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2024/05/05 國學院大學博物館を紹介した番組(Bs-12)で、縄文時代の火炎土器について、「土器のガラパゴス化」とおっしゃっておりました。なるほどー。日本人って先史のむかしから、独自の発展をさせることに長けていたのでございますな。
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「瞬く間アドベンチャー」 フーゴ・ハル:著
(2023/10/「Role&Roll vol.226」p.150-151)
 
「数々の冒険で忙しいアナタのための、必要最小限に切り詰めた、
 瞬く間に出来るお手軽アドベンチャー」
と銘打たれたゲームブックにございます。
 
 囲みとそれを結ぶ線、そのブリッジになる◇マークで構成されたページは、
一見パズルのようにも見えますが、まぎれもなくゲームブック
 
 この図は、迷路化したフローチャートと考えてください。
それをたどっていくことによって物語が動いていくのでございます。
 
 物語の舞台となる場所のマップも、チャートのままではなく、
文に書かれた方角を考えて、自分で構成していくのでござ米すな。
  
 パラグラフ数は、通常のゲームブックとは異なるので目安ではございますが、
囲みが30、「◇」が33。
  
 判定はシンプルに、1~◯までの数字のうち、
1つないし2つを選ぶというものでございます。
 
 その数字が合っていればダメージはなし。
外れていればLPを1失うといった感じで、
いづれにせよ行為そのものは成功となります。
 
 なお、ダメージは戦闘以外でも発生いたします。
 最初に与えられるLPは5なので、これはかなりシビアだと存じます。
  
 まぁ、こまめにダメージを受けない数字をメモしていけば
2回目以降は楽勝でございましょう。
 
 そうするかどうかは、プレイヤーの自由でございます。
 
 そうした判定だけではなく、
パズル性あり、ストーリー性、ランダム性もありのこの一作。
 短いながらゲームブックの楽しさはきっちりと味わえると思います。
 
「瞬く間」なんて銘打たれておりますが、当然そんなことはございません。
ただ長いだけの作品よりも、ゲームブックの魅力は存分に楽しむことができましょう。
 
 最後にストーリーについて。
 
 ジャンルといたしましては、なんでもアリのファンタジー世界でございますが、
 
困り切ってゾンビのように衰えた人たちを救うために、
魔王Xを倒すと青い鳥が放たれ、人々が嬉しそうにツィートする……
 
とまぁ、現代にも通じるストーリーと申してよろしゅうございましょう。
  
  
 さて、


 マップはごらんのとおりにございます。瞬く間マップ
 左が北、右が南、
上が西、下が東と考えてくださいませ。
 
 このうち8は、
実は28から行くと西にあるので
東だと間違っているのでございますが、
ここって1や16からも
行けるのでございますよね。
 
 8の内容が、来た場所に戻るで、
直前のパラグラフ以外に関連性はない、
言ってみればどこに置いてもいい
パラグラフなのでございますな。
 
 ツル草で先に進めない、とございますから、
くまさんの口のあたり一帯は、
ツル草に覆われているのでございましょう。
  
 というわけで、1と16と28
 の中間地点に置いておくことにいたしました。
 
 また、22から先に進んだ地点も、p.150のマップにもない場所でございます。
 ここに突入すると、ループに入り込んでしまうのですな。
 すぐにループだとわかるとは思いますが。
 
 なお、猿語について。
 
 ためしにカナ入力にして叫んだ言葉を打ってみたのでございますが
とみたさのちみもそし」と、やはり意味の通じない言葉に──。
 
 結局、解ける暗号になっているかどうかは分かりませんでした。
  ──でも、デタラメな文字の羅列なんじゃないかなぁ。

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