忍者ブログ
2024/04/20 細胞の表面にはブドウ糖などの糖で出来た鎖状の化合物が生えている。これを糖鎖といい、いくつかの違う結合がある。この結合の違いが血液型の違いになるらしい。細胞はこの糖鎖によって他の細胞と関わりを持つのだが、病原体、ウィルスなどもこの糖鎖をとおして感染するようだ。 で、血液型が違うと抗体が攻撃するというのは、ウィルスの蔓延を抑止するためという説が21世紀になって発表されたそうだ。ウィルスは細胞から外に出るとき、細胞の表面構造を真似るのだが、これが血液型の違う人の体に入った場合、抗体反応が起こって攻撃するので、感染しにくいのだそうだ。つまり、血液型が違うと感染しにくいってことか。ホント?
[1] [2] [3] [4]
vol.213の ゆうやけこやけシナリオ
「たまなと不思議な浮島」に拠った絵でございます。
vol.215 の読者欄に載せていただきました。 
 
  
ゆうやけこやけ
  
 
 ホントはドングリの手紙を渡す辺りですとか、
もっとお話にもとづいた感じにしようと思ったのでございますが、
 
おっきなかめさんと小さいもののけを入れるのがちょっと難しくて、
このような後日譚的な、みんなで仲良くな絵とあいなりました。
 
 シナリオではどこかに去って行くということになっておりましたが、
再訪したということでよろしゅうございましょう。
 
 
 ところで、このような大きなカメの神さまの伝説というのは、
沖縄にあるのでございましょうか?
 調べてみたのでございますが、よく分かりませんでした。

拍手[0回]

PR
 前回の「Role&Roll vol.214」に
載せていただいた絵に関する記事でございますが、現在vol.226
 ずいぶん月日が経ってしまいました。
 
 実を申しますと、前回の文章は、vol.213の絵に関する記事のあと、
さほど経たないうちに書いたものなのでございます。
 
 ですがね、それを小説にしてみようと思ったのが運のつき
 小説って難しいよね。
 
 ごくシンプルに短く、と思っていたのでございますけれどねぇ。
カードによって構成が決まっているんだったら、
それほど難しくないだろうと踏んだのでございますけどねぇ。
 
 踏んだのは地雷だったのかもしれません。
 
 いろいろ設定したり、いろいろ考えたり……。
 
 最初はもうホント王道に、
家に帰ってきたら正装をした父親が待ち構えていて
「あなた様は実はわたくしの本当の子供ではございません。
 今は狂王となってしまった王さまの息子、王子さまなのです」
  
 ってな感じで進めていこうと思ったのでございますが……。
  
 書いているうちに下手だなぁ、思うこと多々ございまして。
 
 冒頭がこの感じですと平凡だし説明することも増えるので、
アクションから始めようかと書き直したり……。
 
 
 9月にほとんど記事がないのは、そのせい……
としたいのでございますが、
むしろ嫌になって放置していたという方が正しい答でございます。
  
 で、10月になったので流石に時間切れ、
ということで、元のままお披露目とあいなりました。
 
 でもまぁ、書きたい気持ちはございますし、
書きあぐねたことで少しは得たこともございますから、
またこのような停滞をするかもしれません。
 
 あらかじめ、ごめんなさい、と申し上げておきます。

拍手[0回]

.vol.214
 
 TRPGをはじめ、展開の幅を許す物語には、2つの道がございます。
ひとつには、目標があってそれを目指す型。
もう一つは、展開の方を重視して、本来の目的はそれほど重視しないタイプ。
 まぁ、
物語や小説など受け手の元に届く段階では1つの筋となっているものでも、
思考の過程といたしましては、その両方法の間で色々な形があるようでございますな。
 
 結末に向けてカッチリとすべてが決まっているような
推理小説のようなものは前者、
話の流れでどんどん変わっていく口承の続きものみたいなものは後者、
 
ですが極端にどちらかというものは滅多にあるものではございますまい。
 
 ゲームブックで申しますれば、
ファイティング・ファンタジーを代表とする、
ルールがあって目的があって、
その目的を達成できることがゴールであるというものが前者ですな。
 
