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2024/04/27 ゴールデンウイーク、なるものが存在するそうでございますね。インタビューで10連休などと答えていらっしゃる方がおられました。いいなぁ。うらやましいなぁ。むしろゴールデンウィークは死にそうに忙しくて休むひま無いですって人にインタビューすればいいのに。でもニュースっていうのは珍しいから報道する価値があるんですよね。ゴールデンウイークは忙しいのが当然。休みっていう人は、きっと珍しいのでござましょう。……うらやましいなぁ。 ..
[1] [2] [3] [4]
鳥山明先生がこの世からいなくなったそうでございますな。
不思議な感じ。
 
 特に最近になっていろいろ目にいたしますし。
少し前のスズキハスラーのCMですとか、
鳥山明先生はぜんぜん関わっていないけれど
ペンギン村っぽい米久のゴテアラポーのCMですとか……。
 
 亀仙人ぐらいは生きると思っていたのになぁ。
  と申しましても、亀仙人何歳か知りませんが。
 
 1980年代、綺羅☆星の如く現れた天才たちの中にあって、
大友克洋先生と鳥山明先生は、立体的な絵を描ける力を持ち、
日本のマンガにアメリカやフランスのコミック・イラストの要素を採り入れ、
マンガの画を一ランク押し上げましたな。
日本のマンガが全世界に受け容れられる足がかりとなったと
申してもよろしゅうございましょう。
 
 加えて『Dr.スランプ』がジャンプにした最大の貢献といたしましては、
女性や子供の読者を呼びよせたということにございましょう。
 
これによって、少年週刊ジャンプがそれまでの泥臭い感じから、
洗練されたものに変わってまいりました。
 
単に発行部数の問題ではないのでございます。

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『真の安らぎはこの世になく『シン・仮面ライダー ショッカーサイド』2
  -シン・仮面ライダーSHOCKER SIDE-』(2)
漫画脚本:山田胡瓜 作画:藤村緋二
石ノ森章太郎 庵野秀明 八手三郎
(ヤングジャンプコミックス/2023/7)
 

イチローさんを主人公とした
シン・仮面ライダー』の
前日譚2巻目でございます。
 
 クモさんの再生
 
 ファウスト襲撃まで
  その道程で、サソリさんのぬいぐるみに対するトラウマが出る。
 
 ファウスト社内。襲撃
   過去がフラッシュバックし、クモさんの正気が壊れる。
   ヘルマンを瀕死に追いやり、
   それに抗議したイチローさんを殺しにかかり、
   その間に入ったサソリさんの腕を切り飛ばす。
   イチローさんは抱きしめてクモさんを止める。
 
 襲撃後。ショッカー基地内。
  イワンは国内組織を掌握。いずれ海外組織と戦うことがほのめかされる。
  その後ろ盾とするために今後国家を操っていく計画がほのめかされる。
 
 ケイがアイについて語る。
 
 サソリさんとイチロー君のデート。
  サソリさんが自らの過去を思い出す。
 
 ここで時間が経つのかな。
 
  イチローさんの仮面が出来る
  これは「仮面ライダー」の前段階の「クロスファイヤー」のデザインと
  巷でおっしゃられております。
  石ノ森先生のお描きになられたクロスファイヤーはゴレンジャーと同じく、
  十字部分が膨らんでいるのですが、
  それをカッコよくした結果がこのようなデザインということなのでしょうな。
  仮面ライダーもまん中と目が膨らんでいるのですから、
  膨らんでいてもいいのに……。
  と、はじめ分からなかったものでございますから、文句を言っておきます。
 
 緑川ルリ子さん登場。
 
 北米支部のウルフソンさんかな? 登場。
 
 とまぁ、今回の流れはこんなところでございますか。
 
 クモさんやサソリさんの過去が垣間見られ、
ショッカーの内実も少しずつ明らかになっていくという
展開の巻でございましたな。
 
 この先どのように流れていくのでございましょう。
長くもなりそうな短く終わるような気も……。分かりません。
 
 ただ、イチローさんが「シン・仮面ライダー」のイチローさんに
なるまでを描くそうでございますから、
すなわちルリ子さんが大人になるまで。
その間には十年間ぐらいは経ちそうでございますな。
 
 それをどのぐらいの巻数で描くかは存じませんか──どうなるんでしょ。

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なぞのまとめ 5月~6月の中から、
サイボーグ009を関連だけ抜き出しておくことにいたします。
 
2023/05/05 YouTube
サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER』(2001年-2002年)を見ました。
 2話まで。
期間限定・順次配信らしゅうございます。
(後にも書きましたが、6月26日月曜日12:00までだったみたい)
 
 これがわたくしには『シン・仮面ライダー』で
もやっとしたものをある程度解消させてくれるものとなりました。
 
絵柄とか構図とか、コミカルな部分も含めて、
最初のころの『サイボーグ009』の感じを膨らませたり変えたりしながらも、
ちゃんと表現してくれているのでございますよね。
 
他の作品からの引用も楽しく、
例えば手術室のライトがグルグルしながら主人公が目覚めたり、
天井のガラスを破って脱出するあたり、
2話で人殺しと間違えられるところとかは『仮面ライダー』でございますよねぇ。
 
