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2024/05/03 テーブルマークってむかしの加ト吉だったのか!! なんか聞き慣れない名前だったので、うさん…じゃなかった、新しい会社かと思ってました。
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 というわけで、『世界 魔法道具の大図鑑』にも
そのバトンが収められている『黄金バット』でございますが、
いやはや、この本も微妙なところをついてまいりますな。
 
 と申しますか、外国の本で、数ある日本のスーパーヒーローを差し置いて、
黄金バットが出てくると思います? 普通。
 
 コウモリだけが知っているような御仁でございますよ?
 
 と思って調べてみましたら、いえいえ、そんなことはございませんでした。
 
 むしろ、黄金バットこそ、日本のスーパーヒーローの元祖のようでございます。
 
 その嚆矢は、1930((昭和5)年、黒バットという怪盗を退治するために登場した
正義のヒーローなのだそうでございます。
 
 媒体は紙芝居でございますし、行き当たりばったりで出てきたのでは?
という感がございますが──。
 とにかく、
スーパーマン1938年の登場だそうでございますから、それよりもずっと早い。

 日本のではなくて、この手のスーパーヒーローとしては、世界初なのかも。
 
 空を飛んだのも黄金バットの方が先だそうでございます。
 
 ちなみにスーパーマンは、最初空を飛ぶ設定はなかったのですよねぇ。
高いビルをもひとっ跳び」というフレーズは
ジャンプで跳び越えていたということで、
自在に空を飛ぶようになったのはアニメ化されてから。
それも、アニメを作っている人の勘違いからだそうでございます。
 
 まぁ、ビルを跳び越したら、空だって飛べそうですよねぇ。
マントがございますし──。
 
 
 さて、ウィキペディアの外部リンクのいちばん下には、
戦後に描かれた『黄金バット』のマンガへのリンクがございましたので、
それを読んでみることにいたしました。
 
 吹き出しは追わず、絵だけを見たのですが、何か予想していたのと違う。
 
 ダイナミック。
 
 スーパーヒーローものというよりも、ヒロイックファンタジーですな。
 
 高層ビルあり秘境あり、モンスターありロボットありで、
バローズ(『火星シリーズ』など) を思い起こさせますよね。
 
 の構図なんかも、ヒロイックファンタジーに付されたそれを思い起こさせます。
 
 戦後マンガの歴史と申しますと、
手塚治虫先生を中心として語られることが多ございますが、
紙芝居とか絵物語の世界などにも、
もっともっと注視をしなければなりませんな。
 
 実際、紙芝居からマンガの世界に転身した方も多くおられるわけですし。
 

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