025/07/28 あと、『パンダコパンダ』のぬいぐるみボールチェーンガチャでハパンダとパンちゃんが一種ずつ。
『パンダコパンダ』みたいな子供のために作られたただ楽しいだけ(でも思いがある)作品ってよろしゅうございますよね。時代や、高畑勲先生・宮崎駿先生に要求されるもの、長編映画であることなどから、ジブリになってからは影を潜めた気がいたしますが。そういうものを含めて作りたいものを作るためにジブリ美術館・土星座は作られたのでございましょうな。ざっと作品紹介を見たところ、ただ単純に面白いだけというのはあまりないように感じられましたが。
さて、ここで鳥監督に情を移して、
この「滅びゆく物語」いう作品について考えてみましょう。
この「滅びゆく物語」いう作品について考えてみましょう。
考えることは二つ。
(1)鳥監督はなぜこの作品を作ったのか。
(2)鳥監督がナツ子さんに勝てる可能性はあるのか?
でございます。
というわけでさっそく。
(1)監督はなぜこの作品を作ったのか?
というわけでさっそく。
(1)監督はなぜこの作品を作ったのか?
もちろんそんなことは作中どこにも出てまいりませんし、
どこでも説明されてはおりません。
どこでも説明されてはおりません。
確固たる理由もあるとは思われません。
皆殺しの鶴山とか呼ばれていて、
そういう傾向の作品を作りがちだったのかもしれませんし、
単純にこの時、こういう作品を作りたかったというだけかもしれません。
その理由も、ある作品や事件に影響を受けてのことなのかもしれませんし、
まったくそんなものはないのかもしれません。
と、現実ならばそうですが、鶴山監督はフィクションの存在でございます。
ならばそこに、
ある種のドラマチックな意味があってもおかしくはございませんでしょう。
というわけでそれを妄想してまいります。
そうなると、やはり恋愛でございますね。
『全修。』という作品自体のテーマが恋愛でございますから。
おそらく鶴山監督は
この作品を作る前に大きな失恋を経験したのでございます。
その絶望をエネルギーにすべての愛が虚無に呑み込まれるような物語を作った──。
この作品を作る前に大きな失恋を経験したのでございます。
その絶望をエネルギーにすべての愛が虚無に呑み込まれるような物語を作った──。
ベタというなかれ、そういうことは芸術作品においてよく聞く話でございます。
誰と大恋愛に落ちたのか──?
決まっております。
スタジオコンコンの社長、福島ナオミさんにございます。
ナツ子さんを見て
「これは私の108回目にして最後かもしれない初恋」とおっしゃったとき、
鶴山監督を見たとき以来、とものたまっておられるので、
鶴山監督に対しても初恋だったことは確実。
天才に惚れる体質なのでございますな。
ちょっと出てきた若いころのナオミさんは
ものすごい美人だったような気がいたしますし。
「これは私の108回目にして最後かもしれない初恋」とおっしゃったとき、
鶴山監督を見たとき以来、とものたまっておられるので、
鶴山監督に対しても初恋だったことは確実。
天才に惚れる体質なのでございますな。
ちょっと出てきた若いころのナオミさんは
ものすごい美人だったような気がいたしますし。
鶴山監督がトゥンクしたとしても不思議ではございません
その恋がなぜ破局となったのか。
その恋がなぜ破局となったのか。
実は、鶴山監督の完全な勘違いなのではないかという気がいたします。
福島ナオミさんは、けっこう恋多き方でございますよね。
だから誰とでも簡単に話しかける。
一方、鶴山監督の理想は
(筋肉のついていない)ディスティニーさんでございます。
可憐で純情、優しい女性。
気難しく無口と思われる鶴山監督は、
気安く声をかけてくれる福島さんに心を開き好意を抱くようになったものの、
誰とでも会話する彼女に嫉妬心を揺さぶられる。
そして、ほんのささいな行き違いから、
彼女が自分を裏切っていると勝手に信じ込み、
その絶望から、「滅びゆく物語」を構想するようになった──と、
そういうわけでございます。
作中に、社長にそっくりなキャラクターが登場するのも、そのせいかもしれません。
監督の疑心がありもしない幻であることはほぼ間違いございませんでしょう。
鶴山監督に対する社長の評価は、おおむね好意的でございますし、
そのさばさばした性格からして、
ちょっと悪いことがあったとしても忘れてしまうでしょうし。
監督の一方的な思い込みが、救いのない物語を作りあげたのでございましょう。
言い換えますれば、そのぐらいの熱量の恋だったと考えられます。
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