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2024/05/02 数日前のニュースで消滅可能性自治体というのをやっておりました。若年女性人口が2020年から2050年までの30年間で50%以上減少する自治体のことをそう呼ぶのだそうでございますな。全国1729自治体のうち、744の自治体がそれにあたるとか。みると北海道・東北など寒い地方が多いみたいでございます。でもこれはチャンス! そのあたりの土地を買い占めるのもいいかもしれません。そのうち地球温暖化が進めば、そのあたりが一番過ごしやすい気候になりましょうからな。もう少し深刻になってからでいいや、と思っていらっしゃる方もおられるでしょうが、中国など外国の方が日本の土地を買っているという話も聞きます。うかうかしていると、先を越されてしまうかも知れません。
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アナウンスされております『シン・仮面ライダー』に続く『シン~』は何だろう、
何がいいと、下馬先でヤジさんたちがいろいろおっしゃっておられます。
  
 やれ『シン・ガンダム』だの『シン・ウルトラセブン』だの
   『~ヤマト』だの『~豪ワールド』だの『~ナウシカ』だの……。
 
 これらの根拠は、
もちろんおっしゃっている方が見てみたいというのが大きくございましょうが、
庵野監督が好きだった、もしくは作りたかったと表明している
ことも理由でございますよね。
  
 しかし、それでよろしいのでございましょうか?
  
 そのような作品のやりたいことって、
もう『エヴァンゲリオン』など、自分の作品でやっちゃっておりますよね
絵的なことからテーマ的なものまで含めて。
  
 ですから、好きな作品を好きなように作っていけば行くほど、
先細りになっていくと思うのでござます。
  
 そのうち、意外に早く、
マンネリだという声が聞こえるようになるのではござ今せんでしょうか。
  
 『シン・ウルトラマン』でさえ、それが見えてしまう。
  
 庵野監督の本当のファンはそれで良いといたしましても、
ネタ元の作品のファンは、庵野先生のテーマは要らない。
絵的な美しさと、物語の楽しさ、濃さを最先端のものにして、
内容については元作品を損なわないように忠実に忠実に作りあげて欲しい、
という思いがあるのではございませんでしょうか。
  
 ただ一方、例は挙げませんが、作家性がない人がリメイクをしても、
結局凡作、元以下どころか見る価値無しにしてしまう可能性だってございますよね。
 ──まぁ、個性があってダメという場合もございますが、
  それは話にならないとしてでございます。
 
  
 ちょっと脇にそれてしまいましたね。
  
 要するに、いつも同じと言われないためには、ガス抜きが必要
   
 テーマ性などまったくない、ただ面白いだけの作品を
ここでやるべきだと思うのでございます。
  
 というわけで。ですね。
  
 何がいいだろうと考えていたところ、ほころびからころり転がり落ちてまいりました。
  
 そう、題にもあげたキャプテンウルトラでございます。
  
  
 ウルトラシリーズ第3弾。
 しかも主人公、キャプテン・ウルトラの本名は本郷武彦ですよ。
  
 まず一切を無視したとしても、
 『シン・ウルトラマン』『シン・仮面ライダー』の次にやる作品として
これほどふさわしいものはございません
  
 さらにこの作品、深いテーマ性などというものはございません
時代劇よろしく、悪い宇宙人をバッタバッタとなぎ倒していく話でございます。
  
 最終回なんて、虚空に∞のマークを描いて、宇宙は無限だ、でございますよ。
 明るい未来志向そのものでございます。
  
 庵野監督も深い思想性など入れることなく、
ただ面白さだけを追求できることでございましょう。
 
 
 ……まぁ、深いものを入れようと思えばいくらでも入れられるとは存じますが。
  
 とにかくですねぇ。
 
 『キャプテンウルトラ』というのは、
キャプテンフューチャー』+東映ヒーローものトクサツでございますから、
使い勝手がいいのでございますよ。
  
スタートレック』だって『サンダーバード』だって何だってできる。
怪獣宇宙人を登場させてもいいですし、アクションだって十分出来る。
SFにもファンタジーにもホラーにも振ることができる。
 
『ナウシカ』だってスタートレックの映画みたいな感じてできましょう!!
  
 それに『キャプテンウルトラ』に強いこだわりを持っている人って
そんなにいるとも思えません。
 大々的に改変しても文句は言われません
 むしろ喜んでくれるでしょう。
  
 宇宙ステーションや怪獣星人も自由に改変していいでしょうし、
シュピーゲル号の合体や発射シークエンスをもっと凝ったものにしてもいい。
  
 庵野監督にとってもいろいろと楽しめる部分だと思うのでございます。
  
  
 さらに化ける可能性もございます。
  
 ジョージ・ルーカス監督は『フラッシュ・ゴードン』を撮りたかったのだけど、
権利的に出来なくて『スター・ウォーズ』を作ったというエピソード、
  
 ございましょ?
  
 あれでございます。
  
『キャプテンウルトラ』も『フラッシュ・ゴードン』のようなものでございますから、
それを今の技術、庵野監督の知識と経験で再構築していけば、
『スター・ウォーズ』を越える娯楽作品ができるかもしれないということでございます。
  
  
 というわけで、題にも書いた結論。
  
  
 庵野監督は『シン・キャプテンウルトラ』を撮るべきだ!!
  
とあいなるのでございます。

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気持ちはわからんでもないが
こんな具合に揶揄されても反論すらできないキャプテンウルトラという番組の微妙な立ち位置があまりにも不憫に感じる……。庵野監督はシン・宇宙猿人ゴリ対スペクトルマンを撮るべきだ、って書いた知人のそれと同様の「サンドバッグと化している相手を面白半分に殴る」ようなそんな優越感を……。
ポール・ブリッツ 2022/07/10(Sun)03:00:14 編集
揶揄しているように思えたのでしたら申し訳ございません。
ネタといたしましても、わたくしといたしましてはかなり本気でございます。『キャプテンウルトラ』には伸びしろがございます。太陽系がナンセンスなら、『スター・ウォーズ』みたいに遠いどこかの宇宙の話にすればいいですし、素材として再構築すれば、かなり面白いものになると思います。
「素材」「再構築」が気に入らないのでございましょうね。

『宇宙猿人ゴリ』は、本文に書いた理由で却下でございます。
 ディープにつくれば、やっぱり『シン・ウルトラマン』と同じ路線になってしまうのではございませんでしょうか?
 
 本項の意図は、ガス抜きが必要だから、ここでまったく理屈をぬいた娯楽作品を作るべきだ、というのでございます。ですからまったく逆でございます。
 
そうした本項の意図がイヤなのでございましょうか?
それならそれでお詫びいたします。が、仕方ございません。

ですが、作家性のある方は、娯楽性の強い作品を作っても、作家性が残りますし、むしろその方が、アクが強くなくていい作品となる場合もあると思います。
 
道化の真実 2022/07/10(Sun)04:12:34 編集
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