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2024/09/21 ところで「豹」は訓読みで何と読むかご存じですか? 答は「なかつかみ」。まぁ、読めっこない。 なんでも陰陽道で方位を司る八将神(はっしょうじん)という神さまたちがおられるのでございますが、その中の一柱が計都星を司る豹尾神(ひょうびしん)。この神さまが八将神の中央に位置するため「なかつかみ」というのだそうな。どうまん中かと調べてみますと、八柱を円に並ばせた場合の真下みたいですな。 ただし方角的には常に変わっているので、別に南と結びついているわけではないようでございます (そもそも北を上とするようになったのは、大航海時代みたいでございますしね)。「なかつかみ」は『日本書紀』にも登場する古い言葉でございます。もっとも、尾とあわせて出てきているので、当時の方はこの八将神からしか豹のことを知らなかったかもしれませんし、尻尾しか見たことなかったのかも。
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『サイボーグ009 太平洋の亡霊』009太平洋の亡霊
石ノ森章太郎:原作 
辻真先:脚本 
東映アニメーション:協力 
早瀬マサト(石森プロ):作画
(champion RED コミックス/2024/9)
 

☆ 白黒時代のアニメ1968年の
  『サイボーグ009』
から
  辻真先先生脚本の同名タイトルをマンガ化
  
したものにございます。
 巻末には、辻真先先生の当時の脚本を収録してございます。
 
(ちなみに、小さな声で申しますと、アニメはニコニコで見ることができました)
 
 真珠湾攻撃から30年以上経っていることが会話からわかりますから、1970年代。
アニメは1968年放映ですから、それよりも少し近未来という設定でございます。
 
 
 
☆ 「太平洋の亡霊」というタイトルどおり、
   太平洋戦争中に活躍した戦艦・戦闘機がよみがえり、攻撃を始めるという物語。
 
 当時のテレビアニメで、
これだけの兵器を動かした作品って珍しいのではございませんでしょうか。
 
 ( 山を回り込むシーンなんて
  円谷英二監督の『ハワイ・マレー沖海戦』の写しでございますな)

 劇場アニメではございますが、1969年には『空飛ぶ幽霊船』がございますから、
当時の東映動画には
兵器に対しても実力あるスタッフの方がいらしたのでございましょう。

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令和六年8月
 
2024/08/01 きのう、お絵かきが終わって、区内の本屋さんへ行ったところ、
「Role&Roll」のvol.231が売っておりました。
しかも「GMウォーロック」のvol.14も売っている! 

買いましたよ、もちろん。
後日静岡市街地へ買いに行こうと思いましたのに、これで行く必要がなくなりました。
助かるぅ。
でも不安。
 
これまでにも何回か書きましたが、
こういうイレギュラーなところで買いますと、
何ヶ月後かに両方の本屋さんから姿を消すということは、
何度か経験したことがあるのでございますよねぇ。
その結果、新しい本屋さんを開拓しなければならない羽目になったり──。
 
結局リスクを背負い込んだ状態になるのでございますが、
とは申せ、近くのお店で買えるというのはいいですよねぇ。
 
 
 
2024/08/02 『シン・仮面ライダー ショッカーサイド』を
ヤングジャンプで立ち読み。
 
いよいよ映画の時間までたどり着いてまいりました。
 
どうもここからもショッカーサイドの事情をじっくり描いて行くみたい。
 
「ガンダムThe Origin」みたいになるのかなぁ。
 
ところで、蜘蛛男の後輩的立場で
カマキリ・カメレオンオーグがすでに登場しているんですよね。
 
こうした技術は本郷脱走時には
すでに完成していたということ? なのでございましょうなぁ。
 
 
 
2024/08/06 きのう、「ニコニコ動画」が「帰ってきた」の
名を冠して復帰いたしましたな。
以前よりデザイン良くなった印象。
 
情報漏洩で誰も来なくなるんじゃという人もおられましたが、
大盛況のご様子でございますな。

(後日読んだ話ですと、だいぶ減ったということでございますが、
 それでも戻ってきた人が一定数いるだけで大したものでございます)
 
やはりニコニコで見てこそ面白い動画、
ニコニコしか得られない栄養分というものがあるということなのでございましょう。
 
ただニコニコは、字幕見ないと意味がないので、ながらが出来ないんですよねぇ。
 
わたくしはそもそもながら見が得意でないのでなおさら。
聴いていれば分かる動画でも、聴いていればいいやと思ったものでも、
ついつい見てしまい……、困ったものでございます
 
 
 
 
2024/08/07 『しかのこのこのここしたんたん』第5話を見ました。
体育館の屋根で爆破した爆弾の影響で
その外の地上にいた方々が空に吹っ飛ぶというのは変……。
まぁ、ギャグですからねぇ。
ナウシカネタは他につながるかと思ったけど、ホントにそのための場面だったなぁ。
 
 
 
 
2024/08/12 『しかのこのこのここしたんたん』6話を見ました。
四コマ集+のこたんの模様、鹿の角通販、つちのこ?
という回でございますな。
 
なんと、この回の半分で夏を終わらせてしまった……。
 
おそらく、猫山田副会長の夏服を見せたくなかったためでございましょうが、
サザエさん時空でないことは明言されておりましたから、
この分ですと二期はなさそうでございますな。
 
もちろんいい加減なギャグアニメなので、断言は出来ませぬが。
 
のこたんに斑点が出来るという話でございましたが、
そうした鹿は、これ以前の季節にも登場していたよーな……。
 
つちのこは単純にノコつながりでの登場ですな。
普通のつちのこでもかわいくしてぴょこぴょこ跳ねさせでおけば、
十分このアニメに溶け込むと思いましたが、
なんか鹿の角を丸めたような……という認識でいいのでございましょうなぁ。
何としても鹿に絡めたがるお話でございますな。
  
それにしても鹿通販。
作中で鹿の角印鑑は3本で送料無料とおっしゃっておりましたが、。
香水やぬいぐるみも、ついてくるのには3本買わないとならない?
それとも3本買うと3セット届けられる? 
 
