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2024/05/03 テーブルマークってむかしの加ト吉だったのか!! なんか聞き慣れない名前だったので、うさん…じゃなかった、新しい会社かと思ってました。
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Role&ROLLvol.179
マヨ王」シナリオ、テーマがタピオカだったわけですな。
(「タピオカ工場の秘密」)
ついでに同号の「インセイン」シナリオにもタピオカが登場いたします。
 
 どちらも桜葉星菜先生の作品。
先生の近辺でよほどタピオカが話題になったかネタに詰まったか……。
 いえいえ。
 
 というわけで、vol.181の読者欄に載ったのがこれでございます。
 
 タピオカ
 
 描くキッカケになったのは、シナリオ中に登場いたします「かっさばき姫」。
こんなムリカラのネタを使っていいのなら、もっといいのが出来るだろう。
ということで考えてみたのでございます。
 
 最初はね、キャットサーバーとか考えていたのでございますよね~。
 ですが、キャットサーバーってなんだ? なにをするものなんだ。
どういう形で、どうやってタピオカになる? などと考えに詰まって、
出てまいりましたのがこのアイデアというわけでございます。
 
 サーバルは、ネコ科の動物ではございますが、
キャットをつけないで、ただ単にサーバルほんとの名前みたいでございますけれどね。
 
 まま、いいじゃございませんか。
 ギャグにはよくあることでございます。
 
 でも、百万迷宮にいるのかなぁ、サーバルって……。
 もしかすると、稀人ならぬ稀動物? それとも、こっちの世界へ来て狩る? 
 そうなると、量産のハードルが上がるような……。
 
 いや、たとえサーバルがそこら辺にホイホイいたとしても、
タピオカに使われたら、すぐさま絶滅危惧種になりそうですな。
 
 登場する二人の衣装は、サーバルということで、とあるアニメの主人公に似た格好に。
 ただ、正直申しましてあのアニメ、1・2とも、
最初の数話しか見ていないのでございますよねぇ。時間帯があわないなどの理由で。
 
 ですから、作品について語ることはできません。
見たあたりまでの印象は、普通の作品でございますな。

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 vol.180

この号の読者欄に載せていただいたのは、
vol.178 p.066からの「シャドウラン5th シナリオ キャベツ農場襲撃
からのものでございます。
 
 8月後半の「謎のまとめ」で野菜ネタがいくつかございましたのは、
もちろんこれのためでございます。
 
 その中、8/21に書きました「サソリの毒を分泌するキャベツ」。
この毒は昆虫には効くけれど人間には無害だそうでございますが、
それができるということは
別の遺伝子組み換えを起こすウィルスを作れるってことでございますよねぇ。
  
 サソリ毒のウィルスと同様に噴霧するだけで感染となれば、かなり脅威。
 もっとも、生物兵器にはさらに空恐ろしいものもございましょうから……、
いや、なおのこと恐ろしい。
くわばらくわぱらでございますな。
 
 
 というわけで、載せていただいた絵は、こんな感じ。
 
シャドウラン キャベツ
 
 
 ここで育てられている覚醒キャベツメトセラ
(メセトラとつい書き間違えてしまいそうになります)は、
感化》のパワーを持つのだとか。
このキャベツを見ると食べたいという欲動にかられ、
食べるとキャベツの依存症になるのだそうでございます。
生きがいがキャベツのお世話をすることになり、食べるものもキャベツ……。
 
 これはもう、
行き着くところまで行けば、キャベツに食べられたいと思うようになるのでは? 
ということで、今回の絵となったわけでございます。
 
 医薬品に使われる植物と申しますのは、
薬効が一定していた方がよろしいわけでして、
日照や養分も完全に管理された
本当に工場のような場所で作るのがよろしいようでございますな。
将来はますますそうなってまいりましょう。
 
 とは申せ、無菌状態で水耕法、無菌状態の完全に管理された工場では、
野菜畑の感じはゼロでございますし、
シャドウランナーさんたちの活躍も、
普通の工場に潜入するみたいで味気ないものになってしまいます。
 
 シナリオではそこら辺を考慮した工場の感じになっておりますな。
太陽と土の良さが見直されたとか、そんなこんなではございましょう。
 
 絵のほうは、キャベツのガーディアンをメインに――。
 ホントは
もっと見上げた感じのアングルで、巨大にしたかったのでございますが、
食べられている人を描いているうちに、
それに合わせたものとなってしまいましたねぇ。
 
 一本足に見えますが、実は3本か4本脚。
おなかには芽キャベツをプロテクター風につけております。
 
 スーパーマリオのパックンフラワーのように、
トゲを生やそうかとも思ったのでございますが、
ちょっと絵とあわなそうなのでやめておきました。
 
 シャドウランナーさんたちは、
普段着で行動しているような気もしたのでございますが、
それだと危なく思えたので、
クラッシャー☆ジョウのクラッシュジャケット風のものを
着込んでいることにしておきました。
 絵なので顔は見せておりますが、顔を隠すためのフード付き。
顔とか存在そのものは、ハッキングなんかでごまかすのかもしれませんが、
分からなくする要素が一つでもあった方が、
安心感と申しますか、そういうのございますよね。
 
 本当は、農場の様子をしっかりと描きたがったのでございますが、
キャベツのガーディアンさんとシャドウランナーさんを描いたら、
それが大きくなりすぎてしまいましたねぇ。
 ハガキ大ですとよくあることでございます。
 
 完全管理された工場風の感じを残そうと、
最前列のキャベツはコンテナに収められ、
ベルトコンベア風のレーンに載せて管理されているという感じで描きました。
コンテナに収められているのは、
お隣のキャベツと影響し合わないためとか、収穫のしやすさとかもあるんじゃないかな。
 自分で書いていてあいまいではございますが、
とにかくそれが、
ずっ~っと後ろのほうまで続いている感じをイメージしてくださいな。
 