それにしても『ボンボン』のゴンタの口癖「ナンタルチャ」が聞けるとは──。
それを拾ってくるとは思いませんでした。
追記:今、約半分、25話ミュートス篇を見終わったところでございます。
 原作再現度、石ノ森先生の作風再現度という意味では、1~2話が一番でございました。
 

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 前回の続きともうしますか、でございます。
 
 最初の仮面ライダーらしいアクションと、
真に迫った戦いの間で、監督は揺れ動いていたようでございますな。
 
 では、どうすればよかったのか。
 後出し岡目、リスクを伴わないと三拍子そろった狡さで考えてみたいと存じます。
 
    ☆    ☆     ☆
    
 物理法則はそれほど気にしなくていいと思うのでございますよね。
そこはリアルでなくても、派手に派手にやっていいと思うのでございます。
 
 重要なのは、やられた側の痛みでございますな。
 
 ……と書き始めたのでございますが、
ワイヤーアクションってダメなのはホントダメみたいな話を耳にいたしました。
 
 そうなのかー。
 
映画あまり見ないからそこら辺よく分かりません。
 
 
    ☆    ☆     ☆
 
 最初の仮面ライダーアクションの特徴は、
改造されているとはいえ、主に己の肉体のみで戦うことでございます。
 
 昨今のシリーズのように、
アイテムや装備で強い状態になって敵を倒していくようなヒーローではございません。
 
 そのような主人公を際立たせるための条件として、弱くなければなりません。
 
 いや、逆でございますな。
 ヒーローは確かに強いのでございますが、
敵がそれを上回る圧倒的な強さを持っていなければなりません。
 
 それが攻められて攻められて攻められて、
最後の最後に逆転するというのが、この手の主人公でございます。
 
 スポ根ものとかプロレスとか健さんとか……。
 
 昭和の感覚かもしれませんが、今でも感動の一条件でございますよね。
 
 ではそれは何か。の圧倒的な優位性とは何か。
 
 それは空中移動だと存じます。
 
 今回の怪人たち、サソリをのぞいて元の生物が、
ある程度自由な空中移動が可能なのでございますよね。
昆虫モチーフが多いので当然とは申せ。
 
 それに対して、バッタ怪人はジャンプのみ。
 空中での移動は、直線的である程度制限されます。
(まぁ、テレビでは空中前転から空中後転といった
 滝沢キックの元ネタみたいなことはやっておりますが、
 それでもジャンプのみが動きが制限されることは言うまでもなきことかと存じます)
 
 空を自由に飛べる敵に対して不利。
 
 なので、空中戦を主体に戦闘を組み立てていけばいいと思うのでございます。
 
 そうすれば画面が立体的になりますし、
一概に飛べるともうしましても、それぞれの怪人の飛び方はまちまちでございますから、
 差別化できて、いろいろと違った戦いを見せられると思うのでございます。
 
    ☆    ☆     ☆
 
 具体的に見てまいりましょう。

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 ドキュメント『シン・仮面ライダー』(NHK-Bs3/2023/03/31)
ご覧になられたでしょうか。
 
(って、もはや今さら感がございますやもしれませんが、
 書いた当初のまま進めてゆく所存でございます)
 
 主にそのアクションに関する密着取材だったので、まず安心しました。
『シン・仮面ライダー』の問題点ともうしますのは、
主にドラマ部分でございますからな。
 
 きっと特に問題もなく、庵野監督のこだわりと、
アクション班の技術が連携していい画(え)が撮れました、という流れなのかと。
 
 ですが、ご覧になった方はご存じでしょうが、全然違いました。
 
 はじめ監督は、『仮面ライダー』のアクションチーム
大野剣友会の動きを現代風にアレンジしたものを想定したようでございます。
 
 そこにアクションチームのアイデアも採り入れていくという方向性でございますな。
 絵コンテは使わない
 現場で実際にやりながら映像を決めていく。
 
 殺陣担当の方々も自分たちのやり方が採り入れられるのならと、
それに納得したようでございます。
 
 ところが。
 
 実際にやってみたところ、最初のクモオーグ戦の段で監督の表情に苦渋が走ります。
 
 ワイヤーアクションは派手だか嘘っぽい。
 使わないことにしよう。
 もっと物理的に正しいものをやろうと。
 
 番組中、アメコミ映画と同じにしたくないとおっしゃっておられましたが、
他にも『仮面ライダー The First』ですとかね。
そういうものと似通ったものになってはならない。
 まったく別の映像を、と庵野監督は思し召されていたに違いございません。
 
 シン・シリーズでは常にそのような映像を出してきたわけでございますから。
 
 そこでお出ししてきたのが、泥臭い格闘。
 本気で殺しにかかっているような、真に迫った映像という演技方針でございますな。
 
 血なまぐさい演出ともうしますれば、エヴァンゲリオンでございます。
 ストーリーに加えアクションもエヴァンゲリオンの方法論と聞きますと、
何だか仮面ライダー愛はないのか、
仮面ライダーをネタにして、エヴァンゲリオンをやりたいのかと、
言いたくなるところでございますが、ここはぐっと抑えて。
 
 むしろここは、それほど同質化しているのだと考えるべきでございましょう。
自分の血肉となるほど愛しているので、
それを進化させるには、自分の方法論でやるしかない。
 
 そのように考えることにいたしましょう。
 
 むしろすごく愛しているのでございます。
 
 シン・仮面ライダー
 
(ドキュメンタリー内でアクションする人が、
 感情を表現すると言っても仮面だとなかなか難しいみたいなことを
 言っておりましたので、クラッシャーを開けてみました、
 なんか叫んでいる感じで、ちょっとエヴァっぽくなりますよね?)
 