 この手のものは敗北はバッドエンドでございますし、
マルチエンドにしても、目的の達成の度合いに応じて、
優劣がつくのが普通でございます。
 
 一方の後者は、拡散型とわたくしが呼んでおります、
マルチエンディングがいくつもあるタイプ。
 
 こちらは、結末が1つにまとまってはおりません。
流れによってそれぞれまったく別の話になることもよくあることでございます。
 
 結末は優劣をつけるものではなく、つけたとしても目的の達成か否かではございません。
 
  
 前回お絵かきした『そういうお前はどうなんだ』ですとか、
この『のびのびTRPG』のシリーズなんかは、
冒険を成し遂げるとか犯人をでっちあげるという一応の目的はあるものの、
そうすべくシナリオが作られているわけではなく、
プレイヤーが展開を作りあげていく後者タイプのゲームですよね。
 
 そういう意味で興味深く、
『のびのびTRPG』のソードとマジックは買ってみました
(でもまだマジックは開封しておりません)。
 
 で、実際に1人でやってみて思ったことは、
絵にも書きましたとおり、王道の話だなということでございます。
 
    
   
 このときたまたまそういう引きになったのかと思っていたのでございますが、
そうではないご様子。
 
 今すべてのカードを見てみますと、王道パターンばかりでございますな、
面白くない。
 
 以前、このゲームの元の1つであろうと思われる、
『ワンス・アポン・ア・タイム』というゲームでもそれを感じました。
 
 ちなみに、『ワンス・アポン・ア・タイム』は、
カードを出していくことで作られていく物語に自分のカードを出して介入し、
自分の目的に合ったストーリーにしていくというゲームでございます。
 
 で、そのカードに書かれているのは、おとぎ話によくある展開なのでございますな。
 
 複数人でやるのなら、それぞれの考え方やアイデアが違っているため、
王道で、いや王道の方がよろしいのかもしれませんが、
1人だとそうはまいりません。
 
 いろいろと混ぜたらそこらへん面白くなるかもしれませんが、
まだやっていないので不明でございます。
 
 というわけで、vol.214に載せていただいた絵は、
こんな感じ。
 
 
のびのびTRPG1  のびのびTRPG2

 
 
出て来たカードは、文字にして絵に入れたとおり。
 こんな感じでございます。
 
「王の帰還」
「ニセモノあらわる」
「狂戦士」
「追っ手が多すぎる」
「竜の一族」
「狂王の指令」
「姫」
「中立民族の襲撃」 
「羊飼いの少年」
「癒しの草を求めて」
「宿屋の主人」
「酒場の伝説」 
 
 複数人プレイでは、1枚めくるごとにお話を考えていくことになっておりますが、
1つの頭でそれをやると、お話にもならないデタラメになってしまいます。
 
 なので、すべてのカードが出そろってからお話を考えることにいたしました。
 まぁそれが、王道の物語に拍車をかけているのでございますが。

拍手[0回]

☆ 昨日買ってきましたけれど、正直いつ発売されたか分かりませんでした。
サイトでは6/18となっておりましたが、Amazonとかは6/13発売。
うーむ。
 
☆ 21世紀のTRPGを支え、バラエティ豊かにしてきたのは、
確かにこの雑誌のおかげと申してよろしいかと存じます。
 
☆ vol.225からは隔月刊になるそうでございますな。
絵を投稿している身としては、
2ヶ月に1回のですと他のことにも時間を回せるので歓迎。
まっ、これは「ウォーロック」誌のころから思っていたことでございますが。
 
☆ 隔月ならば記事も濃くなることでございましょう。
  そうなることを期待しております。
 
やはりね、いつのころからか習い性と申しますかパターンと申しますか、
読み応えや新しさがなくなった気がいたしますもの。
 
わたくしといたしましては、
作品の紹介やシナリオ、サポート以外の記事の充実も見てみたいものでございます。
  
ゲームのメカニクスでも何でもよろしいと申しますか
何がいいのかは分かりませんが、
パラパラッとめくっていてパッと目を惹く目新しい記事が欲しいところでございます。
 
 隔月刊ともなりますと、ページが増えるのでございますかねぇ。
文字級数は今より小さくてもよろしいかと。
TRPGは若い世代のものでございますからな。
老眼が──、とかいうご意見は考慮に入れなくてよろしゅうございましょう。
 
 
 
 
 気がついたのでございますが、
ソードワールド2.5」がえておりますな。
ボードゲームのコーナーも姿を消している……。
 
と申しますことは、
SNEは「GMウォーロック」に完全移行するということでございますな。
GMウォーロック」の公式ツイッターにも
グループSNE関連ゲームすべてをサポートする定期刊行誌
と書かれておりますので、そういうことなのでございましょう。
  
むかし「コンプティーク」誌を読んでいた身としては、
ふとよぎるのは角川のお家騒動……。
まぁ、そういうことではございませんでしょう。
これからも、連携してやっていくはず──
でないとTRPG自体の存続にも関わってきちゃう。
  
