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2026/06/24 オメガホーン。なんかオモチャにはギャバン∞のエモルギアや機体を合体させることも出来るそうでございますな。 次々と番組が変わったらそのうちオモチャを買ってもらえなくなるのでは、と思ったのでございますが、2クールで終わっても前番組のオモチャは無駄にさせない、旧作品を再登場させることで以前のオモチャを再び売ることが出来るなど、逆にオモチャが売れるためにはどうしたらいいかを最優先にした戦略なのかな、そう思えます。果たしてそれがうまく行くかはよく分かりませんが。 でも、だとすれば2クールで交代というのはあらかじめ折り込み済みだった可能性が高うございます。オメガホーンのほうが先に決まっていて、でも知名度的に弱いので、第一弾として名前の知れたギャバンをまず持ってきたということも考えられます。
[26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36]
初期のテレビからの続き) 
 
 
 もちろん問題は、放送局のほうにだけあるわけではございません。
 テレビがきれいに映らないのは、
放送局だけではなく、アンテナや受像器(テレビ)の側の問題もあるわけでございます。
 
 まぁ、こんな感じで映像が乱れるわけでございますな。
 
 初期のテレビ(1)
 
初期のテレビ(2)
 
初期のテレビ(3)
 
 (たまたま見つけました。昭和34年。
  古い雑誌の付録ゆえ、写真など見にくいのはご了承を)

「叩けばなおる」などと乱暴なことをおっしゃる方もいたりするわけですが。
 

 
 そうしたテレビやラジオの問題に答えるものとして
受信相談」という5分ぐらいの番組をNHKでやっておりました。
 
 女性アナウンサーがそのときの話題や視聴者からの質問を専門家に聞くという、
セットも簡素、ひじょーに地味な番組でしたが、その主題歌が軽快でしてね。
 
 4時5分 4時5分
 たのしく テレビを 見るために
 たのしく ラジオを 聞くために
 おぼえておくと べんりです
 ラジオもテレビも なんでもオッケー
 受信相談♪
 
 なんか覚えております
(あとには時間帯が変更されて、5時5分になったような気も……)。
 
 見たのはおそらく、その前後のほかの番組を見るついでだったのでございましょう。
 
 「NHK 受信相談」で動画検索してみますと、
YouTubeに、曲があがっておりました。
 
 でも、ギターか何かで弾いていて、ちょっと重い感じ。
実際の曲は、ピアノか何か。
「きょうの料理」のテーマソングみたいに非常に軽やかな曲調で、
女のかたが歌っていたのでございますが……。

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ゲームブックじゃないクイズ。初期のテレビ 
 
日本のテレビ局で、
はじめて時刻表示の
テロップを入れたのは、
どこ?
 
 
 
  
 
 
 
(参考:「昭和30年代のTVガイド」週間テレビガイド編集部(ごま書房/昭和58年12月)

 

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「ゲームブックDS」について考えていて思いました。
 
 スイッチ版の『火吹山の魔法使い』は、
フィギュアが移動していく描写をはさむことによって、
ゲームブックでページをめくる際の、期待感や焦燥感を表現しているのだなぁ、と。
 ひるがえって電子書籍のゲームブックなどは、クリック一発で跳べるため、
簡単すぎて重みがないのかもしれません。
 ーーそれほど多くを試してみたわけではないので、そのかぎりにおいてでございますが。
 
 『魔城の迷宮』などは電子書籍にするとつまらなくなってしまうのでは、
などと言われたりいたしますが、
足音と間を入れれば、文庫での感覚に寄せることができるかもしれませんな。
  
 逆に通常の電子書籍では、ポンポン跳べるところを活かして、次々に読み進めていく
リーダビリティの高いアクションものなどか合っているようにも思います。

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と、京都アニメーション放火の犯人がのたまったと報じられてておりますが、
たとえどんなに優れたアイディアを持っていたとしても、
それを形にしなければ意味はないのですよねぇ。
 
 その創作の過程こそ、創る人の技術と経験がものをいう場でございますし、
時間と心血が注がれる部分でございます。
 
 それに、素晴らしいひらめきであっても、
料理の仕方で絶品にも見向きもされないものにもなる。
 
 人気のマンガが、筋もキャラクターも同じにもかかわらず、
アニメになったらひどいことになっている
(またはその逆で、原作ではパッとしなかった作品が、
 アニメになったとたん絶大な人気を得る)、
ということは、よく聞く話でございますからな。
 
 まぁ、そんなことを言って理解してくださるような方は、
ガソリンまいて火をつけるなどということは、端からやりませんな。
 
 犯人の動機など真相がハッキリしていない時点ではございますが、
とりあえず思ったことを……。
(書いてて自分の耳が痛いなー)

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vol.177読者欄に載せていただいたもの。
 『獸の森 噛神の宴』より、プレイヤーキャラクターの4人でございます。
 
Role&Roll vol.177 
 
『獸の森』って気になっていたのでごさいますが、
どういう作品か、今ひとつわからない部分があったのでございますよね。
このリプレイでようやく、どんな感じかがわかった……わかったのかなぁ。
 
 何か、もっと違う感じの作品であるような気は今もするのですが、
作者がGMしているのでこういう感じなのでしょうな。
 
 そういう感じで、意外といつもの齋藤高吉先生のGMぶり。
 なんかだらっとした感じで進行していきます。
 
 しかも目標が、今回だけでは達成できないと明言されているため、
ただなんとなく歩いているだけという展開に。
いちおう障害になるものはあるとはいえ、すごいなぁ。
 
 絵にするとすれば、多頭の牛さんとの戦いになるところですが、
クライマックスというわけでもなく、なんか盛り上がりに欠ける。
ラストも曖昧だし……(まぁ、でも描けることは描けたなぁ……)。
 