 てなわけで、
 
 庵野監督は段取りをなくせば真に迫ったアクションシーンが撮れると思ったのかも
しれませんが、しかしそれは難しいところ。
 本当に殺しあいをしているような迫真の映像作品って、
ちょっと思い浮かべても、映画の賞が獲れるような作品ですよね。
 
 それって、むしろちゃんと計算して計画してでないと撮れないように存じます。
 
 ドキュメンタリーで撮っていた、
仮面ライダー同士の格闘シーンが映画ではまるまるカットされていたとか……。
 あそこら辺、映画を見ていても確かにつながりが変な気がいたしましたが、
尺が足りないなどの現実的な問題の他に、
もしかすると『仮面ライダー The First』あたりの映像と
差別化を図れなかったなどという問題があったのかもしれませんな。
 
 いずれにせよ、監督もかなり悩んでいた部分なのだと思います。
方針が自分でも明文化できなかったのではございませんでしょうか。
現場が困惑しているのも、海図無きがゆえでございますな。
 
 
 
 思いますに、やりたかったのは黒澤明監督ではございますまいか。
 
 黒澤明監督は、時代劇を
それまでの歌舞伎をルーツとした様式的な立ち回りから
血のにおいがするリアルな殺陣に変え、
時代劇に革新を起こしたことで知られておりましょう。
 
 そんな感じを『仮面ライダー』に持ち込みたかったのかと思われます。
 
 ただね、だとしたらむしろ絵コンテは必須だったと思われます。
 だって、黒澤明監督ともうしますれば、その絵コンテが有名でございましょう。
画として評価されるぐらいに。 
  
 一般にいう絵コンテとは少し違って、
宮崎駿先生などがおっしゃるところの
ストーリーボード、イメージボードでございますが、
リアルなアクションを創り出すために、
やはりそうしたものが必要だったのではないかと存じます。
 
 詳細な絵コンテはイメージを限定されてしまうとしても、
イメージの起点となるイメージボードは、監督自らの意図を明確にし、
スタッフにそれを伝えるためにも、役に立つと思うのでございます。
 
 最後の『シン・エヴァンゲリオン』でも
絵コンテは使わなかったそうでございますが、
第三村の模型作ったそうでそれが意思合わせや設計になったでございましょうし、
絵を描くのと演ずるのではまた違うのだと存じます。
  
 
 もっとも、石ノ森先生のファンといたしましては、
イメージボードだけではなく、
ちゃんとした絵コンテが欲しいところでございますけれどね。
 
 だって、
わたくしが『シン・仮面ライダー』を見に行った理由の8割ぐらいが、
石ノ森先生のマンガ版のコマ割りを始めとした映像技法を
庵野監督がどう映画で表現するのかを見届けたい、でございましたもの。
 
 そのためには、絵コンテは必須となりましょう。
 
 映像技法を使えば役者の感情表現は要らない。なくてもそれは表現できる
みたいなことをおっしゃっておりましたのって誰でしたっけ?
ヒッチコック?
忘れました。まぁいいや。
 
 仮面なんて無表情の最たるものでございますから……、いやもとい。
 
 そんなこと関係なく、
わたくしは映像表現が見てみたかったのでございます。

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 パスティーシュという言葉を誤解しておりました。
シン・仮面ライダー
 この言葉をはじめて知ったのが、
シャーロック・ホームズ』を扱った本だったため
でございましょう。
 なので、作品に敬意を表して作者の意図を曲げずに書くのが
パスティーシュと、思っていたのでございます。
 
 ですが、そうでもないようでごさいますな。
 視点や意図を変えたものも、パスティーシュのようでございます。
 
 ですから、『シン・仮面ライダー』も
『仮面ライダー』のパスティーシュとなりますな。
 
 元作者の意図とは違うものは、パロディかと思っておりました
 
 まぁ、言葉だけの問題でございます。
 言葉はどうあれ、『シン・仮面ライダー』は庵野先生の意図の元に
『仮面ライダー』を組み替えたものにございます。
 
 しかし、パンフレットではお書きになっておられるのですな。
『僕の考えた仮面ライダーを作りたい』ではなく
 『仮面ライダーという作品に恩返しをしたい』
 
と──。
 
 そういうわりには、庵野節全開じゃないか。
 そう思うわけでございます。
 
『仮面ライダー』をはじめ、
様々な作品に対して好きだと公言しているわけですが、
本当に作品が好きなのだろうか? 
とまぁ、そう思ってしまうわけでございます。
 
 いや、確かに好きなのでございましょうが……。

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シン・仮面ライダー』、シン・仮面ライダー 
石ノ森先生のマンガ版のファンとして一番違和感を覚えたのが、
感情が画面に出てこないという点でございます。
 
 怒り、叫び、訴える……。
 
スカルマン』や『仮面ライダー』のイラストでも、
クラッシャー部分を開いたり透視や画面を半分に割るなどして、
主人公の叫びを見せていたりいたしますとおり、
仮面ライダーと申しますか、
石ノ森先生の作品にとって感情・感性は重要でございます。
 