にしてもSNEがいなくなるとすれば、
その穴をいかに埋めるのか? 
期待できるところでございますな。
 
☆ いずれにせよ隔月刊化は、
TRPGの不振とかそういうわけでは無いようでございます。
TRPGは単に出版だけではないあたりが強みなのでございましょうな
(それが難しい点でもあるような気もいたしますが)
隔月刊化に先だって、
セッションデイズ」という新雑誌が創刊され、
これが年3回の発売になるとか。
ツインエンジンとしてTRPGを牽引していくことに期待しております。

拍手[0回]

vol.212 
 
イチゴスイーツの樹の下にはでぶっちょが眠っている!

……いえ、何でもありません。
vol.212の読者欄に載せていただいた絵でございます。
 
vol.210のウタカゼシナリオ「ロコの町呼春祭り 
   ~シェフの気まぐれデラックス」か
インスパイアされたものでございますな。
 
この号はね、もうスーパーイチゴデラックスってネーミングにやられました。
  
シナリオではもう少し現実的な組み立てだったような気がいたしますが、
フィクションでございますからな、
思いっきり、デラックス方面にふってみましたよ。
 
物理法則も無視でございます。
 
Role&Roll vol.212
 
 

拍手[0回]

vol.211の読者欄に載せていただいた絵でございます。
「Role&Roll」vol.209 「あやびと」シナリオ
「老舗麺麭屋の甘い罠」の封印期間1年未満の後日譚でございますな。
 
Role&Rollマメタ
 

拍手[0回]

vol.208のイラストで明かされることになりましたが、
リルドラケンのヴィンセントさんって細マッチョなのですな。
 
竜系キャラクターはどっしりしているイメージしか無いので、
これは意外でございました。
 
アニメ「レンズマン」
竜系宇宙人ウォーゼルさんがやはりスリムだったのですが、
それ以来の驚きでございます。
 というわけで、vol.210の読者欄に載せていただいたのは、
「奈落の彼方に灯る炎」第七回後編よりイメージしたものでございます。
 
ワイルドで行くぜ  

拍手[0回]

vol.209読者欄に載せていただいた絵。
vol.207 大正伝奇浪漫「あやびと」のシナリオ
西洋屋敷の幽霊騒動」(p.122)よりにございます。
 
あやびと
 
  
 女の幽霊が現われると噂のある西洋館。
 
 その正体は、この館に以前住んでいた清子お嬢さんの肖像画でございました。
  
 館にいつく座敷童・リクさんが、
彼女の帰還を信じて、部屋を整え、肖像画を窓辺に飾っていたのですな。
 
 それが幽霊と誤認されたのでございます。
 
 このシナリオ、そのリクさんを封印して終わりとなっておりますが、
 特に説得とかはないのですな。
 
 そこら辺はプレイヤーの方の発言で、ということなのでございましょうが、
 何もなくて封印ではちょっと強引・かわいそう。
 
 ということで、どうしたら座敷童さんが身をひいてくれるかを考えてみました。
  
 とは申せ、座敷童さんはただ過去の清子さんに忠実なだけ。
  
 過去の清子さんが納得してくれなければリクさんも消えないでしょうし、
 清子さんさえ説得できればリクさんの方は自動的に封印を受け容れる
──というかおとなしい座敷童に戻りましょう。
 
 というわけで、説得すべきは肖像画。
 それを説得できるのは、結局のところ現在の清子さん、
 ということで、過去の自分との対決でございます。
 
 説得なんで、文字数使うんですよね。
 ホントは2ページぐらい使いたかったところでございます。
 
    ☆     ☆     ☆
 

 リクさんのお召しものは昔の清水の写真集を参考にいたしました。
 
 昭和初期のものが多いですが、
「あやびと」の時代設定は大正16年でございますから問題ございませんでしょう。
 
 ところで彼の年齢でございますが、
設定では10歳となっておりますが(p.122)、
 シナリオでは5歳に見える(p.125)とございます。
 これは、5歳児ぐらいの人形で、作られてから10年が経っている
という解釈でいいのでございましょうか?
 