 ということで、絵はキャンプファイヤー風の集合絵となりました。
 森のこかげでどんじゃらほい
 
 森を大きく描いて、そこに小さく4人をシルエットで、とも考えたのでございますが、
顔と仮面をやはり描きたかったのでこういう形になりました。
 
 風呂蛙さんは、頭に温泉乗っけたりして……。
 彼らのキャンプファイヤーは、リプレイ中では出てまいりませんが、
風呂蛙さんが変な動きをするので、自然こういう形とあいなりました。

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きのう、ファストネット・ネクサスという会社から勧誘電話。
 
 NTTの代行でやっているとか、
電話が使えなくなるので換えなければならないとか、
換えればプロバイダ料金がゼロになるとか、
NTTを使っている人はみんな乗り換えているとか、
言葉巧みだなぁ。つい信じちゃう。
 
でも、ネットでの評判は悪いみたい。
 
きょうもかかってきたので、やめる旨を伝えたら、
電話が使えなくなるとか言う話はなしになったみたい。
 
 単にNTTでプロバイダ料金がなくなるので、
その切り替えの手続きをしているだけだから、
NTTを使っている人なら誰でも換えている、
あなただけ高いままですよ、いいんですか
 みたいなことを言われた。
 
けれども、そんな話はぐぐっても思い当たらない。
NTTが何かをするというのなら、
告知があったり、話題になっていたりしてもおかしくないと思うのだけれど。
 
それで、どう検索したらそんな話が出てくるのか聞いたら、
ファストネットの名を出してくるだけだった。
ファストネットというのは、プロバイダらしい。
そうすると話が違うような。
 
 圧迫に負けながらも、とりあえず「やめる」と言う。
 
 すると、書類を作ったのにと、恩着せがましげに、
「次からはよくお考えになって、お申し込みください」とか。
どう考えても、口車に乗せられて、というか、
一方的に相手が決めていたような気がするのだけれど……。
 
 電話から解放されて、とりあえず、ファストネットを検索。
 
 悪い評判にまざって(よく検索させるなぁ)、そのホームページにたどり着くと、
単なるプロバイダ。
NTTでプロバイダ料金がただになるとかいうはなしは、よく分からなかった。
オプションで料金を取っていくタイプだなぁ。
他とくらべて特にどこがいいんだろ?
比較して検討したら選ばないよなぁ……。
 
(だいたい、NTTが全員に対して行うのなら、報告か告知だけで、書類を作るとかないよねぇ)
 
 夜中の8時と10時に電話してくるから眠れないし、ネット検索で時間がつぶれるし……。
 お絵かきを終わらせるつもりだったのに……。
 
 この手の電話、3回ぐらい引っかかって、3回とも初期契約解除している。
  (最初は、ちょっと待ってしまったけれど、次からは1日で。こういうことは、早いに越したことはない。
    最初はゴネられるのかな、
とか思ったけれど、意外に簡単に済むよ。特に、早い場合は)
   (3回の経験でいえることではないし、偶然が関わるものだけど、解約は、担当者より、
    お客様相談窓口みたいなところへ電話するほうがいいいかも。

    当事者感覚ないから、淡々と処理してくれそう。
    
少なくともわたくしが、お客様相談窓口に電話したときはそうでした。
    担当者だと、言いくるめられてしまう可能性もありそうですし)
 
 変えないのが、いちばん。
 
 でも、一人目よりは二人目、二人目よりは三人目と、
だんだんに、ウソが巧みになっている感じが……。
 


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ゲームブッククイズ(137) 
詩的魔人さまの嫌いなものは何?

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百済の日本での呼び方「くだら」については、いろいろな説があるようでございます。
 
 その中で好きなのが、『風土記』河内国逸聞にある語源。

 河内国の阿耨多羅三藐三菩提(あのくたらさんみゃくさんぼだい)寺のあたりを略して、
クタラ郡、クタラ村と呼んでいたのだそうでございますな。
で、百済から来た人たちが、そのあたりに住まわされていたため
「クタラ」と呼ばれるようになったというのでございます。
          (参照:『風土記』下 現代語訳つき
             中村啓信=監修・訳注 角川ソフィア文庫/平成27年6月)
 
 
 白村江の戦い(663)以降、百済からの移民が増えたのは事実でございますし、
そのかたがたを一カ所に集めて住まわせたというのも、ありそうな話でございます。
 彼らが日本の仏教に貢献したのは事実でございますしな。
 
 『風土記』のこの記述、他の説と違って、
百済の人たちが自分たちをどう名乗ったかではなく、
日本人がどう彼らを呼んだかという視点であることも面白いですし、
信憑性もあるように思います。
 
 時代劇でも、名字のない人に対しては、
○○村の□□さんみたいに住んでいる場所をつけて呼ぶことが、よくございましょ?
 加えて、百済=ペクチェは日本人にとって発音しにくいですからな。
 「クタラの人たち」と呼んだということは十分に考えられることでございます。
 
 それに、なによりも、この説には驚きがある。
 阿耨多羅三藐三菩提(あのくたらさんみゃくさんぼだい)から
百済を「クダラ」と呼ぶようになったなんて、ちょっと思いつきませんものな。
 最初呼んだときは、思わず、ええ~っと笑ってしまいました。
 
 おそらく、他の説を唱える方は、そのあたりがイヤなのでございましょう。
 他の由来としては、
当然ながら韓国の言葉にその語源を求めるものがほとんどでございます。
 
 
 
 
 でも、語源はひとつではないということも考えられますな。
 百済の人たちは、「クタラ」と聞き取れそうな言葉を名乗っていて、
日本では「アノクタラ」の人と認識していて……。
 そういうことは、ままあることでございます。
 