 でも、それが
シン・仮面ライダー』ではあまり描かれていない。
  
 主人公があまり感情を出さない性格だからでございましょうが、
それにしても、
例えばクモオーグメントのネットにかかったときなどもあまり反応がない。
 
「プラーナを放出するとは愚かだったな」みたいなことを
クモさんがおっしゃって理に落ちておりますが、
それにしてももがいたりあがいたりはあってもいいと思うのでございます。
 
無口なので「ルリ子さんに手を出すな」と言うまでは無理だといたしましても。
 
 
 これは作品全体をとおしてでございまして、
他の登場人物についてもそうなのですよね。

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 いろいろ考えてみたところ、2つだけ、シン・仮面ライダー
とにかく書きたいことができましたので、
それだけ書いておこうと思います。
 
一緒にしちゃいましたが、
2つは別の話でございます。
 
それと「書きかけの感想」でも書いたとおり、
わたくしの感想は、
 
 いやぁ、面白かった。
 でも全然、『仮面ライダー』じゃねぇ!
 
 でございます。
 
 
 
 

1、『シン・仮面ライダー』は何がダメなのか。

 
「シン」シリーズとは何か、と申しますと、
庵野先生のなりきり劇場だと思うのでございますよね。
 
 原作が大好きだ。
なりたい。なろう。なったらどうする、どうなるんだという、
そういうなろう系ではないなろうで作っているのだと
思うのでございます。
 
 そこが普通のリメイク作品とは違うところでございますな。
 
 そういたしますとね、
 
 ゴジラの対策チームは、別にどんなキャラでもいい。
 ウルトラマンのハヤタ隊員も、大してキャラクター性は強くない。
 エヴァンゲリオンは始めから自分の作品だからまったく問題ない。
 
 でも、本郷猛は違います
 
 時代劇の主人公、水戸黄門ですとか暴れん坊将軍のように
明確なキャラクター性を持っております。
 
 それを変えると成立しない。
 ニセ黄門様やニセ将軍様になってしまう。
 
 とにかく、
仮面ライダーの世界と庵野先生の世界では同じように見えるかもしれませんが、
圧倒的に違うのでございますよ。
 
 何が違うのかというと、
『仮面ライダー』は物語の世界、
庵野作品はフィクションの世界なのでございますな。

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 いやぁ、面白かった。
 でも全然、『仮面ライダー』じゃねぇ!
 
 ネタバレとか考察とか言っている方おりますが、
そこら辺で足をすくわれるかもしれません。
 
 と、その前に前提を2つ、書いておきましょう。
 
 いやぁ、大スクリーンっていいですよね。
 
 上映前には代わりばえしない地方CMとか、
テレビサイズで充分じゃね? っていうアニメの映像までニコニコしながら見てしまえる。
 
 それと、前回書きましたのをごろうじればお分かりと思いますが、
それほど期待しないで見に行ったのでございますね。
 
 その2つは頭に入れて置きめされまし。
 
 それと、パンフレットは買いましたが、見た印象を書きたかったので、
まだ読んではおりません。
 

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『真の安らぎはこの世になく-
 シン・仮面ライダーSHOCKER SIDE-』[1]
漫画脚本:山田胡瓜 作画:藤村緋二
石ノ森章太郎 庵野秀明 八手三郎
(ヤングジャンプコミックス/2023/3)
  

(なんか映画始まっちゃった後、それを見ていない状態、
 しかも8~9話を読んでいなかった(忘れました~)りと、
 いろいろ書くべきではないなぁという状態で書いております。
 大目に見て)
 
 
 
 やっぱり紙の本はいいですよね。
 単にウェブに慣れていないだけとかもございますが、
ページをまたいでの参照性は、紙媒体に分があると存じます。
 
 何カ所にもわたってしおりを挟んで、
または指しおりで同時に見ることができるのは、紙の強みでございましょう。
 
 それにまとまって読めるのもいい。
 
 通して読むこと、それに後からの知識で、
また新しい感覚で読むことができるものでございます。
 
 ですが、単行本の発刊により、ウェブでの公開は1話以外終了したみたい。
当然かもしれませんが、ちょっと残念でございますな。
 
 というわけで内容ですが、加筆などがあるかどうかは分かりません。
多分ないんじゃないかなとは思います。
 
 追加は、藤村緋二先生によるオマケ1ページマンガ3編。
それに山田胡瓜先生と藤村緋二先生の後書きでございます。
 
 オマケマンガは……キャラクターを崩さないとか、
パロディに制限があるとか、
いろいろと難しいところがあるのでございましょうなぁ。
 
 
 まっ、それはそれとして。山田先生の後書きによりますと、

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 この前タイトル下を書いた次の日(3/10)が、
やたらと残業で疲れてしまって、ボーッと生きていたら、
いつの間にか『シン・仮面ライダー』公開されてしまいましたねぇ。
 
