2024/10/31 (コンプライアンスって言葉、固いイメージですよねぇ。元の意味の柔軟性なんてみじんも感じられませんな。)それもやはり、アメリカの訴訟社会のせいなのでございましょうな。
そのため、どうしても対立構造になってしまう。
人種とか性に関することでも、本当はみんなで仲良くしましょうってことなのでございますが、権利とか法律とかが中に入りますと、とたんに剣呑になりますな。
日本人といたしましては、「和をもって尊しとなす」がいいですな。
やはり、尊いのはいいことでございます
外国にも、この日本独自の価値観、尊いが、アニメなどを通じて、ほんの少しずつではございますが伝わりつつあるようでございますが……。
(2018/09/19 (Wed)) の時に、
友野詳先生のインタビューを取り上げた
『クトゥルー神話・ダークナビゲーション』
企画・編集 森瀬繚(クロノスケープ)
(ぶんか社/2006/9)でございますが、
友野詳先生のインタビューを取り上げた
『クトゥルー神話・ダークナビゲーション』
企画・編集 森瀬繚(クロノスケープ)
(ぶんか社/2006/9)でございますが、
そのすぐあとには、芝村裕吏先生が、
米国西海岸の大学に留学中に出版された
『クトゥルフの呼び声』(以下『CoC』)
について語っておられます(聞き手:海法紀光)。
当時の感想は、同時期に同じケイオシアム社から出た
『ストームブリンガー』とともに、「変なゲーム」。
ただ、『CoC』のほうが上手くいくかなというものだったそうで。
『CoC』は買っても、モンスターとSANルールを
『ルーンクエスト』に入れるため、
という扱いだったようにおっしゃっておられますな。
『クトゥルフの呼び声』(以下『CoC』)
について語っておられます(聞き手:海法紀光)。
当時の感想は、同時期に同じケイオシアム社から出た
『ストームブリンガー』とともに、「変なゲーム」。
ただ、『CoC』のほうが上手くいくかなというものだったそうで。
『CoC』は買っても、モンスターとSANルールを
『ルーンクエスト』に入れるため、
という扱いだったようにおっしゃっておられますな。
で、
芝村 「ケン・セント・アンドレは、ショゴスを初めてゲーム化した人なんで、
なんでケンが『ストームブリンガー』なんだぁ? って言い合ってましたよ。
CoCのメインデザインはケンがやればいいのにって話していました」
海法 「ピッコロの笛が大切だという、T&Tソロシナリオ『カザンの闘技場』ですね」
芝村 「ええ、自分でも自慢していましたから、あの人」
なんでケンが『ストームブリンガー』なんだぁ? って言い合ってましたよ。
CoCのメインデザインはケンがやればいいのにって話していました」
海法 「ピッコロの笛が大切だという、T&Tソロシナリオ『カザンの闘技場』ですね」
芝村 「ええ、自分でも自慢していましたから、あの人」
(p.77-78) とか。
どんな感じになるのでしょうかねぇ。
もし、ケン・セント・アンドレさんが、
クトゥルー神話のTRPGを作っていたらーー。
想像してみるのも面白いかも知れませんな。
どんな感じになるのでしょうかねぇ。
もし、ケン・セント・アンドレさんが、
クトゥルー神話のTRPGを作っていたらーー。
想像してみるのも面白いかも知れませんな。
脱出ライトノベル
『秋葉原からの脱出』
岡本崇史著(PHP研究所スマッシュ文庫/2014/1)
日記に、当時(2014/2/2)の感想が書いてあるのをたまたま見つけたので、
載せようか、どうしよう……?
でも、たまたまどこかでこの本を目にして、
「脱出ライトノベル」という文字が目にとまってしまう人もいるでしょうし――。
『秋葉原からの脱出』
岡本崇史著(PHP研究所スマッシュ文庫/2014/1)
日記に、当時(2014/2/2)の感想が書いてあるのをたまたま見つけたので、
載せようか、どうしよう……?
でも、たまたまどこかでこの本を目にして、
「脱出ライトノベル」という文字が目にとまってしまう人もいるでしょうし――。
というわけで、箇条書きで簡単に。
と思ったけれど、なんかほとんど書いちゃったよ。
なおこれは、ゲームブックファンとしての個人の感想です。
(作者が見ませんよーに)
ゲームブッククイズ(119)
『彼のハートにおまじない♡』
樹かりん/S・ハード著 木川明彦原案
(双葉社ペパーミントゲームブック/1989/11)。
占い界のトップ・レディ、ノストラ・レディになるために、
そして意中の人、
飛鳥徹(1975年8月1日生まれの獅子座)くんのハートを射止めるために、
『大占術奥義之書』全五巻をすべて集めることになった主人公、
野須麗香(通称レイカ:1976年3月9日生まれの魚座っ子)さん。
奥義の書第一巻を手に入れるためのヒントは「高き塔の神に祈れ」で、
レイカが思いついた「塔」は、
「エッフェル塔」と「東京タワー」、そして「サンシャイン60」ですが、
このうち「エッフェル塔」を選び、パリに行った場合、
彼女の運命は、どうなるでしょう?
『彼のハートにおまじない♡』
樹かりん/S・ハード著 木川明彦原案
(双葉社ペパーミントゲームブック/1989/11)。
占い界のトップ・レディ、ノストラ・レディになるために、
そして意中の人、
飛鳥徹(1975年8月1日生まれの獅子座)くんのハートを射止めるために、
『大占術奥義之書』全五巻をすべて集めることになった主人公、
野須麗香(通称レイカ:1976年3月9日生まれの魚座っ子)さん。
奥義の書第一巻を手に入れるためのヒントは「高き塔の神に祈れ」で、
レイカが思いついた「塔」は、
「エッフェル塔」と「東京タワー」、そして「サンシャイン60」ですが、
このうち「エッフェル塔」を選び、パリに行った場合、
彼女の運命は、どうなるでしょう?
西東社のゲームブックから
もうひとつ、
『スターウォーズ・ゲーム』
も紹介しておきましょう。
『スターウォーズ・ゲーム』
高槻逸雄著・ 岡崎忠彦画
(西東社
シミュレーション・ブックス3
/1985/3)
『スターウォーズ・ゲーム』というからには『宇宙大作戦ゲーム』と同じで、
もうひとつ、
『スターウォーズ・ゲーム』
も紹介しておきましょう。
『スターウォーズ・ゲーム』
高槻逸雄著・ 岡崎忠彦画
(西東社
シミュレーション・ブックス3
/1985/3)
『スターウォーズ・ゲーム』というからには『宇宙大作戦ゲーム』と同じで、
SFファンタジーな冒険が繰り広げられると思うでしょ?
それが全然違うのでございます。
雰囲気はSFシミュレーションゲーム。
惑星に降りることはなく(宇宙ステーションには行く可能性がございますが)、
コースの選択と宇宙での戦闘で、ストーリーが進行していきます。
それが全然違うのでございます。
雰囲気はSFシミュレーションゲーム。
惑星に降りることはなく(宇宙ステーションには行く可能性がございますが)、
コースの選択と宇宙での戦闘で、ストーリーが進行していきます。
あなたは、タイタン号の艦長。
『2001年宇宙の旅』のディスカバリー号を思わせるデザインでございます。
最新鋭ではなく、旧型艦というのが、リアルな味付けですな。
敵はカタツムリに似たスネイルと呼ばれる生物。
カタツムリの殻にあたる部分をサイボーグ化して宇宙船にしたのだとか。
つまり、宇宙船に見えるけれど、機械化した生命体なのですな。
う~ん、SF!
この敵に対して、戦っていくわけでございます。
『2001年宇宙の旅』のディスカバリー号を思わせるデザインでございます。
最新鋭ではなく、旧型艦というのが、リアルな味付けですな。
敵はカタツムリに似たスネイルと呼ばれる生物。
カタツムリの殻にあたる部分をサイボーグ化して宇宙船にしたのだとか。
つまり、宇宙船に見えるけれど、機械化した生命体なのですな。
う~ん、SF!