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 ゲームブックって、
展開を追っていくと、ついつい読みがおろそかになりがちでございますよね。
選択肢とパラグラフナンバーだけ追ったり、パズルや戦闘だけ目が行ったり。
 そんなせっかちな方のために、双葉文庫のゲームブックなどは、
太字でアイテムや重要情報を記したりする工夫をしておりますな。
 
 でも、ゲームブックにちゃんと向き合いたいとおっしゃる方には、
声を出して読んでみるというのも1つの方法だとお薦めしておきます。
 
 音読をいたしますと、文字を飛ばして読むことは出来ませんし、
本に集中することになるので、没入感が強まります。
描写などがハッキリと味わえるわけでございます。
 
 ……。
 
 まぁ、集中力を欠いている状態ですと、朗読でも
ただ文字の羅列をなぞるだけということにもなりかねませんが、
とりあえず、黙読よりは飛ばし読みが減ると思います。
 
 ゲームブックの場合、すべてを読む必要はございません。
描写など、小説と同じような部分は読んで欲しいのですが、
プレイヤーに対する指示などは読まずともかまわないと思います。
 
 ただし、選択肢のうち、自分が決定したものに関しては、
声を出してほしいものでございますな。
 
 自分の決定を言葉に出すことで緊張感が増しますし、
そのあとごまかしたときに、うやむやにせずに、
ごまかしたな、と自分で自分の行為を認識できるのがいいのでございます。
 
「ファイティング・ファンタジー」シリーズなど、
「主人公は君」タイプのゲームで特にこの効果は発揮するように存じます。
 
 ついつい読み飛ばしがちな描写をしっかり読み込むことで、
臨場感がいや増しに増すというもの。
 
 その際、「君」など主人公を指し示す単語をとばして読むと、
ハードボイルドな感じになってよろしいかもしれません
(とばしにくいところもございますが)。
 
 主人公を設定している方は、その名前を当てはめて読んでみるのもよろしいかと。
 
 
 
 巷では、カラオケが健康によいなどと申しておりますから、
朗読が健康によいことはいうまでもございません。
 ただし、ノドを痛めない程度に、まわりに迷惑がかからない程度に、
それだけはご注意願います。
 
 何事もほどほどに、でございますな。

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七夕と申しますと、誰もが快晴を願っていると思いがちなものでございますが、
昔の農家では、この日が晴れるのを嫌ったところもあるそうでございます。
(とは申せ、旧暦の七夕でございますから、
 実際には今から一ヶ月ほどあとのこととなりますが)
 
 たとえば佐渡では、この日雨が降らないと、
七夕さんが作物を持っていくので不作になるというのだとか。
 
 大分では、2人が会えると
一年に一度しか会えないつらさやたがいの貧しさを語り合うので凶作になる。
 
 茨城の猿島郡では、この日が天気だと、
2人はカササギに乗って鎮守さまの裏の小豆畑に降りてきて、
その晩に7人の疫病神を産み、それが作物に被害をもたらす
(そうならないように、七夕の短冊は小豆畑に捨てにいくのだそうでございます)、
とまぁ、なにか、RPGで倒されるボスキャラみたいなことに……。
 
 七夕の夫婦神さまも災難でごさいますな。
 
 
 
 
 そんな風に、農村では、織女さまは農作の女神、
七夕祭は厄除けと豊作祈願の祭だったりするわけでございますな
(しかも祭は6日の夜で、7日の朝には竹は川に流されたのだそうでございます)。
 
 ですから、2人が出会うのも天上ではなく、そこら辺のウリ畑とかササゲ畑。
2人の甘い語らいを立ち聞きすると作物に虫がつくなどと、
いましめる地方も多かったそうでございます。
 

(参考:『星三百六十五夜 夏』野尻抱影(中央文庫ワイド版/2004/10))

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ゲームブッククイズ(136)
 
「マイコンベーシックマガジン '87/1」(電波新聞社)
「死の暗黒迷宮」安藤秀樹

p.276「ある日、君は「カクバーガスの暗黒迷宮からある宝石を三つ取ってくれば、
    何でも好きな願いが、かなえられる」ということを耳にした。
    そして、君はさっそくカクバーガスへと向かった」
 
 さて、この物語の結末は?

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(上に書こうと思ったのですが、はみ出てしまったのでこちらへ) 
 
「トンネルズ&トロールズ」第五版(社会思想社)
「モンスターの作成」p.66-67には、
思いつくままにさまざまなモンスターが並べられております。
 
 中には、ただの動物だったり、ピテカントロプス、人間嫌い、男(女)嫌い、
なんてものも並記されており、ホントに思いつきで、T&Tらしいと申せましょう。
 そんな中、「ジャブジャブバード」「スライシー・トゥーヴ」なる単語が……。
聞いたことあるけど思い出せない……。
 
 調べてみると、
ルイス・キャロル先生の「ジャバウォック」に出てくる単語でございました。
忘れてるなぁ。
 「モンスター! モンスター!」のモンスターカタログに載っていないのも
当然でございますな。
 
 でももともと、「トンネルズ&トロールズ」ってのは、
世界観を定めずに、パロディ的に何でも取り込んでいくのが、
本来の楽しみ方ではございますよね。
 
 ケン先生が「トロール神の恐るべき20体」で、
あんなにワンダリング・モンスター表があるじゃないか、
あれ以上のものは、自分たちで独自のものを勝手に作ってくれ、
みたいなことをおっしゃっておられるのも、そのためでございましょう。
 
