忍者ブログ
025/11/11 前に秀逸だと書きましたが、一旦ゴメンってコロコロの読者投稿なのだだそうでございますな。 脚本家の加藤陽一先生が、当時のツイッターに「妖怪「一旦ゴメン」はコロコロの読者応募から採用した妖怪です。”そういうヤツいるよね”というあるある感といい、名前といい、デザインといい、スゴく秀逸で、全会一致で採用しました。いまだによくできてるな~と感心。」(2014年8月9日)とお書きになっていて、本当にそう思います。一反もめんをモチーフにするあたりといい、もしかすると考えた方は子供ではないのかも? 膨らませ甲斐もあったキャラクターだったのでは、と思います。
[949] [948] [947] [946] [945] [944] [943] [942] [941] [940] [939]
(タイトル下に書ききれなかったので、こちらで)
 
背水の陣」という言葉はご存じでございましょう。
 
大きな川を背後に置き、逃げられない絶体絶命の状況で戦う──
一般的に、これは悪手でございます。
 
本来は川を前に置いて兵を配置し、
敵が川に入って動きが鈍ったころを弓矢などで攻撃する。これがセオリー。
  
そんな逃げられない状況だからこそ兵たちは必死に戦う。
それが「背水の陣」でございます。
 
ただ、この言葉の由来となった井陘の戦いでの韓信の話では、
援軍と申しますか本隊が来るのでございますよね。
 
韓信の兵が川を背に必死の戦いを行って敵の兵をおびき寄せているうちに、
本隊である漢の大軍がやって来て手薄になった敵の城を落としてしまうという。
 
西部劇のラストで騎兵隊の援軍が駆けつけるとか、
『カリオストロの城』でICPOがやってくるみたいな話でございますな。
 
 
ですから、窮地での戦いと申しましても、まったくそれだけ、
というわけではないのでございます。
 
   
 なぜこの成句をとりあげたかと申しますれば、大正時代に書かれました
『や、此は便利だ』下中 彌三郎・秋永 常次郎:編
(平凡社ライブラリー/2023/7)
こんな説明があったからでございます。
 
もと、陣法の名である。
 水を背にして、陣する故、
 もし、上手く行かねば、その水を切りおとして
 共におぼれてしまう覚悟なのである
 
この説明ですと、
ダムの下流で戦っていて、いざとなったらそのダムを決壊させて、
敵味方共に全滅という計画ですよねぇ。
故事のとおりではございませんが、そのような作戦もあってよろしいかと。
 
実際、
『ワイルドセブン』「熱砂の帝王」ではそれに近いことやっております。
 
 敵が上流でせき止めた河を決壊させ、
さらにその流れを変えて町を洪水にし、
混乱に乗じて町を占拠していた敵を倒していくという。
 
 他にも、そういう話はあるような気がいたします。
 
 ただ、考えてみますと、映画でこれをやるとなりますと、
かなり大がかりなことになりそうでございますな。
 
 今ならCGで出来そうですが、
西部劇の時代ですとお金がかかって難しいかもしれません

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
カレンダー
10 2025/11 12
S M T W T F S
1
3 4 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30
プロフィール
HN:
道化の真実
性別:
男性
趣味:
ゲームブック
最新CM
[11/10 ポール・ブリッツ]
[11/09 道化の真実]
[11/09 道化の真実]
[11/07 ポール・ブリッツ]
[11/07 ポール・ブリッツ]
最新TB
ブログ内検索
バーコード
P R
フリーエリア
<
忍者ブログ [PR]