この敵に対して、戦っていくわけでございます。
ルールは「ゲームの進め方」に――。
数値データがあり、サイコロを1つないし2つ使うルールですな。
ルールに慣れるために、「訓練」も用意されております。
巻末には、装備カードとサイコロ2つも――。
(↑本物は厚紙で、記録紙とサイコロは分かれています)
うーん、本格的。
西東社のゲームでもこんなものがあったのか――。
と、西東社のゲームブック見直してしまうでしょ?
でも、それが間違い。
ここまで書いてあるのですから、
作者としては、そういうものをやりたかったのかも知れません。
ただ、対象年齢を考えて、編集の方で待ったが出たとか、
そんなところかもしれませんな。
数値は常に戦闘シーンのページ内で指示され、
サイコロを振るにしても、1~3が出たら○○へ、とか、
2つのサイコロの出目が11以上なら△△へ、
といった感じで、複雑な計算を必要とする場面はほぼございません。
記録紙に書き込む箇所はあるものの、
プレイヤーの負担は最小限といってよろしいでしょう。
ゲーム終盤には、ブラックホールが登場します。
そのためにワープに失敗したり、それを利用して敵をやっつけたり、
別世界の自分の宇宙船と出会ったり、
地球に戻ることができず、新天地で暮らす運命となったりと、
フィクションとしてのブラックホールあるあるですな。
敵軍との戦闘だけでは単調になるところを、
ブラックホールの存在がストーリーにアクセントを加えていると存じます。
ただ逆に、
スネイル軍との戦闘に終始しなかったことに不満を持つ方もおられるのかな?
まぁ、そういう人は、戦闘自体に不満を持ちそうではございますが。
というわけで、西東社のゲームブックというと、
単に子供向けの単純なもので、どれをとっても同じだと
思う方もおられるかもしれませんが、
この前取り上げた『完全犯罪ゲーム』もあわせて考えてみれば分かるでしょう。
逆にむしろ、
いろいろなタイプのゲームブックを提供しようとしていたわけでございます
(賞金30万円で作品を募集していたのも、その現れかもしれませんな)。
ただ、子供に向けた単純な作品ばかりだったために、
そのあたりのことは評価されず、
どれをとっても同じ、と思われたのでございましょうが……。
思う方もおられるかもしれませんが、
この前取り上げた『完全犯罪ゲーム』もあわせて考えてみれば分かるでしょう。
逆にむしろ、
いろいろなタイプのゲームブックを提供しようとしていたわけでございます
(賞金30万円で作品を募集していたのも、その現れかもしれませんな)。
ただ、子供に向けた単純な作品ばかりだったために、
そのあたりのことは評価されず、
どれをとっても同じ、と思われたのでございましょうが……。
ブログを再開して一年以上が経ちました。
ブログの記事は、テキストエディタに縦書きで書いて、それをコピー。
ブログの「記事を書く」ページに貼りつけ、
それを整形するという方法で書いております。
で、まぁ、記事を書き上げるまでに時間がかかるのは仕方ないのですが、
それをコピペして、「記事を書く」ところで
整形するのにけっこう時間がかかるのが困りものですな。
特にわたくしが、横書きが苦手で、
しかもブログデザインを変更できないおかげで、
行間隔を広く開けられないものでございますから
(行間隔を広く取れば、そのままでももっと読みやすくなるはず)。
読みやすくするために文章の区切りで、
何行か開けたりしているのでございますよね。
それがちゃんと反映されず
行が詰まったまま表示されることがしばしばなのが困ったところでございます。
プレビュー画面を表示して修正していくのでございますが、
当該箇所を直しても、今度は別のところが詰まってしまったり……。
なんどもプレビューを表示して
(そのたびに新しいタグが開くのは、正しいかもしれませんがちょっと煩わしい)、
直していくのでございますが、
そのたびにカーソルが文頭に戻ってしまうのですよねぇ。
とりあえず今は、
改行の前にスペースを一文字取ったら何とかなるかな、と、
そうしているのでございますが……、どうなんでしょうねぇ。
ブログの記事は、テキストエディタに縦書きで書いて、それをコピー。
ブログの「記事を書く」ページに貼りつけ、
それを整形するという方法で書いております。
で、まぁ、記事を書き上げるまでに時間がかかるのは仕方ないのですが、
それをコピペして、「記事を書く」ところで
整形するのにけっこう時間がかかるのが困りものですな。
特にわたくしが、横書きが苦手で、
しかもブログデザインを変更できないおかげで、
行間隔を広く開けられないものでございますから
(行間隔を広く取れば、そのままでももっと読みやすくなるはず)。
読みやすくするために文章の区切りで、
何行か開けたりしているのでございますよね。
それがちゃんと反映されず
行が詰まったまま表示されることがしばしばなのが困ったところでございます。
プレビュー画面を表示して修正していくのでございますが、
当該箇所を直しても、今度は別のところが詰まってしまったり……。
なんどもプレビューを表示して
(そのたびに新しいタグが開くのは、正しいかもしれませんがちょっと煩わしい)、
直していくのでございますが、
そのたびにカーソルが文頭に戻ってしまうのですよねぇ。
とりあえず今は、
改行の前にスペースを一文字取ったら何とかなるかな、と、
そうしているのでございますが……、どうなんでしょうねぇ。
(ときどき(よく?)、忘れる……)
あとは、他のところから単語をコピーして、貼りつけたりすると、
文字情報がおまけでついていて、色や大きさが変わったり、
そこのデザインが残ったり……。
そうでなくても、ときどき文字サイズが指定してないの手に大きくなったり……。
そういう場合は、記事の「すべてを選択」して、
文字の大きさを「標準」にしてはいるのですが、
それでも上手くいかなかったり……。
まぁ、そんなわけで、
「ここ、行を開けた方がいいんじゃないかなぁ」
ですとか、
「ここから急に文字が大きくなっている……。
たいしたこと書いていないのに、いったい何を強調したいんだろう?」
などと疑問に思うことがあると存じますが、そういうことですので、
大まかな気持ちで接してあげてくださいませ。
あとは、他のところから単語をコピーして、貼りつけたりすると、
文字情報がおまけでついていて、色や大きさが変わったり、
そこのデザインが残ったり……。
そうでなくても、ときどき文字サイズが指定してないの手に大きくなったり……。
そういう場合は、記事の「すべてを選択」して、
文字の大きさを「標準」にしてはいるのですが、
それでも上手くいかなかったり……。
まぁ、そんなわけで、
「ここ、行を開けた方がいいんじゃないかなぁ」
ですとか、
「ここから急に文字が大きくなっている……。
たいしたこと書いていないのに、いったい何を強調したいんだろう?」
などと疑問に思うことがあると存じますが、そういうことですので、
大まかな気持ちで接してあげてくださいませ。
以上、すべては、わたくしが、HTMLとかでしたっけ?
