2025/05/29 『ボツ』鳥嶋和彦:著 天野龍:聞き手・構成(2025/5/小学館・集英社プロダクション)。面白くて一気読みでした。
インタビュアーがちゃんとした下調べをしており、ちゃんとエピソードを拾っているのがまずよろしゅうございますな。この内容、このまんま脚本化して、すぐにでもドラマ化出来そう。半沢直樹さんのシリーズとかが一番近いかな? ただ、ドラマ化すると、イケメン俳優が何かカッコいいこといいながらつぎつぎと問題を解決していくような話になりそうな感もございまして、それは違うかな、と。その場合は鳥嶋氏が『ボツ』を出してくることでございましょう。いや、それ以前に企画そのものを止めさせそうな気もいたしますが。
『ラテン語名句小辞典』
野津寛:編著(2010/8/研究社)
野津寛:編著(2010/8/研究社)
ラテン語ってカッコいいですよね。
そして偉そう。
英語やフランス語の文学で
章見出しの次あたりに引用されていたりして。
そして偉そう。
英語やフランス語の文学で
章見出しの次あたりに引用されていたりして。
「神の名においてではなく、
悪魔の名において洗礼する
(Egononbaptizo te in nomine
悪魔の名において洗礼する
(Egononbaptizo te in nomine
patris, sed nomine diaboli!)」
メルヴィルの『白鯨』でございますが、
これなんか相当にカッコいい。いつか使ってみたい。
これなんか相当にカッコいい。いつか使ってみたい。
といっても、ラテン語難しいですよねぇ。
ネーミング辞典なんかにもラテン語載っていたりいたしますが、
それで文章作れるわけでなし。
それで文章作れるわけでなし。
そんなわけで買ってまいりましたのがこの名句辞典。
ラテン語文法分からなくても、そのまま使ってカッコいいんじゃないか、
というわけでございます。
ラテン語文法分からなくても、そのまま使ってカッコいいんじゃないか、
というわけでございます。
読みがカタカナで書かれているのもいい。
声に出してカッコイイかは重要でございますからな。
ですがねぇ、ためになったり鳴らなかったりする言葉が解説つきでてんこ盛りで、
読んでいて面白くはございますが、
実際に引用したり使ったりするとなると微妙なところ。
読んでいて面白くはございますが、
実際に引用したり使ったりするとなると微妙なところ。
警句としては立派でもね、
そのまんまでの使いどころと申しますと、やはり難しいわけでございますよ。
ですが、読んでいて楽しくはございますし、
なんかの機会に役に立つかも知りません。
なんかの機会に役に立つかも知りません。
それに何かのヒントになることもあるかも?
実際に口に出していうのは、
そういう機会があったとしてもはづかしい気もいたしますが。
そういう機会があったとしてもはづかしい気もいたしますが。
そんなわけで、
このたぐいのご本を持っていてもよろしいのではございませんでしょうか。
このたぐいのご本を持っていてもよろしいのではございませんでしょうか。
(ちなみに、前掲の白鯨の引用は、このご本には出てまいりません)
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