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2024/05/10 きのう、寝ようと思ったら『プロフェッショナル仕事の流儀特別編・宮崎駿と青サギと』をやっていたので見ました。NHK-BSで。後半一時間ぐらいかな。最初は普通に宮崎先生のドキュメンタリーとして見ていたのでございますが、次第にその構成・演出に目が行くようになりました。きっかけは、先生が鉛筆を落とすシーン。普通に横から捕らえた後、下から鉛筆が落ちてくるシーンを入れているのですが、これって多分別撮りした演出ですよね。そんなところに常にカメラ置いているはずございませんもの。で、それに気がつくと、構図とかエピソードの入れ方とか、制作者の意図みたいなものがどんどん気になってまいります。やはりこういうドキュメンタリーを手がける方なので、そうした演出には知悉した方なのでしょう。そう思いつつ見ておりますと、番組としてしっかりまとまっておりますだけに、カットされた部分も見てみたくなる気がいたします。
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2020/01/14 ゲームブッククイズ(146)
 
 下は『暗黒城の魔術師』のオビに書かれた惹句です。
 空白部分に正しい言葉を入れなさい。
 
ドラゴンファンタジー・オビ



答:プレイン
 
ドラゴンファンタジー・オビ
 
 

 このシリーズでは
ロールプレイングゲームではなくて、
ロール・プレイン・ゲームなのですな。
6巻までこの表記が続きますから、ご存じの方も多いかもしれません。
 
 ちなみに、『幻し城の怪迷路』は「怪奇ホラーゲーム」、
ゾンビ塔の秘宝』は「ピップ最後の冒険」となっていて、
ロール・プレイン・ゲームの表記は表紙側にはございません。
(裏には全巻共通で「ロール・プレイン・ゲームの傑作シリーズ」の表記がございます)
 
 では、このシリーズを担当した方が、
端(はな)から「ロール・プレイング・ゲーム」ではなくて
「ロール・プレイン・ゲーム」でなければおかしい、と思っていたかと申せば、
そうではなさそうなのでございますよねぇ。
 
 
 と申しますのは、ほれ、これ。ドラゴンファンタジー・広告 
 

 タイムマシーン・アドベンチャー3
ムサシの剣』に載った広告でございます。
 ここでは「ロール・プレイング・ゲーム」
と表記されておりましょ?
 
 ですからおそらく、
独自色を出すとかなにかの理由で、
あえて「」を抜いたのだと思うのでございます。

(☆ ところで、今これを見て気づいたのでございますが、
   この広告の段階では、
   1冊590円の予定だったのでございますな。
   実際は、690円だったのでございますから、
   発売までに100円上げてもイケるという
   勝算ができたということでございましょうか。
   参考までに『ムサシの剣』は、590円でございます)
 
 
 
 

 
 ちなみに、問題に出したのは初版のオビ。
こちらは18版のものでございます。
何版で変わったのかは存じませんが、後の巻もこのスタイルになっておりますな。
 
ドラゴンファンタジーオビ
 
 
  さらにちなみにでございますが、『暗黒城の魔術師』、
裏表紙の紹介記事には、「妖怪」という言葉が使われております。
 
「魔術師アンサロムに誘拐された王妃
 をつれもどすため、きみ――ピップ
 は暗黒城をめざして冒険の旅に出る。
 行く手に立ちはだかり、襲いかかっ
 てくる妖怪の群れ……いかに闘うか?」
 
 これなぞはたぶん、『バルサスの要塞』他に倣(なら)ったのではないか
と思うのでございますが……。
 
(初期のファイティング・ファンタジーの敵に対する呼び方の違いについては、
 なぞのまとめ 2018/42018/04/30 (Mon)のつづき、
  ゲームブッククイズ番外編に書いておきました。
  場所的にわかりにくいなー)

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