機械の言葉を知らないのが悪いのでございますが。
あと前回最後に書きましたが、GIFを用意する場合は、
作るときに1枚2メガというアップロードの容量制限に
気をかけないとならないところもわずらわしいところ。
ついでに申しますれば、画像を右とか左にする場合、
横の文章を見やすいように整形するのも、けっこう面倒だったり……。
いや、これは仕方がが無いことではございますが。
☆ それにしても……、
きのうも今日もサーバーエラーとかで、タイトル下に上手く書き込めない。
きのうは隙をつくような形で何とか書き込むことができましたが……、
何とかならないものかなー。
きのうも今日もサーバーエラーとかで、タイトル下に上手く書き込めない。
きのうは隙をつくような形で何とか書き込むことができましたが……、
何とかならないものかなー。
ちなみに、図書館で借りてきてちょっとだけしか読まなかったコンピュータ関連の
本に書いてあったのですが(ですから、ちゃんと読んではいないのですが)、
タイトル下のところは、更新情報が書かれていたりするので、
検索エンジンさんたちがよく気にかけるところらしいですな。
ですから、いくら更新していても、ここを変えていなければ、
検索エンジンさんに拾ってもらえないこともあるとか。
ぐーぐるを見ていて、ゲームブックの記事を書いたのに、タイトル下の
それとは関係のないてきとーな文のほうがぐーぐるさんに載っているけど……
なぜだろう? とか思うこともときどきございますが、
そういうことなのかもしれませんな。
☆ 以上、ブログを書くのって、けっこう時間がかかるんだよー。
という言い訳……じゃなかった……
という話でございました。
本に書いてあったのですが(ですから、ちゃんと読んではいないのですが)、
タイトル下のところは、更新情報が書かれていたりするので、
検索エンジンさんたちがよく気にかけるところらしいですな。
ですから、いくら更新していても、ここを変えていなければ、
検索エンジンさんに拾ってもらえないこともあるとか。
ぐーぐるを見ていて、ゲームブックの記事を書いたのに、タイトル下の
それとは関係のないてきとーな文のほうがぐーぐるさんに載っているけど……
なぜだろう? とか思うこともときどきございますが、
そういうことなのかもしれませんな。
☆ 以上、ブログを書くのって、けっこう時間がかかるんだよー。
という言い訳……じゃなかった……
という話でございました。
ついでですので、
西東社のゲームブックを
さらに紹介することにいたしましょう。
『ウォー・ゲーム』
柴田竜男作/切明畑光乗絵
(西東社シミュレーションブックス2/1985/7)。
(ただし、西東社の日付は
初版発行日が書かれていないので、
それがいつなのかは不明でございます。
前回のシリーズ6
西東社のゲームブックを
さらに紹介することにいたしましょう。
『ウォー・ゲーム』
柴田竜男作/切明畑光乗絵
(西東社シミュレーションブックス2/1985/7)。
(ただし、西東社の日付は
初版発行日が書かれていないので、
それがいつなのかは不明でございます。
前回のシリーズ6
「300X年スターウォーズゲーム」
の発行日が1985/3でございますし)
の発行日が1985/3でございますし)
「ウォー・ゲーム」といえば、89.6%ぐらいの方が、
シミュレーションウォーゲームを想像しますよね。
シミュレーションブックスの『ウォー・ゲーム』となればなおのこと。
配置を考えたり、サイコロを振って難しい計算をするのかな?
タイトルからそうお考えになるのも、むべなるかなでございます。
が、しかし。
はずれ。
このゲームブックは、そういうものではまったくございません。
ではどういう内容かと申しますと、これがまさにゲームブック。
選択肢を選ぶアドベンチャーゲームの本でもなく、
パズルやクイズが中心となる本でもなく、
当て物的なゲームを楽しむ本なのでございます。
シミュレーションウォーゲームを想像しますよね。
シミュレーションブックスの『ウォー・ゲーム』となればなおのこと。
配置を考えたり、サイコロを振って難しい計算をするのかな?
タイトルからそうお考えになるのも、むべなるかなでございます。
が、しかし。
はずれ。
このゲームブックは、そういうものではまったくございません。
ではどういう内容かと申しますと、これがまさにゲームブック。
選択肢を選ぶアドベンチャーゲームの本でもなく、
パズルやクイズが中心となる本でもなく、
当て物的なゲームを楽しむ本なのでございます。
その方法としては、いくつかの絵の中からひとつを選び、
ページを折ったりめくったりして、結果を見るという もの。
ページを折ったりめくったりして、結果を見るという もの。
さらには、シフトカードというものを使うところもございます。
これは予備でございますが、
このような厚紙のカードが本の最後の方にあり、
切り取って使うようになっていたのでございますな。
それをこのようなページに当てはめて、
その窓からのぞいている絵や記号の数によって成功・失敗を判定するのでございます。
前回、『3000x年宇宙大作戦ゲーム』では、
「書き込んで結果を見るシーン」があり、
「これがのちに同社のゲームブックで、
付属の穴の空いたカードを当てて判定するというスタイルに発展していく」
と書きましたが、それがこれでございます。
西東社2作目のこの作品にして、
すでにシフトカードは使われていたのでございますな。
いや、すみません。前回のこの記述は間違いでございました。
ただまぁ、このカードが形を変えながらも
(サッカーのゲームでは、
2つあるうちの1つのカードがサッカーボールの形だったり)、
使われたのは事実でございます。
いづれにせよ、考えさせてはくれるものの、当て物の域を出ませんな。
シミュレーションウォーゲームを期待して本作を買った人は、
この内容を見てガッカリしてしまうことでございましょう。
シミュレーションウォーゲームを期待して本作を買った人は、
この内容を見てガッカリしてしまうことでございましょう。
☆ 最後になってしまいましたが、このゲームブックのストーリーなどについて。
表紙を見れば分かるとおり、
このゲームブック『ウォー・ゲーム』と書かれた上に、
「スーパーアクション・ゲーム」と書かれております。
『ウォー・ゲーム』という言葉よりも、
正しくジャンルを表しておりますな。
『ウォー・ゲーム』というタイトルにしても、
よく見てみると、「ウォー」の上に「戦争」のルビ? が――。
これはもしかすると、シミュレーションウォーゲームではなくて、
単に戦争を題材にしたゲームだよ、というしるしなのかも?
まっ、言い訳ですな。
タイトルは、実はもうひとつございます。
『X島上陸大作戦』。
「ゲームを始める前に」の部分に書いてございます。
おそらく本当のタイトルはこれなのでございましょう。
そのタイトルでは手に取ってくれないとの判断で、変えたのでございましょうな。
「設定について」を読みますと、
「X島は架空の舞台ですが、その多くは、
第二次大戦の日本軍のシンガポール攻略戦を参考にしています」
だそうでございます。
作者としては、
それこそ本格的なウォー・シミュレーションをやりたかったのかも知れません。
作戦は
表紙を見れば分かるとおり、
このゲームブック『ウォー・ゲーム』と書かれた上に、
「スーパーアクション・ゲーム」と書かれております。
『ウォー・ゲーム』という言葉よりも、
正しくジャンルを表しておりますな。
『ウォー・ゲーム』というタイトルにしても、
よく見てみると、「ウォー」の上に「戦争」のルビ? が――。
これはもしかすると、シミュレーションウォーゲームではなくて、
単に戦争を題材にしたゲームだよ、というしるしなのかも?