でございます。
 
 
 
2024/08/13 パリオリンピック、終わっちゃいましたね。
この後パラリンピックが控えてはおりますが。
 
やってたら見た程度でございますが、
自由と革命の国、フランスらしい大会という感じがいたしました。
自国の文化に誇りを持っている国らしい個性的な大会でございましたな。
 
 
 

2024/08/14 『清張の迷宮(ラビリンス)』(文春文庫/2024/7)
というご本を買ってまいりました。
清張先生と申しますれば社会派の第一人者ということで、
難しいのだろうとこれまで敬して遠ざけておりまして、
古代史や紀行文のご本を少し読んだぐらいでございました。
 
にもかかわらず今回手に取ったのは、
有栖川有栖・北村薫両先生のセレクトということ、
それに短編集なので、一話だったら読めるだろうな、
という予想からでございます。
 
 
 
  
2024/08/15 というわけで、最初の『理外の理』。
22ページというボリュームだからということもございますが、
意外と読みやすい。
やはり人気ある作家の文章は、読みやすいのでございますなあ。
 
で、この作品について。
現代物ですし、そんな話ではないのですが、
なんか『必殺』シリーズを感じさせました。
 
奇しくも『必殺』シリーズはこの短編が発表された1972年から放映されたらしく、
関連は無いのでございますが。
 
 
  
 
2024/08/16 きのうは終戦記念の日。テレビで戦後79年とおっしゃっておりました。
となると、来年は昭和100年ということでございますな。
昭和元年は大正15年(1926)12月25日から始まっておりますから、
「あやびと」の大正16年は、
今年今からちょうど100年前ということなのでございますな。
あらためて知りました。
 
 
 
2024/08/17 自室天井のライトをそろそろ買い換えようかな、と思いました。
以前のものは暗くなってチカチカと明滅。蛍光管を取り替えてもそうでしたので、
それならばない方がマシと、天井から取り外していたのでございます。
 
その後は、電気スタンド2本で明かりを採っていたのでございますが、
そのうち1本が故障。1本だけですと、さすがに不便なのでございますよね。
 
そんなわけで、数日前見ておいたものを買おうと思ったのでございますが、
古いのを捨てるのも面倒、
雨が降り出したこともございまして(雨の日に電気製品をあまり買いたくない)、
試しに外したライトをもう一度付けてみることにいたしました。
するとなんと、なんの遜色もなく普通に点く。
どこか接触が悪かったのでございましょうな。
夜に活動することが多いのにね。
もっと早くに試していれば。
多分1年ぐらいの無駄な薄暗がり生活でございました。
 
 
 
 
2024/08/18 YouTubeで『ファイト!/中島みゆき』をガチャピンが歌ってみた。 
を見ました。
 
息を含んだささやくようなアカペラ。
開きながら両腕を上げたあたりからの一気に駆け上がる力強い叫び。
元のお歌は、どちらかというと小さな声を受け止める側という感じだったが、
こちらはより弱い側に寄り添った当事者としての歌い方という印象を受けました。
ものすごく表現力ある。
 
うまいなぁ、ガチャピンさん。
 
 
 
 

2024/08/19 「しかのこのこのここしたんたん」第7話。
以前の回で虎視虎子さんが「フレンド」を読んでいたり
今回「マガジン」に言及があったのは、原作が講談社だからでございますな。
 
そういえばBS日テレで放映されているこの作品、
以前には「鉄腕Dash」も話題に上っておりました。
 
 マイチューブ配信、こういうので気になりますのは
どこにカメラ置いているかでございますけれど、
まぁギャグでございますらねぇ。
 
 喫茶店の燕谷 善治さんは、
究極の鹿せんべいを作ってしかの子の再訪を待つのでございましょうなぁ。
もしかするとアレンジメニューで、シカパンケーキとかなのかもしれませんけれど。
 
 そういえば以前エッセーで読んだことあございます。
 酔った女性客が、リポビタンDがなんかがどうしても飲みたいとだだをこねて、
連れてきた男性を困らせおりますと、
バーテンダーがそこら辺のドリンクを混ぜ合わせて、
それそっくりの味を作って差し出したっていうエピソード。
 
 絶対味感とでも申すのでございましょうかねぇ。
 
 
 
  
2024/08/20 『真の安らぎはこの世になく 
 シン・仮面ライダーショッカーサイド』5巻

 
買ってまいりました。
 先月発売みたいですが、まったくのノーチェックでございました。
 物語は巻の1/3超で10年飛びます
 
 
 イチローはショッカー内で孤立。
 一文字父はイチローと出会い、ルリ子はイチロー内のプラーナの秘密を知る。
 本郷が緑川博士と出会う……。
 
てなかんじでございますか。
 
 いろいろと立ち位置は変わったのに、プラーナ研究はそれほど進んでいない感じ。
 
 で、ラスト近くで一文字父母はショッカーに浚われるのでございますが、
なんかそこに到る経緯が丁寧さを欠く気がするのでございますよね。
 
 一文字さんがその両親を探してショッカーに迫るのでございましょう。 
 
 紙幅の都合や作品内のバランスもございましょうし、
そこまで深追いするエピソードでもないかも知れませんが、
も少し丁寧に追ってもよかったかなと思いました。
 
 
 
