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2024/05/09 静岡ホビーショー、今年も登録、気づいたら終わっていたなぁ。とりあえず地方ニュースと新製品速報をチェック。カタログ的なことは重要ではなくて、ただブラブラと見て回るのが実際に言ったときには楽しいのでございますけれどね。行ったとしても、そんなのあったんだって後で知るの、多いですもの。/ニュースによりますれば、このところの日本ブームと円安もあって海外人気が高まっているとか。今後欧米だけではなく、中東・アフリカあたりへも市場を拡大していく予定だとか。逆に輸入業者は円安で大変みたいですな。
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『謎解きゲーム 呪われた館からの脱出』
 呪われた館からの脱出

阿笠九太郎:編著
 

二尋鴇彦[第1部] ダムるし[第2部]
:イラスト・マンガ
 
よだかのレコード:謎監修・デザイン 

 
08CREATION:

マンガ原案・ストーリー執筆・編集協力
 
(西東社/2017/8) 
 

 
 

 やった~! 
[脱出1 よみがえりの魔術]
 終わった~!!
 
 以前なぞのまとめ 2017/11/26)、
この手のゲームブックは絵が怖くて買えないと書きましたが、
増税前に買ってまいりました。
 
 いえね、考えたのでございますよ。
 後になってこの書を買おうとしたとき、絶版になっていたら、
古本屋さんで探すしかないじゃないですか。
 
 でも「呪われた」とか題名についている本を古本で買うのは、
やっぱりイヤだと思いません?
 
 「呪い」が迷信とわかっていても……。
 
 まぁ、『暗黒教団の陰謀』大瀧啓祐(東京創元社)などは、
古本屋さんで買ってはいるのですが。
 
 やっぱり、出来るなら……、ねぇ。
 
 今回買ったのは、新品でございますし、
しかもビニールにくるまれていたので、そのあたり、安心。
 気持ちの問題なのですけどね。
 
 というわけで、買いました。
 この表紙でございますから、どんなに恐ろしい内容だろうか……。
 ドキドキおそるおそるビニールをむしります。
 が。
 ……。
 パラパラッとめくった感じ、なんかそんなに恐ろしそうではない!
 そして、謎解きゲームとタイトルに冠されていたとおり、パズルがたくさんありそう。
 
 さっそくプレイしてみることにいたしました。
 主人公は高木タクトさん。
 東山小学校のホラー研究会の一員でございます。
 と申しましても、別に好きで入ったのでなくて、
成り行きで、のクチでございますが……。
 
 
 ストーリー1は[よみがえりの魔術]
 
 学校からさほど遠くない場所に、もう十数年も人が住んでいない古い洋館があって、
そこでふしぎな出来事が起こるらしい――。
 で、探検に行ってみる、という話でございます。
 
 心霊現象と申してはおりますが、起こっていることは、
人影が見えたり、足音がしたり、明かりがついたり……。
 これって単に不法居住者がいるってことなのでは?
 館を訪れたものには、必ず心霊現象が起こるとも――。
 それも誰かの仕業かも……。
 
 そんなわたくしの考えをよそに、
 一週間後、くだんの洋館にホラー研究会(以下ホラー研)の5人はやって来ます。
 ここでリーダーの黒川さんからひとこと。

「こういう場所は危険だから ふざけた気持ちで行くのはやめた方がいいわ…」
 
 ここに来て。
 
 そんなことおっしゃるのなら、はじめから来なければいいのに――。
 まぁ、プレイヤー=読者に対する脅しでございましょう。
 一行はずんずん中に入っていきます。
 
 入ってみると一階はボロボロ。
 探索するまでもございません。
 階段には、子供の……幽霊?
 それを追う形で一行は二階へ。
 そこから、物語は始まります。
 
 二階の最初の部屋は、ナンバーキーがついている……。
 ゴシック様なのに、意外に新しい?
 それとも錠は後からつけた?
 近くには見取り図も落ちている。
 親切
 
「ゲームっぽくて 楽しそうだし やってみよーぜ!」
 ホラー研のメンバーもノリノリです。
 
 というわけでゲームスタート。
 ドアプレートに描かれた暗号を解いて、キーナンバー入力する必要がある……。
 というわけで、タクトさんたちは、ほかの部屋を調べてまわります。
 