まっ、言い訳ですな。
タイトルは、実はもうひとつございます。
『X島上陸大作戦』。
「ゲームを始める前に」の部分に書いてございます。
おそらく本当のタイトルはこれなのでございましょう。
そのタイトルでは手に取ってくれないとの判断で、変えたのでございましょうな。
「設定について」を読みますと、
「X島は架空の舞台ですが、その多くは、
第二次大戦の日本軍のシンガポール攻略戦を参考にしています」
だそうでございます。
作者としては、
それこそ本格的なウォー・シミュレーションをやりたかったのかも知れません。
作戦は
第1ターン「制海権を得る」
第2ターン「制空権を得る」
第3ターン「上陸支援攻撃」
第4ターン「掃海作業」
第5ターン「歩兵上陸」
第6ターン「戦車上陸」
第7ターン「地雷原突破」
第8ターン「進攻」
第9ターン「正面突破」
第10ターン「空挺支援」
第11ターン「司令部攻略」
となっていて、
各ターンの最後には、「得点集計」のコーナーがございます。
そこで評価が
A~Cに決まったり、
作戦の続行が不可能になったり(ゲーム中に続行不可能になることもあります)、
次のターンの攻略が変わったりするわけでございますな。
で、最後まで生き残れば、最終得点集計をして、
「将・佐・尉」のどのクラスになるかが判定されるというわけでございます。
というわけで、
2018/10/01 ゲームブッククイズ(118)
からの続き。
SFアドベンチャーゲーム
『300X年 宇宙大作戦ゲーム』
笠原英夫作
(株)我社(わがしゃ=能美巧+はだみちとし)画
(西東社/1985/3)
のレビューにございます。
2018/10/01 ゲームブッククイズ(118)
からの続き。
SFアドベンチャーゲーム
『300X年 宇宙大作戦ゲーム』
笠原英夫作
(株)我社(わがしゃ=能美巧+はだみちとし)画
(西東社/1985/3)
のレビューにございます。
1970年代の後半から80年代といえば、SFやアニメのブーム。
『スターウォーズ』『宇宙戦艦ヤマト』を皮切りに、
『スターログ』『宇宙船』といった内外のSF・トクサツ雑誌や
各種のアニメ雑誌が発刊され、
古今問わず、さまざまなSFやアニメが紹介されだわけでございますよ。
そんな流れに乗ってゲームブックでも
SFジャンルの作品がいくつも発売されております。
『スターウォーズ』に乗っかったというか、フォロワーと申しますか……。
そういった安易な作品がけっこうございますな。
このゲームブックも、そうしたもののひとつ。
表紙からしてエックスウィングですし、
タイトルはテレビシリーズ時の『スタートレック』の邦題ですからなぁ。
狙っていることはあきらかでございます。
とは申せ、ゲームブッククイズの時のキャラクター表からも想像できるように、
『スターウォーズ』だけではなく、
もっと広い、古いタイプのSF映画も含めたところから
ネタを持ってきた作品となっております。
「主な登場メカニック」もご覧のとおり
『スターウォーズ』以前のアニメに登場しそうな、
水生生物をモチーフにした宇宙船が多くを占めております。
(これがもう少しあと、
1986年以降なら『ダライアス』ということも考えられるのですが)。
パネルラインなどが入っているあたりは、当時的ではございますがーー。
スティングレーなんかは、
『未来少年コナン』の「ギガント」のイメージも入っている感じがいたしますな。
『スターウォーズ』以前のアニメに登場しそうな、
水生生物をモチーフにした宇宙船が多くを占めております。
(これがもう少しあと、
1986年以降なら『ダライアス』ということも考えられるのですが)。
パネルラインなどが入っているあたりは、当時的ではございますがーー。
スティングレーなんかは、
『未来少年コナン』の「ギガント」のイメージも入っている感じがいたしますな。
スペース・モトクロスは、
『スターウォーズ』のスピーダーバイクが元ネタでございましょうが、
宇宙空間で使用しております。
トゲつきの鉄槌で攻撃しているあたりは
『レンズマン』の宇宙オノからの引用でございましょうか。
ちなみに、『機動戦士ガンダム』でザクが斧を近接のメイン武器としているのも、
『レンズマン』からでございましょうなぁ。
『ガンダム』が当たり前の世代だと気にならないかもしれませんが、
宇宙で斧って、唐突な気がいたしますもの。
『スターウォーズ』のスピーダーバイクが元ネタでございましょうが、
宇宙空間で使用しております。
トゲつきの鉄槌で攻撃しているあたりは
『レンズマン』の宇宙オノからの引用でございましょうか。
ちなみに、『機動戦士ガンダム』でザクが斧を近接のメイン武器としているのも、
『レンズマン』からでございましょうなぁ。
『ガンダム』が当たり前の世代だと気にならないかもしれませんが、
宇宙で斧って、唐突な気がいたしますもの。
で、そのライダーたちも、ヘルメットを取ればこんな人。
『マッドマックス』か『北斗の拳』でございますな。
確かに星形鉄槌には、このような人が似合いそうではございます。
メカと言えば、こいつも。
ロボットのウーロン
『マッドマックス』か『北斗の拳』でございますな。
確かに星形鉄槌には、このような人が似合いそうではございます。
メカと言えば、こいつも。
ロボットのウーロン
警告を発したり、翻訳を手がけたりいたします。
このようなパートナーロボットは、
いくつもの作品に登場いたしますが、
近いのは『宇宙戦艦ヤマト』のアナライザーとか
『宇宙からのメッセージ』ベバ2号、
あるいは『キャプテンウルトラ』のハック……。
いづれにせよ、
日本の作品に出てきそうなロボット
という感じがいたします。
メカといえば、
バラン帝国では穿孔テープを使っているようでございます。
いいですよねー、穿孔テープ。
むかしのアニメや特撮の科学者は、
みーんな、それもものすごい勢いで読めていたけれど、今の科学者は読めないのかなぁ。
☆ さて、前紹介が長くなり過ぎました。
このようなパートナーロボットは、
いくつもの作品に登場いたしますが、
近いのは『宇宙戦艦ヤマト』のアナライザーとか
『宇宙からのメッセージ』ベバ2号、
あるいは『キャプテンウルトラ』のハック……。
いづれにせよ、
日本の作品に出てきそうなロボット
という感じがいたします。
メカといえば、
バラン帝国では穿孔テープを使っているようでございます。
いいですよねー、穿孔テープ。
むかしのアニメや特撮の科学者は、
みーんな、それもものすごい勢いで読めていたけれど、今の科学者は読めないのかなぁ。
☆ さて、前紹介が長くなり過ぎました。
おはなしは、惑星ミューに存在するオリハルコンをめぐって展開されます。
この物質、重力をコントロールする力を持ち、
平和利用すれば素晴らしいエネルギー源となる一方、
惑星を一瞬で消し去る反重力爆弾を作ることができるというもの。
銀河系外からの侵略者、バラン帝国は、これを狙っているのですな。
そのもくろみを阻止するため、
結城亜乱は、スペースエンジェル号とともに、
銀河防衛軍の母艦ゴンドワナに乗り込んだ――
とまぁ、そんなわけでございます。
この物質、重力をコントロールする力を持ち、
平和利用すれば素晴らしいエネルギー源となる一方、
惑星を一瞬で消し去る反重力爆弾を作ることができるというもの。
銀河系外からの侵略者、バラン帝国は、これを狙っているのですな。
そのもくろみを阻止するため、
結城亜乱は、スペースエンジェル号とともに、
銀河防衛軍の母艦ゴンドワナに乗り込んだ――
とまぁ、そんなわけでございます。
流れといたしましては、
(1) ゴンドワナ号に乗り込むまで
(2) 宇宙船ゴンドワナにて
(3) 宇宙海賊との戦い
(4) 惑星ミューでの空中戦
(5) 着陸
(6) ミュー人との出会い
(7) 決戦へ
という感じですかね。
とにかく、宇宙での戦闘あり、地上で冒険ありと、
SF映画に登場しそうなシチュエーションが、短い中にけっこう盛り込まれております。
沼の花がテレパシーで誘う場面は「ソラリス」を思わせますし、
恐竜とか巨大サソリや(ハリーハウゼンですな)、半魚人も登場する。
この「天使の羽根」なんてぇのは、映画『フラッシュ・ゴードン』でございましょう。
そんな何でもありなSFファンタジーが、
このゲームブックの楽しいところでございます。
選択は、主に2択。
こんな感じで、以前、ゲームブック書誌の「MSXマガジン」
の時に紹介した『惑星スパイ』……と申しますか、
バンタム社のコミック版ゲームブックを参考にしたのではないか
と思われるふしがございます。
まったくのあてずっぽの場合もございますが、
このように、少し考える余地を与えてくれる選択があるのが
よろしゅうございますな。
何の条件もなく右か左かばかりを選んでいるようでは、
ゲームブックとしてはちっとも面白くございませんもの。
場面によっては、このように書き込んで結果を見るシーンもございます。
遊びとしてのゲームブックの楽しさを出した部分でございます。
これがのちに同社のゲームブックで、
付属の穴の空いたカードを当てて判定するという
スタイルに発展していくのでございますな。
(と思ったら、その方法はすでに『ウォーゲーム』で使われておりました。
次回の当該記事をごらんください)
ただですねぇ、
このような選択の場合、間違った方を選べば即ゲームオーバー、
というところも多く、それが雑な造りと感じられる部分ではございますな。
それとは逆に、
選択によってまったく異なる展開が用意されている箇所があるのは、いいところ。
たとえば、エンジェル号が何者かに乗っ取られるパラグラフ57。
ここでスペースボートを出して追いかけると板東宙太との対決となりますし、
追わないで捕まえようとすると、乗っている人物は別人だったことになります。
ネットでアドベンチャーゲームのレビューを読んでいると、
このように選択によって設定まで変わることをいやがる人もいるみたいですが、
わたくしはむしろ好みでございます。
ラストも、パラグラフ130で
敵軍団を迎え撃つか、ヒメとともに神殿に向かうかで、
(設定は変わるわけではございませんが)
エンドが大きく異なります。
もちろん、上手くやりおおせたならば両方ともハッピーエンド
マルチエンディングでございますな。
☆ 最後に、このゲームブックで突っ込みを入れたいシーン。
それがこれ、パラグラフ132でございます。
それがこれ、パラグラフ132でございます。
不要なキャラクターを退場させるための手段としてこんなテを使うのは、
一種の常套手段ではございますな。
でも、これほどあからさまに
「美しい自己犠牲の最期だった」なんて書かれているのって、久しぶりに見たよ!