 キャベツのガーディアンさんは、
コンテナをよけつつその間を器用に歩いているのでございます。
 了

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まぁ、そういうわけで、vol.179読者欄に載せていただいた絵は、
 vol.177の「シャドウラン」シナリオ、「理力の騎士」に由来するものでございます。
 
理力の騎士∞
 

 
ナイト・オブ・フォース リブート エピソード8』のシナリオを盗み出し
そのサーバーにデータ爆弾を仕込んでこいというものでございますな。
 
オークAA・ウィリアムズ監督を救い出し
EP8のシナリオを依頼人に渡すと、作戦は成功
ウィリアムズ監督シナリオによるまともな映画が製作されるというわけでございます。
 
 絵は、ランに失敗すると、
このようなポスター(紙の)が、街のあちこちに貼られるという感じで。
 
 でも実は、成功した場合も、だったりして
 
 ホライズン・ハリウッドは、ウィリアムズ監督主導を正式に発表したものの、
ヒューマンポリスクラブは政治力も資金力もあるそうでございますからな。
 
 ポスターのいちばん下に書いてございますとおり、
映画自体を買い取って、自分たちの思うとおりの映画にしちゃうということは、
十分に考えられることでございます。
映画の権利が買い取られるということは、ままあることでございますし。
 
 ポスターには、
シナリオ原案:AA・ウィリアムズとか書いてあったかもしれませんが、

それはあまりにも屈辱的オークが完膚なき悪役になっておりますし)
という理由で、本人が消させたのでございましょう。
 
 というわけでこの絵は、以前書きましたとおり
読んですぐに思いついたのでございますが、
特に「」というのが決定的でございました。
横にすると「∞」、無限。
類語的に『永遠に』でございます。
となれば、やはりアレでございましょう。

 
 
 というわけで、細かく見ていきましょう!!
 全体としては『ヤマト』でございますな。
 ほぼ同じころの作品でございますから、
当時はどっちがどっちを真似たとか、話題になったものでございます。
 
 それに「轟天」由来のドリル。
『海底軍艦』ではなく『惑星大戦争』の、でございます。
『スターウォーズ』を見た制作陣が、
あれだったら自分たちにも出来るとかいって作られた映画として知られておりますな。
 
 その上にはメーザー殺獣光線車
字に隠れて見えにくいですが、
球状艦首にはスタートレックの光子魚雷発射口がございます。
 
 碇(いかり)はミレニアムファルコン。 
艦橋にはスターデストロイヤーの艦橋部が乗っております。
小林誠先生の『飛ぶ理由』などの感じでございますな。
 
 船体後部下には丸ノコ。轟天由来でございますが、
ヤマトの安定翼? と組み合わせて、
昔のアニメに出てくるわかりやすくもトンデモな兵器の感じにしてみました。
 
 ついでに、∞状のアステロイドリングも船体のまわりに描こうかな
とは思ったのでございますが、ゴチャゴチャしてしまうので却下いたしました。
 
 戦艦の横には、ヤマトの映画ポスターっぽく、
『スターウォーズ』のメインキャラ二人の格好をした二人を配置。
 
 レイアはホントは後ろ髪ないのですが、それだと雪っぽく見えないのでこんな感じに。
 
 背後は、トルーパーっぽいモビルスーツと、
ダースベイダーっぽいコスプレをしたオーク
『G-セイバー』シャアのイメージですな。
 
 どんな映画になるのでございましょう。
 ちょっと楽しみな気もいたします。
 
 
 
 
 
 ところで、シナリオ「理力の騎士」の重箱の隅~。
 
 理力の騎士「KNIGHT OF FORCE」でございますから、略すと「KOF」。
SNKの格闘ゲーム『キンターズ』と同じでございますな。
 でも、だとすると、p.52右の「SW8リブート」のSWは何の略でございましょう?
SWと略せる作品は、このシナリオでは出てまいりませんのに――。
 
 それとその下あたりに「庵野監督のサインと幻のフィルムもあるらしい
と書かれてございますが、『シン・ゴジラ』ってフィルムが存在するのかなぁ。
 まぁ、でもこの文だけでは『シン・ゴジラ』のフィルムに
庵野監督がサインしているとは限らないのでございますな。
 ですから、「幻のフィルム」がなんなのかはわからないのでございますが……。
  
 だいたい、『シャドウラン』の世界と、
こちらの世界では世界が違うのでございますし
(↑それを言っては面白くはないですけどね)。
 
 それにしても……。
 『シン・ゴジラ』って、フィルムがあるのかなぁ?

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さてさて、
vol.176の「サイコロ・フィクション ゴールデンクロスオーバー」のシナリオ
こどもの日」に関する絵でございます。
 

 メリーゴーラウンド
 

 シナリオでは、このようなシーンはございませんでしたが、
遊園地でございますもの。ラストはお祭り、パレード。
 
『スターウォーズ・ジェダイの復讐』ですとか、
『実況おしゃべりパロディウス』ですとか
(←今、それぐらいしか思いつかなかった……)、
最後をお祭りで飾る作品って、けっこうございますものな。
 
 こどもの日の魔法の残りすべてを使って、
木馬のリオリムとの想い出を一生のものにしたのでございます。
 
 こういうシーンがあってもいいんじゃないかなぁ、と。
 
 みんな浮かんでおります。ジェットコースターも空を飛びます。
 
 木馬をつらぬくポールは、最初取って描いてみたのでごさいますが、
やはりそれだと、メリーゴーラウンドの感じがしない。
乗っているポーズがそれっぽくなくなるのでございますな。
というわけで、子供たちが乗っているものだけ、
それをつけておくことにいたしました。
 

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vol.177読者欄に載せていただいたもの。
 『獸の森 噛神の宴』より、プレイヤーキャラクターの4人でございます。
 
Role&Roll vol.177 
 
『獸の森』って気になっていたのでごさいますが、
どういう作品か、今ひとつわからない部分があったのでございますよね。
このリプレイでようやく、どんな感じかがわかった……わかったのかなぁ。
 