 無理にでも
『シン・仮面ライダーSHOCKER SIDE-』やpart.8の感想書いておくんでした。
 
 映画は、他の方が書いている情報とか感想とかあらすじとか見ていたら、
すぐに行かなくてもいいかな、って思ってきました。
 
 映画の出来がどうこうじゃなくて、みんなちゃんとした感想書いてるなぁ、
自分が書かなくってもいいなぁ、書くモチベ失ったなぁっていう意味で。
 
 ……。
 困ったね。
 ウィキペディアとか、仕事早いなぁ。
 
 イチローについては、
「ギターを持った少年」(イナズマン対キカイダー)のジローみたいに、
最後ライダーに倒された後、改心するんじゃないかなと思っていたのですが、
まぁ、そんな感じのようですね。
 
 なんか消滅してしまうみたいですけれど。
 
 あらすじを読んだだけの感想ですと、
 いろいろと詰め込んだ結果、パロディになってしまった感じがございますなぁ。
 
 ありがち。
 わたくしもすごーくよくやりがち。
 
 この要素も入れたい、これとこれ結びつくって思ったら、
ついついつなげてしまうんですな。
 
 元作品の意図そのままに取り入れるならパスティーシュでございますが、
組合わせるに際して、変化を狙ってしまうと、
どうしてもパロディになってしまうものでございます。
 
 でもまさか、ゲルショッカー要素まで取り込むとはねぇ。
 イチローは仮面ライダー0号でもあり、V3的な要素もあるとか。
 キカイダー00は零で三番目に登場しましたし、ハカイダーはサブロウですし、
イナズマンはマンガの方では風田サブロウですし、
そんなこともあるのでしょうね。
 

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2023/03/02 月刊「pen 2023 Apr.」を買ってくる。
 
表紙を見ると、やはりこれだけ盛大に後ろ髪が出ているのは
仮面ライダーとして違和感があるなぁ。
 
何か他のキャラクターのイメージがあるが、思い出せない。
 
加えてヘルメット
特にクラッシャー部分が、これだと柔らかそうに見えるなぁ。
 
 特集は「シン・仮面ライダー徹底研究」。
だが、映画のストーリーに関する情報はそれほど無し

緑川ルリ子さんが緑川博士の娘でショッカーの一員だったこと、
仮面ライダーは彼女に助け出されてその後彼女と行動を共にするということが、
確認できたぐらいか。
 
映画公開前なので仕方がないことだが、もう少し情報出してくれても……。
  
まぁ、デザインなどのインタビューもあり、それらも貴重だ。
 
 シンではない『仮面ライダー』に関しては、
石ノ森先生の怪人デザインの絵は見たことなかったかも?
特にサソリ男は自分は初見。
まぁ、他に載っているのでしょう。
それに、クモ男はともかくとして、
コウモリ、サソリは他でも出てきたデザインのような……。
 
 
 石ノ森先生の軌跡については、ページの都合で書き足りてないなぁ、
と感じてしまう。仕方のないことだけど。
 
 
 
  
2023/03/02 『シン・仮面ライダーSHOCKER SIDE-』part.7「絶望派」。
 
 失敗と思われた蜘蛛の手術は成功だったらしい。
 精神崩壊と思われたが蜘蛛は自我を主張する。
「クモオーグ」誕生
 

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きのうの追記でございます宇宙船Vol.22
 
きのうの記事で
 
死神博士の本名について、
昔「宇宙船」で生い立ちについて
書かれたときにできた設定だろうと
書きましたが、その号が見つかりました。
「宇宙船」1985年2月号 vol.22 p.54-57
でございます。
 
内容は、ウィキペディアの「死神博士」のページ、
劇中未公表の設定」にあるほうが、
あらすじではありますが、
アップデートされた形みたいなので
そちらを参考にしてください。
 
死神博士
宇宙船」の記事との主な違いは、
死神博士と呼ばれたのはショッカーに入った後のこと。
日本に来てからのことも簡単にしか書かれておらず、
なので地獄大使との関係もないといったあたり。

 それにショッカー首領に関して、
ウィキペディアでは簡単にしか触れてませんが 
宇宙船」版だと次のようになっています。

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反乱の疾走」。
うーん、また分からなくなってきた。楽しいね。
 
 イワン死神博士なの? 
 ウィキペディア見たら本名はイワン・タワノビッチという名前なんだそうだ。
 
 昔「宇宙船」で『仮面ライダー』に限らず敵の列伝を連載していたことがあったが、
その時ついた名前なのだろう。
 そんなの忘れた……じゃなくて覚えていない。
  
 しかし、となると死神博士は映画にも出てくるのだろうか?
 
 微妙なところだ。
庵野監督としてはぜひとも出したいところだろう。
が同時に、天本英世さんの他、この役は考えられないとも思うのだ。
もし登場させるとしたらそれでも誰かを選ぶのか、
それとも昔のフィルムを使い回すのか……。
 
 登場させない可能性の方が高い気がするなぁ。
 
 ならば、マンガの方でイワンは倒されるのか?
 
 もっとも、この作品のイワンは原作テレビの死神博士とは別人だ。
本郷や一文字が別人であるように。
 
 それを割り切れれば、別の役者がやっても何の問題ない。
 個性的な役者は探せばいるだろう。
 
 とは思うのだけど……、どうなんだろうね。
 
    ☆    ☆    ☆
 
反乱」が計画される。
 
ショッカーに対するイチローのたったひとりの反乱かと思ったら、
そうではないらしい。

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☆ イチローがスカルマンでイナズマンだという妄想は変更しないでおく。
  
 1話のイチローの反乱のシーンは、イナズマというかプラーナ放出の後なのだろう。
  
 先走るが、イチロースカルマンだとすると1話の反乱のあと、
新しいショッカー組織を作り、
その幹部になるという可能性もあるかもしれない。
  
 ドクロの幹部といえば「サイボーグ009」にスカールがいる。
 そして、イチローが映画のラスボスになるかもしれないということ。
   
 その2つの理由からの妄想だが──。
  
 この作品、時代がよく分からない。
 ショッカー亡きあとと幹部がいうのは、
テレビでショッカー首領が倒されたあとということなのか。
 首領の正体は、あれと同じなのか?
  