  
2024/08/22 イギリスで旅宿が本格的に成長したのは16世紀になってからだそう。
 
理由の1つは
それまで馬で移動することが多かったのが、馬車に変わったから
 
技術の発展
でございますな。
 
 
もう一つは
当時の王、ヘンリー八世が王妃と離婚し、愛人と結婚しようとしたから。
 

カトリックでは離婚禁止なので、当時のローマ法王がそれを認めなかったのですな。
で、
ヘンリー八世は法王と絶縁、イングランド国教会を作り、その首長となった
のでございますが、
その時カトリックの僧院を376箇所取りつぶしたのでございますな。
 
僧院は旅人に宿を提供するところでもあったわけですが、
それができなくなったのも宿の発展をうながした一因となったようでございます。
 
想像ですけど、そこら辺から宿で羽目を外す人増えたのかなぁ。
僧院ではワインとか提供されたりすることはあるとしても、
飲み過ぎさせてはくれそうもないですものね。
 




2024/08/23 「コメントに対する回答(ツリー、リゾームと移動型の関連に関して)」
について書いているうちに、多方向移動に関して書き足りない部分がございましたので、2024/08/09 (Fri)の「ツリーとリゾーム」の記事、変更しておきました
多方向移動型は形式的にはツリー構造の変形と書いたわけでございますが、
それは違うなぁ、と思いましたので。
 
 
 
 
2024/08/24 きのうは、YouTubeでNanosizeMirさんの
「【お絵かき雑談配信 2024/8/23】うろ覚えで描くお絵描き対決!」」
を見て楽しんでまいりました。
お題も5問ほど使っていただきましたが、まあまあいいお題出すでしょ?(自褒め)
こんなことして怠けているから、色々なことが出来なくなるのでございますが。
で、そのあとちょっとゲームをやって……寝坊いたしました。
めずらしい。
ふだんは起きていられるのになぁ。
リラックスしちゃたのでございましょうな。
 
 
 
 
2024/08/25 「ModelGraphics 2024/10」を買ってまいりました。
特集は「2001年宇宙の旅」美しい画像と検証記事が楽しい。
一番好きなのがスペースポッドなのに、
それについてはあまり書かれていないのが残念。
 
新製品情報のコーナーでは、アオシマが51年ぶり
ワイルドセブン』の飛葉のバイクを発売するという記事に目が行きました。
あとで飛葉のフィギュアつきが発売されそうな予感。
 
それはいいとして、他のバイクも発売されるのでございましょうかねぇ。
以前にも書きましたが、特に八百のバイクが発売されて欲しいものでございます。
以前は出ませんでしたけど。
あのトンデモ装置を再現して欲しいのでございます。
 
でも、差し替え式とかになるんだろうなぁ。
 
まぁ、それ以前に、今回の飛葉のバイクは、
2023年末に発売された CB750FOUR KO をベースにしているということなので、
他のバイクベースのバイクは作られる可能性が低そうなのでございますが。
2024/08/26 『しかのこのこのここしたんたん』第8話を見ました。
初詣と鹿生ゲーム。
新年の話でございます。

米作りの回は10話と予告されておりますゆえ、
サザエさん時空ではないものの、時系列が前後することはあるようですな。
 
鹿神さまと鹿の子が同一人物かはナンセンスな物語なので
考える必要はございませんでしょう。
双子ぐらいが説明つきやすいですけれど、ね。
 
おみくじは大シカに対して凶シカでいいのか? いいのでしょうねぇ。
シカが吉の意味だとすると、凶吉になってしまいますが。
 
鹿生ゲームはもっと面白く出来そうですが、
原作準拠でそのボリュームがこのぐらいなのでございましょうな。
 
 
 

2024/08/27 マクドナルド・サムライマックのCM
マクドは大変なものを作っていきました』を見ました。
YouTubeで。
テレビで見たことない。ネット限定なのかなぁ。
そういえば、公式チャンネルでも見ていない。
 
これ、ニコニコが ニコニコ動画(Re:仮)を始めた
6月半ば頃企画思いついたのでございましょうかねぇ。
 
魔理沙は大変なものを盗んでいきました』と比較いたしますと、
絵はきれいなものの枚数は少なく、意外と低燃費
 
発売日が決まっていて、短い時間で作ったのかなぁ。
話題性狙いだからそれなりでいいという判断もあるのかも?? 
 
それにしても「マクド」。
魔理沙の3文字と合わせたのでございましょうな。
マックも3文字ではございますが、
促音は声に出すと1/2音的な感じでございますし、
文字の絵的にも収まりが悪いのでございましょうな。
 
 
 
 
2024/08/28 戦国時代、スペインやポルトガルは
日本に鉄砲とか色々な物を売って銀を得ていた
わけでございますが、
それをどうしたかというと、本国に持ち帰るわけではなく、
かなりのお値段で当時の中国・明に売っていたそうでございます。
 
当時明と日本の間に国交はなく、そのためにこのようなことが成立したのだとか。
わざわざヨーロッパからやってきたのでございますから、
そうとう儲けが出ていたのでございましょう。 
 
ファンタジーでしたら、途中にドラゴンがいて通れない場所だけど、
よその国から来た商人はドラゴンを避ける方法を知っていて……
みたいな感じでございましょうか。
 
 
 
 

2024/08/29 YouTube ショート動画「ネットミームカルタ」
さんの「MAD」の項に、
 
"「ヤマト」のマッドテープはむかし友人から流れてきて聴いたことございます。
 「MAD」という言葉は、アメリカの風刺雑誌「MAD」のような、
 というニュアンスが含まれているのかも? とわたくしなどは思っております。"
 
と、書き込んでおきました。実際のところどうなのかは分かりませんが
この雑誌、害のないアニパロが流行る以前のパロディに、
かなり影響を与えていると思いますのでありうることだと思います。
 
