きまして、探すことしばし、見つけましたよ。

 で、そのときの感想は――。

「ウォーロック・マガジン」  背が単色なところが、同人誌っぽい+ホラーっぽいですなぁ。
 判型はB-5、で意外にページ数が多い。
「TtTマガジン」のタイトル替えなので当たり前ではございますが、
そこら辺は、
「ウォーロック」誌に倣うということは、しなかったみたいですな。

 裏表紙を見ると、発行がグループSNEでFT書房は協力……。
「TtTマガジン」とは違う……。

 なるほど……。

 というわけで、

「Role&Roll vol.163」、

『ダークデイズドライブ エレガントエンジン』、

それに『鈴木康士画集 薄明』
(「斑鳩」が目当てだったのですが、
     プラモデルの箱絵以外、大してありませんでした……)

とともに買って、帰宅。

ビニールを破って、中を見ることにいたしました。

 裏表紙を見たときから、というか、
「TtTマガジン」の告知の時から大体分かっておりましたが、
やはり、ゲームブックの雑誌というよりもTRPGの雑誌でございますな。

 AFFやとんとろはもちろん、そのゲームブックもTRPGとしてのそれ。

 正しいのでございますが、わたくし的にはお手上げ。

 こちらはもっと、
分岐する物語といった方面のゲームブックに対する興味でございますもの。

「タイタン」などは、読み物として面白かったけれど、
各作品が、そのどこであった話かとかは、全然気にしておりませんですものなぁ。

 まぁ、それが第一印象。

 そうは申しましても、ゲームブックはゲームブックでございますし、
うんちく話には興味ございますからな。

 意外に、と申しますか、けっこう楽しく読めました……。
 ではございませんなぁ。
 現在進行形。
 読んでおります。
 
 というわけで、雑な感想。
 
☆ 「無敵の万太郎」さんは、そっとしておいてやって欲しかったなぁ。
  名前だけのほうが、各人のイメージが広がるってものだから。
 
☆ 火吹山って、なんかずいぶん立派になっちゃったなぁ。
  p.22の地図を見ると、すごく高い山みたい。
  あれじゃあ、てっぺんに赤い草なんて生えないんじゃないのかなぁ。
  ドラゴンのいる場所も、吹き抜けで空が見えていたというのに――。
  ドラゴンだって15メートル程度の大きさ(パラグラフ一〇六)なんだし。
  こんなに高い山じゃ、歩くだけでへとへとになっちゃう。

  悪魔の三人と呼ばれるようになってからだろうけれど、
  ザゴールさんもバルサスさんも、ずいぶんすごい方になられて。

  ゲームブックでやったときは、文庫本一冊に収まるコンパクトさで、
  それが良かったというのに――。

  火吹山なんて、地元の人がそう呼んでいるだけの小さな山でいいし、
  バルサスの要塞だって、金持ちのお屋敷ぐらいの規模で十分。

  ザゴールにしてもバルサスにしても、その地方では名を知られている悪党、
  ぐらいの感じだと思うんだけどなぁ。

  でなければ、一介の冒険者は荷が重すぎる……。

  いいのですよ、その程度の悪党で。

  話の大きさと面白さは、比例するわけではございませんから……。

  まぁ、60巻ぐらいでしたっけ続くうちに、
  話に尾ひれがついたってところでございましょうか。

☆ グレイル・クエストシリーズはともかくとして、
  「スクワット・ダンジョン」の新訳来ないかなぁ。
  あれだけ「14番」じゃなくて13番だし、
  (追記:おぉっと。『悪魔族の叛乱』もそうでございました)
  あのぐらいの分量だったら、雑誌の中でもできそうだし。
  いや、ウェアウィザードにはならなくてもいい。

  まぁ、『モンスター・ホラーショウ』に収録された
 「ドゥームベインの人狼」は、いわゆる「人狼ゲーム」をやっている人には、
 興味があるかもしれないけれど。

☆ 「編集部からの挑戦」は、相変わらずのアンケートみたいな出題だなぁ。
  それに、「AFFでやりたい、マガジンに掲載してほしいシナリオ」
  というのは、マニアックな気もする。シティアドベンチャーとか、
  ダンジョンものとか言っているうちはいいけれど、
  投稿するからには、
  タイタンの地名とかエピソードを知っているほうがいいでしょうし……。