 ちょっとした疑問でございます。
 
 
 清子さんの衣装はちょっと難関。
 参考にした写真集の性格上、そして写真自体貴重だった時代でもあって、
 町の風景や記念写真がほとんどなのでございますよね。
 
 例えば、工場の開設とか。
 従業員がそろって写っているのですが、その衣装が男性は背広着ていても
女性は着物。割烹着とかなのですな。
 
 西洋館のお嬢様っぽくはございません。
 
 そんなわけで、肖像画の清子さんは和装。
 本物さんの方は、
当時日本に定期飛行で来ていた飛行機のエアガールさんの衣装を参照いたしました。
 
 結局、ほとんど見えなくなってしまいましたが。
 
 飛行機の話に少し戻しますと、ちなみに、
 初飛行は昭和6年。
 操縦していたのは女性飛行士にございます。
 その時代、いたのでございますな。
 

拍手[0回]

「Role&Roll」vol.206の
ディヴアインチャージャーG シナリオ「もふもふの侵略者」よりでございます。
vol.208の読者欄に載せていただきました。
 
もふもふ
 
 

うさこぷたーもウサギモチーフでございますから、
ほかにしようかとも思ったのでございます。
 
 たとえば、「エクリプスフェイズ」とか。
ですが新撰組って興味ないんですよねぇ。
鞍馬天狗とか出すのも設定的に変そうでございますし。
 
シャドウラン」のベヒモスも魅力的ではございましたが、
年末の忙しさもあって、ちょっと時間切れでございました。
 
 さて、このシナリオ、
呪力増幅装置なんて面白そうな装置があるのに、
効果的に使われていない気がしたのでございますよね。
重要な装置なのにどうでもよさそうな人に管理を任せておりますし。
 
 というわけで、機械を活用する方向に持ってまいりました。
 
 ウサギさんは最初、元ネタよりにしようと描いておりましたら、
ホントにちょっと黄色いネズミっぽくなってしまいました。
 
 ので、目を動物よりにしてこのような顔となった次第でございます。
 
 巨大化いたしましたが、
まぁ、大きくなっても正義のティマーチームの敵ではございませんでしょう。
 
 元のシナリオにつきましては、クライマックスの戦い、
もう少しPET絡ませてもよかったんじゃないかなーと思いました。
 
 ダメージを与えることは出来なくても、戦闘のとばっちりで
PETの攻撃がDCたちに当たってしまう可能性があるとかでございますな。
 
 それこそ増幅装置を破壊するとか弱めておけば、
そのダメージを減らすことが出来るですとか。
 
何かPETをサブ的に絡めることが出来た方がよかったような気がいたします。

拍手[0回]

 
魔界サプリメントの記事が書けないと次に進めないな、
と思っていたのでございますが、
前回のうさこぷたーから、かなり開いてしまいました。
 
 しかも、文章はすでに書いてある……。
 あとはほぼアップするだけになっておりました。
(とは申せ、加筆いたしましたが)
  
 というわけで、
vol.207読者欄に載せていただきました絵がこちらでございます。
 
モルエドvsコカ
 
vol.205 SW2.5「奈落の彼方に灯る炎」
モルティア&エドさんとコカトリスさんとの戦いでございます。 
 
 エドさんは少し前にも描いたので他の作品を考えていたのでございます。
 
 たとえば、ゲームノベル「深き都よりの誘い」のクライマックスですとかね。
 
 ただ、確かに絵にはなるのですが、
どうも吾妻ひでお先生の絵で再生されてしまう!
 のたうおとか、あんな感じで……。
 
 というわけで上の絵に。
 

拍手[0回]

タイトルは、大貫妙子さんの「ピーターラビットとわたし」から。
かなり離れたところにある歌詞をピックアップしたのですが。
 
 にしても、「歯車の塔の探空士」でスラップスティックをやるなんて
思っておりませんでしたよー。
 
 確か他の作品の絵でも描こうと思っていたはずなのですが、
読んでいて急遽これに決めてしまいました。
 

 vol.206
 
 vol.206の読者欄に載せていただいた絵にございます
 

拍手[0回]

vol.204には、もう1枚載せていただけまして、それがこちら。
 
イケノカミさま
 

vol.292の「呪印感染」シナリオ、「神成の白」の……後日譚でございます。
 
 このブログで「石ノ森章太郎コレクション」について書いた後で
これを読んだものでございますから、
「これ『龍神沼』じゃん」と思ってしまったのでございます。
 
 池(沼)の主でもある少女が、少年に恋心を抱く──。
 
 構造として同じでございましょ。
 
 ですから、何とか「龍神沼」のほうに寄せて描けないか、
と考えていたのでございますが。
 そういうストーリーの改変をすると、どうしても説明が長くなる、
コマが必要になるし、セリフも多くなる。
 
