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2025/07/07 『エンディミオン」9章まで読了。まさにスペースオペラ。なのだけれど、それを成立させるためにぶちまかれた数々のアイデア、それを練りこんだ設定が地の文にこれでもかと入るため、軽快に読み飛ばせるものではない。じっくりと読むものになっている。物理的知識はほぼ必要ない。むしろ描かれたイメージを受け入れることが肝心に思う。
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死語の世界はある」の副産物ともうしますが、補遺でございます。
 あそこに書くのには余談すぎる。
けどちょっと書いておきたいというあたりを書いておきますね。
 
 というわけで、
ラジオドラマ版の『ブラックジャック』にございます。
 ウィキペディアによりますと、
ブラックジャックのラジオドラマは2つあるらしいのですが、そのうちの最初、
 
 1977年にTBSラジオ
「ラジオ劇画傑作シリーズ」の第2弾として放送された方でございます。
 

 おそらく、『ブラック・ジャック』の別メディア化作品としては
最初になるんじゃないのかな。
 
 これ、けっこう好きなのでございますよ。
 
 主人公のブラックジャック役が岸田森さん。
これだけでも聴いてみたい気になるでしょ? 
これが渋くてかっこいいんですよ。
 
 ピノコ役は松島みのりさん。
『キン肉マン』のミート君などの声をあてた方でございますな。
こちらもピノコらしい。
でも、それを知るまで、てっきり小山茉美さんだとばっかり……。
『Dr.スランプ アラレちゃん』の則巻アラレさんに
感じが似ていたものでございますからてっきり。
失礼なことに……。
 
 配役として特徴的なのは、
ブラックジャックギャング団」というのがおりまして、その子役たちが、
ナレーションやモブ、効果音なんかを、
一言ずつ、代わる代わる担当していくのでございますよ。
 
 リアルにやるとなると、
役者がたくさん必要だったり、話が長くなったりするところを、
適度に省略して10分という尺の中に収める役に立っているわけでございます。
 同時に、マンガ的なテンポやコミカルさも、それによってうまく表現しておりました。
 
 ラジオドラマならではの手法でございますな。
 
 主題歌は、ブラックジャックに宛てたラブソング。
ちょっと甘すぎな感じもいたしますが、いいお歌でございます。
 
 今回、YouTubeで聴いたのでございますが、
ラジオドラマでございますから、音質や雑音の点で、
どうしても他の動画とくらべて見劣りしてしまいますな。
AMラジオですからモノラルですし。
 
 いや、でも残っているだけで貴重でございますな。
 こういうものが残っていること自体、本当に驚きでございます。

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