 今では「トロールワールド」が公式に設定され、
「トンネルズ&トロールズ」もまともなTRPGとなりましたが、
初期のこうした何でもありパロディ的なスタイルでプレイしてみるのもよろしいでしょう。
 いろいろなモンスター、幻獣・妖精事典をひっくり返してね(*)
 その際、MRではなく、
能力値でプレイしてみれば、また違った面白さになると存じます。
 
(*)ボルヘスの「幻獣事典」なんかオススメって書こうとしたけれど、
   ちょっと登場させにくいモンスターが多いですな。
   ア・バオア・クーなど、
   出典は記されているけれど実はボルヘスの創作ではないかという説もあるように、
   他ではあまり出てこないない珍しいモンスターも多いのですが……。
   (サラタンをザラタンと表記したのも、彼だそうでございます)。
   
   でも、アレンジのソースにはなると思います。
 
   あとは、速水先生の『螺旋人リアリズム』(イカロス出版)の
   シリーズあたりあつかいやすいかも。
   他の方のイラスト集でも良いのですが、
   モンスターなど単体のイラストがあれば、それを見せて、こいつと戦え、
   というのがやりやすいのではないかと思います。
   具体的な形があれば、GMが特徴を考えやすくもございますからね。
  (この場合、即興で遊ぶならMRの方がいいのかも?)
 
 「T&T」は、そのような自由な遊び方も楽しいものだと存じます。

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ひふきさんは魔法使い」とか思いついたけど、
あとが思いつかない……。
 
らくがき 
 
 
たぶん何でもあり学園もの。
ダイヤの妖精パルサスさんとか、背の低い石橋ブランちゃんとか、
さまよえる宇宙人とか、異世界の日本からの転校生とかが、
FF学園を舞台におかしな日常をくり広げる話、
なんじゃないかなぁ……。


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なぞのまとめ 令和元年6月
 
2019/06/02 引き続き『火吹山の魔法使いスイッチ日本語版
選択とその結果は、テーブルトーク版をかなりやりこんだ経験を反映させているみたい。
 
マジオさんの呪文は、やっぱり一度しか使えないのかなぁ。
正直、限定的な魔法だから使いどころがないっていえば無いんだけれど、
条件や効果を変えて(魔法のカウンターとか?)、
バンバン使えるようにしても面白いと思うんだけど。
 
 今後に、ダークウッドが予定されている? 
ゲームブックとしては『火吹山の魔法使い』のほうが好きだけど
『運命の森』のほうがいろいろ盛れそうだなあ。
『さまよえる宇宙船』も予定に入っているのかなあ。
あっちの方がもっと伸びしろがあるんじゃないかと思うけど。
 
 
 
2019/06/03 「Role&Roll」vol.176
ロストロイヤル』、終わっちゃいましたねぇ

凝った設定が注目だったけれど、
その設定や、逃亡するストーリーや儀式なんかが、ちょっと特殊すぎたのかなぁ。
主人公の置かれた状態を活かすのならコンピュータRPGのほうがあっている気がするし、
そうでなければもっと一般性を持たせた方がよかったのかも。
この作品、戦闘システムが、むかし考えていた(そして今も……)のとかぶっていて、
ちょっと気になっていたんですよねー。
 

 
2019/06/04 ゲームブックじゃないクイズ。次の日本人の名前に共通するものはなに?
 
芥川龍之介・松尾芭蕉・狩野永徳・二葉亭四迷・鈴木春信・歌川広重・柿本人麻呂・
葛飾北斎・吉田兼好・河鍋暁斎・紫式部・円山応挙・井原西鶴・清少納言・夏目漱石・
俵屋宗達・紀貫之・山田耕筰・吉川英治・世阿弥
 
 

2019/06/05 答:水星のクレーターにつけられた名前の由来となった人物。
 
水星のクレーターには、世界中の画家・音楽家・作家など、
有名な芸術家に由来する名前がつけられております。
 興味のある方は、ウィキペディアなどをご覧になるとよろしゅうございましょう。
ついでに思うのですが、異世界の水星を舞台にした冒険ファンタジーなども面白いかも?
 あるいは異世界ファンタジーで、
このような関連性のある名前を地名を地名につけるというのも、よろしいかもしれません。
 
 
2019/06/06 介護ロボットによる殺人のミステリってあるのかなぁ。
 
単なる殺人の道具としてではなく、
ロボットみずからのAI上のジレンマによって引き起こされるような――。
要するにアイザック・アシモフ先生のロボットものみたいな感じのものでございすな。
アシモフ先生のこのシリーズって、
おまけみたいにミステリに入れられることが多ございますが、
実はけっこう本格ミステリなんですよねぇ。
 しかも、ホワイダニット。動機を解明する話が多い。
 ふつう、推理小説で動機というと、
人間の心の問題なので、ホントかと思うこともしばしばなのでございますが、
アシモフのロボットものは、ロボット三原則の矛盾に基づくものなので、
三原則にのっとって合理的に(たいていは。推理小説なので多少の恣意はございます)、
解決されるのがよろしゅうございますな。
 
 もっとも、人間の複雑な心の動きをよしとする方は、
そのあたりが逆に評価を低めるポイントなのでございましょうけれど。
 
 

 
2019/06/08 四方世界の神さまたちは、
クワークス」なんかはやらなかったんだろうなぁ。
もしプレイしていたら、もっと変な世界になっていただろうに……。
 
 

2019/06/09 重箱の隅~。
「Role&Roll」vol.176 p.134。
「調度いい」は「丁度いい」または「恰度いい」ね。
「調度」だと身の回りの道具になってしまう。
ワープロってよく、
ぼ~っとしてると見逃しちゃうようなこういうワナを仕掛けてきますよねぇ。
まぁ、読む方も、気づかずそのまま読んじゃったりすること多いですけど。
 
 
 
2019/06/10 「五月雨を あつめて早し 最上川」。
松尾芭蕉先生の句でございますな。
この五月陰暦の五月なので、
五月雨(さみだれ)は、今ごろ降る雨のことを指すのだそうでございます。
つまり、梅雨時の雨ということでございますな。知らなかった~。
 
 ちなみに「五月晴れ」というのも、むかしは
梅雨の合間にあらわれる(強い日差しの)晴れのことを言ったのだそうでございます。

 (『雨のことば辞典』倉嶋厚・原田稔編著(講談社学術文庫/2014/6)) 
 
 
 
2019/06/11 ゲームブックじゃないクイズ
 手弾のという字の意味は何?
 
