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2024/04/29 同じく『俗語百科事典』から。『目が点になる」という言葉は、さだまさんさんの盟友、ギタリストの福田幾太郎さんが言いだした言葉だとか。なんでもどおくまんの『嗚呼!! 花の応援団』(1975~)が好きで、そのキャラクターが驚くときに目が点で描かれているのを言葉にしたものだとか。意外に新しい言葉なのでございますなぁ。それ以前にもギャグマンガで驚いた時に目を点として描いたものはあると思うのですが。と申しますか、『花の応援団』ってもともと目が点だったり描かれていなかったりじゃございません?
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アオシマの「ロボノイド」、作りました~!!
 成形色は一色。(フィギュアは別に一色)
 なので、塗料を使わなければなりませんが、
 
 フィギュアを作るつもりがなければ、
メカ部分の銀とグレイ、シート部分のグリーン、
あとはライトに塗るクリアイエローがあれば足りるでしょう。
わたくしは、グレイを銀と黒を混ぜて、クリアイエローを中に金を塗ることで
代用いたしました。
 
 ただし塗っても、
 内部構造は完成すると見ることができなくなってしまうんですよねー。
  
 一応本体の一部を切り抜けば内部メカを見ることができるようにできますし、
背板を外せばエンジンも見ることができますが、
加工すれば線が残りますし、背板もカッチリはまってしまうと、
取るのが面倒になるんですよねー。
 
 可変ロボットのプラモデルで、
一通り変形させてしまうと満足してどちらかの形態で置いておくのと同じ事でございます。
  
 腕や脚にいたっては、内部メカに円筒形の外装をとおすのですが、
それがカチリとはまってしまい、
それこそカットモデルにするより他、中を見ることはできません。
 
 ですから、これらは割り切った言い方をすれば、塗装の必要なし。
……塗ったあとで気がついたのでございますが。
 
 塗る必要があるのはインテリアなのですが、
これもシートと操作卓さえちゃんと塗っておけば、
あとは奥まったところなので、ムラがあっても大丈夫。
 
 と申しますか、ロボノイドなので、
見えるところの塗装が雑でも、全然気にはなりません。
むしろアジになる感じでございます。
 
 可動範囲はわりと広い。
指は曲がりません。
脚は長いかなと思ったのでございますが、
ポーズをつけてみると、膝が曲がった状態のことの方が多いのですな。
なので意外としっくりきます。
 
 見て想像できるとおりのトップへビィ。
フィギュアが思いので、それを乗せればさらにトップがへビィとなります。
が、なんとか自立はできます。
 
 フィギュアは固定。お尻はフラットで、もうキチキチに入っております。
 
 アニメ準拠なので
作り始めたときはおもちゃっぽくなりそうと思ったのでございますが、
立体物の強みか、作りあげてみますとなかなか雰囲気がございます。
 
 最後につや消しスプレー吹いたのですが、
それでおもちゃっぽくなった感じもするのですが、どうかなぁ。
 だいたいこんな感じ。
 
ロボノイド
 

 3Dに視えるかな、とおもって2枚並べてはみましたが、ちょっとチラチラ……。


 
    
 さて、このロボノイドには、二体フィギュアがついてまいります。
バラクーダ号船長のダイスさんと、その部下であるドンゴロスさんでございますな。
 
 ダイスはロボノイドが四角いからサイコロを意味するダイス……、
じゃなくって、アレグサンダー・ケイ先生の原作
「残された人びと」“The Incredible Tide”
長官として登場する名前なのだそうでございます。
 つづりはDyceみたい。
 
 となると、この続きが書きにくいのでございますが……、
 
 気にせずにまいりましょう!!
 
 では、ドンゴロスは?
  
 ドンゴロスって、『快傑ハリマオ』の手下、ドンゴロスの松
ぐらいしか聞いたことがないですよねぇ。
 
 調べてみればすぐ分りますが、意味は麻袋
 
 外国からの船荷で、豆類や穀類とかを入れる、あの麻袋のことでございます。
南京袋などとも呼ばれますな。
 
 その麻袋に首と腕を出す穴を開け、腰を麻紐で縛って、貫頭衣として身にまとう。
古いコントですと、路上生活しているような貧しい方が
しばしばそういう格好をしておりますな。
第二次世界大戦後の厳しい時代には、
そういう格好をした方も実際いたのでございましょう。
時代劇とかですと、米俵にくるまっていたりいたしますが。
 
 けど、それは関係ないかな? このドンゴロスさんには――。
 
 まぁ、南京袋に入っているような重い荷を扱う扱う力持ちで、
しばしば野蛮な船員のイメージ
このドンゴロスという言葉にはあるのでございましょう。
 
 ただ、それだけではここで記事として取り上げるにはつまらない。
 
 ダイス=サイコロ=四角=ロボノイドというつながりがあるのならば、
ドンゴロスのほうも何かあるのではないか――。
 

 と、考えましたところ思い出したのが、安部公房先生の『箱男』でございます。
 
 あの作品、冒頭に箱男の作り方が書いてあるのでございますが、
 そこにドンゴロスが使われているのでございますな。
 ドンゴロス三枚を
「腰に巻きつけて、箱との隙間をふさぎ、据わりをよくする」のだとか。
 
箱男   箱男
 

未来少年コナン』が1978年。
箱男』の初出は昭和48(1973)年だそうでございますから、
年代的には問題ございません。
 
宮崎駿先生なら、こういう作品は読んでいらっしゃるんじゃないかな? 
読んでいらっしゃいましょう!!
 
 というわけで、
 ドンゴロスさんは『箱男』からの連想でつけられた名前ということに――。
  
 ただですね……。
 ダイスさんは先ほど書いたとおり原作由来の名前でございますし、
ロボノイドもイメージボードの時点ではあまり四角くなかったのでございますよね。
 
 そんなわけで、可能性は、あることもないこともないではございますが……、
 
ここはありとしておきましょう!

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