2025/05/29 『ボツ』鳥嶋和彦:著 天野龍:聞き手・構成(2025/5/小学館・集英社プロダクション)。面白くて一気読みでした。
インタビュアーがちゃんとした下調べをしており、ちゃんとエピソードを拾っているのがまずよろしゅうございますな。この内容、このまんま脚本化して、すぐにでもドラマ化出来そう。半沢直樹さんのシリーズとかが一番近いかな? ただ、ドラマ化すると、イケメン俳優が何かカッコいいこといいながらつぎつぎと問題を解決していくような話になりそうな感もございまして、それは違うかな、と。その場合は鳥嶋氏が『ボツ』を出してくることでございましょう。いや、それ以前に企画そのものを止めさせそうな気もいたしますが。
あずまきよひこ先生の『よつばと!』10巻を
たまたま手にとって読んでいると……。
たまたま手にとって読んでいると……。
ギャグに気づきました。
最初の題63話「あそぶ」の回でございます。
初見でも気づいて忘れてただけかも知れません、
がメモしておきます。
まずは、よつばさんのままごと。
今日のメニューと
(次の日の)朝のメニュー
「君んち貧乏なの?」って、
ボーッと読んでいるとそのままと選りすぎてしまいそうなセリフですが、
比べてみると分かりますよね。
「君んち貧乏なの?」って、
ボーッと読んでいるとそのままと選りすぎてしまいそうなセリフですが、
比べてみると分かりますよね。
まずとうもろこしとコーンスープの時点で原料同じだし、
2日ともコーンスープあるし(おそらく同じ積み木を使ったのでございましょう)、
しかもサンマとだいこんおろしを別にしているところがポイント高い。
そりゃ貧乏なの? と突っ込みたくもなります。
ひねりを感じさせないひねったセンスですな。
でも、それよりもこれ。
よつばさん考案のブランコ靴とばしに、
よつばさんがつけた名前でございます。
よつばさんがつけた名前でございます。
ふつうに絵を追っていると通り過ぎてしまうかもしれませんが
このコマだけ抜き出してみるとお分かりでしょう。
このコマだけ抜き出してみるとお分かりでしょう。
「ブラックオニキス」……のもじりでございますな。
『よつばと!』しか読んでいらっしゃらない向きには、
国産初のダンジョン型RPGの1つとして知られるタイトルの変形が
ここで出てくることに不思議さを感じるかもしれません。
ですが、あずまきよひこ先生と申しますれば、
初期にはアニメやゲームのハロディを
描いていらっしゃった方でございますからな。
なんのふしぎもございません。
ここで出てくることに不思議さを感じるかもしれません。
ですが、あずまきよひこ先生と申しますれば、
初期にはアニメやゲームのハロディを
描いていらっしゃった方でございますからな。
なんのふしぎもございません。
この、ちょっとだけ無理のある語呂が、
ブラックオニキスを知る人たちへの目配せ(ウィンク)と、
よつばさんの言語感覚を同時に表現していて、
センスございますよね。
ブラックオニキスを知る人たちへの目配せ(ウィンク)と、
よつばさんの言語感覚を同時に表現していて、
センスございますよね。
☆ やっぱり初見で気づいていたよーな気がしてまいりました。
でも、関係ございますまい。
センスございますよねぇ。
PR
この記事にコメントする
カレンダー
プロフィール
HN:
道化の真実
性別:
男性
趣味:
ゲームブック
最新記事
(05/25)
(05/21)
(05/20)
(05/18)
(05/10)
最古記事
リンク
最新CM
[05/27 道化の真実]
[05/24 ポール・ブリッツ]
[05/02 道化の真実]
[05/02 ポール・ブリッツ]
[05/02 道化の真実]
最新TB
カテゴリー
ブログ内検索
P R
フリーエリア
<