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2024/04/20 細胞の表面にはブドウ糖などの糖で出来た鎖状の化合物が生えている。これを糖鎖といい、いくつかの違う結合がある。この結合の違いが血液型の違いになるらしい。細胞はこの糖鎖によって他の細胞と関わりを持つのだが、病原体、ウィルスなどもこの糖鎖をとおして感染するようだ。 で、血液型が違うと抗体が攻撃するというのは、ウィルスの蔓延を抑止するためという説が21世紀になって発表されたそうだ。ウィルスは細胞から外に出るとき、細胞の表面構造を真似るのだが、これが血液型の違う人の体に入った場合、抗体反応が起こって攻撃するので、感染しにくいのだそうだ。つまり、血液型が違うと感染しにくいってことか。ホント?
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うらぶれた古い洋館。
真夜中さ迷っていると、とつぜん電話のベルが──。
  
ホラーものでよくあるシチュエーションでございますな。
取ってみると、意味不明のうめき声だったり絶叫だったり、
とにかくこの世のものではない声が耳を震わせるわけでございます。
 
でもなぜ、夜鳴る電話はそのように恐怖の対象になるのでございましょうか。
 
ありきたりな答はいろいろと思いつきましょう。
 
が、それはさておいて、でもなぜ
チコちゃんに叱られる』風に申しますと答は、
次のようにあいなります。
 
 (答えを見る前に考えたい方は考えて)
 
 

     ☆     ☆    ☆ 
 
 
 
答:電話局の職員は公務員だったから~~!!
 
チコちゃんらしい答でございましょ?
どういうことかと申しますと。
 (説明の前に考えたい方は考えて)

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(タイトル下に収まらなかったので、ここで)

『深夜の博覧会 昭和12年の探偵小説』辻真先(東京創元社/2018/8)
 
 昭和7年名古屋生まれの作者が送る、東京と当地を主舞台とした作品。
時代的にはシナ事変の直前かな、満州の事情なども関わってくる。 
 名古屋汎太平洋平和博覧会が開催された期間、
その隣にしつらえられたという設定の「慈王羅間(ジオラマ)」が目玉の舞台となる。
 
 前半は当時の状況などをいろいろと結びつけて、情報をあふれさせている。
やり過ぎな感があるが、多分そこを自然な感じにするともの足りなくなるのだろう。
 
推理小説というよりも探偵小説
読者が謎を解くのは不可能に近いと思う。
パノラマ館ならぬ慈王羅間館が目玉の舞台となっている
ことからわかるとおり、乱歩作品へのオマージュもある。
それも悪ノリ、かなり好き勝手にやっている感がある。
当時の技術でこれは無理、現実と見間違えるほどには出来ないだろうと思うけれど、
そこら辺はフィクションということで割り切っているのだろう。
当時これを作るとしたらを考えるのは楽しい。
でもエログロ・悪趣味は嫌だなぁ。
そもそもこんなものに大金をかけたということは
いくら大金持ちとはいえ信じられない。
 
トリックも、当時の技術を考えると、
フィクションでなければ成立し得ないもののように思う(現代でも無理かと)。
 
二十面相オマージュならそれもありということか。
どちらかというと大トリックはルパン三世な感じがしたけれど。

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『マッシュル―MASHLE― マッシュル
 マッシュ・バーンデッドと冒険の書1』
 甲本一・星希代子:著
 (集英社/2022/5)
 
 
 3~4日前に
このような書が出ているのを知り、
あわてて買ってまいりました。
 
 相変わらずですが
原作マンガは読んでおりません。
 
 著者の星希代子先生は
ハイキュー!!』のノベライズを手がけている方だそうでございますが、
そちらもでございます。
 
 マンガについては(他もという声もございますが)、
まったく無知でございます、あいすいません。
 
 原作の概要はと申しますと、

 魔法を使えない主人公マッシュが魔法学園に入学し、
その身体能力だけで試練を突破していくというギャグ系の物語……。 
 
 まぁ、わたくしよりもみなさんの方がよくご存じかと存じます。
 
 というわけで、さっそく本書について──。
 
 五章構成で、原作に登場する主要人物たちが
それぞれの章の主人公を務めるようなつくりになっておりますな。
 各章のタイトルとパラグラフ数は以下のとおりにございます。
 
第一章 マッシュ・バーンデットと予告の森       [36]
第二章 ランス・クラウン重力魔法の災難        [22]
第三章 ドット・バレットと魔法薬学の課題       [23]
第四章 フィン・エイムズと夜の彷徨(ほうこう)     [49]
第五章 レモン・アーヴィンと秘密の饗宴(きょうえん)  [22]
 
 第0章「冒険の前に」は、読者に対する呼びかけ
 各章の14は、ゲームオーバーやり直しのパラグラフになっております。
 
 ちなみにしおりつき。
 
 パラグラフ数は50以下でございますし、数値的要素もございません
 けっこう単純ではございますが、物語的には面白いので楽しめる。
 こういうのでいいんだよ、こういうのは──。
 