 何か、もっと違う感じの作品であるような気は今もするのですが、
作者がGMしているのでこういう感じなのでしょうな。
 
 そういう感じで、意外といつもの齋藤高吉先生のGMぶり。
 なんかだらっとした感じで進行していきます。
 
 しかも目標が、今回だけでは達成できないと明言されているため、
ただなんとなく歩いているだけという展開に。
いちおう障害になるものはあるとはいえ、すごいなぁ。
 
 絵にするとすれば、多頭の牛さんとの戦いになるところですが、
クライマックスというわけでもなく、なんか盛り上がりに欠ける。
ラストも曖昧だし……(まぁ、でも描けることは描けたなぁ……)。
 
 ということで、絵はキャンプファイヤー風の集合絵となりました。
 森のこかげでどんじゃらほい
 
 森を大きく描いて、そこに小さく4人をシルエットで、とも考えたのでございますが、
顔と仮面をやはり描きたかったのでこういう形になりました。
 
 風呂蛙さんは、頭に温泉乗っけたりして……。
 彼らのキャンプファイヤーは、リプレイ中では出てまいりませんが、
風呂蛙さんが変な動きをするので、自然こういう形とあいなりました。

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というわけで、
vol.176読者欄に載せていただいた「Role&Roll vol.174」p.106
「ヤンキー&ヨグ・ソトース 異世界ファンタジー刺繍列伝」
にお題をもらった絵でございます。
 れいわー 

 とは申せ、スカジャンともうしますか、
ヤンキー文化のファッションて、よく分からないのでございますよね。
 ジャンスカとスカジャンの違いぐらいはわかりますけれど、
スカジャンとスタジャってはどのぐらい違うのか、とか。
 
 そこで、ちょっとぐぐってみたのでございますが、
出てくる画像が商品カタログみたいなものばっかり。
人が着ていない状態で写されたものが多く、
そうでなくても、デザインをハッキリ見せるために、正面か真後ろ。
日常的な光景の中で着ているのがほとんどないのでございますな。
 
 ぐーぐるにかぎらず、検索サイトってそういうの、弱いですよねー。
  
 まぁ、それはそれといたしまして、
最終的には新元号で行くことにいたしましたが、それにいたるまでは、
デザインは、いろいろと考えはしたのでございますよね。
 
 トラや龍など強そうな猛獣をモチーフにしたものが定番ならば、
現実世界で強そうな戦闘機戦車なんかガイヤンキーでは人気なのではないか、
ですとかね(あちらでは、それらがファンタジーでございましょうから)。
 何巻かは忘れましたが、望月三起也先生の『ワイルド7』でも、
チンピラの方々が背中をはだけると、戦車や戦闘機のホリモノが……、
というのがございましたな。
 
 四字熟語とかもいろいろ考えたけれど……忘れました。
「替玉自由」とか? 
 確か、いくつか考えて、リプレイのメンバーを並ばせるつもりだったような……。
 
 でも、今やるのだったらこれだろうな、今しかできないし――。
ということで、令和ということにに。
 ソデには花札の梅にウグイスをあしらっております。
 
 時間があったら、もっと凝ったことをやったのでございますが、
なにしろギリギリで描いたものでございますから……。
 

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 というわけで、
Role&Roll」誌、vol.175の読者欄に載せていただいた
フタリソウサ』の絵、ではないなー、それに触発された絵でございます。
 
ゴニンソウサ 
 
 
 こう言う絵を描くとき、よく続編を考えるのでございますよね。
次の巻ではこんなことをやるんじゃないか、というのを描いたら困るだろうなぁ
・・・などということ、考えているわけないじゃございませんか!!
 
 フタリソウサだったら、
続編はインフレーションしていって、参加人数が増えていくのでは、
というわけでこんな感じに。
 
 ゲーム的にも、増やしていったら面白くなると思いますしね。
この作品をプレイする方は、ちょっと試してみてください。
 
 さてこの作品、「Role&Roll」には、
2時間ドラマのノリみたいなことが描かれていたものでございますから、
もっと普通の人っぽいキャラクターの推理ものかと思っておりました。
 
 でも、ルールを見ますと、
推理小説のエキセントリックな名探偵を指向しているようですな。
 まぁ、変な名探偵のほうがやっていて楽しそうではございます。
 
 ルールに関しましては、TRPGの方法論としては正しい気がいたしますものの、
面白いかどうかは……わからないという感じでございました。
 
 ちなみに、
 リプレイを読んでいるときに常に頭にございましたのは、
これって漫才コンビのゲームにならないかなぁ、ということでございました。
 
 知ってたカードの番号部分をツッコミが握っていて、ボケがそれをボケまくる……。
 いや、ボケが答を知っていて、あえてトンチンカンなことを言い、
ツッコミがカンと推理でそれにツッコむ方が面白いかな……、とか。
 
 結末と申しますか、サゲをどうするかとか、評価はどうするかとか、
考えなければならない部分はけっこうございますが……。
 
 
 
 リプレイを読んだ印象はそんな感じでございますが、さて、
それとはまったく関係のない絵のほうの話でございます。
 
「ゴニンソウサ」ということばは、まあすぐに思い浮かびました。
「センニンソウサ」というのも浮かびましたけれどね。
 
 で、5人ぐらいというと刑事ものかな、ということで『太陽に吠えろ』ふうに。
それには、2時間ドラマのノリ、という言葉も頭にございました。
 
 で、
はじめは、かの作品の似顔絵で行こうと思っていたのでございますが、
資料を持っていない……。
たまたま、『西部警察 マシンアルバム』というムック(モーターマガジン社)は、
なにかの資料になるかなと手元にあったので、ボスだけを参考に
(したのですが、途中似てた方が良いのかそうではないのか迷ってしまって、
 なんとも中途半端な顔に)……。
  
 その流れで右端に館さんとかを描いていたのですが、
それをいろいろといじっているうちに、
そうだな、『太陽に吠えろ』といえば個性的なキャラクターとニックネームだな、
と思いいたりまして、絵のような感じになった次第でございます。
ハードボイルド、新人、コロンボ、外人といった感じでございますか。
 