☆ 専門誌でございますから、
  かなりマニアックな方向に振った造りはいいと思います。
  わたくしのような、単なるゲームブックファンには、
  知りもしないようなうんちくも楽しいですしな。

  ですが、もう少し一般性もあった方がよろしいのでは、とも感じます。

  ゲームブックをやらない方や、TRPGをやらない方が、
  何かの間違いで買ってしまっても、
  続けて読んでいこうと思うぐらいの要素があってもいいかと存じます。

  実を申しますと、
  わたくしが「ウォーロック」誌(社会思想社)を買ったのは、
  第六号のモンスター特集にひかれたからなのですね。

  ゲームブックに興味はあったのですが、
  SFものである『さまよえる宇宙船』から離れていて……。


  そういうケースもあるのですから、
  もっとマイルドな記事を入れても良いような気がいたします。
 
(ちなみに「ウォーロック」誌のバックナンバーは古本屋さんで買い足しました)。


※ ところで、vol.2は、いつ頃の予定なのだろう?
 奥付を見ると、
 雑誌と言うより、ムックに分類されるものみたいな気がするから、
 やはり不定期刊?

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(2)ができてしまった……。

 バルサス・ダイヤさんは、「図書室のようなもの」を持っております。
パラグラフ一三二ですな。

ここで、彼のことや〈黒い塔〉のことを調べられるのでございますが、

ところでこれらの本、いったいどなたが何のために書いたのでございましょう?

 ダイヤさんの弱点とか、組み合わせ錠の番号とかも書かれておりますよ?


 バルサスさんが、自分のすべてを後世に残そうと思って、それを書かせた? 
 だとすると、けっこうナルシストかも。

 でも、このお方、後世というか、自分の死んだあと、いや、自分が死ぬということさえ
 考えてなさそうですよねぇ……。


 〈黒い塔〉の秘密のほうは、
  あるいは、お父さまかお祖父さまが、子孫に残すために書かせたとか?



 もしかすると、間諜の手になるものかもしれませんな。

 執事か何かとしてこの砦に潜入していた(サラモン王のかな)スパイが、
長い期間の間に書き留めておいた報告書、
それが、脱出の前に見つかってしまい、あわれ彼(もしくは彼女)は鉤爪獣の餌食。
レポートは、戦利品として図書室の中に……。

 かわいそうですけど、かっこいい!


 ところで、バルサスさんとルクレチア姫のあいだには、
お子さまとかいるのでしょうかねぇ。

 もしいるのだとしたら、復讐のため……、
いや、バルサスさんの性格を考えると、
そのお子さまも、家族への親愛の情とかなさそうでございますから、
それを名目としてではございますが、サラモン王に戦いを挑むという
後日譚も面白そうですな。

〈黒い塔〉の妖怪たちを召喚して戦うとか、かっこよさそう。

サイ男とか

カラコルムとか

円盤人とか

レプレコーンのオシェイマスとか(協力してくれる?)

ガンジーとか(協力してくれるのか……なぁ?)

……



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   バルサス・ダイヤさんって、                                                                                                  バルサス・ダイヤ        
   君に出会ったとき、
   どうして、女性なんかに
   変身したんでしょうねぇ。
       (女性……ですよ?)

   ……

   ……

   この
   およそ魔法使いらしくない、
     筋骨隆々の方が……。

   ……


  もしかして                          

     シュミ?


















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『火吹山の魔法使い』(社会思想社版)の表紙ですが、
もしかすると、これが、マジ夫さん!?