しかも、ひとつ前のパラグラフでは、
恐竜に捕まった姫と主人公を助けるために、恐竜にむかって石を投げているのですよ。
その投石に失敗しても、恐竜に踏まれてベチャッとなっちゃうし
(パラグラフ109。その場合、そのあと主人公たちも死んじゃうみたいですが……)。
主人公のライバル的に登場したのに、不憫なことでございます。
ゲームブッククイズ(118)
シミュレーション・ブックス(6)
SFアドベンチャーゲーム
『300X年 宇宙大作戦ゲーム』
笠原英夫作
(株)我社(わがしゃ=能美巧+はだみちとし)画
(西東社/1985/3)。
主人公の名前は結城亜乱(ゆうきあらん)、
ライバルは板東宙太。
では、ヒロインの名前は?
シミュレーション・ブックス(6)
SFアドベンチャーゲーム
『300X年 宇宙大作戦ゲーム』
笠原英夫作
(株)我社(わがしゃ=能美巧+はだみちとし)画
(西東社/1985/3)。
主人公の名前は結城亜乱(ゆうきあらん)、
ライバルは板東宙太。
では、ヒロインの名前は?
2018/09/07
パソコンをお休みしているとき(2009年ごろ)に用意していた
「ゲームブッククイズ」を発見。30問ほどだけど、ぜんぜん忘れていた。
それだから、あとで必死に探して作ったのとかぶってる問題が、けっこうある。
それと、プレイした人ならだれでも分かるような基本的な問題も――。
そういうのも入れていこうかなぁ……。
2018/09/09 ゲームブックじゃないクイズ(1)[TRPG1]。
門倉直人先生が、『ローズ・トゥ・ロード』の「ローズ」はここから頂い
たというほどはまっていた、コンピューターゲームのタイトルは?
2018/09/10
答:「ローズ・オブ・カルマ」。
(↑消さなくていいとは思ったけれど、お約束)。
「Role&Roll」誌vol.76「クリエーターズ・インタビュー」p.006
門倉直人先生のコラムに書かれております。
『ローズ・トゥ・ロード』といえば、ソロシナリオ「ミレアの黒塔」があるから、
ゲームブッククイズでもいいよね、とも思ったのでございますが……。
で、残念ながら、「ローズ・オブ・カルマ」というゲームは、
検索してみてもよく分かりませんでした。
パソコンをお休みしているとき(2009年ごろ)に用意していた
「ゲームブッククイズ」を発見。30問ほどだけど、ぜんぜん忘れていた。
それだから、あとで必死に探して作ったのとかぶってる問題が、けっこうある。
それと、プレイした人ならだれでも分かるような基本的な問題も――。
そういうのも入れていこうかなぁ……。
2018/09/09 ゲームブックじゃないクイズ(1)[TRPG1]。
門倉直人先生が、『ローズ・トゥ・ロード』の「ローズ」はここから頂い
たというほどはまっていた、コンピューターゲームのタイトルは?
2018/09/10
答:「ローズ・オブ・カルマ」。
(↑消さなくていいとは思ったけれど、お約束)。
「Role&Roll」誌vol.76「クリエーターズ・インタビュー」p.006
門倉直人先生のコラムに書かれております。
『ローズ・トゥ・ロード』といえば、ソロシナリオ「ミレアの黒塔」があるから、
ゲームブッククイズでもいいよね、とも思ったのでございますが……。
で、残念ながら、「ローズ・オブ・カルマ」というゲームは、
検索してみてもよく分かりませんでした。
2018/09/11 良いクイズ3つの条件
○クイズは発見である。
○クイズはへぇ~っとうならせる瞬間が必要である。
○クイズの答えは一つ。しかも実証できること。
(NHK.週間たまご)
☆ 多分10年以上前のメモなので、いつのものかはわかりません。
ごめんなさい。
2018/09/12 「ねこぶそう」って、
なんか模型雑誌とかでコンテストやって欲しそうな模型だなぁ……。
2018/09/13 ETVで石ノ森先生の特集をやっていたけれど、
少し見ただけでやめてしまった。
ああいうのって、納得できると部分もあるけれど、いい足りなかったりで、
違うな、と思うこと、あるよね。褒めるにせよ、何にせよ。
2018/09/14
TRPGの能力値なんかも、7つぐらいにしておいた方がいいんだろうなぁ。
(↑2018/09/12 (Wed) 「キャプテン・フューチャー」の日本への影響(2)
のまん中ぐらいから)
2018/09/15 「RPGマガジン」創刊号をぱらぱらっとめくっていたら、
「『クトゥルフの呼び声』デザイナーズ・ノート(有坂・純訳)
に目がとまりました。
「正気度」のルールって、「トンネルズ&トロールズ」で
クトゥルフ神話をやるためのルール(グレン・ラーマン&フィリップ・ラーマン)
で提案された「意思力」をヒントにしたんだそうな
(サンディ・ピータースン p.38)。
知らなかった……。ちなみにこの記事、検索したら、どこかで読めるかも知れません。
2018/09/16 本屋さんに行くと、
『クトゥルフ神話』関係の本が並ぶ棚の端に、
ロールプレイングゲームのルールブックが、
ちょこっと並んでいることってありますよね。
関連本だと思われているのかなぁ。
ぜんぜん置いてないことはもっとありますけど……。
2018/09/18 ドクターヘリって、「ドクターヘル」から
思いついて名づけられたネーミングかなぁ。それとも「ドクターベル」?
2018/09/19 ツィッター。
文章がまったく同じなのはひとまとめにするとかできないのかなぁ……。
そういう人のために「話題のツイート」がある? それにしても……。
ツイッターに参加してはいないけど、読みにくいなぁ~。
2018/09/20 『深夜 天才バカボン』は、
ギャグとシリアスと、2本の映画化をもくろんでいるのかなぁ、もしかしてー。
2018/09/21 アーケード版に関しては『ドルアーガの塔』、
あれは、それこそ塔のように硬貨を積んでプレイするスタイルを想定した
デザインなのでしょうねぇ。
ただ、ナムコの音楽やグラフィックは当時最高水準でしたし、
一階の足の遅さであきらめず、ゲーム内容が理解できれば何階かは行けるので、
よくわからないメーカーのゲームをプレイするよりは
ワンコインでも遊び甲斐があったかと。
「ゼビウス」のネームバリューは絶大でしたので、
遠藤雅伸氏の新作はどんなものだろうと、
多くの人が一度はプレイしたんじゃないでしょうか?
