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2024/05/05 國學院大學博物館を紹介した番組(Bs-12)で、縄文時代の火炎土器について、「土器のガラパゴス化」とおっしゃっておりました。なるほどー。日本人って先史のむかしから、独自の発展をさせることに長けていたのでございますな。
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(タイトル下に書こうと思ったのですが、長くなったのでこちらへ)



少年よ大志を抱け」という言葉に、続きがあるのをご存じでしょうか。
 
"boys be ambitious like this old man"と、
クラーク博士はおっしゃったのだそうでございます。
 
生徒の1人が回想で記しているそうですな。
 
NHK-Bs3「ザ・バックヤード」、北海道大学の回でやっておりました。



 
 ただ、調べてみますと、"boys be ambitious"には色々な説があり、
 
別れのあいさつの定型であり、軽い気持ちで言ったとか、
"in God”とついたとか、
さらに長い言葉があったとか
 いくつか出てまいりますな。
 

 まぁ、本当はなんと言ったかは、確かに一番大事なのですが、
 
こういう風に生徒が回想していることも
2番目ぐらいに大切なのではございませんでしょうか。
 
それは、クラーク博士の思いがそのように伝わった、
ひいては博士がそのような意思で後進を指導していたということに
他ならないからでございます。
 
 クラーク博士が北の大地を訪れたのは、
50歳の頃、9ヶ月ぐらいのようでございます。
 
当時の50歳がどの程度の"old man"かは分かりませんが、
日本政府からの強い要請を受けたとはいえ、
その年齢で未開・過酷の地へおもむき、そこで指導をしたとなると、
やはり相当強い意志がなければ成し遂げられないことのように存じます。
 
 切り離して "like this old man" だけを聞けば、
尊大にさえ思えてしまいますが、
そういう背景があるとなると、 "boys be ambitious" の言葉にも、
一掃の重みと深さが加わるように存じます。
 
 
 ただ、そんなことを書いといて台無しにするようでございますが、
そういう背景を無視して、
この "boys be ambitious" という言葉を使うというのも、
アリだと思うのでございます。
 
 
「少年よ大志を抱け」という言葉は、
それだけで意味を持ちますからな。
 
切り離して使ったり、
「てめぇら、でっけぇ夢持てよ」などと意訳して使ったりするのは、
十分にありだと思うのでございます。
 
 説の一つに拠りますれば、
別れのあいさつの定型だそうでございますし──。
 
そうでなくても、言葉を別の意味に使うのは、
アリだと思うのでございます。
 
 
 さらに申しますれば、本当はそうじゃないという指摘も
 同様にアリ。
 
 ただ、頭ごなしに間違っていると叱られると、恐縮してしまいますが。

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