2025/07/07 『エンディミオン」9章まで読了。まさにスペースオペラ。なのだけれど、それを成立させるためにぶちまかれた数々のアイデア、それを練りこんだ設定が地の文にこれでもかと入るため、軽快に読み飛ばせるものではない。じっくりと読むものになっている。物理的知識はほぼ必要ない。むしろ描かれたイメージを受け入れることが肝心に思う。
前回の定義は、いわば広義。
広い意味でのゲームブックについての定義でございます。
では狭義。
つまり狭い意味での定義は?
ということになりますな。
ズバリ申しましょう。
ゲームブックとは、『火吹山の魔法使い』である。
これが、狭い意味でのゲームブックの定義でございます。
言い切ってしまいましたなぁ。
ゲームブックとは、スティーヴ・ジャクソン(英)のゲームブックのことである。
でもよろしいのでございますけれどね。
ゲームブックの定義にゲームブックという言葉が使われているのはおかしい、と感じるかたもございましょうが、それはそれ、狭義ゆえと理解してくださいませ。
これはまぁ、マンガの神様が手塚治虫先生であったり、特撮の神様が円谷英二先生であったりするのと、同じようなものでございますな。
極論ではございますが、狭義を考えるとそうなる、と思うのでございますよ。
原点と申しますか定点。
ここから出発し、検証のためにここに立ち戻るという点において、やはり基本なのだと存じます。
なぜリビングストンではなく、ジャクソンなのか……は、ストーリーや構造からして、やはりジャクソンのほうがゲームブックらしいからでございます
この「文学部ゲームブック科」では、そうしたことを踏まえながらも、それよりも物語よりに軸をぶれさせて、ゲームブックについて考えていくつもりでございます。
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