わたくしはもっぱらギャラリーでしたが。
2018/09/23 「暑さ寒さも彼岸まで」と申しますが、
あれは、あの世に行ってしまえば暑いも寒いも関係ない、
というダブルミーニングなのかなぁ。
いづれにせよ、季節の変わり目。お体にはお気をつけてくださいませ。
わたくしは少し体調を崩してしまいました。
2018/09/24 今日はお月見とか。
おおかみさんが月にむかって吠えるというのは、
月にはうさぎさんがいるからなのかなぁ……。
ところで、
おはぎとか月見だんごとかは、牛乳と食べるのもおいしいかと思います。
クリーム大福とか、クリームを入れたバリエーションがあるお菓子は、
牛乳にも合うのですな。
ふだん牛乳不足の御仁は、試してみるとよろしいかと。
2018/09/25 うさぎと申しますれば、カイウサギではなくノウサギの場合、
背中の皮膚を持ったりすると、そこが大きくはがれてしまうのだそうですな。
トカゲの尻尾と一緒で、敵に襲われたとき、身代わりになるみたいでございます。
出雲神話の「因幡の素兎(いなばのしろうさぎ)」の話も、
これを元にしたのではないかとのこと
(『日本人と動物の歴史』(2)野生動物 著:小宮輝之(ゆまに書房/2017/10)。
古代の方々は、野生動物をよく観察していたのでございますな。
なお、これはノウサギの特殊技能であって、カイウサギにはないらしいので、ご注意を――。
2018/09/29 (2018/09/26の記事「策を弄せ」からの続き)。
そうか、うさぎさんはたくさんのトリックを知っているのか……。
とすると、うさぎさんがシルクハットから出てくるマジックは、
手品師が仕込んだものじゃなくって、うさぎさんの本来の力によるものだったんだー。
2018/09/30 もしも、どこかのお子さまが、「トリック オア トリート」と
言ってきても、「お前、悪魔 これ あげる」(="Take That You,Fiend")などと
言ってはいけませんよ。万が一あなたに魔法使いの素質があったとしたら、
相手のお子さまの精神に、多大なるダメージを与えるかも知れませんから……。
魔法使いは、ふだんの一挙手一投足にいたるまで、
気を配らなければならないものなのでございます。
☆ とは申せ、今日はハロウィン中止のところも多いのかも?
大きな台風が来るみたいでございますから。
これが『まどか☆マギカ』あたりの世界でしたら、
魔女の仕業ということになる……のでしょうなぁ。
少し見ただけでやめてしまった。
ああいうのって、納得できると部分もあるけれど、いい足りなかったりで、
違うな、と思うこと、あるよね。褒めるにせよ、何にせよ。
2018/09/14
TRPGの能力値なんかも、7つぐらいにしておいた方がいいんだろうなぁ。
(↑2018/09/12 (Wed) 「キャプテン・フューチャー」の日本への影響(2)
のまん中ぐらいから)
2018/09/15 「RPGマガジン」創刊号をぱらぱらっとめくっていたら、
「『クトゥルフの呼び声』デザイナーズ・ノート(有坂・純訳)
に目がとまりました。
「正気度」のルールって、「トンネルズ&トロールズ」で
クトゥルフ神話をやるためのルール(グレン・ラーマン&フィリップ・ラーマン)
で提案された「意思力」をヒントにしたんだそうな
(サンディ・ピータースン p.38)。
知らなかった……。ちなみにこの記事、検索したら、どこかで読めるかも知れません。
2018/09/16 本屋さんに行くと、
『クトゥルフ神話』関係の本が並ぶ棚の端に、
ロールプレイングゲームのルールブックが、
ちょこっと並んでいることってありますよね。
関連本だと思われているのかなぁ。
ぜんぜん置いてないことはもっとありますけど……。
2018/09/18 ドクターヘリって、「ドクターヘル」から
思いついて名づけられたネーミングかなぁ。それとも「ドクターベル」?
2018/09/19 ツィッター。
文章がまったく同じなのはひとまとめにするとかできないのかなぁ……。
そういう人のために「話題のツイート」がある? それにしても……。
ツイッターに参加してはいないけど、読みにくいなぁ~。
2018/09/20 『深夜 天才バカボン』は、
ギャグとシリアスと、2本の映画化をもくろんでいるのかなぁ、もしかしてー。
2018/09/21 アーケード版に関しては『ドルアーガの塔』、
あれは、それこそ塔のように硬貨を積んでプレイするスタイルを想定した
デザインなのでしょうねぇ。
ただ、ナムコの音楽やグラフィックは当時最高水準でしたし、
一階の足の遅さであきらめず、ゲーム内容が理解できれば何階かは行けるので、
よくわからないメーカーのゲームをプレイするよりは
ワンコインでも遊び甲斐があったかと。
「ゼビウス」のネームバリューは絶大でしたので、
遠藤雅伸氏の新作はどんなものだろうと、
多くの人が一度はプレイしたんじゃないでしょうか?
わたくしはもっぱらギャラリーでしたが。
2018/09/23 「暑さ寒さも彼岸まで」と申しますが、
あれは、あの世に行ってしまえば暑いも寒いも関係ない、
というダブルミーニングなのかなぁ。
いづれにせよ、季節の変わり目。お体にはお気をつけてくださいませ。
わたくしは少し体調を崩してしまいました。
2018/09/24 今日はお月見とか。
おおかみさんが月にむかって吠えるというのは、
月にはうさぎさんがいるからなのかなぁ……。
ところで、
おはぎとか月見だんごとかは、牛乳と食べるのもおいしいかと思います。
クリーム大福とか、クリームを入れたバリエーションがあるお菓子は、
牛乳にも合うのですな。
ふだん牛乳不足の御仁は、試してみるとよろしいかと。
2018/09/25 うさぎと申しますれば、カイウサギではなくノウサギの場合、
背中の皮膚を持ったりすると、そこが大きくはがれてしまうのだそうですな。
トカゲの尻尾と一緒で、敵に襲われたとき、身代わりになるみたいでございます。
出雲神話の「因幡の素兎(いなばのしろうさぎ)」の話も、
これを元にしたのではないかとのこと
(『日本人と動物の歴史』(2)野生動物 著:小宮輝之(ゆまに書房/2017/10)。
古代の方々は、野生動物をよく観察していたのでございますな。
なお、これはノウサギの特殊技能であって、カイウサギにはないらしいので、ご注意を――。
2018/09/29 (2018/09/26の記事「策を弄せ」からの続き)。
そうか、うさぎさんはたくさんのトリックを知っているのか……。
とすると、うさぎさんがシルクハットから出てくるマジックは、
手品師が仕込んだものじゃなくって、うさぎさんの本来の力によるものだったんだー。
2018/09/30 もしも、どこかのお子さまが、「トリック オア トリート」と
言ってきても、「お前、悪魔 これ あげる」(="Take That You,Fiend")などと
言ってはいけませんよ。万が一あなたに魔法使いの素質があったとしたら、
相手のお子さまの精神に、多大なるダメージを与えるかも知れませんから……。
魔法使いは、ふだんの一挙手一投足にいたるまで、
気を配らなければならないものなのでございます。
☆ とは申せ、今日はハロウィン中止のところも多いのかも?
大きな台風が来るみたいでございますから。
これが『まどか☆マギカ』あたりの世界でしたら、
魔女の仕業ということになる……のでしょうなぁ。
"(……) Be cunning, and full of tricks,
and your people will never be destroyed. "
and your people will never be destroyed. "
(またまた上だと文字数オーバーになりそうなので、こっちで)
ウサギつながりで、「ウォーターシップダウンのうさぎたち」より。
創世の神さま・フリスが、ウサギのご先祖・エル・アライラーに与えた言葉のウサギつながりで、「ウォーターシップダウンのうさぎたち」より。
最後の一文でございます。
この作品を原作とするアニメーション映画の、
1980年に公開された日本語吹き替え版では、
小さな女の子が童話的に朗読しておりましたが、
英語のLPレコードだと重々しい男声で、
父なる神からくだされる神託=運命といった感じがものすごくカッコいい!
