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2024/05/03 テーブルマークってむかしの加ト吉だったのか!! なんか聞き慣れない名前だったので、うさん…じゃなかった、新しい会社かと思ってました。
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アドバンスト・ファイティングファンタジー第2版 魔界サプリメント 
『破滅のデーモン』『魔界ガイドブック』
を読むにあたって、
あれ、タイタン世界の神々ってどんなだっけ
とすっかり忘れていることに気がつきました。
 
 半可通なので仕方がございません。
 
 幾柱かのご尊名は、
ゲームブックや何やらで、ぼんやりと覚えてはおりますが、
神々がどういう位置づけだったのかが霧の彼方。
   
トロール牙戦争』では、ハリーハウゼンのギリシャ神話ものみたいに、
神々がヒーローを操っていたよなぁ……。
程度が薄ぼんやりと浮かぶ程度でございます。
 
 というわけで、『タイタンp.29-33あたりを読んでお勉強。
確認してみることにいたしました。


 ふむふむ。
 
 タイタン世界って、善神がまずいて悪神、
というような構造ではないのでございますな。
 
 困った時の神頼み──
人が神を希求するのは、何かして欲しいときでございますから、
まず自分の味方をしてくれる神のことを考えますよね。
 そして自分たちに危害を加える悪神、その他普通の神……。
順番はとまれ、自分(たち)を中心にその関係性を考えるものだと存じます。
  
 ところが、ここタイタンではそうではございません。
 もっとごろっと投げ出されている。
 善とか悪とか中立とかいう前に、まずたくさんの神がいた、という感じなのですな。
 
 しかも面白いのが、人間を作ったのがロガーン神。
 中立の神さまでございます。
 善神に作られたのではございません。
 しかもこのロガーン神、策略さまでございます。
 トリックスターが重要な役を占める神話や昔話は数ございますから、
それはよろしいのですが、何か策略と申しますと、悪って感じしません?
  
 まぁ、善にも悪にもなり、善からも悪からも協力を取りつけることができる、
善も悪も出し抜ける、そして善にでも悪にでもなれる。
 
 そういう中立。
 
 それを人間はロガーン神から受け継いだということなのでございましょうな。
 
 で、
 
 そのロガーン神がお造りなさった人間でございますが、
これがタイタン世界で初めての二足歩行生物だっていうのですよ。
 
 で、それを奇妙だとして神々が笑っている──。
 
 つまり、神々は二足歩行ではないことがここで分ります。
いったいどういうお姿だったのでございましょう?
 
 加えて、
 
 人間が二足歩行の嚆矢ということは、
巨人もエルフもドワーフも、その他二足歩行の生き物、
モンスターはすべて人間のあとに生まれたことになります。
 
 実際、『タイタンp.031にはそう書かれてございます。
 
それによると、神々が人間以外の二足歩行生物を作ったのは、
人間が小屋を作ったのを見てからというのでございますから、
時間的な差がはっきりとございます。
 
 エルフやドワーフと申さば、人間よりも長い歴史があるもの
だとてっきり思っておりましたが、違うのですな。
 
 これは全く以て意外でございました。
 
 さらに申さば、
エルフはガラナ神、ドワーフはスロッフ神と、善の神々に属するもの。
 ロガーン神の産ではございません。
 つまり策略とは関係ないということ。
 
 人間と関わるようになって多少のしたたかさは身につけたにせよ、
その根本に策を弄す才はないのでございますな。
 
 プレイヤーキャラクターとして使う場合には
そうも言っていられないかもしれませんが、
基本的にそうだということは頭の隅に入れておくといいかも。
 
 と書きましたが、他のモンスターなども見ても、
まっ、それほどこだわることではないのかも知れません。

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