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2024/05/05 國學院大學博物館を紹介した番組(Bs-12)で、縄文時代の火炎土器について、「土器のガラパゴス化」とおっしゃっておりました。なるほどー。日本人って先史のむかしから、独自の発展をさせることに長けていたのでございますな。
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「シノビガミ流派ブック 比良坂機関」
河嶋陶一郎/冒険企画局:著
池田朝佳・清水健司:編
(新紀元社/2021/12)




 シノビガミに存在する、ニンジャの系統を扱った流派ブック第1弾
 
黄泉比良坂の名を持つとおり、太古より国家の影を担う存在。
公的機関である表の顔と、
その海原の下にうずまく古代巫術の混沌を併せ持つ組織。
 
 何ともすばらしい
 
 TRPGはプレイしないので、その隅々までは堪能できないけれど、
読み物として面白いではないか。
 
 他の流派はともかく、比良坂機関だけは読み応えありそう。
 
 そう思って買いました。
 
 一読、すばらしい。
 
 総80ページあまり。
シナリオやキャラクターシートも入っているので、読み物としては半分ぐらいかな。
 
 でも、内容が濃いのです。
 
 色々なアイデアを取り入れながらも、独自の世界を作りあげております。
 
 そしてやっぱりいたか、スクリーミング・ミーミー。
 ……まぁ、比良坂機関の幅を広げてくれますな。
 
☆ 比良坂機関自体も興味深いのでございますが、
  それと関わる内外の組織がまた特に興味深い
  日本政府との関係(p.19)ですとかね。
  
 特に想像がはかどるのが、国外の組織について(p.31-32)。
 
 アメリカ中央情報局やイギリス秘密情報部といった有名どころをはじめ、
シベリア柳生……じゃなかったコサック柳生とか
中国・北朝鮮の死の商人、中東の暗殺組織など。
 
 掲載されているのは7組織でございますが、
記述でここまでやっていいんだ、が拡張されますから、
他のスパイ組織も想像が膨らみますな。
 
恐ろしくもへっぽこな組織を考えてみるのも面白いと存じます。
 

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