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2025/07/14 あらし子。戦国時代末期から文献上は現れた身分みたいでございます。「奉公人、侍、中間、小者、あらし子に至る」とあって、武士身分の最下層、足軽よりも下の雑兵として、または戦場での土木・大工・輜重などの雑役、死体の片付け、炊事などに従事したそうでございます。荒仕事担当でございますな。戦場と申しましても戦う人だけいればよいわけではございませんでして、そのような役割分担も必要になってくるのでございましょう。江戸時代にもなるとこういう方は、雑役担当として大名などに雇われたり下作人や日雇い百姓などになったみたい。低い身分は低い身分のままでございますな。
[9] [8] [7] [6] [5] [4] [3] [2] [1]

(「定義1:ゲームブックとは何か」より続く)

 それでは、定義の話は要らないのでは? とおっしゃるかたもございましょうが、そんなことはございませぬ。

 わたくしが、ゲームブックをどう考え、この『文学部ゲームブック科』において、どのようなものを扱うかを提示しておかなければ、まとまりがなくなってしまいますからな。

 とは申しましても、別に特別なことを書こうという訳ではございません。
 それはそうでございましょう。
 一般的なゲームブックの概念とまったく違う定義をいたしましたれば、それはゲームブックとは別物になってしまいますからな。
 ここでそういうものについて、話題にするつもりはございませぬ。
 前置きが長くなってしまいましたが、ここからが本文。
 ここでのゲームブックの定義は以下のとおりにございます。

 ゲームブックとは

パラグラフによる分岐を含む本の体裁をしたエンターテイメントで、
分岐を読者(=プレイヤー)が選択していくことによって物語が進展
していくタイプの小説

 である。

 くどいと感じる方もございましょうから、
 次回は、この文をもう少し分けて説明していきましょう。
 

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