 そのあたりは別段考えなくていいのだろう。
 時代も、あいまいに現代、あるいは近未来でいいのだろう。
  
 ショッカーの技術は、その時代の科学を軽々と凌駕しているので、
特に時代を決める必要は無いし。
  
☆ テレビの首領は、正体があいまいなものだった
(宇宙人とされているが、それは宇宙に放り出してしまえば
 訳が分からなくても解決がつくという理論だろう)ので、
「創設者亡きあと」と言われてもピンとこない。
  
 なので自分としては、『サイボーグ009ヨミ篇
 3人の頭脳みたいなものを想像しておく。
 その方が分かりやすいという理由だが。
  
☆ 作中に名前だけだが丸山という人物が出てくる。
  これは、初期の石ノ森先生を支えた「少女クラブ」編集、
  丸山昭氏から採ったものだろうか?
  
   
☆ 今作、part5では、イチローの体と心の異変
  ショッカーとファウストの対立が描かれ、蜘蛛の手術で終わる。
 
さらばだ クモよ」と言っているが、
別にクモがウツボ男になったり豹男になったりするのではないだろうから、
脳改造手術を受けるという意味だろう。
  
 ただ、脳改造といっても、完全なロボット化というわけではないようだ。
  
 映画の怪人たちも個性を持っているようだし、
 1話のイチローの反乱の時の緑川博士を支えていた蜘蛛も、
命令されてのものではない気がする
(気がするだけだろと言われればそのとおりだが)
  
 おそらく日の下電子の電機製品(マンガ版仮面ライダー)や
 ギルの笛(キカイダー)のように
特殊な電波や音波で命令が送られたときにそれを実行する方式なのだろう。
  
   
  
☆「真の安らぎはこの世になく」という副題は、
 音楽のタイトルから持ってきたのか……。
何かの引用だとはぼ~っと思っていたけれど、それほど深く考えはしなかった。
 

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『シン・仮面ライダーSHOCKER SIDE-』part5
について書こうとしていたのだが、新情報がいろいろと解禁された。
 なので、まずそのことを書かなければならない。
  
 まず、シン・仮面ライダーカード
シン・仮面ライダーチップス」のオマケカードだが、
検索してみるとメルカリなどにアップされた画像から、
その何種類かの情報は読み取れる。
  
 そしてもう一つ、
公式でも、1973年2月10日「仮面ライダー」最終回から50年…ということで、
新情報がいくつか公開された。
 
 YouTubeには予告編が上がっているし、
新たに公開されたキャストもある。
  
 中でも一番驚いたのは、
 緑川イチローが映画でも登場するということだ。
 
 前回、記事の最後に
パラレルワールドにしてしまったほうがいいのではと書き、
その後やはりパラレルワールドだろうなと思って、
その方向で記事を書いていたのでなおさらだ。
 
 石ノ森先生の変身ヒーローもののマンガ版は、
たいていテレビとまったく違った展開をする。
 
 『シン・仮面ライダー』でも庵野監督はそれをもくろんでいるに違いない、
と思ったのだ。
  
 でもイチローが映画にも出るということは、違った展開をするにせよ、
最小限の連動はするということなのだろう。
 
 マンガのストーリーから、
映画がそれよりもあとの話であるというのはほぼ間違いない。
  
 マンガの話が映画の事件を挟んで展開する、ということもないではないが、
1話冒頭がおそらくマンガのラストにつながると予想されるため、
その可能性は低いといえる。
  
 では、どのぐらいあとなのだろうか。
 
 ヒントとなるのは、俳優の年齢だ。
 
 俳優は、映画の登場人物の年齢にあわせてキャスティングされる場合が普通だろう。
  
 例外もあるだろうが、全員がかけ離れた年齢というのは、
かなり特殊な場合以外無いと思われる。
 
 そう考えて見てみると、
イチローを演じる森山未來さんが38歳、
緑川博士役の塚本晋也さんが63歳。
 これから類推すると、映画はマンガから数十年は経っていると思われる。

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2023/02/03 イチローの蘇生回
「あなたの技術がどんな犠牲を払っているか」
「親に裏切られた子供ってすごくつらいのよ」というサソリのセリフが不穏だ。
 
「今度こそ助けられた」ということは、何度も失敗していたということか。
「お母さんが死なずにすむような世界」や
イチローが致命傷だったことから考えると、
不死身化とか死体からの蘇生という感じもあるが……ゾンビ化?
 