火吹山の魔法使い    



てっきり、
本文と表紙イラストの挿絵画家が違うために起こったしめしあわせの不備で、
表紙の絵もザゴールさまかと思っていました。
もしくは、タイトルのイメージに合わせて、魔法使いの典型を描いたのかとーー。

 ですが、
「龍火の作り方と投じ方」を晩年になって完成させた魔法使い
(パラグラフ二九六)となりますと、ファリーゴ・ディ・マジオ師に
間違いないということになりますなぁ。

 そのタイトルにもかかわらず、
龍のはき出そうとする火の玉をとどめる魔法の効果(パラグラフ二六)も、
表紙の絵に合っているように思います。


 それに、FFシリーズの表紙絵って、初期は特にそうですが、
ラスボスとかあまり描いておりませぬものな。

(味方するキャラも描いていない? 
まぁ、それはそうなのですが、
味方するキャラは、表紙に描いても面白くない場合が多いですし、
そもそも少ないということで……)

 となりますと、『火吹山の魔法使い』って、
ザゴールさまではなくって、このディ・マジオさまのこと~!?

 その可能性もないではないかと。

 ただ、そのあたりがまぎらわしいので、
新しい表紙は、扶桑社版もそうですが、
わかりやすくザゴールさまが表紙になったのでございましょう。

 でしたら、
本文イラストにマジ夫さまのご尊顔も加えてくださればいいのに、と思いますが、
そういうことをする気はなかったのでしょうな。

過去の方ですから、
入れるにしても扱いが微妙な感じになるような気がいたしますしーー。





コメントに対する気まずい 追記:


 ドロシー!ん、 吉里川べお]さん、
コメントをありがとうございました。

 本来ならば、顧みるはずのなかったこの記事を見直す機会を与えていただき、
感謝しております。

 というわけで、コメントに対するコメントを得意がって書いていたのでございますが、

そのうちに……。


 えっと、ですねぇ。


 まず、記事を書いたとき、原作でもザゴールが、
最初老人の姿で現れることをすっかり忘れていた、というのがひとつ。

 あれ、シナリオブックのあとづけの設定だとばかり思っていたのでございます。

 老人というのは、原作では「噂」のところだけの話かと思っていたのですな。

 ですから、表紙の絵がザゴールということはないだろうと思っていたのですが、
それを知って、可能性があるということを知りました。

 もう一つは、念のために検索して、原書のイラストを見てみたのでございます。

 すると、あちらの本は日本の文庫よりも背が高いですし、
イラストが裏表紙にまでおよんでいる……。

 それを見ますと、
本の背が高い分、魔法使いが龍を召喚している図に見える……、と。


となると、龍のはき出そうとする火の玉をとどめる魔法を発揮している
という考えは、怪しくなりますな。

 そんなわけで、マジ夫さんの確率は低くはなりますが、
強がってゼロではないと申しましょう!


 マジ夫さんが龍を召喚しても不思議ではないですし、

ザゴールさんが作中に龍を召喚する記述はございませんからな。

 とは申せ、この説が苦しくなってきたのは確かでございます。



 というわけで、表紙の魔法使いはザゴールさんかもしれません。

 顔が違う、とか書こうと思ったのですが、
鼻の形などは似ておりますし、違う作家が描いている以上、許容範囲といえますし――。


 ですが、往生際悪く申しますが、そういうことよりもここは、

 龍と魔法使いというファンタジーの典型をアイコンとして

表紙に入れておきたかったからこういう形の絵になった、

ということが重要なのだと思います。

 何しろ第一作でございます。
 単独作品と何ら変わることはございません。

 作者は新人だし、新しいスタイルの作品でございます。 
 何もかもが冒険でございますが、


 それゆえに表紙は誰でもそれとわかる、

龍と魔法使いという、
直球ストライクなファンタジーに

決めたのではございませんでしょうか。



 というよりも物語自体、オーソドックスなファンタジーとして、

龍と魔法使いが登場することを、まず決めていたのかもしれませんな。



 表紙の人物がザゴール様であるのでしたら、

 老人ザゴールをゲーム中に出したのも、

表紙にこの魔法使いのおじいさんを出したかったからかも?