2019/06/12 答:ザクロ
なのですが、ATOKでひらがなに戻してみると、「つつじ」という表記が……。
漢和辞典で調べてもそのような意味はございません。
なのになぜ? と思ったのでネットで調べてみたところ、
ツツジガオカ=ヶ岡なる地名が仙台にあるのだそうですな。
ツツジは、ホントは躑躅と書くのですが、字がむずかしいので、
同じ赤い花であるザクロ=榴の字をかりて、榴ヶ岡としたのだそうな。
でも、ザクロの花を調べてみましたら、ツツジと全然違う……。
だいたいあってる、でよしとしたのでございましょうなぁ。
いい加減~。いいのか?
 
 ちなみに、ザクロのことは「梅雨花(つゆばな)」ともいうそうです。
中国では、陰暦6月を「榴月(りゅうげつ)」とも呼んでいたのだとか。
 ザクロの月でございますな。

 (『雨のことば辞典』倉嶋厚・原田稔編著(講談社学術文庫/2014/6))

 

2019/06/13 泡坂妻夫『喜劇悲奇劇』(ハルキ文庫/1999/5)読了。
ショウボート船上でショウ一座の芸人たちが次々と殺される。
彼らに共通するのは、その芸名や呼び名が回文だということだった――。
まぁ、回文だから殺したのではないのですけどね。
そこは趣向というもの。
アメリカでの過去の事件が絡んでいるところは『緋色の研究』を思い起こさせました。
トリックは……、忙しい。
ヒロインが優秀なので、主人公か座員、もしくは過去の事件に何か因縁があって、
ここにいるのかと思って読んでいたのですが、どうもそんなことはないみたい。
 
 
 
2019/06/15 スイッチ版『火吹山の魔法使い』のプレイ動画を
見ていてあらためて思いますのは、
コンピュータRPGではモンスターの出現が基本ランダムなのに対し、
ゲームブックはシチュエーションがあって登場するということでございます。
コンピュータと本の違いではございますが、
そのあたり、やはりゲームブックはアドベンチャーゲームなのだなと。
 
 ただし、『火吹山の魔法使い』は、パラグラフ161のように
ランダムエンカウントのモンスターも用意されてございます。
RPG型ゲームブックの元祖と呼ばれることもあるとおり、
この作品には、ゲームブックの基本が詰まってるのでございますな。
 
 
 

2019/06/16 ホビージャパンのゲームブック『サムライ・ソード
をあらためて見ますと……。
これ、著者が「スティーブ・ジャクソン イアン・リビングストン」になっている~。
ジェイン・トムスンとマーク・スミスの名前は、英語表記の部分にしか書かれていない。
言ってみますれば、グループSNEの誰かの作品が、
著者:安田均として紹介されるみたいなものでございますよね。
いいのかなあ?
 
 
 
2019/06/20 GyaO!で『バニシング IN 60”』を見ました。
タイトルだけは知っていたので、気になったのでございます。
50台の車を盗むも、最後の一台を盗み直そうとして発覚。
パトカーに追われることになる、てな話。
なのですが、
盗みのサスペンスとか、車が集まる過程のドラマが描かれるのかと思っていたら、
そういうのはほとんどなし。
盗む場面は大した問題なく終わり、
あとはひたすらパトカーたちとのカーチェイスなのでございます。
そのアクションも、ちょっと冗長な感じ……。
まぁ、古い作品なので仕方ないのかも。
 
 当時の自動車が好きな方には、たまらないものなのかもしれませんが。
 
 
2019/06/23 Role&Roll vol.177。シャドウラン
お絵かきのネタはすぐに思いついたけれど、
どういうわけか、ボツになりそうな予感がする……。
 
 
2019/06/26 創土社のゲームブック「ソーサリー」4冊と、
グループSNEの「ソーサリー・キャンペーン」、
アドバンスト・ファイティング・ファンタジー第2版」を買ったままとっておいて、
何十年後かにオークションにでも出したら、結構な値で売れたりするのかなぁ? 
でも、未来がどうなっているのかなんて、わからないですものねぇ。

 
 
 
2019/06/29 「モンスター! モンスター!」ブック1 p.76 ガークの説明
「甲高い金切り声を出し、吸血コウモリと同じように反響によって移動します。
 コウモリは彼らの大好物です。目はありません」の最後の一文って、
視覚組織が存在しないことと、大好物という意味の「目がない」をかけているのかなぁ? 
そうでなければ間違いのないように(このままでも間違える人はいないと思うけれど)、
この文は、「甲高い」の前に置いた方がいいような気もする。

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『大砲とスタンプ』4 速水螺旋人著(講談社/2014/12)
第31話 トリさんにはコリゴリですか? p.166 に登場する、
 
爆撃跡から盗んだものを売りさばいて、絞首刑に科せられた人。
大砲とスタンプ4  

名前は呼ばれてはおりませんが……。
 胸の記号と数字は、どういう意味なんだろ?
(ちなみに、運良く助かっています)