ちなみに「MAD」という誌名は
出版社がニューヨークのマディソン通りにあったから、だとか。
 
でもこれってダブルミーニングですよねぇ。
何かあったときに批判を避けるために用意された答って感じの。
 
 
 
 
2024/08/30 「谷る」もしくは「谷まる」ってなんて読むかご存じですか?
答は「きわまる」。
 
進退維谷(しんたいこれきわまる)というふうに詩経で使われいるそうでございます。
 
でもふつう読めないですよねぇ。
大正時代にも「たにまる」と読んだ人がいたらしく、さらにそれが隠語化して、
実際谷(たに)まってしまったよ」と
困るの意味で使っている人がおられたようでございます。
 
(参考:『や、これは便利だ』平凡社ライブラリー2023/6)
 
 
 
 
2024/08/31 「本の雑誌」2024/7「本棚が見たい」
水玉螢之丞先生の研究家である田中すけきよさんという方の書庫が
8ページにわたって紹介されております。
 
27畳に本棚がいっぱい、ということで
きれいに並べられた本は本当に見ているだけで楽しいものでございますな。
 
中でも6ページ目右下半分。二見書房のゲームブックの充実ぷり
 
2冊とか3冊ずつ持っているし、
羊を数え眠る本』『妖精の宝箱』『謎とき』なんて、
ゲームブック周辺本まで揃えている。
 
魔城の迷宮』が4冊もあるところなんて、見たことない。
発売当時に大きい本屋さんにだったらあったかもしれないけど、
見たことあったかどうか。
 
他の普通の本は1冊ずつなのに、二見のゲームブックだけ複数冊とは。
 
ただ、
シャーロック・ホームズ10の怪事件』をはじめとするシリーズは
判型が違うので別の場所として、
ジュラシックパークサバイバルアドベンチャー
がないのはどうしてでございましょう。
知らない?
評価していない?
 
それとも見切れたところにあるのかなぁ。
それも不自然な気、しますけど。
 
ちょっと不思議でございます。

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 ただ者ならぬポール・ブリッツ様のコメントに対する答が長くなったので、稿を改めて記事といたします。
 どうしようかと迷ったのでございますけれどね。
 ついでに申しますと、簡単に書けると思って多々怠けておりました。
  
 ただ者ならぬポール・ブリッツ様のコメントのコメントに関しましては、
ここに再掲しようとも考えたのでございますが、これも怠けてそのようなことはしませんでした。
ので、前回記事からたどって読んでみてください。
 
 この記事、コメント欄に載せようとして描いたものですので、まとまりが悪うございますし、
ただ者ならぬポール・ブリッツ様のコメントあっての答なので、再掲した方がいいのでございましょうけれどね。
 
というわけで、
 
☆ ツリー構造をリゾーム構造の中に組み込むことも、
  リゾーム構造をツリー構造の一部に採用することも出来ると思います。
 
 言えるのは、ゲームブックにストーリーを持ち込むのであれば、
必然的にツリー構造になるということでございますな。
 
 ストーリーは、
起点があり終点があり、それが因果関係によって結びついているもの。
そうした時系列に沿ったものは、一方向移動型が表現しやすいと申せます。
 
 
* とは申せ、
  ツリー構造と一方向移動型とをイコールと考えるのは早計でございます。
  ツリーは、家系図や分類図、あるいはマインドマップのような拡散型の構造で、
  別にストーリーを持たなくてもいいですし、まとまっていなくてもいいからです。
 
  ゲームブックのような形は、その一形態、
  分類すればそうなると考えればよろしゅうございましょう。
 
 逆を申しますれば、
リゾームはそれ自体、ストーリーを持たない構造ということになります。
 起点と終点がないので、前提→結論という形にはならないのですな。
 
 ただし点と点の間に因果はありますので、そこにドラマが発生する余地がございます。
 また、それをコントロールすればストーリーを導くことも出来ると存じます。
 
 ただし、リゾーム構造は起点も終点もないため、時間軸はございません。
 
 その条件の中でドラマを成立させるとすれば、
時間など関係ないほど短い一場面か、
逆にパラグラフごとに状況が変わってもおかしくないよう長い時間を扱うか、
等になると思います。
 
 さて。
☆ ここからは、無方向移動について書いたときに少し書いたと思いますが、
 
◯ リゾーム構造のフローチャートは、難しくはあるものの書けないとは思いません。
  それはいくつもの線をまたぎ越すようなものとなるでしょう。
  ちょうど航空路線図みたいなものになると思いますよ。
  
  あるいは三次元で書けば、まとまるかもしれません。
 

☆ ストーリーメインの場合は、基本的にツリー型、一方向移動型になると思います。
  内包という考えも含めて。
 
 したがってリゾーム構造は、ストーリー以外の方法で、
ある点と別の点が結びついているということになります。
 
 たとえば、ランダムですとか、シミュレーションですとか、
何かそれに類いするものでございますな。
 
 例といたしましては、
 
若桜木虔作品の迷路や戦闘部分、
「クイーンズブレイド」シリーズ、
『きみならどうする食糧問題』
 
などがそれにあたると思っております。
フローチャートがちゃんと描けてないのでおそらくでございますが。
 
◯ 『二つの川の物語』は……。
  うーん、
  確かに、ポイントからポイントに直接おもむくのであれば、
  そうなりますね。
 
 ただ、あれは
『シャーロックホームズ10の怪事件』みたいなもので、
双方向移動型の発展型だと思っているのですよね。
ほら、『~10の怪事件』って正式なルールですと、
そこに行くまでの道のりを測って時間経過させるじゃないですか。
その、途中を経過するというあたりが、双方行為動的。
 