 パラグラフ358のようなイラストがいきなり表紙に来ても、
魔法使いと気づいてくれない方もおられそうですからな。




 そのようなわけで、存外つまらない結果となってしまい、すみませんでした。

 こんなこともございます。

 これ以上の発見がない限り、わたくしといたしましては、
そのあたりで保留ということで。

 そして、ありがとうございました。

 コメントをいただかなければ、
このことについてこれ以上考えることはほとんどなかったでございましょう。
 それについて再考する機会を与えてくださったことに感謝いたします。

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外国人名義の日本人のゲームブックといえば、
二見書房を外すわけにはまいりません。


二見書房のゲームブックで日本人が書いたものといえば、
『魔城の迷宮』ぐらいだと思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

 ですが、おそらく3作品、

『シャーロック・ホームズ 切り裂きジャック事件』

『グーニーズ』

『ジュラシック・パーク サバイバル・ゲーム』


 は、日本人の手によるものだと思われます。



☆ 『シャーロック・ホームズ 切り裂きジャック事件』については、


以前、ネットにフーゴ・ハル先生がご降臨なされたとき、お聞きしたような。

 いずれにせよ、
他の「シャーロック・ホームズ10の怪事件」から続く3作品とは毛色が違いますものな。
 ネットで探しても、それらしき外国のものはないと思われます。
 ベイカー・ストリート・イレギュラーズは、
著者名ではなくて、著者チームの名前ということなのでございましょう。
ですから、必ずしも外国人というわけではないですが、
外国人と思わせるためにこの名を使った感はございます。




☆ 『グーニーズ』については、

「Bug News」誌1986/8号のp.90「ゲームブックの森の満開の下」で、
晴浜慶千代(はるはまよしちよ)というゲームブック編集者の方が、
自分たちの作品だと、正体を明かしております。

『グーニーズ』などという作品などは
「どうも、ハリーです」
「こんにちわリンドです」
「なあんだ、ハリー・リンドって僕らだったのね」
といったノリのものだったから(p.91)

ということだそうでございます。


☆ 「ジュラシック・パーク・サバイバル・ゲーム」の著者も

J・P・クルーズと外国人の名前みたいになっておりますが、
おそらくこれも、
ジュラシック・パーク・クルーズというグループ名なのでございましょう。

 これは、まぁ、証拠はございません。

 ですが、以下3つの理由により、
これが日本人の手によるものだと考える所存でございます。



(1) イラストの岡田良記先生と本文との連携が、
    翻訳物だと考えるには良すぎる感じがする。

(2) イラストを参考にする双方向移動パートと、アクションパート
   という構成や、謎の提示の仕方などのテイストが、
   『魔城の迷宮』などの二見書房のゲームブックと同じものを感じさせる。

(3)英題の下の権利表記の部分で、翻訳物なら
   「japanese translation right」となるべきところが、
   このゲームブックの場合、「Japanese game book light」となっている。

試しに、

原題となっている、
「JURASSIC PARK : The Role-Playing Game Book」で検索してみました。

 すると、
「Lost World: Jurassic Park Role-Playing Game Book」
というものが「You-Tube」にて紹介されておりました。

フルカラーのパラグラフ選択式のようで、興味深くはございますが、
1997年48ページ(二見書房のものは1993年)だそうでございますから、
まったくの別物でございましょう。

 ちなみに著者は、「Farshtey,Greg」という方のようでございます。
 
さきほど挙げました、

「ゲームブックの森の満開の下」の冒頭には、

「ゲームブックに限らないが、編集の仕事というのは、
 作り手と世間、すなわち読者との間につながりをつける
 美人局か幇間みたいなものだと思っている。(……)
 多少自虐的に、あるいはハードボイルドに言えば、
 本を作って売ってしまうなんて詐欺行為だと自認している」

とございまして、
この外国人(っぽい)名義というのも、
本を売る上での選択肢の1つということでございましょうな。

 まぁ、確かに
ゲームブック以前から続くサラブックスのラインナップにしても、
けっこううさんくさいものが多い(←はっきり言うなぁ~)ですからなぁ。

 翻訳物を偽装した理由は、やはり権威づけでございましょう。

 もともと、日本人は外国で認められたものに対して権威を感じる風潮がございますし、
「火吹山~」が爆発的な売れ行きを見せたおかげで、
翻訳物のゲームブックこそ本物という雰囲気があったのは否めません。
(海外のものでも、というか、そのほうが、明らかに子供向けで、
評価を低くせざるを得ないものがあったりするものですけどね)

