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2025/07/05 町田庸先生の『口訳 古事記』(講談社/2023/4)半分ぐらいまで読みました。出来事などは原典に忠実に、セリフや表現などは現代風にした大胆で分かりやすい訳でございます。ラノベというよりも講談や漫才、一番近いのは手塚治虫先生の『火の鳥』の感じかも。古事記は有名なところだけ読んで後は飛ばしちゃったから助かる。たとえば、天孫降臨の前あたりとか。読みやすいのもあるけれど、元々『古事記』は大ざっぱ──大胆で面白いんですよね。えらい方のことだから小声で申しますけれど、変な人が多い、もとい、キャラクター性が豊かでございますから。そこら辺、マンガやラノベの原点を感じます。
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都会のトム&ソーヤゲーム・ブック第3弾
ぼくたちの映画祭」ということもあって、
  
『キートンの探偵学入門』(Sherlock Jr./1924年)を見てしまいました。
 
フィルムのコマのフレームにつかまってのアクションがあるのはこれだったっけ? 
と思ったのですが違うみたい。
 
(いや、そういうシーンがゲームブックにあったら面白いんじゃないかな、
 と思ったのでございますよ。夢の中のシーンとして)
 
お話の中ほど、映画に入り込んだ直後に
シーン転換のギャグはありましたけど。
 
 
あらためて見たけど、以前見た記憶よりも面白うございました。
  
見たのが画質が良かったせいも大きいと思うんですよね。
以前見たものは、もやがかかった感じで、
細部がハッキリいたしませんでしたし、迫力が違います。
  
ニコニコにあるのが、以前見たものに近い気がいたします。
 コメントが色々教えてくれるので、そちらははそちらで見る価値がございますが
  
 特にクライマックスのバイク&カーアクションシーンは圧巻でございますな。
ジャッキー・チェンが敬意を表するわけでございます。
 
 
 この作品のミッドポイントは実に分かりやすい。
と申しますか、二幕構成と申した方がよろしゅうございましょう。
 
 現実の世界が一幕。映画の世界に入り込んでからが第二幕。
 実に分かりやすい。
 
 この作品の場合は、
二幕目のはじめ(ミッドポイント)からクライマックスまでが転
と断じてもいいような気がいたします
(まぁ、チェイスシーンからでも良ござんすが)。
 
 伏線の張り方、回収も分かりやすく見事。
 エンディングも洒落ております。
 
 無声映画ですし、
後発の作品に比べ派手さに欠けるとおっしゃられるかもしれませんが、
キートンの動きのキレといい、一見の価値はあると存じます。
 

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