 まぁ、描いている途中でいろいろ考えるものでございまして、
ハンナマは半田純生(すみお)、
オクサンは奥三太郎、
ダンケはじつは壇家紫苑という日本人、
などと、そのまんまな名前がついていたりいたします。
 
 2時間ドラマのノリ、ということでございますから、午後9時に番組が始まって、
だいたい2コマ目ぐらいの時間(もうちょっと早い方がいいかも)に出動すると、
セリフのような、これどうやって解決するんだ? という状況でも、急転直下解決。
10時50分頃にはエンディングを迎えるというわけでございますな。
 
 ちなみに、
これを描いているときちょっと思い出したのが、平野耕太先生の『以下、略』第4話。
雛見沢殺人事件を西部警察に解決させる、というのでございました。
 
 ところで、
 実はですねぇこの作品、
ホントはリプレイからも、何か描こうかと考えていたのでございますよ。
  
 ただ、どうにも説明が要りそうなネタばかりなのでパスということに。
 立ってセリフだけですと、「ゴニンソウサ」と大して変わりございませんものな。
  

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 vol.174 パンジャンドラム
 
ソードワールド2.5リプレイ『ドレイントラベース! 2』
ベーテ・有理・黒崎/グループSNE
(富士見書房)


「ソードワールド2.5」は、魔域とか魔動機文明とかのおかけで、
本当にいろいろなことができる世界になりましたよね。

 世界観的にそれでいいのかと思うこともしばしばでございますが
(たとえば連載中の「継承される物語」とか)、
マスターやプレイヤーの欲求に答えるという点では、非常に正しいと思われますし、
「ソードワールド」の路線と思われます、ラノベのTRPG化という点におきましては、
その変遷に対応しているようにも思われます。
 
 まぁ、そんなこと関係あるのかないのかわかりませんがパンジャンドラム。
 
 史実ですと、これ1943年からの開発なのでございますよね。
 こんな形のものが発展して戦車になったのかと思ったら、
戦車はもういろいろとできている時代の産物。
 
 ノルマンディ攻略ならほかに使えそうな兵器がありそうなものでございますのに、なぜ? 
 と申しますか、
 波を乗り越え、砂浜を越えて、敵の砲弾にむかって行くことを考えると、
 普通の車両でも難しい。
  
 イラストで描かれていた架空兵器を見て、
 どんなところでも踏破できると思ったのでございましょうかねぇ。
 
 これでしたら、ロケットをそのまま飛ばすほうが効果的な気がいたします。
 
 欺瞞作戦の一環という説もございますが、
 だとするとこれに関わった人って、大した人ではない……のかなぁ。
 
 まぁ、さすがあの「Top Gear [トップ ギア]」のお国でございますな。
 条件さえあえば、あの番組で何かおバカな企画に使われていたんじゃないかなぁ……。
 
 というわけで、
 

 トレイントラベラーズ2
 
 ザーレイ砲とパンジャンドラムで強化した、スティールバッファローにございます。

 絵は、コメントではレールから外れないかを心配されておりましたが、
むしろレールに支えられているからまっすぐに進むと思ったのでございます。
 常に前方を走っているわけではなく必要に応じて射出するだけですし、ヨーヨーの
ようにひも付きで一定の長さまでいったら巻き戻されるようになっておりますから、
カーブで使わなければ脱輪もないかと。
まぁ、
アメリカ開拓時代の機関車についていた牛よけを能動的にしたようなものでございますな。
 
 通常時は車体前面の両サイドに格納。そのカバーがぱかっと開き、射出されるわけですな。レールに乗る瞬間に脱線の心配がございますが、そこは魔動機でございますもの、
上手いこといきましょう。
 
 ザーレイ砲とあわせまして、
 改造前とはずいぶん前方の外観が異なるものになると存じます。
 
 ちなみに、パンジャンドラムと九柱戯との関連は……、たぶんないでしょうなぁ。

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vol.171は、
「ストラトシャウト」応援企画なのでございましょうか? 
『ヤンキー&ヨグ・ソトース』『ビギニングアイドル』『キルデスビジネス』
歌に絡めておりましたな。
 
 というわけで、
これらの作品から4人を集めて冒険企画バンドを組ませてみた次第でございます。
 
冒企バンド
 

 この4人、共通する音楽性なさそうではございますけどね。
イベントでの1日限りのセッションなのでございましょう。
 したがって、歌詞もそんな感じで。
  
 ちなみに、『ヤンキー&ヨグ・ソトース』の人には、タンバリン持たせています。
わかりにくいなぁ
 
 まぁ、そんなところで。

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「Role&Roll」誌、vol.172読者欄に載せていただいた
水の都の夢見る勇者2』に関する絵でございます。
 
S.W.2.5「水の都の勇者2」
 
 古い
とかコメントで言われましたけれど、
元ネタ有名ですからネタ元見ていない人でも知っておりますよね?
(正直わたくしもドラマは知っておりません……) 
 
 とにかく、「同情」に「報酬」を要求するなんて、
こんなピタリと元ネタに合うことなんて滅多にありゃしない
 
 それでいて、このリプレイ読んだとき、この一致には気づかなかったでしょ? 
 「同情」と「報酬」というキーワードが、
適度に離れて配置されていて、その関係性に気づきにくい……。
 
 推理小説で使われるテでございますな。
 この場合は偶然だと思いますが。
 
 もしも、誰もがすぐ分かるようだったら、当然描きはいたしません。

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というわけで、
Role&Roll」誌、vol.171読者欄に載せていただいた絵でございます。
 
ブラマタリの供物
 
 
  
 これを描いた月は、ゲームブック月間
フェアリーテイルゲームブック 夢幻島の怪物』につづき、
ブラマタリの供物』をプレイしていたのは、このブログでご承知のとおり。
というわけで、「Role&Rollvol.169って
ほとんど読んでいなかったり……。
 