(You-Tubeで見たら、ちょっと思い出補正が入っていたことを確認。
でも、カッコいいですよ)
声に出して読みたい英語でございますな。
「あらゆるテを使え、小ずるく立ち回れ。
そうすりゃ、てめえらの種族はけっして滅びやしねぇ」
原作の流れを無視して、神さまの言葉であることも忘れて、
わたくしが訳すとこんな感じでしょうかねぇ。
引退した盗賊が駆け出しに言っているような、
乱暴な感じが出したかったんですよね。
「お前らの種族」なので、ウサギの王に対してなんですけれども……。
かわいさと裏腹な感じを、どうにか強調してみたかったのでございます。
ホントの訳文は、原作をあたるなどしてくださいませ。
ネット上でも……あるのかなぁ?
ともあれ、
原文でも訳したものでも、ゲームブックの巻頭を飾る言葉として、
引用してみたい一文でございます。
作品自体がそれ相応でないと、
看板倒れになってしまいそうではございますけれどね。
ところで、ウィキペディアを見ていたら、
「2018年12月25日には、NetflixとBBCの共同製作で
アニメーションのミニシリーズが配信予定である」とのこと。
――そのつもりはなかったのに、案外タイムリーな記事になってしまった……。
そんなこともあるのですなぁ。
日本での放映はあるのかなぁ。
日本語版は?
気になるところでございます。
というわけで、
「Role&Rollvol.167」の読者欄に載せていただいた、
『ジャイアント・ヤンキー&ガタノソア』
のリプレイに関する絵でございます。
『ジャイアント・ヤンキー&ガタノソア』なんだから、
巨大化したヤンキーの戦いを描けばいいのに、ですって?
わたくしも最初は、そのセンで考えていたのでございます。
ただですねぇ、このタイトルでその戦いは、なんともストレート。
「Role&Rollvol.167」の読者欄に載せていただいた、
『ジャイアント・ヤンキー&ガタノソア』
のリプレイに関する絵でございます。
『ジャイアント・ヤンキー&ガタノソア』なんだから、
巨大化したヤンキーの戦いを描けばいいのに、ですって?
わたくしも最初は、そのセンで考えていたのでございます。
ただですねぇ、このタイトルでその戦いは、なんともストレート。
それに、ヤンキーたちは、敵怪獣とほぼ同じ大きさまで巨大化いたしましょ?
怪獣のほうが二倍ぐらいの大きさがあるのなら戦いがいがあるものの、
同じぐらいの大きさで敵一対味方複数となると、
戦隊ものなどでもたまに言われる、よってたかってな感じが否めないかも……。
さらに、怪獣がいて、ヤンキーがそれぞれの技を繰り出していたら、
画面的にごちゃごちゃしそう……。
怪獣のほうが二倍ぐらいの大きさがあるのなら戦いがいがあるものの、
同じぐらいの大きさで敵一対味方複数となると、
戦隊ものなどでもたまに言われる、よってたかってな感じが否めないかも……。
さらに、怪獣がいて、ヤンキーがそれぞれの技を繰り出していたら、
画面的にごちゃごちゃしそう……。
まぁ、そんなこと思いながらも、
アングルやヤンキーたちの技を考えていたのでございますよ。
アングルやヤンキーたちの技を考えていたのでございますよ。
まつりさんって、ムーンサルトが武器だけど、
『ゲームセンターあらし』のムーンサルトって、どんな感じだっけ? とかね。
そんな折、別のことに思いがおよんだのでございます。
ユーリ君って、ムーンサルト乗りで自転車には乗れたんですよねー。
なのに、なぜ走らせることができなかったのか?
ユーリ君って、ムーンサルト乗りで自転車には乗れたんですよねー。
なのに、なぜ走らせることができなかったのか?
ひとつ浮かんだのは、
ムーンサルトで着地すると、サドルの上に立ってしまう、というもの。
立ったままバランスを取って少しは進むのですが、すぐに転んでしまうということですな。
もうひとつは、サドルに上手く座れたとしても、
足がペダルに届かなかったんじゃあ……、という考え。
ペダルに足が届かないとすればどうするんだろう? というわけで、
それが三角乗りへとつながっていくわけでございます。
ムーンサルトで着地すると、サドルの上に立ってしまう、というもの。
立ったままバランスを取って少しは進むのですが、すぐに転んでしまうということですな。
もうひとつは、サドルに上手く座れたとしても、
足がペダルに届かなかったんじゃあ……、という考え。
ペダルに足が届かないとすればどうするんだろう? というわけで、
それが三角乗りへとつながっていくわけでございます。
いや、前者も面白いのですが、
鉄棒からムーンサルトで自転車のサドルへ着地、って描くのが面倒くさそう……。
……。
いえ、何でも無いですよ?
ここで三角乗りは、ふつう思いつかないでしょうし、
鉄棒からムーンサルトで自転車のサドルへ着地、って描くのが面倒くさそう……。
……。
いえ、何でも無いですよ?
ここで三角乗りは、ふつう思いつかないでしょうし、
それ以前にこの乗り方がどういうものか知らない方も、
少しは存在するのではないか?
そんなわけで描いてみたくなったのでございます。
少しは存在するのではないか?
そんなわけで描いてみたくなったのでございます。
もちろん、みなさんはご存じでございますね、三角乗り。
もっとも、わたくしはやったことはございませんが。
『となりのトトロ』でも確か出てまいりましたし――。
もっとも、わたくしはやったことはございませんが。
『となりのトトロ』でも確か出てまいりましたし――。
一応説明いたしますと、昭和20年代から30年代ぐらいですかねぇ。
まだ、自転車が無骨な形のものしかなかった時代。
まだ、自転車が無骨な形のものしかなかった時代。
フレームの前部(ハンドルとサドルとペダルを支える部分)が
三角形のものしかなかったころ。
サドルにまたがってしまうとペダルに足が届かない
(もしくは苦労する)お子さまや、
大きく足を上げてフレームをまたぐのがはしたないとされた女の子が、
このような自転車に乗るときのやり方でございますな。
女の子が乗るときは、お嬢さん乗りと呼ばれたりもしたようでございます。
サドルに腰かけず、フレームに空いた三角の部分に片足をつっこんで
ペダルに足をかけ、そのまま走る――。
立ちこぎ状態ですから疲れますし、
自転車か自分かが、前から見て常に斜めになるので不安定。
そもそも自転車が、
子供には大きく、しかも無骨なため今のそれとは比較にならないほど重い……。
とても長距離を走れるものではございません。平坦な道ならいざ知らず、
山を越えて隣町まで行くとなると、ちょっと無理なのでは、というものでございます。
三角形のものしかなかったころ。
サドルにまたがってしまうとペダルに足が届かない
(もしくは苦労する)お子さまや、
大きく足を上げてフレームをまたぐのがはしたないとされた女の子が、
このような自転車に乗るときのやり方でございますな。
女の子が乗るときは、お嬢さん乗りと呼ばれたりもしたようでございます。
サドルに腰かけず、フレームに空いた三角の部分に片足をつっこんで
ペダルに足をかけ、そのまま走る――。
立ちこぎ状態ですから疲れますし、
自転車か自分かが、前から見て常に斜めになるので不安定。
そもそも自転車が、
子供には大きく、しかも無骨なため今のそれとは比較にならないほど重い……。
とても長距離を走れるものではございません。平坦な道ならいざ知らず、
山を越えて隣町まで行くとなると、ちょっと無理なのでは、というものでございます。
ところで……。
この記事を書くにあたって、『ジャイアントヤンキー&ガタノソア』を読み直していて、重要な記述を見落としていることに気がつきました。
この記事を書くにあたって、『ジャイアントヤンキー&ガタノソア』を読み直していて、重要な記述を見落としていることに気がつきました。
それがここ。
p.71「ユーリは叫び声を上げながらサドルに足を乗っけて回す、回す」
えっ!?