プラーナはインド思想ではなくアメリカの新宗教の感じなのだろうが、
それが何を意味するのか……。
 
 
 
 
2023/02/04 (続き)ファウスト人体の機械化
義手とか義足レベルではなく、全身にわたる改造のようだ。
ショッカーは明示されていないが遺伝子レベルの肉体改造なのだろう。
プラーナはそのどちらでもない第三の道、まったく新しい手法ということになる。
 
もしかすると、超能力による肉体創造なのではないだろうか。
プラーナというニューエイジ的な単語もそれを示しているし、
緑川博士の「生命の神秘に迫る」という言葉もそれを感じさせる。
 
そして死の手前でイチローが見た幻。
光の川に見えた無数の
イナズマン』でも超能力発現のメタファーになっていた。
蜘蛛男の証言「肉体が強靱化している」というのも
精神の作用によるものだろう。


イナズマンも剛力招来と肉体が強靱化したサナギマンになってから、
イナズマンに変身していたし──。

 (ちなみに『イナズマン』当時はカンフーブームだった。
 主題歌の歌詞「チェストー!」にそれが現われている) 
 
 機械でも遺伝子改造でもないまったくの新型=ニュータイプ。
新人類帝国・少年同盟サイドをイチローは担うのかもしれない
 
 
 

  
2023/02/05 (続き)緑川博士は、原作マンガに比べてかなり複雑で、
キカイダー』の光明寺博士の設定が入っているようだ。
 
『キカイダー』の一郎は、光明寺博士の息子で、
自然破壊する企業を調査中に「事故」で死亡する。
その悲しみで博士の妻も死に、
絶対に殺されることのない自然破壊警備員として人造人間の開発に取りかかる。
 本作の
暴漢によって妻が殺され、クラーク博士のドローンによってイチローが死ぬ
というのは、これを置きかえたものだろう。
 
 ただ、イチローを蘇生させるときの執念は、
緑川博士のものでも光明寺博士のものでもないように思う。
 
 近いのは石ノ森先生の作品ではなくて、
鉄腕アトム』の天馬博士ではないかと思う。
石ノ森先生の場合、性格なのだろう、
執念が動機であってもそれほど粘着した感じではないのだ。
  
 光明寺博士はその後、ギルの紹介で再婚する。
その再婚した妻との間に、ミツコとマサルが生まれる。
しかし、新しい妻はギルのスパイだった。
 
 光明寺博士の設定を入れるのなら、このあたりも拾ってくるのだろう。
 
 となると、緑川ルリ子は光明寺ミツコポジション? 
 だとすると、ミツコはこの時点で生まれてもいない。
 
 つまりミツコを急速に成長させでもしない限り、
この話は映画の十数年前の話となってしまうが──。
 
 その間、蜘蛛も緑川博士もショッカーにいたということになるのか? 
 
 よく分からないけど、そうではない気がする。
 まったくのパラレルワールドと言いはるのが一番簡単なのだが……。
 
 
 イワン001のイワン・ウィスキーから名前を持ってきたのだろう。
その上に位置するアイは、おそらくアイザック・ギルモア博士に相当する。
ライバル組織ファウストの幹部がクラークというのは、
アイザック・アシモフに対するものだ、多分。
 

 ちなみにファウストというのは、
仮面ライダービルドに登場する敵組織が同名らしい。
そのあたりは自分よりも詳しい人がいるだろう。
 
 画像検索してみると、確かに何かメカっぽいデザインだ。
 
 
 石ノ森章太郎先生のヒーローものには、
ギルがつく主要キャラクターが他に2人いる。
1人は言わずと知れた、プロフェッサー・ギル
キカイダーにおいて悪魔の笛を使いダークロボットを操る首魁だ。
 
 もう1人──と言っていいのか──はギルガメッシュ
 こちらはクローン技術
 
 ギルのほうは怪人を操る技術として、
ギルガメッシュの側は戦闘員を量産する手段として、
そのうち出てくるのではないだろうか。
 
 閑話休題。
 
 緑川ルリ子についてだが、
突飛な推測だと、緑川ルリ子=イチローという考えもできる。
 
超人ロック』の一番最初、『ニンバスと負の世界』で印象的なように──。
超能力なら性の転換も容易だろう。
 
 それに原作『仮面の世界』では蛾男(モスマンでいいのかな)が、
女性のふりをして実際には男性、さらに本性は蛾の怪人だった。
 
イチローがイナズマンだとしたらもともとがモチーフ、関係はある。
 
マンガで蜘蛛がジェンダーを超える発言を発しているのも、
その布石と考えれば可能性はある。
 
ただ、映画でも重要人物となるキャラクターに
そんな設定をつけるかというと疑問だ。
逆に、映画とリンクしてサプライズということをもくろんでいるのであれば、
可能性はあるのだが。
 
