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2025/05/29 『ボツ』鳥嶋和彦:著 天野龍:聞き手・構成(2025/5/小学館・集英社プロダクション)。面白くて一気読みでした。 インタビュアーがちゃんとした下調べをしており、ちゃんとエピソードを拾っているのがまずよろしゅうございますな。この内容、このまんま脚本化して、すぐにでもドラマ化出来そう。半沢直樹さんのシリーズとかが一番近いかな? ただ、ドラマ化すると、イケメン俳優が何かカッコいいこといいながらつぎつぎと問題を解決していくような話になりそうな感もございまして、それは違うかな、と。その場合は鳥嶋氏が『ボツ』を出してくることでございましょう。いや、それ以前に企画そのものを止めさせそうな気もいたしますが。
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『迷路を解いたら怖い話』藤白圭:著(2024/09/静山社)
というご本を立ち読みいたしました。
 
(本文記事は基本的にきちんと読んだもので、立ち読みのみにとどまった作品は、
 タイトル下で書いているのでございますが、例によって収まりきらなかったのでこちらへ)
 
 
意味が分かると怖い本』とお話迷路の発展系というか派生形でございますな。
実際作者は『意味が分かると~』の人だそうでございます。
  
 内容とといたしましては、 
  
10×10の100文字の物語がございまして、そこに迷路をかぶせ
スタートからゴールまで解くと真相となる1つの文が現れるという、
そういう趣向のものが34話が収録されております。



 感覚といたしましては縦読みの変形でございますな。
  
謎ときゲームの問題の1つとして出てきたのならすごい、天才!
と思うものと思われます。
ですが、このご本に関しましてはうす味
  
 まず
右ページに文章が掲載されておりまして、
左ページにそれに迷路のかかったもの、
開いて次の右ページに正解ルート。
左ページにちょっとした解説
 
とまぁ、100字の物語なのに4ページも使っているのでございますな。
 
 確かにアイデアは優れたものでございましょうし、
迷路に意味のある文を入れ込むのも
そこそこ工夫が要るというものでございましょう。
 
 でも、
それをそれとは感じさせずに行うからこそ凄いと感じるのでございまして、
4ページに水増しすればやはり工夫も水増しされてしまうと申すものでございます。
 
 でもまぁ、小学生にはよろしいのでございましょうかねぇ。
 本はボリュームがあるものよりも、
サクッと読める方がいいという方もそれなりにおりまして、
昨今はそれが増えているようでもございますしね。

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