 それを途中経過を取っ払って、
マップを見て直接その場所に移動するという形に改めたが、
ブレナンの『ドラゴンの洞窟』あたりでしたかな。
 
 そういうのをわたくしは多方向移動型と呼んでいて、
無方向移動型とは違うと思っているのでございますよね。
 
『二つの川の物語』もその多方向移動型に属するのだと思っております。
 
 前回本文では、
多方向移動型を「起点を参照にする特殊なツリー構造」と書きましたが、
ツリー型は起点と終点があることが基本なので、
ループした後に先に進むということはあったとしても、
形式的に多方向移動型はツリーとは別物と考えるべきでしょう。
 
 だからといって、次に行く場所が位置的な決まりによって数カ所決められている
双方向移動型とも多方向移動型は違います。
 
双方向移動型では道中での出来事が物語となり(それがしばしば冗長でもある)ますが、
多方向移動型ではそれをなくすことで、簡潔な物語にしているのでございます。
 
◯ 多方向移動型と無方向移動型との違いは、
  イベントがシーンの中で完結しているかどうかに拠ります。
 
 多方向移動型は、双方向移動の変形でございますから、
一つのイベント(人物や場所)が終われば元のパラグラフに戻る、
あるいはマップを見るなどして次のイベントに向かう、という形をとります。
 そして条件などなければ、次のイベントはどこを選んでもいい。
 
 無方向移動型はそうではございません。
 イベントの途中で、と申しますか、イベント関係なく分岐は発生いたします。
 
 たとえば『クイーンズブレイド』は、
本1冊が戦闘という一つのイベントでその中で分岐が発生しておりますよね。
で、その途中で現れる分岐はどれを選んでもいいというわけではなくて、
次のパラグラフが指定されております。
たとえばキックという選択を採ったら、
それに対応したパラグラフに向かうように指示されますよね。
 
 選択とその結果に因果関係があるのでございます。
 
 先ほど書きましたとおり多方向移動型は、どこを選んでもいい、
つまり因果関係が無いのでございますな。
 
(念のため書いておきますが、多方向移動型のイベント内の行動は
 一方向移動型だったりいたしますので、
 その中においては起点から終点の因果関係が発生いたします)
 というわけで、多方向移動型と無方向移動型は違うのでございます。 
 
☆ ツリー型とリゾーム型と申しますのは、
  別にゲームブックの移動型を説明するために考え出された概念ではないので、
  ゲームブックの移動型とイコールというわけではないのでございます。


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(上に収まらなかったので、ここで)
 
イチジク受粉方法ってご存じですか?
イチジクは無花果と書き、パッと見、花がございませんが、
実は実に見える花托
(かたく=普通の花でいうと花の下の膨らんだ部分のことでございます)、
中に花があるのでございます。
 
 野生のイチジクオスの木とメスの木がある雌雄異株なので、
単体では受粉できません
 
花粉を媒介するのはイチジクコバチという小さな虫なのですな。
 
 このイチジクコバチ、イチジクの中に卵を産み付け、
羽化後は実の中で交尾し、卵を持ったメスだけが実の外に出て行きます。
オスの方は中で死んでしまうのだとか。
 
 で、飛び立ったメスは、イチジクに卵を産み付けるのでございますが、
雄花か雌花かの区別はつきません。
 
 で、雌花にたどり着けばイチジクの受粉成功
ですがコバチは雌花が邪魔をして産卵できず、子孫繁栄失敗
 
雄花にたどり着いた場合、コバチの卵はその中で成長し、
先ほども書いたとおり、コバチは次の世代に命を繋ぐことが出来るのですが、
イチジクは受粉しないという……。
 
 何とも妙な共生関係でございますな。
 
 これを読んで、イチジクって中にハチが死んでいるんだ……って心配した方、
ご安心を。
 
 イチジクのうち実を食べるのは雌株だけ。
 それに、イチジクコバチを必要とするイチジクは
カプリ種とスミルナ種(カプリ種の雄花から受粉)。
 
 日本で栽培されているイチジクはほとんど「桝井ドーフィン」という種類で。
これは単為結果性(たんいけっかせい)=受粉しなくても実がなるタイプ
なのだそうでございます。
 
 そもそもイチジクコバチは寒さに弱く、日本の冬に耐えられないのだとか。
 
 ちゃんと調べられなかったのですが、
種ではなく、木を植え付けて育てて行くみたいですな。
  
(*) 輸入されたドライフルーツのイチジクの場合、
  稀にコバチが入っていることがあるそうでございます。
  食べても問題ないのだとか。

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 人間の思考法には、ツリーリゾームという2つがあるそうでございます。
 
 ツリー樹形図でございますな。
1つのことを起点にして、そこからパターンや例外など、
いろいろと考えて展開させていく論理的な思考法にございます。
 
 それに対してリゾームと申しますのは地下茎の一種根状茎のことだそうで、
手早く申しますればインターネットのようなネットワーク構造でございます。
 
 すべてがつながっているので、そこには起点終点もございません。
ツリー構造では起点は不動のものでございますが、
リゾームの場合は各点が影響を及ぼしあっているので、
常に変化している可能性があるのでございますね。
 
 このように「あらゆる物事は常に変化している」というのが、
フランスの哲学者、ジル・ドゥルーズさんの
「生成変化」というお考えだそうでございます。
 
 ……でね。
 

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「GMウォーロック」vol.14を読んでおりましたら、
『山本弘 ウォーロック大全(仮)』が発売されるそうでございますな。
10月を予定しておられるとか。
 
 山本弘先生のご逝去、傷み入りますとともに、
このご本に関しては期待するところでございますな。
 
 とは申せ、タイトルどおりこれは、
「ウォーロック」誌での先生の著述をまとめたもの。
 ですから、
「コンプティーク」版の『ロードス島戦記』とかは無いのでございますよね。
残念ながら。
 
