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2024/05/10 きのう、寝ようと思ったら『プロフェッショナル仕事の流儀特別編・宮崎駿と青サギと』をやっていたので見ました。NHK-BSで。後半一時間ぐらいかな。最初は普通に宮崎先生のドキュメンタリーとして見ていたのでございますが、次第にその構成・演出に目が行くようになりました。きっかけは、先生が鉛筆を落とすシーン。普通に横から捕らえた後、下から鉛筆が落ちてくるシーンを入れているのですが、これって多分別撮りした演出ですよね。そんなところに常にカメラ置いているはずございませんもの。で、それに気がつくと、構図とかエピソードの入れ方とか、制作者の意図みたいなものがどんどん気になってまいります。やはりこういうドキュメンタリーを手がける方なので、そうした演出には知悉した方なのでしょう。そう思いつつ見ておりますと、番組としてしっかりまとまっておりますだけに、カットされた部分も見てみたくなる気がいたします。
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オバケのQ太郎藤子・F・不二雄大全集
『オバケのQ太郎』
1・4 
藤子・F・不二雄 
藤子不二雄(A)
(小学館/2009/7・2010/1)


石ノ森章太郎先生のファンとしては
外していけないのが、
少年サンデー版の『オバケのQ太郎
でございますよね。
 
 サブゲストキャラクターのいくつかを
先生が手がけていたことはご存じでしょうが、
特に注目すべきは、
いったん終了する前の初期9話でございます。
 
 このあたりは、
スタジオゼロ作品としてみんなで作っていこうという思いがあったのでございましょう。
 絵もストーリーも、藤子先生が取り仕切ったそれ以降とは違っておりまして、
その違いが面白い。
 
 
 
 たとえば話「まとめてめんどうみてよ!!」などは、
石ノ森先生のアイデアと思われるスラップスティックコメディでございます。
 
 オバケのQ太郎二話
 

 藤子先生のギャグは、四コマの起承転結をつなげていくようなものが多いので、
はっきり違います。
 
 あるいは、スタジオゼロ全員でやっていくということで、
こういう方向性もあるよと幅を広げるために描いたの、かなぁ?
 
 
 
話「Qチャンと正ちゃんの裸一貫」のこんな表情も、
明らかに藤子作品とは異質でございますな。
 
 オバケのQ太郎三話
 

 
 
 第話「正ちゃんのペットはオバケQ」は、
なんかキャラクターが混乱しているような……。
  

 オバケのQ太郎四話 
 
 いろいろな意味で見どころがございます。
 
 
 
 石林正太郎『ぼくはエスパー』
 
 
 もうひとつ、石ノ森章太郎先生の ファンとして
見逃せないのが、「超能力入門」。
藤子・F・不二雄大全集の
『オバケのQ太郎』では
巻に所収されております(p.260-)。
 
 この作品には、超能力を説明するために
石林正太郎先生の『ぼくはエスパー』というマンガが
登場するのですが、キャラクターがミュータントサブ
なのでございますな。
 
 幼いころ、友達の家で
虫コミック版のこのシーンを見た時、
びっくりしたものでございますよ。
 藤子不二雄先生ってどんな絵でも描けるんだ、
すごいなぁ、って。
 

 でも、まぁ、
これは石ノ森先生が描いたものでございましょう。
 
 
 
 
☆ 追記
 
  しまった~!
 2009/7/29にも『オバケのQ太郎(1)』の記事を書いておりました。
 
 しかも、書いていることが同じところがかなり。
 こっちには書いていないことも少し。
 
 ……。
 
 まぁ、仕方ないですな。
 
 
 

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