2025/10/13 『トムとじぇりーごっこ』というアニメを数話見ました。YouTubeで1本1分強。23話ぐらい。『トムとジェリー』と申しますれば、ハンナバーベラのスラップスティックアニメ代表作。それをまるーくかあいらしく日本的に仕立てた作品でございます。ギャグのアイデアはけっこう同じなのですが、キビキビとした動きはゆるく、暴力的な部分もふわっとした感じのゆるふわさで、本当にまったく別作品。これだけ違いますと、どちらがいいとかそういう次元の話ではございません。こんな風にアレンジできるのか、と新鮮でございましたし、感心いたしました。
『忍術バトルRPGシノビガミ』
今さらながらのデザイナーズノート
「Role&Rollvol.173」p.104-109
☆ 今月の「Role&Roll」は、もうこれだけで価値があるよね。
これ読むと『シノビガミ』が、お蔵入り寸前から完成に到ったことが分かる。
☆ そこにいたるまでに必要だったものは、
試行錯誤とテストプレイ、
パラダイムの転換、
「1つのゲームですべてを片づける必要はない。
ほかの問題はほかのゲームが片付けてくれる」
という「理論武装」(真理であり開き直り)。
そして、取り除くべきものは、不安と面倒くさいという気持ち……。
☆ 「プレイヤーどうしが戦うゲームは、
テーブルトークRPGにそぐわないのではないか?」は、
ストーリーゲームの根幹に関わる問題に思う。
通常のRPGは、ストーリーが主体で、ゲームが従となる。
物語の進行に合わせて、戦闘や判定の段階を上げていき、
その相乗効果でクライマックスに持っていく。
対して、ゲーム主体のRPGでは、
戦闘や判定の興奮が主であり、それを段階的に上げていくことにより、
物語を形作っていく。
同じようなことを言っているようだが、全然違う。
ストーリーはエピソードの積み重ねにより、
クライマックスでその興奮を爆発させるものであり、
ゲームの興奮は一つ一つの判定の中にあり、
それが積み重なることでドラマが形作られていく……。
つまり「ストーリー」と「ゲーム」ではその関係が逆になっているのだ。
よくコンピュータRPGのコピーで
「ゲームとストーリーの融合」などというが、この2つは基本融合するものではない。
それが融合に思えるのは、
ストーリーと戦闘に勝利するというベクトルが一致していて、
かつそれがストレスなく自然に移行できる場合だけ。
そしてその場合でも、プレイヤーの感情がのらなければ、その隙間は埋まらないと思う。
今さらながらのデザイナーズノート
「Role&Rollvol.173」p.104-109
☆ 今月の「Role&Roll」は、もうこれだけで価値があるよね。
これ読むと『シノビガミ』が、お蔵入り寸前から完成に到ったことが分かる。
☆ そこにいたるまでに必要だったものは、
試行錯誤とテストプレイ、
パラダイムの転換、
「1つのゲームですべてを片づける必要はない。
ほかの問題はほかのゲームが片付けてくれる」
という「理論武装」(真理であり開き直り)。
そして、取り除くべきものは、不安と面倒くさいという気持ち……。
☆ 「プレイヤーどうしが戦うゲームは、
テーブルトークRPGにそぐわないのではないか?」は、
ストーリーゲームの根幹に関わる問題に思う。
通常のRPGは、ストーリーが主体で、ゲームが従となる。
物語の進行に合わせて、戦闘や判定の段階を上げていき、
その相乗効果でクライマックスに持っていく。
対して、ゲーム主体のRPGでは、
戦闘や判定の興奮が主であり、それを段階的に上げていくことにより、
物語を形作っていく。
同じようなことを言っているようだが、全然違う。
ストーリーはエピソードの積み重ねにより、
クライマックスでその興奮を爆発させるものであり、
ゲームの興奮は一つ一つの判定の中にあり、
それが積み重なることでドラマが形作られていく……。
つまり「ストーリー」と「ゲーム」ではその関係が逆になっているのだ。
よくコンピュータRPGのコピーで
「ゲームとストーリーの融合」などというが、この2つは基本融合するものではない。
それが融合に思えるのは、
ストーリーと戦闘に勝利するというベクトルが一致していて、
かつそれがストレスなく自然に移行できる場合だけ。
そしてその場合でも、プレイヤーの感情がのらなければ、その隙間は埋まらないと思う。
コンピュータRPGでしばしば、戦闘が多くてストーリーを忘れてしまった、
ということがあるのは、そのバランスが上手くいっていないのだろう。
話が、独立して書こうと思っていたことに脱線してしまった……。
セッションの展開が予測不能なのも、
『シノビガミ』がゲームよりなことに起因する。
ストーリー主体のゲームなら、物語の予定調和に収まることを期待されるだろう。
☆「秘密とシーン表の登場」については、
紙幅の都合からか1/3ページに抑えられているが、
『シノビガミ』のシステムでも重要な部分なので、
もっと聞きたかったところだった。
☆ 最初のほうで触れられている『ピーカーブー』についても。
改訂版でも大きな変化がなかったということは、
「まぁまぁ」の反響に対して、何か言いたいことがあるような気がする。
言い訳になってしまうから言わないのだろうけれど。
ということがあるのは、そのバランスが上手くいっていないのだろう。
話が、独立して書こうと思っていたことに脱線してしまった……。
セッションの展開が予測不能なのも、
『シノビガミ』がゲームよりなことに起因する。
ストーリー主体のゲームなら、物語の予定調和に収まることを期待されるだろう。
☆「秘密とシーン表の登場」については、
紙幅の都合からか1/3ページに抑えられているが、
『シノビガミ』のシステムでも重要な部分なので、
もっと聞きたかったところだった。
☆ 最初のほうで触れられている『ピーカーブー』についても。
改訂版でも大きな変化がなかったということは、
「まぁまぁ」の反響に対して、何か言いたいことがあるような気がする。
言い訳になってしまうから言わないのだろうけれど。
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