2025/12/13 インスタントコーヒーのブレンディ、業務スーパーで1000円だったのが1360円(だったと思います)に値上がりしておりました~。もっとも、200グラム入りなので、他のお店に比べたら断然安いのでございますが。コーヒーもチョコレートもみるみるうちに高くなりましたよね。
(タイトル下に書こうとしましたが、また長くなってしまったのでこちらへ)
☆ というわけで、『エンディミオン』、
上巻の後半にさしかかっているところまで読みました。。
上巻の後半にさしかかっているところまで読みました。。
『機動戦士ガンダム ジークアクス』との関連は……。
今のところ、と前置きして、
前回紹介したあらすじ以上はそれほどなさそうでございます。
前回紹介したあらすじ以上はそれほどなさそうでございます。
その程度だと思ってはおりました。
パロディってそういうものでございますものな。
あまりガッツリ入れ込んでしまうと、うまく行かなくなってしまう。
あまりガッツリ入れ込んでしまうと、うまく行かなくなってしまう。
その作品をメインにしようとしているのでない場合は特に、でございますな。
実際しばしばパロディにございますでしょ。
あまり読んでないなって思うものとか。
わざとかそうでないかに関わらず、そのようなことはございます。
さて、
この『エンディミオン』。
『スターウォーズ』のようなと表現されることもございますように、
しっかりしたスペースオペラでございます。
しっかりしたスペースオペラでございます。
映画にしたらサクサク進むかもしれません。
ただ小説でございますから、
裏の物語とか、細かい描写とか、設定とかがいちいち入ってくるのですよね。
それがお話を長くしている原因かと存じます。
カトリック系キリスト教が支配する世界で
、しかもSFでございますから、用語にエヴァ味を感じるところもございます。
、しかもSFでございますから、用語にエヴァ味を感じるところもございます。
そのあたりも、カラー作品の元ネタとしてふさわしく思うのでございます。
☆ ☆ ☆
その『エンディミオン』。
連邦崩壊後、カトリック教会・パクスの神権政治に人類は支配されております。
スペースオペラ的な世界の多くがそうでございますように、
この世界にも超光速航法が存在いたします。
ですがそれがかなりユニーク。
超光速航行に入ると、宇宙船に乗っている人は
それに耐えられずドロドロのペースト状になってしまうのです。
それに耐えられずドロドロのペースト状になってしまうのです。
なのでそのひとしずくたりともこぼさないように、
棺桶のような密閉容器に入れられます。
で、到着したところで復活の儀式を行って復活させるという──。
儀式に3日ほどかければほぼ
確実によみがえらせることができるのでございますが、
3時間ほどでは半数ほどが生き返ることなくそのままに──。
とまぁ、
キリスト教が支配する世界ならではの独特でリスキーな航法なのでございます。
生物、もしくは意識を持った存在はテレポートや時間移動が出来ないというのは、
たまに見かける設定でございますな。
『サイボーグ009』でもヨミ篇のあとでございました。
たまに見かける設定でございますな。
『サイボーグ009』でもヨミ篇のあとでございました。
瞬間移動など、制限がないとあまりにも便利になってしまうので
そのような縛りがあるの゛ございましょう。
そのような縛りがあるの゛ございましょう。
復活に関しては、RPG以降けっこうカジュアルに扱われるようになりました。
しかし、キリスト教にとっては最大とさえ言っていい奇跡。
キリスト教的世界観のこの宇宙では、あだやおろそかに扱っていいものではございません。
それをこの作品では、
死亡すること前提で積極的に活用していくのでございますからな。
死亡すること前提で積極的に活用していくのでございますからな。
かなりパンクと申してよろしゅうございましょう。
復活を織り込んで味方を死なせてしまうドラマ展開というのは、
マンガやラノベには例があるかもしれません。
マンガやラノベには例があるかもしれません。
ですが、それってサプライズでございますよね。
作品中、1回こっきりしか使えない奥の手とかでございましょう。
主人公たちが何度も復活したりしたら、それこそ飽きられてしまいますからな。
それを基本の設定として採り入れることで、
奇跡ではあるものの織り込み済みのこととしているのがすごい。
奇跡ではあるものの織り込み済みのこととしているのがすごい。
それもね、宗教的制約があまりないRPGでやるのなら、
当たり前になっておりますが、
あえてキリスト教的世界観の中でやるというのが、面白いと思うのでございます。
当たり前になっておりますが、
あえてキリスト教的世界観の中でやるというのが、面白いと思うのでございます。
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