 謎は、昨今の脱出ゲームや謎トレのブームがあるのでございましょう。
 小学生向けだから……などと舐めかかると足をすくわれます。
 
 逆に申しますれば、だから面白い。
 謎が二段階になっていたりするものもあり、
なかなか頭を使わせてくださいます。
 
 謎監修とデザインを担当なさっている「よだかのレコード」さんは、
ドラマチック謎解きゲームを企画制作するところらしいので、
そこら辺のバランスは心得ているのでございましょう。
 
 で、
 これは、ネタバレになるかな? 
 気をつけなければならないのは、パズルの答で、その数字へ跳べ、
というものの中には、パラグラフではなくページ数のものもある
ということでございます。
 
 最初、これにずいぶん惑わされました。
 パラグラフに跳んでも、全然意味が通じないのですもの。
 加えて正しいページに跳びましても、
一見意味のない内容だったりするから始末が悪い。
 そのどこかに、こっそり進むべきラグラフが書いてあったりしてね。
 ですから、変だと思ったら、まずパラグラフとページ、両方を当たってみること。
次に、跳び先をじっくりと見てみること。それか肝要。
 さらに、そこから跳んでも「正解」などという言葉は書いてございません。
そこもちょっと戸惑うところでございます。
 そのあたりは、ストーリーで判断するしかございません。
 
 そのようにしてすべての謎を解き、キーナンバーを入力して鍵を開けると、
マンガが始まり(ムービーシーンでございますな)ゲームはいったん終了。
 
 研究会のみんなは、無事に館から帰ってまいります。
 ところが、先に帰ったと思っていたリーダーの黒川さんが行方不明なのでございます。
 
 というわけで翌々日、ホラー研の面々は再び館の探索に乗り出します。
 
 今度は、5枚の紙切れを見つけて、その暗号を解くのが目的となります。
 謎は、いくつかの場所のものは、少しレベルが上がったのかな? 
 他はそれほど変わらないような……。
  
 ちなみに、最初のページとは1ページのことね。
 わたくしが迷ったのは、それぐらいかな?
 
  
 そうして、5枚集めると次のパズルに進みます。
 が、ここからは、本を折ったり書き込んだりする必要があるのですな。
 
 それはイヤだったので、
折る方の暗号は、簡単にページを書き写してやってみることにいたしました。
 でもこれが、失敗。
 無理でございました。
 それ以前に、先入観で折り方を勘違いしていたというのもあるのですが
(まぁ、90度ぐらい間違っておりました)、
答は多分ここに出るからこれでは違うとわかった後でもやはりだめ。
 
 いや、答えが出ていたのでございますが、
それが正解と特定できないのでございますな。
これでいいのか、これだけでいいのかが、
雑に描いたものではちょっと決定できない……。
 
 結局ページを、折らないように注意しながら曲げて、ようやく答を見つけました。
 
 その後の書き込む方の謎は、
トレーシングペーパーを載せて、それに書いて解いていきます。
 そちらは、問題なし。
 本に直接書き込むことなしに答を導き出しました。
 
 そんなこんなで、封印成功
 ふたたびマンガによるムービーシーンで、エンディングでございます。

 結局、本当にホラーっぽいのは、
このムービーシーンの過去を回想した部分だけだったような……。
 
 他に、バッドエンドもございますが……。
 
 というわけで、面白かった~!
 
 適度に悩むこともありつつ、サクサク進めました
 
 
 
 次は、ストーリー2「赤の儀式」

 まだプレイしておりませんが、楽しみでございます。
 

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