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ソーサリー・キャンペーン」のおとなりに並んでいたので、つい、ついでに。
こっちは、ホント、買う気なかったんだけどなぁ。
 でも、面白さからいえば、「ソーサリー・キャンペーン」よりもこっちかも。

 いや、同じぐらいの値段だからって、比べる必要はないですし、
比べられるものではないという御意見はごもっともなこととしてでございます。
 
 
モンスター・モンスター
 
「モンスター! モンスター! 
 T&T モンスター型シナリオ・追加ルール」

ブック1:ルール&シナリオブック
     ケン・セント・アンドレ 著
     清松みゆき 笠井道子 訳 安田均 監修

ブック2:カタログブック  
     ケン・セント・アンドレ 清松みゆき 著
     柘植めぐみ 訳 安田均 監修

 
ブック3:スペルブック
     ケン・セント・アンドレ スティファン・E・ジョーンズ 著

     安田均 柘植めぐみ こあらだまり 笠竜海 池永匠汰 訳
     安田均 柘植めぐみ 統一


 
 
 3分冊で、
冊目は、ルール&シナリオ
 
 モンスターで遊ぶための追加ルールと、
ウッズ・ウェッジ亭」という平和な村の地図とそこに住む人間のデータ
(そこで何が起こるのか、それは存じません)。
 
世界で最もタフなダンジョン」と名づけられた、
T&Tでそう名乗るからにはブラックホールなんだろうなと予想がつく
パラグラフ選択式ソロシナリオと、
 
トロールを捕まえろ」というランダムダンジョンシナリオが掲載されております。
 
 
 冊目は、モンスター・カタログ
ケン・セント・アンドレ先生の「トロール神の恐るべき20体」。
これは、いろいろなトロールが紹介されているのではなくって、
ケン先生がシナリオで使ったモンスターを紹介している記事でございます。
トロール神というのは、英題をみるとわかりますが、
 "The Trollgod's Terrible Twenty" と、で揃えるためでございましょう。
 
 その前書きで、ケン先生はおっしゃっておられます。
「モンスター事典」のようなものの要望は多かったが、自分ではそれを書きたくない。
あんなにワンダリング・モンスター表があるじゃないか。
あれ以上のものは、自分たちで独自のものを勝手に作ってくれ、と。
 言葉は違いますが、ニュアンス的にはそんなことを。
 さらに、
「氷竜(アイス・ドラゴン)」の項では、こうもおっしゃられておられます。
「(氷竜が私だけのアイディアではないことは認める。
  でもこれが「わたし版」の氷竜なのだ(……))」。
 つまり、オリジナルモンスターでなければ、新しく書く価値はない、
書きたくないということなのでございましょう。
 新しいアイディアのモンスターを一定量用意するのは大変ですものな。
それならば、モンスター事典を作りたくないというのもわかります。
 
 とは申せ、公式のものが欲しいというのが人情というもの。
 
 次に控えます清松みゆき先生の「モンスター・カタログ」は、
そんな方のためのもの、というのとはちょいと事情が異なります。
 
 これは、ブック1
「モンスター! モンスター! T&T モンスター型シナリオ・追加ルール」の
p.12-19あたりや、他のサプリに載っておりますモンスターを、
参照しやすいようにまとめたものでございます。
嘘になることを承知で独自の解釈を加えたオリジナル、とは書かれておりますが、
おおむねオーソドックスな方向にまとまっているとみてよろしゅうございましょう。
 
 たとえば岩男など、ブック1p.019には、
「音楽好きですぐ聞き惚れてしまうのが欠点です」と書かれているだけですが、
ブック2p.020では、
「楽器を持ち、なおかつ魅力度でセービング・ロール」すると聞き惚れてしまうと、
ルール的にどう対応するかが書かれておりますな。
 
 ちなみに、旧「モンスター! モンスター!」との比較でございますが、
魔力度が追加された他、
分数表記から小数点表記になったところが違いでございますか。
あとは、表記や言い回しと、旧版以降に変わったことに対する対応
(グレムリンなど)が変更点にございますな。
 
 ザッと見ると、ポリカニ、ですとか、ライノン。あたりは新モンスターかな?
 ウルク(オーク)、ワーウルフ(ライカンスロープ)やヴァンパイヤは、
データが見直されている様子。
他にもそうしたものがあるかもしれません。
 
 そんなこんなで、この「モンスターカタログ」はありがたい存在でございます。
 
 これって、訳されて本国でも紹介されているのかなぁ。
 あるとすれば、その評価も知りたいものでございますな。
 
 
 冊目は「スペルブック」。
 
 ウルクの呪文書
 古のエルフの呪文書
 グレムリンの呪文書
 グルッスルグリム・ドワーフの呪文書
 フェアリー&ピクシーの呪文書
 レプラコーンの呪文書
 
 と、異種族の魔法についてまとめられた書でございます。
 
 効果としてはふつうでも、一種独特な感じがあって、読み物として楽しいですな。
  
 でも、なんで、古のエルフの呪文書だけ、カタカナ表記の英語がないんだろう? 
スペースの都合? 
でも知りたいですよねぇ、英語ではどんな表現になっているかってあたりを。
 
 
 
 まとめますと、
 総じてT&Tらしいルールとシナリオ。
 その中で、清松みゆき先生の「モンスター・カタログ」が、
まともなTRPGの方向に歯止めをかけている、
そんな作品でございます。


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「ソーサリー・キャンペーン
 アドバンスト・ファイティング・ファンタジー第2版 シナリオブック 02」
 スティーブ・ジャクソン/グレアム・ポトリー著 
 安田均/こあらだまり訳
 (令和元年6月 グループSNE)総ページ124ページ
 

ソーサリー・キャンペーン
 
 