 やはり突飛だし、
マンガ版の主人公であるイチローが映画に出るのかというと考えにくい。
おそらく無いだろう。  

 
 それにそもそも、イナズマンを持ってくるとしても、
イチローが蝶モチーフになるかというと、そこはよく分からない
 
 1話の仮面があまり要素を含んでいないからだ。
 
 そして首から下は、仮面ライダーのよう。
 
 プロトライダー
 仮面ライダー零号ということなのかもしれない。
 
 かぶっているメットは仮のものなのだろう。
 
 ちゃんとしたものができる前にイチローが反乱を起こしたということか。
 
 仮面ライダーのプロトというと、スカルマンだ。
 石ノ森先生の原作ではまったくつながりはないが、結びつけられる可能性は高い。
 
スカルマン』のストーリー的にもあり得る。
ネタバレになるが、あの物語では、
 
スカルマンの両親の研究がいづれ人類を滅ぼしかねない、
と恐怖した祖父に当たる千里虎月が、一族の死をもくろむ
 
 その虎月の役をこの作品ではイチローに託すのではないか。
 
 
 原作仮面ライダーでは、疲れたり怒りに駆られると、
本郷の顔に手術痕が浮かび上がる設定がある。
 
 アルフレッド・ベスターの『虎よ! 虎よ!』から持ってきたものだ。
 
 本郷の場合はそれが疵痕ですんでいたが、
イチローではそれが、皮膚がただれるか何かして
完全に、あるいはただれた痕を残して消失するのかもしれない。
 
 そうやって見ると本作1話も、
目の周りは仮面の裏装甲ではなくて
皮膚が破れてその下が露出しているにも見えるのだが……穿ちすぎだろうか?
 
 残るのはスカル(骸骨)
 その状態でもプラーナの力で生きていられる、どころか強いのだろう。
 
 これが剛力招来サナギマンの形態。

 このレベルでは気の発動も個人レベルで、
防御や攻撃時の肉体の強化、再生といったところなのだと思う。
 
 イナズマンとしての真の力が発揮されるのは最終回だろう。
 
 サナギマンの体を縦に、そして無数の亀裂が走り、そこから光があふれ出す。
 
 星満ちる夜を背景に、きらめく翼を大きく広げ光の蝶となったイチローは、
その光の翼の力でショッカー文明……じゃなかったショッカー基地を崩壊させる。
 
 すべての力を使い果たしたイチローは、人間の姿に戻って、
死にゆく父、緑川博士を抱きかかえる(あるいは逆に緑川博士の方が
くずれ落ちるイチローを抱きかかえるとかかもしれない)。
 
 なにか『仮面ライダー』よりも強くなってしまった感あるけれど、
映画は90分ぐらいで終わる物語だ。

 しっかりと描ける分、
実はこちらの方がメインということもありうるかもしれない。
 
 
 
 
                        (テケトー書いたなぁ)
 
 
 
 
2023/02/06 でも、どうだ? 
 考えてみると、もしも映画と連動させるなら
緑川博士と蜘蛛には生き残ってもらわないと困る。
 
 原作どおりの設定にするのなら、
一号ライダーは緑川博士の改造手術を受けたか、
少なくとも一緒に逃げたかしないとならないだろうから。
 
 それを無視するとなると、
博士と蜘蛛が一緒にショッカーから逃げているところを、
本郷が蜘蛛を倒して救出するとかそんな展開になるのだろうか。
 
 ショッカーの意味合いが違っているため変化も考えられるが、
ライダーがショッカーの改造手術を受けたということは変わらないだろうから、
冒頭部の展開はあまり変えないと思うのだが。
 
 イチローの抵抗は失敗に終わるということか?
 
 やはりパラレルワールドにしてしまったほうが楽だなぁ。

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(上に収まりきらないのでこちらへ)
 
聖 悠紀先生がお亡くなりになっておられたようでございますな。
ご冥福を祈ります。
 
『超人ロック』は先生の代表作と申しますよりも
ライフワークと言ってよろしゅうございましょう。
 (わたくしが読んだのは「少年キング」の途中ぐらいまででございますが)
 
昨今では一作家一作品で大長編を描くかたも多ございますが、
それは雑誌の意向、人気作を続けていく方が失敗は少ないという
保守的な考え方によるもので、作者の考えでは必ずしもないと思います
(考えの人もおられるでしょうが)。
 
それに対して『超人ロック』は何度も雑誌を変わっておりますし、
作者が描きたいと思って続いてきたという感がございます。
 
 ところで、
 わたくしは、ロックはなろう系の元祖の1つじゃないかな、と思っております。
 
 それ以前にも強い主人公はおりましたが、
 これほどまでに圧倒的な強さを持つ主人公は
 存在しなかったのではございませんでしょうか。
 
 とにかくどんなことがあっても死なない。
 
 こんなに強い主人公で、物語が作れるのかと思ったものでございます。
 
 それが、何の努力も代償もなくチート能力を手に入れ、
大した不安感もなく活躍する系の話につながっているのではないか
と思う次第でございます。

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(このごろアニメの「頭文字D」を見ているのにかこつけて、その関連の穴埋めを──。)
 
 
「OUT」誌1984年8月号にOUT1984/8
しげの秀一先生のインタビューが
載っていることを知ってる人は、
そんなにいないのではないでしょうか。
 
「OUT」誌1984年8月号 しげの秀一
あたりで検索すれば、
記事の画像をそのままアップしている方
も見つかるかもしれません。
  
 でも、しげの先生だからではなく、
「OUT」誌の1冊として紹介しているご様子。
  
 ですから、しげの先生のファンでこの記事を知っている方は少ないと思います。
  
 にもかかわらず、今の段階でウィキペディアなどにも載っていない
エピソードがございますので、紹介してみることにいたしましょう。
 
 
 しげの秀一
 

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あずまきよひこ先生の『よつばと!』10巻よつばと!
たまたま手にとって読んでいると……。
ギャグに気づきました。
 
最初の題63話「あそぶ」の回でございます。
 
初見でも気づいて忘れてただけかも知れません、
がメモしておきます。
 
 

 

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