もっとも山本弘先生の多岐にわたる活動を網羅するともなれば、
とんでもないことになります手性から、とてもじゃないことになりそうでございますが。
 
 全集なんかが出た日にゃ、どうするのでございましょうねぇ。

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令和六年7月
2024/07/01 YouTubeのおすすめをぼーっと眺めていたら、
サルノガンダム」という文字が英語で飛びこんできました。
何それ、マッド動画!? と思ったのでございますが、11:07:53とやたらと長い
二度見したら、「Saru No Gundan
──英語字幕の『猿の軍団』でございました……。
 
 
 
2024/07/02 トミカジブリがいっぱいコレクション
再販されていたので買ってまいりました。
『となりのトトロ』の「ネコバス」と「オート三輪」、
『千と千尋の神隠し』から「海原電鉄」、
『ハウルの動く城』から「ハウル城」の計4つ。
 
他で買えばいいな、とも思いましたが、ネコバスとかね、
残り1つだったので慌(アワ)喰って買った次第にございます。
きっと土日で勢いよく売れたのでございましょう。
 
トミカは頑丈なところがいいですよね。プラモデルに比べて壊れにくい。
 
* その後行ってみましたところ、無くなっていたものも補充されておりました。
 きっとバックヤードにあったのでございましょうな。
 
 
  
2024/07/03 KADOKAWAの情報流出の話題、ついつい見てしまいますなぁ。
 
わたくしは、ないものはないで良しとする方でございますし、
登録苦手なので運良くなのかニコニコのアカウントは持っておりませんが──。
 
まぁ、今回の事件の尻馬に乗って
日本の企業を攻撃してくる犯罪者が増えるかもしれないのが怖ろしいですな。
 
それと、マイナンバーカードにいろいろ紐付けしようとしている政府に対して
反対意見が増えるのではないかと思います。
 
で、この事件に関して、見ていてなるほどと思ったのは、
ひろゆきさんという方の言葉でございました。
 
情報は流出するものと思っているから自分ならそれを収集することはしないし、
実際2ちゃんねるでもそれはしなかった。
その情報からある程度の収益が発生したとしても、
情報流出したときに受ける被害に比べたら微々たるものだから、
 
ということでございました。
 
まぁ、今回の事件ではアカウント登録とか以上の情報が
流出しているわけでございますが──。
 
やっぱり情報は紙で管理した方がいいのかなぁ。

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トリの翼のような特殊化した構造に付随する機能や、怪獣生物学入門
それに基づいた適応的行動パターンは
文字通り「論理(ロジック)」として整合的に語られる。
たとえば「空を飛ぶための翼」のように。
しかしそれは本来「辻褄(つじつま)が合っている」
という以上のことを意味しない。
なのになぜか「飛ぶために翼を持つ」という、
一種の「目的論」としてそれが語られることが多い。
無論、動物の形を決めた「目的」など、
この世にあった試しはない。
 「目的」をもって生物を作ったものもいるはずはない。
だからこそ、生物学の世界では目的論的説明はご法度とされる。
むしろ進化生物学的に問題となるのは
「なぜそうなったか」という経緯なのである。
(『怪獣生物学入門』倉谷滋:著
 /集英社インターナショナル新書/2019/10)。
 
  
 これ普通に見かけるし、やりがちなんですよねぇ。
そうしないと説明がややこしくなるってこともございますし、
単に説明するだけならばそれで充分ってこともございますし。
 
 ですがやはり、鳥が自ら(一世代もしくは数世代)の
空を飛ぼうとする意思によって翼を手に入れたとするのは、
生物学的にはご法度なんですねぇ。
 
 SFならばそういう発想ございますけれど。
 蛇足ながら、何ものかの意思で、というのも同様でございます。
それが容れられるのなら、科学は宗教に組み入れられてしまいます。
 
 それはさておきましても、意思の力が進化に影響をおよぼすのでしたら、
人間に翼が生えてもおかしくないですよね。
歯が何度も生えかわってもいいと思いますし、
みんなもっと身体能力や知能があってもよろしゅうございましょう。
 
 でも、そうはならないのですな。
 
 
 あるいは、「ざんねんな生き物」のざんねんな部分というのは、
解消されてなければおかしいと申すものでございます。

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『手塚治虫キャラクター名鑑』手塚治虫
手塚治虫:著
濱田高志:編
二階堂黎人
黒沢哲哉
田中創
濱田高志:執筆
幻光社(2024/4)
 手塚先生のキャラクターを集めた本というのは
これまでもいくつもございますが、
簡単なものしか持っていなかったので
買ってみることにいたしました。
 
 人名辞典のような構成かと思いましたら、
そうではございませんでした。
 
 手塚先生と申しますればスターシステム。
 それに倣って、劇団俳優、主人公と次第に幅を広げながら
紹介していく方法を採っております。
 
 手塚先生のキャラクターを紹介する本としては順当なやり方ではございますが、
すべてのキャラクターを網羅しているわけではございません。
 
 それと残念なのは、索引がついていないことでございます。
そのため、
気になったキャラクターを調べるというのがちょっと面倒なのでございます。
 
 一方で、いいカットを拾ってきているのはいいところ。
 
 それに貴重な資料が掲載されているのもうれしいとところでございます。

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(上に書けなかったのでこちらへ)
 

7月1日でしたか、
NHK-BS-1で「マーク・ランディス」という方のことを見ました。

本人は無名にもかかわらず、
その絵はアメリカ20州の50の美術館に展示されていたとか。
凄いことでございますな。
 
 実は彼は贋作家でございまして、
実業家や牧師などに扮して小さな美術館などに手紙を出し、
絵を寄贈していたのでございます。

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令和六年6月
2024/06/01 6月1年の半分が今年も過ぎましたな
何か6月も物の値段がいろいろと上がるとか。
すでに大変なのにさらに大変。
 