 その名の通り、スティーヴ・ジャクソン先生の「ソーサリー」を
「アドバンスト・ファイティング・ファンタジー第2版」で
遊ぶためにシナリオ化したものでございますな。
 
 「はじめに」に、
もちろん「アドバンスト・ファイティング・ファンタジー第2版」のルールブックは必要、
できれば『タイタン』や『モンスター事典』も用意して欲しいな、
でも絶対にというわけではないよ、と書かれてございますな。
 
 でも、どちらかと申しますれば、後ろの2つよりも、
原作であるゲームブックソーサリー冊を傍らに置いてほしいものでございますな。
 創土社版は、新品が手に入ることでございますし――。
 双方比較することで面白くなる部分もあると思うのでございます。 
 
 まぁ、わたくしは、TRPG関係なく『ソーサリー』の副読本として
購入したのでございますが、それもアリ。
 電源ゲームの攻略本を買うようなものでございます。
 
『火吹山の魔法使い』のシナリオと同様、
ゲームブックをプレイしただけではわからないことが、
GM用の解説として書かれていたりして、楽しいものでございます。
 特にマップや、索引がうれしいですな。
 
 索引は、この本のみの対応であって、
ゲームブックのパラグラフには対応していないところは残念ですが、
ちょっと面倒なものの、さして問題はないでしょう。
 
 マップのうち、
カーレのものだけカラーのものが投げ込みとしても用意されているのは、
シナリオを離れても遊んでみてくれ、ということでございましょう。
 
 訳に関して、
原作で書き足りていない部分を「かなり補った」と、あとがきには書いてございます。
どの程度かはわかりませんが、
少なくとも「訳注」とハッキリ書かれたところをみると、
ディレクターに対するアドバイスや、
他のページとの関連などで読んでいてわかりにくいことや気づきにくいことが、
補われているようでございますな。
 とは申せ、やはり、ゲームブックも傍らに置いておいた方がよいように存じます。
 
 巻末には、TRPGの際にプレイヤーに見せるためのものでございましょう。
追加資料として、
ルーン文字の書かれた切れ端(←039)、
アナランド王室のメッセージ(←p.063)、
LIXの呪文の巻物(←p.081)や
カートゥーム隊長(←p.108)のイラストが、
1ページ1枚で掲載されております。
なぜか、ページ数が指定のものとはズレているのがご愛敬。
もしかすると、
あと2枚ほど、イラストを載せる予定だったとか?
(たとえば……p.19のものとか)。

 
 TRPGとしてどのようなものかは、
「はじめに」に、次のように書かれております。
 ディレクター初心者にぴったり。
経験豊かなディレクターやプレイヤーにも、叙事詩のようなストーリーを提供する。
 いくつか手ごわい場面はあるものの、新規作成の3~6人のパーティで達成できる。
その際には、開始前に100~200の経験点を与えておくと良いだろう。
 
 あとがきでは、安田均先生がこうお書きになっておられます。
 4章仕立てですが各章3~4時間で遊べるので、全部で10~15時間ほど。
プレイヤーは3~6人と書かれているけれど、
いくぶん厳しめながら3~4人のほうが簡潔な進行ができる。
 ただ、一方で、
ストーリーが入り組んでいて長丁場な物語なので、
ディレクターとプレイヤーの阿吽の呼吸が必要になってくる、
 ともお書きになられているのですな。
 
 この必要な時間と、阿吽の呼吸あたりが、
初心者やライトプレイヤーにはむずかしいかな、と。
 
 そういう方は、面白い場所だけ抜き出して、
単発のシナリオとして遊んだ方がよろしいかもしれません。
 索引や地図も充実しておりますし、
ゲームブック譲りの細かい描写もございますから、
ネタはいくつも見つかりましょう。
 
 

 
さて、「ソーサリー・キャンペーン」には、分冊として
「スペルブック」が付属してまいります。
 

「ソーサリー スペルブック」
スティーブ・ジャクソン著 
安田均/こあらだまり訳 総ページ120ページ

ソーサリー・スペルブック  
( ↑ 試しに厚い本と合成してみました。 思ったほどの効果は出なかったかも )  

 こちらは、
ゲームブック「ソーサリー」シリーズの巻末に載っていた、48の呪文ですな。
それを一呪文ずつ、見開きにして掲載したものでございます。
120ページのうちのp.006-101までがそれ。
 
 贅沢な造りでございますな。
 
 カラーにして、カード化してくれたら良かったのに――。
 表は同じ柄でも良いですし、スペルブック左側のイラストが表でもいい。
 
 でも、左のイラストが表の方がいいかな。
 自分の使いたい呪文のイラストが描かれたカードを選び出し、
 その傍らに触媒アイテムのフィギュアなどを添えて、
呪文の3文字言葉を重々しく唱えながらおもむろにカードを開く、
というのもいいと思うのでございます。
 
 対戦にちょっと不向きな呪文がありそうですが、
カードを利用したボードゲームとかは使えそうな気もいたします。
 
 64の呪文以外は、
妖術のルールが表紙を除く5ページ。
オリジナルスペルを書く記録紙が3ページ。
妖術・まじない・魔術・神術のリストとサマリーが7ページ
という構成。
 まさに、スペルブックでございます。
 
 リストには、
呪文のルールブックでの該当ページも掲載されておりますな。
 

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というわけで、
vol.176読者欄に載せていただいた「Role&Roll vol.174」p.106
「ヤンキー&ヨグ・ソトース 異世界ファンタジー刺繍列伝」
にお題をもらった絵でございます。
 れいわー 