 2枚組にして、1枚を大ゴマのイラストにする
とかも考慮に入れていたのでございます。
「龍神沼」もクライマックスに大ゴマ持ってきておりますから。
でも、それでも紙幅が足りない。
無理がある。
ラフを描いてみてあきらめました。
 
 で、もう少し考えてみる。
 
呪印感染」ってぇのは、ホラーですから、アンハッピーですよね。
 
 そこを逆転させてハッピーにしてあげたい。
 ということで……、こんな感じとあいなりました。
 
 ハッピーエンドですな。
 
 徹底的にギャグにするならば、
イケノカミさんが池とそのまわりの土地を、
一大リゾート地にしようとする業者に売っぱらっちゃう
なんてオチも考えましたが、
それはひどいということで却下。
 
本来なら悪役がやることでございますからな。
 
 でも、それ以前はこの池のまわりって、
ケータイとか使えなかったと思うんですよね。
それが在宅ワークで切るようになったってとは、
電波が届くようにしたということでございましょう。
 
 なんらかの力を使って設置させたのかもしれません。
 
 以前ならそんなことはさせなかったでございましょうに。
 
 あっ、
 本人もスマホ持つようになったから、ということなのかもしれません。

拍手[0回]

vol.204 
宇宙クジラ
というと、何を思い浮かべますか? 
わたくしは、小松左京先生の『さよならジュピター』ですなぁ、
なんとなく。
木星を遊弋(ゆうよく)するクジラ。
スーリアさんとも似たものを感じさせます。
 
 というわけで、『エクリプス・フェイズ』、なのでございます。
 
この作品ねぇ、描いてみたいと思っても、
特殊用語が多くて、ビジュアルにした場合、
合っているかどうか心配で描かないってことがあるのでございますよねぇ。
 魅力的な作品ではございますが……
(最近になって、オンライン上にサポート記事などがあることを知りました)。
 
 でも、この号、vol.204の場合、メインは宇宙クジラと太陽にございます。
 いくら独自の設定があったとしても、
クジラと書いてある以上、
現実のクジラとそれほどの違いもございませんでしょう。
 ということで描くことにいたしました。
 
 左がグレーでスキャンしたもの。
右が失敗してと申しますか試しにやってみた白黒スキャンの画像でございます。
 
 重ね合わせて、立体視っぽく見えるかな?
 

 スーリア  
 
 
 ホントはもっとクジラさんのデザインを変えようとも思ったのでございますが、
時間が押していたので、それほどの改変はいたしておりません。
あまり変にしても何だか分からなくなってしまうので、
その辺りは一長一短でございますな。
 
 ちなみに、サンワードの表紙に
デカデカと宇宙クジラさんの絵が描かれているのを知ったのは、
筆入れしている途中でございました。
 
ああ、この絵、どっかで見ていたはずなのに……。
 
よくあることでございます。
 
 ちなみに、この時期だものでございますから
コロナ」で検索しても、
コロナウィルスのことしか出てこないんですよねぇ。
 
太陽コロナ」で検索しないとヒットしやしない。
 
レッサーパンダがジャイアントパンダに
パンダの座を奪われたようなものでございます。

拍手[0回]

というわけで、「Role&Roll vol.203」の読者欄に載せていただけたのがこれ。
 
雷電
 
vol.201の「インセイン」で
雷電為右衛門スサノオノミコトが合体する話でございます。……。
 
まぁ、そんな話でございます。
 
 この号は他にも描いて面白そうな記事がございますが、
スサノオノミコトの話ということもあって、
けっこう早い段階でこれを書くことに決めてしまいました。
 スサノオ神話は魅力的でございますものねぇ。
  
スサノオ神話」と申しますれば、「西遊記」でございます。
あれも、冒頭は天界で大暴れする話でございましたでしょう。
最終的に暗いところに閉じ込められちゃうのも同じ。
 
 何か関係あるのかなと、むかし調べたことがございますが、
 正直分かりませんでした。
 
 奈良時代と明代ですから、時代的にも隔たりがございますしね。
 
 取りあえずわたくしの中では、一つの共通した話があって、
それが伝聞中に変わっていき、
さらに盛っていったのが『西遊記』、
高天原神話に結びつけられたのが、スサノオの話、みたいに考えております。
 
 
 まぁ、それはさておきまして。
  
「インセイン」にかこつけて、スサノオノミコトを描くぞ! 
というのははやばやと決まったわけですが、さて、そこからが難航。
 せっかくですからいろいろと取り込みたくなるわけですよ。
 
