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2024/05/10 きのう、寝ようと思ったら『プロフェッショナル仕事の流儀特別編・宮崎駿と青サギと』をやっていたので見ました。NHK-BSで。後半一時間ぐらいかな。最初は普通に宮崎先生のドキュメンタリーとして見ていたのでございますが、次第にその構成・演出に目が行くようになりました。きっかけは、先生が鉛筆を落とすシーン。普通に横から捕らえた後、下から鉛筆が落ちてくるシーンを入れているのですが、これって多分別撮りした演出ですよね。そんなところに常にカメラ置いているはずございませんもの。で、それに気がつくと、構図とかエピソードの入れ方とか、制作者の意図みたいなものがどんどん気になってまいります。やはりこういうドキュメンタリーを手がける方なので、そうした演出には知悉した方なのでしょう。そう思いつつ見ておりますと、番組としてしっかりまとまっておりますだけに、カットされた部分も見てみたくなる気がいたします。
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マタンゴか、マタン、マタングと呼ばれる精霊がいるんですよね。
 残念なことにずっと前にメモをなくしてしまったため
詳細は分からなかったのでございますが、

テキストファイルに書き写しておいたものを発見いたしました!!
 
 出典に関しては不明でございますが、こんな感じでございます。
 
 
 ギルバート諸島やエリス諸島の人々は、
海のはるかかなたのマタングというところに、
自分たちの神や祖先が住んでいると信じている。
そしてその祖先の皮膚の色は白いと考えられているので、
この島にヨーロッパ人が流れついたとき、
彼らはマタングの使者として暖かくむかえたのである。
 
 
 ギルバート諸島やエリス諸島でございますから、
ミクロネシアの島々でございますな。
 
 記憶違いをしておりましたが、
 マタングは精霊そのものではなくて、
蓬莱島やニライカナイやアバロンのような祖霊神の棲む地のようでございます。
 
 
 ウィキペディアによりますと、
1963年東宝の『マタンゴ』に登場する同名のキノコの名前は、
ツチグリというキノコの東北での別名ママダンゴから採られたと
書かれておりますが、
 
この精霊……じゃなかった、精霊の地の名前も関係あるのでは? 
と個人的には思っております。
  
  
 ミクロネシアなら、第一次大戦後あたりから日本の統治下にございましたし、
体系的ではないようですが民族学的な調査・研究もおこなわれておりますからな。
 
 それに、映画制作者でしたら、戦争映画などを作る際に、
現地の文化について調べることもございましょう。
 
 そうした流れで、映画に関わった人のなかに、
この地をご存じだった方がいても不思議はないと思うのでございます。
 
 語源って、諸説あったりいたしますから、
 (発案者が、どうして思いついたか言わないとかありがち)
 公式以外にこういう説があってもよろしゅうございましょう。
 
 なんと申しましても、南洋の島の話でございますし。
 
 
 
 
 
 さてそういうわけで、
ROLL&ROLL」誌vol.182の読者欄に載せていただいたのは、
vol.180の「獸ノ森」「森の茸」に拠ったものでございます。
 
 

 茸の森
 
 
 
 記事が掲載されたのは、
『「ソウナンですか」に学ぶ、ゲームブック式 生死を分ける最強のサバイバル術』
冒険企画局(齋藤高吉・平野累次):著 岡本健太郎 さがら梨々:原作
(星海新書/2019/9)
と同じ頃でございましたから、
もしかするとついでにネタを思いついたんだったりして?
 
 とまぁ、それはそれといたしまして、
 
 この記事では、森の茸のビジュアルと効果に関して書いてあるのでございますが、
キノコになってしまう」というのがなかったな、と思って描いてみました。

 もともとは「獸ノ森」だったのでございますが、
獣たちも肉食草食関係なく茸を食べて茸になっちゃったり、
茸に養分を吸い取られて骨だけになっちゃったりしたのでございますな。 
(そうした骸骨をもっとわかりやすく描けばよがったのでございますが、
 あとで思いついたことでございましたのであまり見えやすくはなっておりませんが、
 探せば描いてございます)。
  
 で、などいなくなった『茸の森』に……。
 空を翔んでいる茸は、冬虫夏草的なものでございましょう。
 
 たき火の周りの人たちは、
キノコ人間で描こうかとも思ったのでございますが、
人間のままのほうがいいかとも迷ってシルエットに。
 
 いづれにせよ、キノコって形にしろテクスチャーにしろバリエーションがあって、
描いていて楽しいですよねぇ。
時間があれば、もっと構図とか考えたところでございますが……。

 

 BGMは、谷山浩子さんの「たんぽぽ食べて」あたりでございましょうか。
   この楽曲って、やっぱりますむらひろし先生のマンガあたりにインスパイアされているのかなぁ?

  
 
 
 
 ところで、
 vol.180の記事に関してでございますが、茸ビジュアル表
前半後半を分けて、サイコロを2度ふらせるようにしたほうが、
バリエーションが増えてよろしいのではございませんかと存じます。

その場合もちろん、11と12は
「ドロドロして」「黒い」、「粉末状で」「白い」と、
表現を前後ぎゃくにしてやる必要がございますが。
 
「シメジに似ているが」「大きい」とか、
「マツタケに似ているが」「無臭」な茸があっても良ござんすものね。
 
「ドロドロ」や「粉末」が「裂けない」というのは、
バラバラにならないという解釈にいたしましょう。
 



 もう1枚は、ソードワールド2.5リプレイ「悪徳に沈む復讐者たち」より。
 
vol.180
のミッションは荷物の運搬なのですが、
サイコロの出目がよかったみたいで、
特にトラブルに遭遇することなく任務を成功させているのでございますな。
 
 何も起こらなかったのは、
この街よりもヤバイものを運んでいたからなんじゃあ……、
ということで、このような絵にあいなりました。
 

 ヴァイスシティ 
 
 荷車は、
二人で引いて二人で押してという感じのほうが自然と思ったのでございますが、
どうやらフィルさま1人がひとりで引っ張るご様子。
 
 ニキータさんは荷台に乗ると宣言しておりますが、
この荷物ですとそこがいちばん危険なのかも? 
他の2人は護衛? 
でも、カヤさんは攻撃魔法持っていないみたいですから、ただの観光だった? 
でも、運搬を終えて戻ってきたとき、自慢げに報告しているのはカヤさんなんですよねぇ。
 もしかして、ちゃっかりもの?
 
 ちなみに「ヴァイスシティ」は買ってまいりました。
絵の参考用としては索引が欲しいところでございますな。

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