 とは申せ、スカジャンともうしますか、
ヤンキー文化のファッションて、よく分からないのでございますよね。
 ジャンスカとスカジャンの違いぐらいはわかりますけれど、
スカジャンとスタジャってはどのぐらい違うのか、とか。
 
 そこで、ちょっとぐぐってみたのでございますが、
出てくる画像が商品カタログみたいなものばっかり。
人が着ていない状態で写されたものが多く、
そうでなくても、デザインをハッキリ見せるために、正面か真後ろ。
日常的な光景の中で着ているのがほとんどないのでございますな。
 
 ぐーぐるにかぎらず、検索サイトってそういうの、弱いですよねー。
  
 まぁ、それはそれといたしまして、
最終的には新元号で行くことにいたしましたが、それにいたるまでは、
デザインは、いろいろと考えはしたのでございますよね。
 
 トラや龍など強そうな猛獣をモチーフにしたものが定番ならば、
現実世界で強そうな戦闘機戦車なんかガイヤンキーでは人気なのではないか、
ですとかね(あちらでは、それらがファンタジーでございましょうから)。
 何巻かは忘れましたが、望月三起也先生の『ワイルド7』でも、
チンピラの方々が背中をはだけると、戦車や戦闘機のホリモノが……、
というのがございましたな。
 
 四字熟語とかもいろいろ考えたけれど……忘れました。
「替玉自由」とか? 
 確か、いくつか考えて、リプレイのメンバーを並ばせるつもりだったような……。
 
 でも、今やるのだったらこれだろうな、今しかできないし――。
ということで、令和ということにに。
 ソデには花札の梅にウグイスをあしらっております。
 
 時間があったら、もっと凝ったことをやったのでございますが、
なにしろギリギリで描いたものでございますから……。
 

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ゲームブッククイズ(135) 

グレイルクエスト」シリーズ
ハービー・ブレナン/創土社)の監修者として知られる、
 
フーゴ・ハル先生が中退した大学と、その学科は?

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『パイド・パイパー 自由への越境』
ネビル・シュート 著/池央秋訳
(創元推理文庫/2002/2)

 ネヴィル・シュート先生と申せば、『渚にて』が有名でございますよね。
終末ものSFの傑作。
なんか暗い感じなのかな、と敬して遠ざけてきたのでございますが、
なぜか今回この作品を読んでみたわけでございます。
 
「自由への越境」なとという、
おそらく日本でつけられたしゃれた副題がついてございますが、正直要りませんな。
「パイド・パイパー」――「ハーメルンの笛吹き男」で知られる
ドイツの民話のタイトルだけで十分でございます。
 
 主人公は、ジョン・ハワードという老弁護士。
 休暇を利用して、フランスの片田舎へ釣りに出かけたのでございますが、
なんと、それが1940年の夏。
ドイツがフランスを占領したそのときだったのでございます。
 イギリスへ帰ろうとするハワードさんは、
宿泊先の家族から、子供をいっしょに連れて行って欲しいと頼まれます。
 断れずに、連れて行くのでございますが、
旅を続けるうちに、同行の子供が次々と増えていって……。
 
 北上次郎先生も解説でお書きになられているとおり、
本作はほんとうにそれだけのお話しでございます。
敵地潜入ものの変形ですが、同行するのが幼い子らなので、
この手の作品に共通する「内部の裏切り者はいない」……
たしかにそうなのでございますが、無邪気で気ままな子供たちの行動が、
それに変わるものとして機能しているのでございますな。
 
 とにかく、子供が増えていくことが、旅を困難にしてまいります。
 
 それぞれの子供たちに、個性があるのがよろしいですな。
 
 最初のロナルドとシーラは好奇心旺盛、
あとで加わる孤児のピーターやマリヤンは無口だったりドイツに敵対的だったり、
最後にはドイツ人の娘・アンナも加わり……というふうに、
さまざまな人種、さまざまな性格の子供たちを引き連れて、
老人は難局を乗り越えていくのでございます。
 
 占領下の道中なのでトーンは暗いですが、
そこにユーモアとそこはかとない前向きさがあって、
イギリスらしい小説でございますな。
 
 最後のほうでは、ハワード自身のものではないが、回想的な恋愛話も入ります。
 
 これがなんとも。
 何の関係もない流れに見えて、その束ね方が実にうまい!!
 こういうエピソードをこの話に入れようという発想には、さすがと感心いたしました。
 
 
 
 さて、
 小説を読むとき、普通の人なら誰だって、
この作品をゲームブックにしたらどうだろうと考えますよね。
 ……。

 ますよね!!
 
 この作品などは、まさにそれ、
ゲームブックにぴったりな題材だと思うのでございます。
 
 最初のほうでは、ハワードさんは、
ドイツ侵攻に対する見通しの甘さとその他の理由で、出発を先送りしてしまいます。
 それがもし、すぐに行動していたらどうだったでしょう?
 子供が病気になったとき、その地でとどまったことが正解だったのか、
それとも先を急ぐべきだったのか?
 子供たちのあしらいはどうだろう?
 移動手段は? ルートの選定は? もっとささいな場面でどう行動するか……?
 
 いちいち選択肢を立てていたらその数は膨大になってしまいますし、
収拾もつかなくなりそうですが、
あらゆる局面で、緊張感のある判断を読者に求めることができそうでございます。
 
 特にクライマックス。ゲシュタポに捕まってからどうするのか?
 身一つならばさらに大胆な行動を取れるかも知れないが、
 子供を連れてどう行動するか? 
 
 少々ネタバレになってしまいますが、
この物語では、結果的に子供連れだったことが、正解だったのでございます。
 おそらくそうでなかったら、生きていなかったでございましょう。
 
 そのあたりも含めて、面白い。
 運命と人間の心の機微がよく描かれている作品だと存じます。
 

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