 そのため、
描く絵は選択の余地なく『ブラマタリの供物』に相成った次第でございます。
 
 クライマックスのシーンなのでございますが、
原作の描写に忠実に行くと、この場面に写っていることって、
時間の隔たりがあるのでございますよね。
ですから、映画のポスターのように、
いくつかを一つの画面に収めたものと考えてください。
 

 木も、ホントはバオバブなのですが、
バオバブって正直面白みのない木なのでございますよね。
太い幹がまっすぐに立っているだけで。
 
 なので、そのあたりも樫とか栗とか桜の古木のように、
ゴツゴツと曲がりくねったものを参考にいたしました。
 
 触手の描写も、細く狂ったムチのよう(p.232)とあり、
もっとぬるっとしたものなのでございましょうが、
つまらないので曲がりくねった枝や根のような描写に。
 
 真ん中あたりの背景は、
もっとベタを増やして、奥行きを出すつもりでございましたが、
ついつい根か枝を増やしてしまいました。
 
 木の上方は、
ホントは、幹が上向きに大きく口を開いてそこから無数の触手があふれ、
ヨグ・ソトースさんの球体をつかむような感じにするつもりだったのでございますが、
めくれた樹皮を描いているあたりで、これアフリカ大陸っぽい……となったので、
こんな感じに。
 
 ですからアフリカ大陸の上のあたりは穴で、
そこから触手が這いうねる予定だったのですよね。
 ここだけの話でございますが。
 

 正面に立っているのは、マウロンさん。
その腕にかかえているのは、ネルソンさんの頭でございます。
 このあたりももっと効果的で、わかりやすくしたかったのでございますが、
こんな形になりました。
 

 
 ちなみに、バオバブは、大きく卵形の果実をつけるのだとか。
それが彼の地では重要な栄養源なのだそうでございます。
 樹皮種子解熱用として、
また、には大量の水を含んでおり、水資源としても欠くことのできないものだとか。
 
 作品では「悪魔の木」と呼ばれておりましたが、
彼らにとっては「命の木」なのでございますな。

 まぁ、一つのものが立場の違いによって逆の意味を持つことは、
よくあることではございます。

 水源として枯渇したバオバブの木のうろは、
シャーマンや呪医、詩人や音楽家など、
重要人物の遺体を安置するお墓として使う風習もあるそうで、
そのあたりは『ブラマタリの供物』にも似た描写がございましたな。
 
 バオバブの木は、死者の住む霊界との通路として信じられているのでございます。
 
(参考:『木々の恵み』フレッド・ハーゲネーダー著 玉置悟訳(毎日新聞社/2009/1)

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vol.170 旅の仲間
 

というわけで、「Role&Roll」誌、vol.170読者欄に載せていただいた
vol.168の「フェローは愉快な仲間たち」に由来する絵でございます。
 
2018/12/23 S.W 2.5 フェロートラベラーズ 
 
 このリプレイ、「ソードワールド2.5」のもののはずなのに、
ページの天井には「ソード・ワールド2.0 リプレイ」となっているのが
楽しゅうございますな。
 
 「ソードワールド2.5」の大きな目玉のひとつである、フェローを紹介するこの記事。
ルールを分かってもらうための記事なので戦闘主体
一回限りということもあってか、
プレイヤーもGMもちょっと説明口調でございますな。
 
 これを見ますと、PCなんていなくてもいいんじゃないかという気が……。
テストプレイを何回かやる場合には、それでいいかもしれません。
と同時に、プレイヤーを主役にするならば、フェローはPC人数以下の方がいいなぁ、
と実感いたしました。
 
 まぁ、フェロー主役なプレイも、それはそれで面白いと思います。
 
 絵ではたいまつを持たせて、脇役成分を上げておきました。
 
 ホント、どっちが主役なんだか……。

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vol.169 フライング・S・バッファロー

というわけで、「Role&Roll」誌、
vol.169の読者欄に載せていただいたもの。
ソードワールド2.5 リプレイ トレイン・トラベラーズ!』を
ネタにした絵でございます。

2018/11/20フライング・S・バッファロー


 これを描いたのは、単純に、もとのスティール・バッファローのヘッドが
ただのエンブレムでつまらなかったからでございますな。
やはり、ここはバッファローの頭部模したものでなくては――。
 
 というわけで、こんな感じに。いや、最初描いたものは、
前面一面を顔にしたのですが、それだとデカすぎて、
何かゾイドのモルガみたいな感じに……。
 
 というわけで、一回り小さく描き直しました。

 バッファローの背中が盛りあがっている感じが表現できてよかったけれど、
顔はもっと小さい方がよかったかも。
 
 バッファローって長い毛で体がおおわれているので、それを表現するために
顔のまわりから煙を噴き出しているような感じにしようかとか、
鼻息を表現するため、蒸気は先端から出るようにしようか、
などとも考えはしたのですが、
あまり斬新になりすぎると、機関車っぼくなくなるのでやめておきました。
そもそも、魔動機から煙や蒸気が出るんだろうか? とちょっと考えましたが、
そこは風情というもの。魔動機には、ちょっとレトロな感じが欲しいですものな。
 
 おそらく、蒸気とか煙ではなくて、
もっとキラキラしたものが排出されるのでございましょう!
  
 実は、ロボットにもなるというのは、セリフに
書こうかどうか迷ったのでございますが、思いついたので……。
フライング・S・バッファローを強調するのなら、ない方がいいのかもしれませんが。
 
 それにしても、
レベルを上げるためには魔晶石をどんどんつぎ込む必要がありそう。
まぁ、それに見合った効果は得られると思います。
 
 ところで、フェローとして入るアシュトンさんのお姉さま、
セオドラさまでございますが、
せっかくp.231にイラストが入っておりますから、No Imageでなくてもいいのに――。
 
 それと、p.44のアシュトンさんのお言葉によりますと、
姉ちゃんは、フライパンでゴブリンを撲殺した伝説の女だからな
となっておりますから、行動表には、回復や支援だけではなく、
撲殺要素も入れてやればいいのに――、と思いましたよ。
 
