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2025/07/07 『エンディミオン」9章まで読了。まさにスペースオペラ。なのだけれど、それを成立させるためにぶちまかれた数々のアイデア、それを練りこんだ設定が地の文にこれでもかと入るため、軽快に読み飛ばせるものではない。じっくりと読むものになっている。物理的知識はほぼ必要ない。むしろ描かれたイメージを受け入れることが肝心に思う。
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オバケのQ太郎藤子・F・不二雄大全集
『オバケのQ太郎』
1・4 
藤子・F・不二雄 
藤子不二雄(A)
(小学館/2009/7・2010/1)


石ノ森章太郎先生のファンとしては
外していけないのが、
少年サンデー版の『オバケのQ太郎
でございますよね。
 
 サブゲストキャラクターのいくつかを
先生が手がけていたことはご存じでしょうが、
特に注目すべきは、
いったん終了する前の初期9話でございます。
 
 このあたりは、
スタジオゼロ作品としてみんなで作っていこうという思いがあったのでございましょう。
 絵もストーリーも、藤子先生が取り仕切ったそれ以降とは違っておりまして、
その違いが面白い。
 
 
 
 たとえば話「まとめてめんどうみてよ!!」などは、
石ノ森先生のアイデアと思われるスラップスティックコメディでございます。
 
 オバケのQ太郎二話
 

 藤子先生のギャグは、四コマの起承転結をつなげていくようなものが多いので、
はっきり違います。
 
 あるいは、スタジオゼロ全員でやっていくということで、
こういう方向性もあるよと幅を広げるために描いたの、かなぁ?
 
 
 
話「Qチャンと正ちゃんの裸一貫」のこんな表情も、
明らかに藤子作品とは異質でございますな。
 
 オバケのQ太郎三話
 

 
 
 第話「正ちゃんのペットはオバケQ」は、
なんかキャラクターが混乱しているような……。
  

 オバケのQ太郎四話 
 
 いろいろな意味で見どころがございます。
 
 
 
 石林正太郎『ぼくはエスパー』
 
 
 もうひとつ、石ノ森章太郎先生の ファンとして
見逃せないのが、「超能力入門」。
藤子・F・不二雄大全集の
『オバケのQ太郎』では
巻に所収されております(p.260-)。
 
 この作品には、超能力を説明するために
石林正太郎先生の『ぼくはエスパー』というマンガが
登場するのですが、キャラクターがミュータントサブ
なのでございますな。
 
 幼いころ、友達の家で
虫コミック版のこのシーンを見た時、
びっくりしたものでございますよ。
 藤子不二雄先生ってどんな絵でも描けるんだ、
すごいなぁ、って。
 

 でも、まぁ、
これは石ノ森先生が描いたものでございましょう。
 
 
 
 
☆ 追記
 
  しまった~!
 2009/7/29にも『オバケのQ太郎(1)』の記事を書いておりました。
 
 しかも、書いていることが同じところがかなり。
 こっちには書いていないことも少し。
 
 ……。
 
 まぁ、仕方ないですな。
 
 
 

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