2025/07/05 町田庸先生の『口訳 古事記』(講談社/2023/4)半分ぐらいまで読みました。出来事などは原典に忠実に、セリフや表現などは現代風にした大胆で分かりやすい訳でございます。ラノベというよりも講談や漫才、一番近いのは手塚治虫先生の『火の鳥』の感じかも。古事記は有名なところだけ読んで後は飛ばしちゃったから助かる。たとえば、天孫降臨の前あたりとか。読みやすいのもあるけれど、元々『古事記』は大ざっぱ──大胆で面白いんですよね。えらい方のことだから小声で申しますけれど、変な人が多い、もとい、キャラクター性が豊かでございますから。そこら辺、マンガやラノベの原点を感じます。
粟生こずえ:著
(ポプラ社/2023/8)
ショート動画に代表されるように、
近ごろはすぐに決着がつくものに
人気があるようでございますな。
普通の動画もスピードを速めてごらんなさる方も
一定数いらっしゃるようでございますし。
近ごろはすぐに決着がつくものに
人気があるようでございますな。
普通の動画もスピードを速めてごらんなさる方も
一定数いらっしゃるようでございますし。
ご本でもそうでして、○○文字で~ですとか、◆分間で~みたいな、
ショートショートストーリーが一定の人気を集めているようでございます。
ショートショートストーリーが一定の人気を集めているようでございます。
この作品もその流れといってよろしゅうございましょう。
前提となるお話しがあって、途中で二択が入り、
そのあと選択にそった結末が書かれる。
そのあと選択にそった結末が書かれる。
近いものを探すとすれば、
北沢慶先生の『異世界冒険ガイド きみならどうする』のシリーズでございますかね。
北沢慶先生の『異世界冒険ガイド きみならどうする』のシリーズでございますかね。
あれをもっと単純化したもの。
(小学生というくくりはあるものの)、ストーリー同士に関連はなく、
選択肢は二つ、
選択の結果は正解・不正解、優劣など関係ない──。
選択肢は二つ、
選択の結果は正解・不正解、優劣など関係ない──。
まぁ、二コママンガのようなゲームブックでございますな。
実際にマンガで描くとすれば数ページを費やすとは思いますが、
たとえといたしまして。
実際にマンガで描くとすれば数ページを費やすとは思いますが、
たとえといたしまして。
これをゲームブックと呼ぶかについては意見が分かれることでございましょう。
境界領域でございますな。
境界領域でございますな。
わたくしといたしましては、
物語的な方面につきましては広く定義を取っておきたいので、
このようなものもゲームブックにふくむと考えます。
物語的な方面につきましては広く定義を取っておきたいので、
このようなものもゲームブックにふくむと考えます。
例えば、長編で、分岐が一つしかないものもゲームブックに含めたいので、
その延長としてでございます。
このような作品、
一本道で選択が可不可(マルバツ)式の単純なゲームブックよりは工夫が要ると存じます。
一本道で選択が可不可(マルバツ)式の単純なゲームブックよりは工夫が要ると存じます。
全体の構成を考えなくていいのは楽ではいいものの、
それぞれの物語と、選択後の一ひねりを勘案しなければなりませぬゆえな。
それぞれの物語と、選択後の一ひねりを勘案しなければなりませぬゆえな。
ですが、そうした意外な結末を作るところが面白さでもあり、
面目の躍如するところでございましょう。
面目の躍如するところでございましょう。
小学生向け・日常(お化けはいそう)という範疇なので
常識に左右されるところもございますが、
先行する○○文字で~とか、◆分で~、というものが
予想外の結末を謳っておりますからな。
常識に左右されるところもございますが、
先行する○○文字で~とか、◆分で~、というものが
予想外の結末を謳っておりますからな。
この書でも、そうした工夫はされております。
長編を書きあぐねている方は、
こうした作品を作ってみるのもよろしいのではないでしょうか。
ファンタジーで、常識にとらわれないのなら、
いろいろとできるのではございませんでしょうか。
長編よりも最後まで書き終われる可能性は高いと思いますし、
読んでくださる方も、最後まで読んでくださると存じます。
読んでくださる方も、最後まで読んでくださると存じます。
それをきっかけにして、長編に発展することもあるかもしれないですし──。
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