 実際、先ほどの「ゲームブックの森の満開の下」にも
「Bug News」誌1986/4の「ゲームブック145冊」のランキングで、
ブレナンのシリーズよりも良い評価
(ブレナンは「竹」か「梅」なのに対し、『グーニーズ』は「松」)
を得たことが語られております。

 おそらく、日本人が作ったと作品であるとあらかじめ分かっていれば、
このような評価にはならなかったのではないでしょうか。

 とすれば、やはり、作者が日本人か外人かで、
評者の目が変わったということでございましょう
(まぁ、この「ゲームブック145冊」の評価、時間がないのでございましょうな、
時おり首をひねらざるを得ないような部分もあるのでございますが……)。


 具体的な例を挙げるとすれば、


 海外で作られた有名な映画や小説のゲームブックを、その評判を得て翻訳したものと、
…………。

 え~っとですねぇ、

『ガバリン』という映画を、日本の、大して知られていない作家(失礼)が、
ゲームブック化したものと、

どちらに食指が動くかということでございます。

いずれにせよ、幇間でも詐欺でも、作品が良いのであれば、
出版社、読者ともにめでたしめでたしでございますな。
 二見書房の上掲書は、それが成功した例と申していいのではないでしょうか。



☆ 追記:しまったぁ~!! 
『ガバリン』は、「スタジオ・ハード・編」となっていて、
著者名は書かれていないのでした~ !!

 ちなみに、後書きを見ると、ゲーム構成から執筆までを
塩田信之・三原治・飯野文彦・中山りか子の四人の先生方が
分担して作り上げたということでございます。

 でも、まぁ、
スタジオ・ハードを外国人の名前だと思う方はいないと思われますし、
上の文の大概には問題ないかと……。



 最後に、「ジュラシック・パークサバイバルゲーム」について。

ジュラシックパーク いいとも悪いとも、
評判自体あまり聞いたことが
ございませんので申しますが、
なかなかいい作品でございますよ~。

二見書房のゲームブックというものは、
常に前の作品を糧に進化してきた感が
ございますが、
この作品もそうでございます。

などと申しますと、ファンの方からは

『魔城の迷宮』が最高傑作だろ

という声が聞こえてきそうでございますが、
それはそれ。

 通好みの『魔城の迷宮』に対し、

そこで培った面白さを取り入れながら、
よりわかりやすく自然で、
一般性を持たせたゲームブック
として、
もっと評価されて良い作品だと思うのでございます。

 なにしろ、1993年の作品でございます。
 双葉社がゲームブックから撤退したのが1992年。
 
それよりあとに出版されたものですからな。

 この作品、
「ゲームブック」という言葉は、先ほどの英題下の権利表記の部分の
(game book)という言葉以外には見当たらないようでございますし、
そのような一般性は必要不可欠だったのではないかと存じます。


 一つ申せば、暗視ゴーグルの映像。
ブームだった裸眼立体視を取り入れたのはいいのですが、
白黒ページということもあり、今ひとつわかりにくいという……。
まぁ、暗視ゴーグルの映像ということで、わかりにくい理由はつきますし、
それがゲーム性とおっしゃられれば、それはそうなのでございますけれどね。








☆ ついでながらこの「ジュラシック・パークサバイバルゲーム」
  さきほど挙げた海外の
「Lost World: Jurassic Park Role-Playing Game Book」よりも
よっぽどいい作品だと思うのですけど……。
どうでしょうかねぇ。
アチャラの内容は、英語なのであまりよく分かりませんが。

わたくしは、英語を使えないので、
どなたか、英語に堪能な方が、
それこそYOU-TUBEか何かで、
海外に紹介したら、おもしろいのでは……?
などと、思う次第でございます。



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