 特に、ね。
 
 やりたいこととして真っ先に思いついたのが、
和田慎二先生の『ピグマリオ』の大地の剣みたいな、
やたらでっかい剣をふりまわしたい、
それも普通やらないような変わったやり方で、でございますもの。
 
 スサノオ要素ぜんぜんない。
 
 それで、いろいろとポーズを考えてみたわけでございますよ。
 
 大地に剣を突き刺して、そのまわりに地割れが起き、
そこから炎が吹き出して、蛇たちを焼き尽くすというのはどうか──。
 
 クサナギの剣っぽいイメージですな。
 
 せっかくだから八満狂徒の方々にもご参加いただきたいなぁ。
 
 時代劇で取り方に囲まれて剣を振るう主人公みたいのがよくあるけれど、
そんな感じで。
 
 さらに考えているうちにいろいろ思い浮かぶわけで、
キャプションも入れたい。お酒も入れたい。
 
 構想は膨らみますが、わたくしの力ではハガキサイズの小さな画面に
そのすべてを収めるのはちょっと無理。
 
 結局時間に迫られて、このような形とあいなりました。
 
 
 オロチもね、単純に蛇にしちゃったけれど、
古事記とかの記述だと、目はホオヅキのごとく爛々と輝き、
肌はコケや樹木が生(む)していたりするじゃないですか(今手元に資料ないけど) 。
 
 そういう描写も時間があればしたかったところでございます。
 
 これを描いたあと、YouTubeで
わんぱく王子の大蛇退治』の予告編とか見たのでございますが、
先にこれを見ておけば、と悔しがることしきり。
 
 そうすれば、もっと違ったものをお目にかけられたものを、にございます。
 
 というわけで、今回はこんな感じでございます。
 

拍手[1回]

フランク・フラゼッタの描く馬って、カッコいいですよね。
やはり、カウボーイの国、ロデオ発祥の地だからなのでございましょう。
激しく、力強い。
時々、そんなポーズ、馬に出来るのかって思う絵もございますが、
それでも基礎が出来ているゆえ、
ちゃんと見られるものになっているのでございますな。
 すばらしい。
 
というわけで、vol.200の「奈落の彼方に灯る炎」にエドワードが出てきた瞬間、
この号はお馬さんを描こうと決めました。
 
エド
 
 
vol.202の読者欄に載せていただいております。

 
 顔をかたむけて、たてがみを振り乱し、歯をややむき出しにした形相。
前脚は大きく振りかぶり、前方の敵を今にも蹴散らそうとする馬。
 
 騎手は下半身で馬体をしっかりと挟みこんだまま、
上半身を大きく投げ出して、群がる敵に一撃を加えるべく、高く得物を構える。
 
 馬の顔って難しい。けっこう複雑。
 でも、そこが楽しいのでがんばって描きました。
 
 が──。
 
 バックナンバーを見ると、どうもお面を着けているみたいなんですよね。
 
 目から鼻にかけての起伏とか、がんばったのですが、なしにしてお面をつけました。
 
 でも、お馬さんの筋肉を描きたかったので、鎧は少なめでございます。
 
 顔がんばって描いたせいかも知りませんが、頭でっかちですよね、この絵。
 
色々な写真見ながら書いているうちにこうなってしまいましたが、
まぁ、広角レンスでも使っているとお思いください。
 
 筆入れしているときに気がついたのですが、
この時使っていた紙が、インク(墨)を吸いにくいものだったのですよね。
 
 ペンではっきりした線を描くときにはそれでいいのですが、
筆ですとコントロールが難しい。
 極細の線が描きにくい。かすれやぼかしが出しにくい。
ということで、かなり苦労いたしました。
 もう一度描き直したいぐらい。
 
 なので、うしろのもやもやとか、前の人の服の影とかは、
ミリペンを使って描いております。
 
 

拍手[0回]

スタリィドール」。
 
本が出る前は、どうなんだろうって思っていたのでございますよねー。
 
R&R vol.199」の紹介では、
魅力的なルールと世界ではあるけれど、
モチーフ的に狭いんじゃないかと、いぶかしんだのでございます。
 
 お人形と結びつきそうなものというと、
ドレスとかアクセサリーとか、オモチャとか、お菓子とか……。
かあいらしくって子供っぽくって……、
そうしたものから範囲を広げられなそうなイメージがあったのでございます。
 