 と申しますか、フェローと言わずパーティの一員になってしまった方が、
パーティの安定のためにはいいよーな……。
  
 
 この作品、冒頭に献辞がそえられているのでございますな。
アチャラの言葉で書かれていたので気がつかなかった……。

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vol.168 

☆ というわけで、「ソードワールド2.5」
  ルールブック、ざっと2巻まで目を通しましたが、
いろいろと考えられておりますなぁ。
 
 セッションの現場で起こった問題や、
こうすればやりやすくなるんじゃないか、
こうすればより面白くなるんじゃないかを集めて組み立てていった感じで、

なるほど2.5を作る意義があったのだなぁ、と感心してしまいます。

 文章を読んでおりましても、ここのところは問題が発生したから
曖昧性を回避するためにこんな文になっているのか、
などと考えますとなかなか楽しいものでございます。
 
フェロー」のシステムも、試行錯誤ののち、
こういう落としどころになったのでございましょう。
 
 プレイヤーにもマスターにも、そしてフェローを提供する人にも、
あまり負担をかけずに、楽しくする工夫がうかがえますな。
 
 「奈落の魔域(シャロウアビス)」なんか卑怯のかぎり。
 
 「ソードワールド」関係ない世界でも取り込めちゃう。
  ちょっと毛色の変わったことをやりたいときに便利ですし、
「ソードワールド」関係ない人に合わせるときにも役に立つ……のかなぁ。
 
 でも、ゴブリンやコボルドが、タヌキかキツネに見えてまいりますな。
思い切り和風テイストの茶番とか面白いかも知れません
 
(えっ、「ソードワールド」の住人に日本みたいな世界思いつかないって?
 気にしない気にしない。人間の妄想力は恐ろしいものだ、ということで……。
 それに気のせいでしょうが、なんとなく考え方は日本人と似ている気もいたします)

 そんなこんなで、「ソードワールド2.5」の栄えある第一リプレイ
水の都の夢見る勇者』でございます。



作者は新進気鋭だそうで、
「剣に祝福されて生まれた」の冒頭にこそ緊張感を感じさせますが、堂々としたもの。

 「あなたがあなたに気づく表」ですとか、
水路のゲーム性、女神フルシル像の脱出ゲーム的な仕掛けと、
章ごとに違う楽しみを提供しているあたりに、気鋭を感じさせます。
 
 

☆ で、「Role&Roll」誌、vol.168読者欄
  載せていただいたのが、これ。
  ラストの場面でございます。

2018/10/23「水の都の夢見る勇者」 


 シルフル女神さまのご尊影は、ルールブックにも描かれていなかったので
女神さまとして無難なかんじで。

 リプレイの感じから、目を回している状態から回復していないと思われたので、
ぐるぐる目でご尊顔をごまかしております。
 
p.220の「女神像の"奈落の魔域"」の地図を参考に、
右手は雨、左手は風のそれぞれ壺を配し、
風と雨の女神ですから、
胸元や裾などには波頭や水玉っぽいものをあしらっておきました。
 
 ラティさまのお父上のブチハイエナのプティさんが
山の上から駆け下りてくる姿などもなども描こうと思ったのですが、
すでにごちゃごちゃしていたので……。
 
 取りあえずその叫びと雪崩っぽいのを描いて、
ラティさんがそっちを向いているという形にいたしました。
 
 他にもあそこで描かれた描写は、ちょいちょい拾っておりますから、
文と照らし合わせてみると……、アラが出るのでほどほどにお願いいたします。
 
 
 ホントは、水の都地下の魔動機とかも描きたかったのでございますが、
魔動機の絵がないことにはちょっとつらい……。
 
 あとですねぇ、p.195の鼻たかだーかなイラストと
フェローデータのセリフ「この速さ、ついてこられるか!?」から、
ジェット・リンク(サイボーグ002)ネタもやりたかったのでございますが、
素早く動かれると、どうも狭い紙幅ではやりにくかったり……、
というあたりであきらめました
(まっ、やってもボツになるというのもありますけど、ね)。

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というわけで、
Role&Rollvol.167」の読者欄に載せていただいた、
ジャイアント・ヤンキー&ガタノソア
のリプレイに関する絵でございます。

三角乗り(『ジャイアントヤンキー&ガタノソア』


 『ジャイアント・ヤンキー&ガタノソア』なんだから、
巨大化したヤンキーの戦いを描けばいいのに、ですって? 
わたくしも最初は、そのセンで考えていたのでございます。

 ただですねぇ、このタイトルでその戦いは、なんともストレート。
 それに、ヤンキーたちは、敵怪獣とほぼ同じ大きさまで巨大化いたしましょ?
 怪獣のほうが二倍ぐらいの大きさがあるのなら戦いがいがあるものの、
同じぐらいの大きさで敵一対味方複数となると、
戦隊ものなどでもたまに言われる、よってたかってな感じが否めないかも……。

 さらに、怪獣がいて、ヤンキーがそれぞれの技を繰り出していたら、
画面的にごちゃごちゃしそう……。
 
 まぁ、そんなこと思いながらも、
アングルやヤンキーたちの技を考えていたのでございますよ。
 
 まつりさんって、ムーンサルトが武器だけど、
『ゲームセンターあらし』のムーンサルトって、どんな感じだっけ? とかね。

そんな折、別のことに思いがおよんだのでございます。

 ユーリ君って、ムーンサルト乗りで自転車には乗れたんですよねー。
 なのに、なぜ走らせることができなかったのか?

 ひとつ浮かんだのは、
ムーンサルトで着地すると、サドルの上に立ってしまう、というもの。
立ったままバランスを取って少しは進むのですが、すぐに転んでしまうということですな。

 もうひとつは、サドルに上手く座れたとしても、
足がペダルに届かなかったんじゃあ……、という考え。

 ペダルに足が届かないとすればどうするんだろう? というわけで、
それが三角乗りへとつながっていくわけでございます。

 いや、前者も面白いのですが、
鉄棒からムーンサルトで自転車のサドルへ着地、って描くのが面倒くさそう……。
 ……。

いえ、何でも無いですよ?