 と簡単に終わらせようと思ったのでございますが、
それだけで終わるのは惜しい気もするのですな。
 
 第章はマルチエンディングでございますし、
 第章は多方向移動型で、
     入手したアイテムの組み合わせにより成否が決まる
    (成功といっていいのかは微妙でございますが)という、
     本格的に一歩足を踏み込んだものになっております。
 
 
 タイトルは『冒険の書①』となっておりますから、
②以降も企画されているのでございましょう。
 
 となると、この作品は、読者にとっても入門的、
作者にとっても足慣らし的な意味合いだと思われます。
 
②では、五章が三章になり、パラグラフ数が多くなるのではございませんでしょうか。
 
 次作がまるまる一冊一作品ということも、十分にありえはいたしますが、
やり方はあるとはいえ、それではちと重い気がするのですよね。
 
 五章で内容的にこの軽さですと、
三章ぐらいがちょうどいいようにわたくしは存じます。 

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シンウルトラマン」上映にあわせて、特報ポスターなど
シン仮面ライダー」情報が少しずつ公開されてまいりましたな。
妄想がはかどると同時に、予測がつきづらくなります。
 
何よりも大きな情報は、ショッカーという組織についてでございますな。
 
Sustainable Happiness Organization
  with Computational Knowledge Embedded Remodeling
 
この頭文字をとってSHOCKER=ショッカー
 
ぐーぐるさんに訳させると
計算知識が埋め込まれたリモデリングを備えた持続可能な幸福組織
となりますが、
仮面ライダーに沿った訳をすれば、
脳改造による永遠の幸福組織」ぐらいの意味合いでございましょう。
 
それにしたがって、
テレビシリーズ冒頭で繰り返されていたナレーションの言葉も変わっております。
  
もとはご存じのとおり、こんな感じ。
 
仮面ライダー・本郷猛は改造人間である。
 彼を改造したショッカーは世界制覇を企む悪の秘密結社である。
 仮面ライダーは人間の自由の為にショッカーと戦うのだ!
 
 それがポスターに英語で書かれたものですと次のようになっております。
  
Kamen Rider Takeshi Hongo is an augmented human being.
 He was upgraded by SHOCKER,
 an all-loving secret society that pursues happiness for humanity.
 Kamen Rider has pledged to fight against SHOCKER
 to ensure human beings stay human.
 
こちらはぐーぐるさんの訳そのままだとこんな感じ。
 
仮面ライダー1号は増強された人間です。
 彼は人類の幸福を追求するすべてを愛する秘密結社である
 SHOCKERによってアップグレードされました。
 仮面ライダーは人間が人間であり続けることを確実にするために
 SHOCKERと戦うことを約束しました。
 
 にしても、ぐーぐるさんは
Kamen Rider Takeshi Hongo」をなぜに「仮面ライダー1号」と訳すのか?
 
まぁ、そこら辺の推敲はコンピュータにはむずかしいかもしれません。
 
 
 それはさておき、ショッカーの目的でございます。
 
 自ら悪の秘密結社を名乗るような組織は大したことがない
ということは別にいたしましても、
人類幸福追求のための博愛秘密結社でございますからねぇ。
 
 でもこれは、原作にあるものなのでごさいます。
 最終章ともいうべき「仮面の世界(マスカーズワールド)」の序盤、
一文字が助けた、ショーカーから逃れてきたというXのセリフでございます。

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「Role&Roll」vol.206の
ディヴアインチャージャーG シナリオ「もふもふの侵略者」よりでございます。
vol.208の読者欄に載せていただきました。
 
もふもふ
 
 

うさこぷたーもウサギモチーフでございますから、
ほかにしようかとも思ったのでございます。
 
 たとえば、「エクリプスフェイズ」とか。
ですが新撰組って興味ないんですよねぇ。
鞍馬天狗とか出すのも設定的に変そうでございますし。
 
シャドウラン」のベヒモスも魅力的ではございましたが、
年末の忙しさもあって、ちょっと時間切れでございました。
 
 さて、このシナリオ、
呪力増幅装置なんて面白そうな装置があるのに、
効果的に使われていない気がしたのでございますよね。
重要な装置なのにどうでもよさそうな人に管理を任せておりますし。
 
 というわけで、機械を活用する方向に持ってまいりました。
 
 ウサギさんは最初、元ネタよりにしようと描いておりましたら、
ホントにちょっと黄色いネズミっぽくなってしまいました。
 
 ので、目を動物よりにしてこのような顔となった次第でございます。
 
 巨大化いたしましたが、
まぁ、大きくなっても正義のティマーチームの敵ではございませんでしょう。
 
 元のシナリオにつきましては、クライマックスの戦い、
もう少しPET絡ませてもよかったんじゃないかなーと思いました。
 
 ダメージを与えることは出来なくても、戦闘のとばっちりで
PETの攻撃がDCたちに当たってしまう可能性があるとかでございますな。
 
 それこそ増幅装置を破壊するとか弱めておけば、
そのダメージを減らすことが出来るですとか。
 
何かPETをサブ的に絡めることが出来た方がよかったような気がいたします。

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「本の雑誌」2022/4 「◯図書カード三万円使い放題!」(p.76-79)を、
  寝起きに書いた方の名前も見ずにぼーっと読んでいました。
 
