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2025/05/19 日本の年間平均降水日数は、地域によって47%から27%ぐらいとへだたりがあるものの、平均すると約3割だそうでございます。これをどう見ますかねぇ。7割晴れと申しますと多いように思いますが、野球でも3割バッター申しますと、打つイメージございますからな。最初から晴れと分かっているような時や、天候別に関係ないという日は、晴れ雨関係ございませんし。雨が少ない時分があるところも多ございますし。雨男・雨女などと思いこんでいる方もいらっしゃいますが、そういう方はこの雨が絶対降らないようなときは当然のものとして勘定に入れず、雨が降るか降らないかという日の中で、雨が降った確率を考えてしまうために、自分がいると雨が降る、と思いこんでいるのかも? しれません。それでしたら分母が小さくなるので確率は高くなりますからな。
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『あたまがコんガらガっち劇場 「リリリリリリリリリ」のなぞ
「リリリリリリリリリ」のなぞ』

ユーフラテス
(貝塚智子・うえ田みお:制作
 新聞連載担当:中田美和子):著
 佐藤雅彦:監修

(小学館/2016/8)
 
 2106年の発売と、
3年ぐらい前の本でございますが、
今回の増税前に買いました。
 朝日小学生新聞に載ったものを
中心に構成されたものだとか。 
  
ユーフラテスはご存じですな。
 
 慶応大学佐藤雅彦研究室の卒業生からなるクリエイティブ・グループ。
NHK Eテレ『ピタゴラスイッチ』や『0655・2355』を企画・制作。
教育映像や新しい表現を生み出す活動をしている。
 
 と巻末の紹介にあるとおり。
 
 メデイアならではの、新しい表現を造りあげている集団でございます。
 
 映像に関しては、紹介されている作品を見れば、それが実感できましょう。
 本においてもその姿勢は変わらず。
 
 この『あたまがコんガらガっち劇場』のシリーズも、
まさに紙の本という形態を活かした造りになっております。
 
 本を、単に文字や画像情報の入れ物として考えるのならば、電子書籍で十分。
紙の本は不要でございましょう。
 
 ですが、その形態やページをめくることなど、本そのものの機能を考えると、
電子書籍には収まりきれない本の魅力が見えてまいります。
 
 そうした本自体を遊ぶ楽しさが、このシリーズにはございます。
 
 本を遊ぶ、と申しますればゲームブックもそうでごさいますが、
この作品も、物語が連続していないことをのぞけばゲームブック的。
 
 一作目の『あたまがコんガらガっち劇場』からして、
絵本『コんガらガっち どっちに進む』シリーズの原型となった
分岐のあるページなどがございましたが、
 
今作は、四コマとクイズという穴あき暗号
基本のスタイルは変わらないものの、
穴あきカードを使った暗号なども加わり、
四コマ自体も含め、
より遊びの本としての性格を強くしたように感じます。
 もちろん、選択をして進むページもあり。
 
 クエスト
 
 
            (↑ 暗号。
          これだけだと単純ですが、
          次第に工夫したものが
           登場いたします)



(↑ 選んで進むところ、ですが……
  でも、それがいい)



 クイズについては、対象が小学生ということもあり、
それほどむずかしくはありませんが、
発想の転換が必要なものも多く、楽しめます。
 
 
 
 思いますに、
 ゲームブックに登場する謎も、
この程度の難しさでいいんじゃないかな。
 難しすぎると、物語を阻害してしまいますもの。
 戦闘やなぞの緊張と緩和が、
物語の盛り上がりに効果的に作用するためには、
そんなに長い時間がかからない方がいいと思うのでございます。
 
 まぁ、難しいなぞのほうが盛り上がる場合もございますから、
一概には申せませんが。
 

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