 ここで三角乗りは、ふつう思いつかないでしょうし、
それ以前にこの乗り方がどういうものか知らない方も、
少しは存在するのではないか?

 そんなわけで描いてみたくなったのでございます。

 もちろん、みなさんはご存じでございますね、三角乗り。
 もっとも、わたくしはやったことはございませんが。
『となりのトトロ』でも確か出てまいりましたし――。
 
 
 一応説明いたしますと、昭和20年代から30年代ぐらいですかねぇ。

 まだ、自転車が無骨な形のものしかなかった時代。
フレームの前部(ハンドルとサドルとペダルを支える部分)が
三角形のものしかなかったころ。

 サドルにまたがってしまうとペダルに足が届かない
(もしくは苦労する)お子さまや、
大きく足を上げてフレームをまたぐのがはしたないとされた女の子が、
このような自転車に乗るときのやり方でございますな。

 女の子が乗るときは、お嬢さん乗りと呼ばれたりもしたようでございます。
  
 サドルに腰かけず、フレームに空いた三角の部分に片足をつっこんで
ペダルに足をかけ、そのまま走る――。

 立ちこぎ状態ですから疲れますし、
自転車か自分かが、前から見て常に斜めになるので不安定。
 
そもそも自転車が、
子供には大きく、しかも無骨なため今のそれとは比較にならないほど重い……。

 とても長距離を走れるものではございません。平坦な道ならいざ知らず、
山を越えて隣町まで行くとなると、ちょっと無理なのでは、というものでございます。





 ところで……。
 この記事を書くにあたって、『ジャイアントヤンキー&ガタノソア』を読み直していて、重要な記述を見落としていることに気がつきました。
 それがここ。
 
p.71「ユーリは叫び声を上げながらサドルに足を乗っけて回す、回す」

 えっ!?
 サドルを回すと走る自転車?
 そうするとユーリさんは、
ムーンサルトでサドルの上へ両足を揃えて着地したあと、その場で立ったまま回転し、
サドルをクルクルと回していたということでございましょうか?
 三角乗りなんかよりもはるかに難しい。
 
 異世界の機械は、思いもよらないものでございますな。
 
 これならば、ユーリさんが自転車を乗りこなすのに苦労するのも
当然というものでございます。

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 なんか、ドラえもん秘密道具みたいですよねー、
 このオチミズの使われ方って――。

 というわけで、

Role&Rollvol166読者欄に載せていただいた

「神我狩~黒衣菊理異聞録」

を元にした絵でございます。



神我狩~オチミズ~

* 案外、一億六千万払っても使う~っていう人、いるんじゃないかなぁ。


 これの元が載っていたvol.164は、

ソードワールド2.0の「ロードオブグリモワール」最終回だったり

(サブの「ランダム陳情」がメインシナリオと結びついていくのか……、
 面白い! と思ったのでございますが、
 そこまで行く前に終わってしまいましたな)

、描けそうなものはありそうだったのでございますが、
多分キーとなる人物のイラストがないとか、今ひとつとかだったりで――。

 「TORG」は前月に描きましたしね。
(「リビングランドでの活躍は終わりますが」ということは、
単行本化するときには、他の場所での活躍が付け加わるということなの、かなぁ)



 というわけで
この小話(こばなしではなくてしょうわと読むのでございましょうな)に――。

 この作品、黒衣菊理(くろいくくり)や白羽千鳥(しらばちどり)という名前も
そうでございますが、

「瞳の奥底には、残酷な格差によって生じた憎悪の炎」
ですとか
「負の感情から展開される一人脳内劇場」

など、凝った表現をしようとして失敗しているような部分が冒頭……。

 いや、書き出しの部分、緊張していたのでございましょう。
 よくあることでございます。

 ネタとしては、

 数年後、声をかけられて振り返った菊理の前には、
女とは思えぬマッチョに変貌した白羽さまの姿が……。
  毒島教官に仕上げられたのですな。

  というのも書こうと思ったのでございますが。

  なんだろう、マッチョになった姿をあまり描きたくなかったのかな……。

  というわけで、まぁこっちに。



☆ ところで、vol.164の「帰ってきた『なぜなに未来侵略』」
  「なりきりと導入の事故」

  「非暴力主義だから戦闘を伴う依頼は受けない」
  「隣の家から邪神召喚の呪文が聞こえてくるけど怖いから布団を被って出ない」

 まぁ、こんな選択をしたら、ゲームブックの場合、ふつう
本を閉じたまえ」で終わりでございますよね。


 こういうのってやはり、TRPG普及のために昔、

ゲームブックと違ってTRPGならば
何でもできる、どんなキャラを演じてもかまわない、

なんてことも言っていた時代の悪影響でございましょうかねぇ。


 世界観やストーリーに合わないキャラクターは結局、
  プレイヤーにとってもGMにとっても、負担になる元でございますな

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☆ というわけで、
  Role&Rollvol.165の読者欄に載せていただいた、

「TORGリプレイ ロケットウォーズ」に関する絵でございます。


TORGリプレイ ロケットウォーズ 



 リプレイはふつう早くに読むものなのですが、
 このときはなぜか、最後になってしまいました。

「TORG」に関しては、むかし、雑誌の紹介記事を読んだことがございますが、
そのときはまったくピンと来ませんでしたなぁ……。
こんなに特徴的なTRPGだとは、ちっとも思っておりませんでした。

 「ウィキペディア」によると、「カオスフレア」に影響を与えているとか。
 そーなのかー。
 世界のさまざまな地域で、それぞれ異なった法則が存在するというのは、
 楽しいですな。

 それがまた、極端なものなだけに、突っ込みがいもあるという。

 たとえば、神崎さんの持っている資料は無事なのか。
 手放すと紙は腐り始めるっておっしゃっておりますものねぇ。
 服とかもおいそれとは脱げないのでは?

