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2025/05/24 『真の安らぎはこの世になく -シン・仮面ライダー SHOCKER SIDE-』。ヤングジャンプにて完結いたしました。お話は映画と変わりませんが、人物の掘り下げが行われ、セリフも見直され書き足されたようで、大分理解しやすくなりました。映画がダメだった方、単行本が出ましたら読んで見なさるとよろしゅうございましょう。まぁ、ただでも、やっぱり苦手ですなあ。苦手なのであまり知りませんが、こういうのがセカイ系とおっしゃるのでございましょ。ジークアクスもそうでございますが。この2作品、別の方が創った作品をパロディ・リスペクト、もろもろ入れ込んで丁寧に再構築するまではいいのでございますが、その中心にテーマ性を持った監督自らの作品を持ち込んでいくあたりが、原作陵辱という感じがしてしまうのでございます。背景となる作品がそっくりに作り込まれている分、特に。
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(タイトル下に書こうと思ったのですが、長くなったのでこちらへ)



少年よ大志を抱け」という言葉に、続きがあるのをご存じでしょうか。
 
"boys be ambitious like this old man"と、
クラーク博士はおっしゃったのだそうでございます。
 
生徒の1人が回想で記しているそうですな。
 
NHK-Bs3「ザ・バックヤード」、北海道大学の回でやっておりました。



 
 ただ、調べてみますと、"boys be ambitious"には色々な説があり、
 
別れのあいさつの定型であり、軽い気持ちで言ったとか、
"in God”とついたとか、
さらに長い言葉があったとか
 いくつか出てまいりますな。
 

 まぁ、本当はなんと言ったかは、確かに一番大事なのですが、
 
こういう風に生徒が回想していることも
2番目ぐらいに大切なのではございませんでしょうか。
 
それは、クラーク博士の思いがそのように伝わった、
ひいては博士がそのような意思で後進を指導していたということに
他ならないからでございます。
 
 クラーク博士が北の大地を訪れたのは、
50歳の頃、9ヶ月ぐらいのようでございます。
 
当時の50歳がどの程度の"old man"かは分かりませんが、
日本政府からの強い要請を受けたとはいえ、
その年齢で未開・過酷の地へおもむき、そこで指導をしたとなると、
やはり相当強い意志がなければ成し遂げられないことのように存じます。
 
 切り離して "like this old man" だけを聞けば、
尊大にさえ思えてしまいますが、
そういう背景があるとなると、 "boys be ambitious" の言葉にも、
一掃の重みと深さが加わるように存じます。
 
 
 ただ、そんなことを書いといて台無しにするようでございますが、
そういう背景を無視して、
この "boys be ambitious" という言葉を使うというのも、
アリだと思うのでございます。
 
 
「少年よ大志を抱け」という言葉は、
それだけで意味を持ちますからな。
 
切り離して使ったり、
「てめぇら、でっけぇ夢持てよ」などと意訳して使ったりするのは、
十分にありだと思うのでございます。
 
 説の一つに拠りますれば、
別れのあいさつの定型だそうでございますし──。
 
そうでなくても、言葉を別の意味に使うのは、
アリだと思うのでございます。
 
 
 さらに申しますれば、本当はそうじゃないという指摘も
 同様にアリ。
 
 ただ、頭ごなしに間違っていると叱られると、恐縮してしまいますが。

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