 ですが、R&RBooksのほうでは怪獣とか出てきたりして──。
 
 それでいいのかと思うほどの
ある程度の……かなりの自由度が認められているようでございますな。
 
 冒険企画局らしい、と申しましょうか。
 
 
 そうやって考えてみますと、システム等々は抜きにして、
世界観だけで見てみますと、
ナイトメアハンター』のお人形版という感じでございますな、
 この作品。
 
 夢の世界みたいなものでございますから、何でも出せる。
とは申せ、主人公がお人形ですし、
ホロスコープや鏡の世界など、
システムや世界観もそれらしいものを整えておりますから、
そこからそれほど外さないほうがよろしゅうございましょう。
 
 
 で、面白いなと思ったのが〈劇場〉。
 これが現実世界を侵蝕し、それを塗り替えてしまうと
変容区(ページェンス)〉と呼ばれる地区になる、
という設定でございます。
 
 遊園地とかお店とかで、
紹介する番組や宣伝を見ると面白そうでも、
実際に行ってみるとそんなでもない、
というか楽しくなくて、なんか損した気分だけが残るってこと、
ございますよね。
 
 そういうところは、スタッフの方もニコニコしてはいるけれど、
バックヤードではげんなりしていて、
家へ帰るとクタクタゴロン。
口には出さないけれど従業員が、
上の方の人までやめたいと思っている……、
 
な~んてことがあるかもしれません。
 
 まっ、単なる想像ではございますが、
〈変容区〉と申すのは現実を、
そのような施設やお店に変えてしまうのでございましょう。
 
〈心の闇〉に陥ったお人形さんたちはなおも増え続け、
鏡の世界の現実への侵略は、いまなお拡大しているということでございましょう。
 
 がんばれ星人形たち、というところでございますな。
 
 それ以前に、お人形さんが心の闇に陥らないことが肝要ですし、
そのためには、お人形そんのご主人さまの心も健やかなものではございませんと。
 
 まわりまわって、現実世界が矛盾のない健やかな世界であることが要求されますな。
     ☆     ☆     ☆ 
 
 ところでこのTRPG、題2弾ではどんな要素が追加されましょうか?
 
 プレイヤーキャラクターとしては、
ぬいぐるみあたりありそうでございますな。
 
こけしやバービー人形やG・I・ジョーよりは、
ドールと並んでも違和感がないように思います。
 
 でも、オフィシャル無視して私家版として突っ走るなら、
G・I・ジョーとか、メタルフィギュアとかも面白いんじゃないかな。
 
その時はもちろん、ドールの世界は存在しないことにして。
 
 統一するなら、モンスターやロボットでもいい。
 
 そういった世界がオーラロードじゃなかった、
現実に湧出し侵蝕し、街中でドンパチを始める──。
 
 スタリィドールじゃなくなっちゃうけれど、
 そういうのも面白いかも、でございます。
  
 それに、
 そういうゲームやりたいでしょ?
 

     ☆     ☆     ☆
 

 とまぁ、そんなわけで、voL.201に載せていただいた、
スタリィ・ドール」の絵がこれでございます。
 
 スタリィドール
 
 球体関節については迷ったのでございますよね。
 それをリアルに描きますと、不気味になったりいたしますし。
  
 やっぱり、こうした人形はサラの状態では不気味に写るものだと思うのですよね。
 それが、見る人の目と愛情によって命を吹き込まれるものだと。
  
 で、愛情のこもった目で見れば、球体関節も気にならなくなり、
 目に見えなくなるものだと思うのでございますよ。
 魔法の通じる世界でございますからな。
  
 ただ、そうは思っても、球体関節人形であることは残したくて、
 その意匠を目立たない程度に入れてございます。
 
R&Rvol.199には、
星人形は匂いも味も分からないと書かれてございましたが、
愛情を注いでやれば、きっとそれも分かるようになりましょう。
楽しそうなのに楽しそうじゃないというような微妙な雰囲気も、
性格によってかもしれませんが、分かるというものでございます。
 
 ちなみに、この絵を描いていたころは、
石ノ森章太郎コレクション』のことをブログに書いていたあたり。
 
 ですから、背景の人形などは「青い月の夜」や
『二級天使』の「一本足の兵隊」あたりの影響がございますな。

拍手[0回]

Role&roll vol.198 「ブラッドパス」シナリオ、
「ハイドレンジアの気持ち」からイメージした
メインヒロイン(って言ってもいいですよね)
陽川紫花(ひかわ あい)さんの絵でございます。
 