サドルを回すと走る自転車?
そうするとユーリさんは、
ムーンサルトでサドルの上へ両足を揃えて着地したあと、その場で立ったまま回転し、
サドルをクルクルと回していたということでございましょうか?
ムーンサルトでサドルの上へ両足を揃えて着地したあと、その場で立ったまま回転し、
サドルをクルクルと回していたということでございましょうか?
三角乗りなんかよりもはるかに難しい。
異世界の機械は、思いもよらないものでございますな。
これならば、ユーリさんが自転車を乗りこなすのに苦労するのも
当然というものでございます。
当然というものでございます。
『クトゥルー神話・ダークナビゲーション』
企画・編集 森瀬繚(クロノスケープ)
(ぶんか社/2006/9)には、
友野詳先生のインタビューが載っております。
(p.71~76 聞き手:森瀬繚)。
ホラーやクトゥルー神話に関する
先生の遍歴を語った後、
「暗闇に一直線」という作品について
話題がおよびました。
これは、日本人作家によるクトゥルー神話『秘神界』
(東京創元社)の現代編に収められた
先生の短編だそうですな(すみません。読んでません)。
で、この作品について友野先生は、
企画・編集 森瀬繚(クロノスケープ)
(ぶんか社/2006/9)には、
友野詳先生のインタビューが載っております。
(p.71~76 聞き手:森瀬繚)。
ホラーやクトゥルー神話に関する
先生の遍歴を語った後、
「暗闇に一直線」という作品について
話題がおよびました。
これは、日本人作家によるクトゥルー神話『秘神界』
(東京創元社)の現代編に収められた
先生の短編だそうですな(すみません。読んでません)。
で、この作品について友野先生は、
次のようにおっしゃっているのでございます。
p.74 下段
「(……)オレの役目はゲーム的なセンスってやつだろう」(……)じゃあ、ギャルゲーと横スクロール格闘アクションで行くかー、みたいな(笑)。(……)実はあの時、もうひとつネタを出していたんですよ。酷いネタで、「あたしクトゥルフちゃん、10万と16歳。大宇宙高校の2年生」って書き出しで、って言いだしたら編集担当さんにスルーされました(笑)」
(……)
「わりと真面目に、ライバルのハスター子ちゃんと嫌がらせをしあいながら、憧れのニャルちゃんと恋愛をするという」
「(……)オレの役目はゲーム的なセンスってやつだろう」(……)じゃあ、ギャルゲーと横スクロール格闘アクションで行くかー、みたいな(笑)。(……)実はあの時、もうひとつネタを出していたんですよ。酷いネタで、「あたしクトゥルフちゃん、10万と16歳。大宇宙高校の2年生」って書き出しで、って言いだしたら編集担当さんにスルーされました(笑)」
(……)
「わりと真面目に、ライバルのハスター子ちゃんと嫌がらせをしあいながら、憧れのニャルちゃんと恋愛をするという」
……。
これはもう、
第一回GA文庫大賞の優秀賞受賞作
『夢見るままに待ちいたり』
――『這いよれ! ニャル子さん』逢空万太
第一回GA文庫大賞の優秀賞受賞作
『夢見るままに待ちいたり』
――『這いよれ! ニャル子さん』逢空万太
(ソフトバンククリエイティブGA文庫)
シリーズの一作目でございますな――
のヒントとなったと考えて、
シリーズの一作目でございますな――
のヒントとなったと考えて、
まず間違いないのではないでしょうか。
「クトゥルー神話」について興味を持っている方、
ましてや小説を書くほどのかたならば、この本は持っているでしょうし、
でしたらこのインタビュー記事も読んでいるはず。
キャラクターの配置こそ違うものの
ましてや小説を書くほどのかたならば、この本は持っているでしょうし、
でしたらこのインタビュー記事も読んでいるはず。
キャラクターの配置こそ違うものの
(『ニャル子ちゃん』では、ハス太くんは4巻で登場いたします)、
「ニャルちゃんと恋愛」というあたりや、
「ギャルゲーと横スクロール格闘アクション」という感じが、
直接の影響を感じるわけでございますな。
「ニャルちゃんと恋愛」というあたりや、
「ギャルゲーと横スクロール格闘アクション」という感じが、
直接の影響を感じるわけでございますな。
時期的にも、
『クトゥルー神話・ダークナビゲーション』が2006年9月、
第一回GA文庫大賞が 2008年2月15日だそうでございますから、
執筆時間などを考えて、
間がなさ過ぎるわけでもなく、離れすぎているわけでもなく、
ちょうどいい感じなのではないかと思うのでございます。
『クトゥルー神話・ダークナビゲーション』が2006年9月、
第一回GA文庫大賞が 2008年2月15日だそうでございますから、
執筆時間などを考えて、
間がなさ過ぎるわけでもなく、離れすぎているわけでもなく、
ちょうどいい感じなのではないかと思うのでございます。
ちなみに、友野先生がこのアイデアを思いついたのは、
矢野健太郎先生の『クトゥルフの呼び出し』という作品が
頭にあったからだそうでございます。
矢野健太郎先生の『クトゥルフの呼び出し』という作品が
頭にあったからだそうでございます。
にしても、
これが正しいとしてではございますが、
もしも、編集担当の方の変な気まぐれで、友野先生が
このギャルゲー+横スクロール格闘ゲーム的なクトゥルフちゃんの学園ものを
書いていたとしたら――。
このギャルゲー+横スクロール格闘ゲーム的なクトゥルフちゃんの学園ものを
書いていたとしたら――。
その場合、「秘神界ー現代編―」の短編として書かれたでしょうし、
そうなると、「クトゥルー」信者の間で話題にはなったでしょうが、
それ以上にはならなかったでしょう。
『ニャル子さん』のほうは、書かれなかったかも。
そうなると、「クトゥルー」信者の間で話題にはなったでしょうが、
それ以上にはならなかったでしょう。
『ニャル子さん』のほうは、書かれなかったかも。
『ニャル子さん』でクトゥルー神話を知った方も多いみたいですし、
この作品が神話のイメージを変えた部分もございましょう。
そう考えると、
運命の気まぐれと申しますか、分岐と申しますか、
そんなものを感じてしまいます。
この作品が神話のイメージを変えた部分もございましょう。
そう考えると、
運命の気まぐれと申しますか、分岐と申しますか、
そんなものを感じてしまいます。
「COMIC BOX 1989/3・4」(才谷遼(株)フュージョンプロダクト)
p.82
「『無茶の猫丸』を連載していた徳間『わんぱくコミック』がつぶれてしまった!
もう猫丸は書けないかもしれない。
そのかわり、ポプラ社で猫丸のゲームブックがシリーズ化したのだ」
田森庸介
検索してみると、『無茶の猫丸』は、
一巻が1988年にわんぱっくコミックスから出ていたみたいです。
ウィキペディアによると
ゲームブックとは
スターシステムでキャラクターは同じものの、世界設定など違うみたい。
わたくしは、このゲームブックシリーズ、
持っていないので知識はございませんが、興味のある方は……。
でも、ヤフーとか見ると高いなぁ……。
一巻が1988年にわんぱっくコミックスから出ていたみたいです。
ウィキペディアによると
ゲームブックとは
スターシステムでキャラクターは同じものの、世界設定など違うみたい。
わたくしは、このゲームブックシリーズ、
持っていないので知識はございませんが、興味のある方は……。
でも、ヤフーとか見ると高いなぁ……。
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