 
2024/06/06 スイカゲームに似たゲームをスマホに入れてみました。
でも、やってみて広告みてまでやるゲームじゃないなー、
という感じでアンインストール
 
 
  
2024/06/07 ホントは
コラムスライクなゲームがやりたかったのでございますよね。
以前『SEGA 3D復刻アーカイブ』という3Dsのソフトでやっていて、
ふたたびやってみたくなったので(ソフトは行方不明……)。
 
でもスマホアプリでは
プログラミングが貧弱なものしか見つけることが出来ませんでした。
 
コラムス』はアツくなるというよりも
まったりだらだらとやれるのがよろしいのでございます。

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(上に書ききれなかったので、こちらへ) 
 
インターネットアーカイブが出版社勝訴の影響で
50万冊の書籍を貸出リストから削除
(2024年06月24日 22時39分/Gigazine)
 
というニュースが入ってきたので、
気になって Internet Archive 見に行ってまいりました。
 
ポップアップで説明が出るなど少し変わったようですが、極端な変化はないみたい。
gamebookで検索してみると、むしろ充実している。
 
「Warlock」誌とか「Whitedwarf」誌なんか、以前はなかった気がするしなぁ。
ゲームブックの項目なのに
中にはコンピュータゲームの雑誌もあったりしますけど──。
 
こういうのって、眺めているだけでも楽しいですよね。
 
で、結局、何が変化しているのかは分かりませんでした。
140万冊中の50万冊だからかなり変化があるはずなんですけどね。
 
どういうことかは分かりませんが「貸し出しリストから削除」
という点がキモなのかもしれません。
とりあえず普通に眺めている分には関係ないことなのでございましょうか。

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(上に書ききれなかったのでこっちへ) 
 
 ホトトギスというのは6月頃鳴く鳥なのだそうでございますな。
存じませんした。
ウグイスとあまり変わらないころ鳴くのかと思っておりました。
   
 ウグイスとの関係はホトトギスはウグイスの巣に托卵をするのだとか。
それも知らなかったなぁ。聞いたことはあったかもしれませんが。
 
 このホトトギス、織田・豊臣・徳川の三天下人を詠んだ川柳で有名でございます。
 ちなみに本人たちが詠んだのではないことはご存じのとおり。
 江戸時代後期の随筆『甲子夜話巻53に見える句でございます。
作者は不明らしく同じ方がみんな作ったかも知りません。
 
鳴かぬなら──」と始まる句でございますが、
それにしても偉い方が待ち焦がれているのになぜ鳴かないでございましょうか

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令和六年5月 
 
2024/05/01 以前買った磁気ネックレスが出てまいりました。
疲れていたので付けてみたのですが。
確かに肩のコリはとれる。でも疲れは取れない! 
うーむ、そんな感じか。
あ、個人の感想でございます。
 
 
 
2024/05/02 数日前のニュースで消滅可能性自治体というのをやっておりました。
若年女性人口が2020年から2050年までの30年間で50%以上減少する自治体のことを
そう呼ぶのだそうでございますな。
 
全国1729自治体のうち、744の自治体がそれにあたるとか。
みると北海道・東北など寒い地方が多いみたいでございます。
 
でもこれはチャンス! 
そのあたりの土地を買い占めるのもいいかもしれません。
そのうち地球温暖化が進めば、
そのあたりが一番過ごしやすい気候になりましょうからな。
 
もう少し深刻になってからでいいや、
と思っていらっしゃる方もおられるでしょうが、
中国など外国の方が日本の土地を買っているという話も聞きます。
うかうかしていると、先を越されてしまうかも知れません。
 
 
 
2024/05/03 テーブルマークってむかしの加ト吉だったのか!! 
なんか聞き慣れない名前だったので、うさん…じゃなかった、
新しい会社かと思ってました。
 
☆ 後日冷凍庫にあったウドンを見ましたところ、加ト吉の名がございました。
ブランド名は残しているのでございますな。
 
 
  
2024/05/04 ビッグモーター社が、
WECARSという新会社になったそうでございます。
 
レッカー(wrecker)ズなどと間違って覚えられないかちょっと心配。
 
聞き慣れない社名になりますと、
以前どんな会社だったか思い浮かばなくて、
まったく新しい会社かと思ってしまいます。
 
まぁ、旧経営陣を廃したまったく新しい会社なのでございますが。
 

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これは「Role&Roll 217
読者欄に載せていただいた絵でございます。
 
vol.215『ケダモノオペラ』のエピソード、
永遠の戦士」にヒントを得たものでございます。
 
Role&Roll
 
月の光を喰らい時を巻き戻すヤミオオカミ
 
果つることなき時の中、戦士との戦いを永劫にわたって繰り返す──。
 

ケダモノオペラ』の設定はかなり独特でございまして、
ケダモノと呼ばれる人喰いの怪物は
疑似餌と呼ばれる人間そっくりの器官を備えております
 
 人間と怪物がつながっているのでございますな。
 
 ただし、疑似餌を本物の人間だと思いこんでいる人には怪物は見えない。
普通の人間がそこにいると思いこんで接してしまうのでございます。
  
 怪物としてふるまうときには
疑似餌を体内に収納することも出来るらしいのでございますが、
一枚だけの絵として描く場合には、疑似餌の方も描きたいじゃないですか。
 
でないと、この作品の特徴か分からなくなってしまいますから──。
 
 というわけで、絵では女性を前面に出しております。
 
 オオカミさんの方は月の面に象徴的に描かれておりますが、
見えてない感じで。
 
 周りに転がった頭蓋骨が無数の戦いを表現しております。
 
お話では一人との戦いが繰り返される形だったような気もいたしますが、
それでしたらやはり象徴的な意味合いとして──。

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☆ 「Role&Roll 216」の読者欄に載せていただいたもの。
vol.214の「虚構侵略TRPG」の「マッドドライブ」にかこつけたものでございます。
 ポスターの中から現実に戻ってきた感じでございますな。
 
