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2025/07/23 「トマリさんが暮らしていた宇宙船団は今どこにいるのか?」記事内にて、間違いがあったので訂正しておきました。 光速の99.5%で飛んでいる場合、宇宙船内で時間が6年経ったのなら、60光年弱の距離をその宇宙船は飛んだことになるみたいでございます。 制止している観測者の側が10倍の60年経っているのでございますから、光に近い速さなら約60光年は当然、なのでございますが、ややこしい話なので、混乱してしまいました。  往復でそれなら片道は30光年弱。  それだとかなり遠いですが、光速の99.5%は人間の乗る宇宙船といたしましては無理と思われるので、それはないでしょう。
[962] [961] [960] [959] [958] [957] [956] [955]
(タイトル下に書いて、
 あとで『アポカリプスホテル ぶすぶす』の記事に
 追記するつもりでしたが、長くなってしまったのでこちらへ。
 
 なお、わたくしには科学的素養ございませんので、
 理解が足らず間違っているかもしれません。悪しからず。)
 
 
 『アポカリプスホテル』。
『~ぷすぷす』で匂わせているところからいたしますと、あの宇宙、
長命種族の星人しか星間旅行、出来ないみたいでございますな。
 
ワープなどのトンデモ歪曲航法はないみたいなのでございます、
ついでにいえば冷凍睡眠無さそう
少なくとも、トマリさんの言葉からそれは出てまいりませんでした。
 
となるとトマリさんのいた宇宙船団は、
意外と地球近くにいるのではございませんでしょうか。
 
トマリさんの年齢は分かりません。
しかし若く見えます。
それは宇宙船のシーンでも変わりません
どんなに時が経っていたとしてもその間4~5年のことでございましょう。
 
太陽系から一番近いとされるアルファ・ケンタウリまで4.3光年
光と同じ速さでは光しか存在し得ないのでもっと近い距離……、
と思ったのでございますが、
 
ここでウラシマ効果を考えに入れなければなりません。



探しましたら、光速の80%で4光年行く場合の例がございました。
 
 その場合外では5年の時間が流れますが、
宇宙船内の時間は3年となるのだそうでございます。
 
 他で見たものですが、光速の99.5%ならば止まっている場合よりも
時間は10倍遅くなるそうでございます。
そのような有人宇宙船は、
エネルギーや耐久性の問題から、不可能でございますが。
 
 まぁ、フィクションなのでどうとでもなりますが、
 
光速の80%ならば先ほどの例でしたら、
宇宙船内で往復6年の時間が流れる間、待つ側は10年
 
 それが光速の99.5%でしたら、
往復6年間の間に60年の時が過ぎることになります。
 距離の差は4:5(*)ですのに(それでも大きいですが)
 
 ヤチヨさん待っていられないかも?
 

 
(*) これ間違いでござますな。
 
 光速の80%で宇宙船内の時間が5年のところ3年になるのなら、
光速の99.5%なら、宇宙船内の時間はもっと短縮されるはずですな。
 なんかおかしいなと思いながらも書いてしまいました。
 
 GoogleAIさんが答えてくれたところによりますと、
   
 光速の99.5% で60光年を飛んだ場合、宇宙船内の時間は6.02年
 なので、宇宙船内で6年経っているのならば、
60光年弱、59.何光年
かを距離を進んでいるということにあいなります。
 
 片道でしたら30光年弱ですな。
   
 考えてみれば、ほぼ光のスピードで動いているのでございますから、
 60年かかれば約60光年なのは当然でございました。
 
 30光年はとても遠くでございますが、
光速の99.5%実現不可能な数値。
人間が乗っていればなおさらでございます。
 
 さらにコメント欄で、
尋常ならざるポール・ブリッツさまが指摘下さったように、
光速の何%であるにしろそこまで達成しないにしろ、
そこに達するまでの時間がかかります。
  
 それも考慮に入れておそらく、そこまで遠くではございませんでしょう。

 
  
 ただこの作品、シリアスコミカルが両方採り入れられているため、
リアリティレベルがバグっているのが問題なんですよねぇ。
 
 
  
 ちなみに、光の速度秒速約30万キロメートル
現在最も速い宇宙船(NASAのパーカー・ソーラー・プローブ)が、
時速約63万キロメートル
だいたい、光速の0.02%程度だそうでございます。
 
 
 というわけで、
この世界の宇宙船がどの程度のスピードかには拠りますものの、
いずれにせよ宇宙船内時間で数年、
おそらくアルファ・ケンタウリよりも近い位置に宇宙船団はいると思われます。
 
  
 何年先になるかは存じませんが、彼らが地球に来る日はあるのかもしれません。
 
 トマリさんの報告を検討した結果がどうなるのかは存じませんが──。
 
 もしかすると、地球に来ないという選択もあるのかも?

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亜光速宇宙船ですけど
巡航速度はそれでいいとして、加減速とそれに伴うGがどう処理されているのか気になります。光速の80%から、地球なり他の惑星なりにコンタクトできるだけの速度に減速するには、内部の人間がGでつぶされないようにすることを考えるとどれだけの時間がかかるか考えただけでめまいがしそうです(;^_^A
ポール・ブリッツ 2025/07/22(Tue)02:15:08 編集
そうですね。
『レンズマン』の無慣性航法でもございましたならばそういう問題も解決しそう(*)でございますが(この航法のおかげで、レンズマン世界では光速を超えることが出来るんじゃなかったかな?)、当然そういう問題はございましょう。
  
(*)でもやはり、最高速にのるまでは時間が必要かな? よくわかりませんが
  (そういうことはあまり書いてない小説だった気がいたします)
 

 ただ、記事ではそれ以前として、超空間航法が存在しない世界ならば、トマリさんはそれほど遠くから来ているわけではないだろうということをご説明したかったので、単純な話にしたのでございます。
 
 確かに加減速を考えるなら、さらに全体のスピードは遅くなりますよね。
 トマリさんが何年宇宙船に乗っていたか分からないのでナンセンスではございますが、さらに近い距離に船団はいたと予想できます。
 
 なお、光速の99.5%の場合について勘違いをいたしておりましたので、訂正をしておきました。
 
 光速の99.5%の場合、片道3年ですと30光年弱──29.何光年の距離になるようでございます。
 
 しかしながら、人間の乗る宇宙船として光速の99.5%は無理と思われますので、そこまで遠くではございませんでしょう。
道化の真実 2025/07/23(Wed)07:31:31 編集
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