 ただ、札束や証券は大丈夫みたい(p.123)ですから、
どうなるかは、認識の問題ということなのでございましょうな。

 いずれにせよ、

 端から見ている分には面白いですけれど、
実際にはなかなか大変な世界といった感がございますな。

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 これは、
Role&Rollvol.164の読者欄に載せていただいた、
「迷宮キングダム」を題材とした絵でございます。

アオヒゲの超レアな土産話 にーにゃん  


「砂時計週報」はいつか描いてみたいと思ってはいたものの、
このような小さなコラムを対象にするときというのは、
たいていネタに詰まっているときでございますな。

元が面白くても、絵にしづらかったり、キャラクターが描いてなかったり、
前号でその作品は描いていたり……と、
まぁそこら辺はいろいろ理由があるわけでございますよ。

 で、




 BOMB-BEEとか言わない、そこ!! 

爆弾男ハチスケは、まったく関係ございません。

(いや、ホントに。そこからの発想はなかったのよん)


 このような絵を見るときは、ネタ元を見ながらの方が、当然面白いですよ? 
けっこう細かいところ、拾っていたりいたします。



 で、ちなみに、
原作の「断ち伐るもの」"Braker"となっておりましたが、
これって、「ブレーキをかけるもの」っていう意味なのでは? と、
絵では"Breaker"に直しておきました。



 関係はございませんが、
同号「インセイン」PC2のハンドアウトの秘密(p.083)、

「あなたは異星人だ。あなたは地球制服の第一歩として……」というのは、

正しいのかなぁ。学校が舞台だからなぁ……?

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で、もう1枚載せていただいたのが、こちら。

転生三国志~卑弥呼さま~


『転生三国志』に登場した卑弥呼さまにあらせられます。

 このお方の登場は、最初から期待しておりましたー。
 物語としての『三国志』にはまったく関係なく、
魏の歴史書の、東夷――東の蛮族程度の意味でございますな――
について書かれた文章に、ちょこっと載っているだけではございますので、
無理かも、と思う一方、
やはり、日本で作られた、日本を舞台にしたTRPGでございますから、
何らかの立ち位置(ポジション)で出現の可能性はあるだろうと……。

 TRPGでございますから、
プレイグループによって描かれ方に違いはございましょうが、
そこはやはり、重要な役割を担っていただきたいものでございます。

 ちなみに、秦の始皇帝は、このゲームでの絵が見当たらなかったので、
『スピタのコピタの!』の『転生三国志』の回を参考にさせていただきました。

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Role&Rollvol.163の読者欄に載せていただいた、

アドバンスト・ファイティング・ファンタジー ソロアドベンチャー

「桜谷の呪法使い」


監修:安田均/グループSNE 作:杉本ヨハネ(vol.161 p.100-107)

にちなんだ絵でございます。


桜谷の呪法使い



vol.163は、2月21日頃の発売でございますから、
「桜谷」というのは、春を先取りして舞台を決めたのでございましょうな。

で、というお題から、
この場所には何か場違いな感もある彫刻家を登場させたのでございましょう。

ページ数が限られているせいでございましょうか。
ストーリー性よりも、ゲーム性・パズル性が強い作品でございますな。

正しい3つのカギを見つけるというあたりは、『火吹山の魔法使い』譲り。

 ただねぇ、1つのカギはともかくとして、
他の2つは、ホントに預けて良かったのか?
 片や簡単にあげてしまうし、方やなくしてしまうし――。
 エスタトさまの人選に疑問を感じてしまいますな。
 単に人材不足なのかもしれませんが、
でしたらカギを預けることの危険性に思い及びそうなもの。

 ただ、もしかすると、

 案外、それらのカギはなくてもいいものだったのかもしれませんな。

 役に立たないとされたエスタトさまの持っていたカギが

実はマスターキーだったとか。

ただし、特殊な使い方をしないと、ちっとも鍵穴に合わないものだったりして。

 だとすると、3つのカギは何だったのか、ということになりますが、
うーん。予備、みたいなものですかねぇ。

 
 カギを差し込んだときのリアクションでございますが、
 正解がない場合(4-50)の

「宝箱の前で崩れ落ちて、シクシクとすすり泣く」というのは、

冒険者らしくはないような……。
  ですが、そのざっくり感FFシリーズらしいような気もいたしますな。


 というわけで、本編の話はそれぐらいにして、
  絵のほうでございますが、
 
 パラグラフ3-5によりますと、顔や指がないので完成形ではない……。
 となりますと、それらがあれば完成ということですが、

わざわざ顔や指がないものを作ったのでございますから、
そこには芸術家としての意味があるはず……。

 もしかするとそこから手や顔を出すことによって初めて完成する

ハプニング性、ライブ性を意図したのかもしれませぬな。

 まっ、思っているのは当の芸術家だけで、
見る人は単なる顔出し看板としか見てくださらないわけですけどね。

 でも、それでもそれを商売にしてしまうあたりは、
この絵のファルコさまのたくましいところでございますな。

 金貨2枚が安いかどうかは……、どうなんでしょうねぇ。

 およそ才能を糧とする職業は、格差社会の最たるものでございますからなぁ。

 高いと言えば高い。安いと言えば安い。

 桜谷がどのようなところかは存じませんが、
大都市ほどには人の集まるところでもございませんでしょう。
 おみやげ価格で高くつけるかもしれませんし、
需給の関係で安く売ろうとするかもしれませんし――。

ですが、ルールブックの価格表を見ると、……。
ファルコさまにとっては、大負けに負けた価格なのかもしれませんな。
もしかして原価割れ?

 まぁ、いずれといたしましても、父親のところで暮らしているところを見ますと、
ファルコさまは、芸術家としてはそんなに儲かっていないのでは?

 アトリエとして、ここが最適だと選んだのでしたら別でございますが。


 ところで、
  来訪者が尋ねたらしいねこやなぎ谷でございますが……。

 名前の雰囲気からしておそらく、

 ネコ耳のバルサスさんや
 妖怪さん
たちがいるところなのでございましょうなぁ。

 ネコ耳のオシェイマスさんとか、
 ネコ耳の円盤人さんとか、
 ネコ耳のガンジーさんですとか……。

 ねっ。

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