Role&Roll
 
『怒りのデスロード』他の変な車を参考にいたしました。
 
敵キャラなんかも入れるつもりでしたが、もっと画面が大きければ……
というのはいいわけでございますな。
 
 持っているのは、多分ビン。
 
 主人公の路肩真楠という名前には何か意味があるのでしょうかねぇ。
路肩は英語ではロードサイド、
もしかすると路肩は ROCKOUT の語呂合わせなのかもなどとも考えました。
ちなみに ROCKOUT は思い切り楽しむという意味なのだそうでございます。
 
☆ 『マッドマックス』シリーズは劇場で見た2が一番好き。
『怒りのデスロード』は、
ラストあたりの盛り上がりをもっと期待していたのでございますけれどねぇ。

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究極のゲームブックシリーズ
人狼ゲーム
『リアル人狼ゲームで勝ち残れ!』
真代屋秀晃 アメノトモアキ:著
(池田書店/2024/3)
 
70パラグラフ。一方向移動型。
フラグ、パラメーター要素なし。
(が、覚えておく要素はあり(42))
 
『~信長軍を倒せ!』中学1年生が主人公、
そして本作は中学2年生
 このシリーズ、
そのぐらいの年齢の読者を対象としているようだ。
  
 文体は通常のジュニアノベルと変わらない。
 その手の作品を読む感覚で選択肢のある物語を読んでもらおうという企図だと思う。
 フラグ要素がないのもそのためだろう。
 
 テーマパークの奥に地図にも載っていない「人狼の館」があり、
そこで先生とクラスメイトが実際に死が伴う人狼ゲームを強制される
というベタな展開も、そんなコンセプトによるものに違いない。
 
 でなければ、もっと自然な設定にするのではないだろうか。
  
 ちなみに、イラストには死体も血も描かれない。
それも対象年齢に対する配慮なのだろう。
  
 作者はあとがきで
人狼をゲームブックとして構成する作業は想像以上に難しく
とお書きになっているが、それにはそういう縛りがあったためかもしれない。
 あるいは逆に、こういう縛りがあったからこそ、
割り切ってできた部分はあったかもしれない
(が、その割り切ることに悩むような気もする)。
 
 それを抜きにしても、人狼ゲームのゲームブック化は難しそうだ。
人狼に慣れていない身としては、プレイしていても頭がこんがらがってくる。

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(上に書ききれなかったのでこちらへ)
 
 ダンバー数という考えがあるらしいですな。
人間は150人を越えたあたりで仲違いを起こす
それは脳の容量と関係している、
というダンバーさんの説でございます。
 
そのあたりの規模で倒産する会社とかよくあるとか。
(何人を境界とするかは諸説あるようでございます)
 
 で、それ以上の集団を結びつけるために必要なのが言語、
それも階層的な構造を持つ言語だと、
ダンバーさんは主張してているそうでございます。
 
「『神が言っていた』とあいつが言っている」というような文でございますな。

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令和六年4月
 
2024/04/01 naive(ナイーブ)と申しますと、
日本では「素朴」・「うぶ」ほめ言葉で使われますが、
英語の本来的な意味は「経験不足から来る単純さ」、
つまり愚かだということなのだそうでございます。
"You are a naive person"は「お前はバカだ」と同じ意味なのでございますな。
『エヴァ』のシンジさんなども naive person でよろしいかと。
 
 
 
2024/04/02 「宇宙戦艦ヤマト」50周年の出版・上映などを
庵野秀明先生が企画・プロデュースなさるというニュースを読みました。
  
てっきり『シン・宇宙戦艦ヤマト』をお作りになられるのかと思ったら
違うのでございますな。
 
今作れば確実に山崎貴監督の『SPACE BATTLESHIP ヤマト』を越える
作品が出来ると思われますのに。
 
むろん、そんな子供っぽい対抗意識は無いのでございましょう。
 
 
 
2024/04/04 NHK-BSカーリングの試合を中継しておりました。
日本対スコットランドでございます。
 
で、得点表示の国名の横に国旗が描かれているのでございますが、
日本は言わずと知れた赤い丸
それに対してスコットランドの国旗は青地に白のバッテンでございますよ。
これはもう日本が勝たなければおかしいと申すもの。
と思ったのでございますが、今結果見ましたところ、
5対7日本の負けだったようでございます。
 
うーむ。国旗の力だけではどうにもならないみたいでございますなぁ。

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究極のゲームブックシリーズ最強最悪の信長軍
『天下分け目の頭脳戦
 最強最悪の信長軍を倒せ!』
瀬多海人:著
(池田書店/2024/3)
 
 
 
196パラグラフ、一方向移動型。
フラグ、パラメーター要素なし
 
子供むけの安易なゲームブックかと思い始めたら、
面白かった
  
 
 主人公は12歳。マンガや小説を読みながら、
もしも戦国時代に生まれていたら……、
などと考える日本史が好きなごく普通の中学生だ。
  
 それがある日、目を覚ますと
美濃斉藤の分家筋の嫡男、
斉藤龍高として生まれ変わっていた。
  
 時は永禄10(1567)年
斎藤道三はすでに亡く、その孫、斉藤龍興が美濃を治めている。
 その美濃国についに織田の軍勢が攻め入ってきた
  
──と、そういう状況で物語はスタートする。
 
 

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