ブラットパス
 
 ハイドレンジアとは紫陽花(あじさい)のこと。
 
 花言葉は、「美しいが冷淡」とか「辛抱強さ」とか「移り気」とか……。
 その色や、色が変わることからのイメージのようでございますが。
 
 日本でのイメージとはかなり違っておりますな。
 
 アジサイの原産は日本で、
それを品種改良したのがセイヨウアジサイだそうでございます。
 
 そのためアチャラでは、
アジサイ自体それほどポピュラーではないのでございましょう。
 
 なじみのないものに悪い印象を抱くということはよくあることでございます。
 
 で、「ハイドレンジアの気持ち」は、
この花言葉から連想された作品のようでございます。
 
 物語は単純でございますが、それゆえに盛れそう。
彼女の気持ちに沿って深化とかできそうな気がいたします。
 
 逆に、こういう話は好きではない、という方もおられそうですが。
 
 まぁ、倒される怪物としてではなく、1人の女性として扱って欲しいかな、
 などと思ったりいたします。
 
 
 さて、
 
 エネミーデータ解説によりますと
 、
異形化すると、花が人間の形に絡み合ったような姿となり、
 幻覚性のある香りや、鋭く束ねた蔦などで攻撃を行う」と、
 
バラランカやビオランテのような感じですが、
絵ではそこまで怪人・怪物化はさせておりません。

そこまで異形化させてしまうと、
悲しみとか怨みなんて表情にあらわれてまいりませんよね。
 
 ですから、絵はそれほど変身させない方向で描いております。
 
 紫陽花要素もほとんどございません。
 紫陽花に吸血鬼イメージってないですしねぇ。
 
 特徴として書かれた「幻覚性のある香りや鋭く束ねた蔦」も、
紫陽花由来の要素ではございませんし。
 
 それと、シナリオの雰囲気からすると、
陽川紫花さんってもっと子供っぽい顔つきのように思えますが、
絵は大人っぽくなってしまったような。
 
 でも、いい感じに複雑な表情にはなっていると思います。
 

拍手[0回]

Role&Rollvol.200 
 
 (※ 元の絵には、200にヒビが入っていましたが、なしにしておきました~!)
 
 
☆ でも一番印象に残っているTRPGとなると やっぱりサタスペなんですよねー。
 前にも書いた気がいたしますけれど。

 出会ったときは。でもナンダコレ、でした。
 
 塩辛を食べたつもりがあま~いお菓子だったみたいに、
脳がついていかなかったのでございます
(サタスペは甘くはございませんが)
 
 ファンタジーではなくてヤバめの現代物で、予定調和よりもサイコロ至上。
正直最初は、内輪ウケをのぞき込んでいるような感じで???
 
 冒険企画局はこんな輩に乗っ取られたのか、と思うことしきりでございました。
 試合開始直後の猫だましから必殺ブローという感じでございますな。
 
 ああいうアラクレは、
今後「Role&Roll」の流れからは出てまいりませんでしよう。
出てきても、たくさんあるTRPGのうちの一つという形で
埋没してしまいそうな気がいたします。
 
 当時、月刊ではなかったために
濃い内容を盛り込めたということもプラスに働いたと思いますな。
 
 
☆ Role&Rollに望むことは、
  各TRPGの作者グループが書くものにとどまらない記事も
  欲しいということでございます。
  
 作者グループ以外のリプレイですとか記事もそうでございますが、
作者に対する作品とは関係ないようなインタビューですとか。
そういうものを通じて、作品に対して親しみを感じたり、
内容をより理解できることもあるかと思うのでございます。
 
 あとは遊ばれている状況のレポートとか。T
RPGの文化的な広がりを感じさせるものを見てみたいと存じます。
 
 まぁ、やらないか……。
 でも、マンガとかでもキャラクターが大切って申しますでしょ?
 人が見える記事って欲しいなぁと思うのでございます。
 

拍手[0回]

 と申しましても、まだ手に入れてはございませんが。
 
 それほど近くでもない近くの本屋さんで
売られるのを待っていたのでございますが、どうもダメみたい。
 
 まぁ、出ているのでございましょう。
 とにかくおめでとうございます。
 
 300号を目指して、
 これからも面白いものを追求してくださいませ。
 (って書いても、読んでないか)

拍手[0回]

カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 5 6
7 9 11 12 13
15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
プロフィール
HN:
道化の真実
性別:
男性
趣味:
ゲームブック
最新CM
[11/01 道化の真実]
[10/26 ポール・ブリッツ]
[06/01 道化の真実]
[05/29 ポール・ブリッツ]
[05/06 道化の真実]
最新TB
ブログ内検索
バーコード
P R
フリーエリア
<
忍者ブログ [PR]