 わかりやすいしユーモアもあるしいい文章だなぁ、
と思ってタイトルの下を見返すと、新井素子先生でございました。
 
 このコーナーの文章って、
本屋さんに行って、これ欲しかった、こんな本がある、
額内でおさまった、ちょっと越えてしまった、みたいなことを
つれづれに書いていることが多いのですな。
 
 それが書きやすいですし、まぁ普通でございましょう。
 
 でも、新井先生の文章には構成がございました。
 
 自分が本中毒であるという話から始まって、
普段の生活のことを書いていくのですな。
それが自然に買った本ついての話につながっていく。
最後には、軽いオチもついていて、
一つの話としてまとまっているのでございます。
 
 別表で買った本のリストがあるので、文章に入れる必要はないのですが、
それらすべてをちゃんと入れているあたりも手際の良さを感じました。
 
 最初に著者名を見ていれば、こんな感想は浮かばなかったと思います。
多分なんとなく、読んでいたことでございましょう。
 
 
 文章を書くときは、読みやすくてわかりやすい文章を書くようにと、
国語の授業などではおっしゃいますな。
 
 ですが、そのいい例というのが見つからない
 
 小論文の例として乗っているものは、
お行儀がよすぎたり興味を引かなかったりで
そういう文章を書こうという気にさせてくれなかったりいたします。
 
 さりとて、巷の文章は読んでおしまいになってしまいがちですよね。
 
 ひねった展開とか、グッとくる表現があるものでしたら、
そこを覚えていたりするものでございますが、
読みやすい文章となると読んで面白かったで終わり。
読みやすい工夫にさえ気づかないこともございます。
 
 かく言うわたくしも、読みやすいと気づいたのは今回が初めてぐらい。
 読みやすいを読みやすいと認識することは、なかなか難しいことなのかもしれません。
 
     ☆      ☆      ☆

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魔界サプリメントの記事が書けないと次に進めないな、
と思っていたのでございますが、
前回のうさこぷたーから、かなり開いてしまいました。
 
 しかも、文章はすでに書いてある……。
 あとはほぼアップするだけになっておりました。
(とは申せ、加筆いたしましたが)
  
 というわけで、
vol.207読者欄に載せていただきました絵がこちらでございます。
 
モルエドvsコカ
 
vol.205 SW2.5「奈落の彼方に灯る炎」
モルティア&エドさんとコカトリスさんとの戦いでございます。 
 
 エドさんは少し前にも描いたので他の作品を考えていたのでございます。
 
 たとえば、ゲームノベル「深き都よりの誘い」のクライマックスですとかね。
 
 ただ、確かに絵にはなるのですが、
どうも吾妻ひでお先生の絵で再生されてしまう!
 のたうおとか、あんな感じで……。
 
 というわけで上の絵に。
 

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ゲームブッククイズ(157)

Q:『タイタン』を著した発狂した賢者の名前は?

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破滅の魔界デーモン アドバンスト・ファイティング・ファンタジー第二版
 魔界サプリメント 
『破滅のデーモン』 
 グレアム・ボトリー :著 こあらだまり:訳
『魔界ガイドブック』  
 アンドリュー・ライト:著 飛竜賢   :訳
スティーブ・ジャクソン 
イアン・リビングストン:原案
安田均:監訳

(グループSNE/2022/2)
 
 
タイトルどおり、
タイタン世界のピット
 =魔界について扱った本でございます。
破滅のデーモン』のほうが、
魔界の住人であるデーモン作成のためのルール
そのキャラクターでのプレイについて。
 
魔界ガイドブック』がそのデーモンの住む
ピット=魔界についての
地名とそこに住まうデーモンたち。それに
さらなる悪の神などについて記された書でございます。
 魔界作成などのランダムのチャート類もございますな。
 
 雑に言ってみれば、魔界のルールブックとタイタン、
それにモンスター事典を組合わせたようなものと申してよろしいかと。
 
 あっ、急いで付け加えておきますと、
 
 アドバンスト・ファイティング・ファンタジー第2版のルールブックは
これらの書を用いるために必要でございます。
 
 さて。  

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2022/04/04 『レイダース 失われた聖櫃』の最後だけちょこっとみましたが、
キリスト教的にどうなのでございましょう?
 開けると中は灰か砂みたいなものだけで悪霊みたいなものが出てまいりますよね。
 
 入っているはずの十戒とかが灰と化したのは、
契約こそが大切で、それを形にしたものは必要ないということか。
十戒の契約が、新訳によってキリストとの新しい契約に更改されたために
必要なくなったか。
 正しいものによって開けられなかったために灰となったのか。
 
 霊的な存在も、
神が聖櫃を冒すものを罰するために仕込んでおいたとも考えられますが、
別の解釈もできますよねぇ。
 
 長い月日が経つうちに聖櫃の神的威光が弱まり、
悪霊たちが中に入っていた十戒などを消滅させ巣喰っていたなんて、
キリスト教の方が聞いたら怒られそうな、
でもネタとしてはアリな解釈だってできますし……。
 
 これ、実はパンドラの筺だったという解釈のほうがあっている気もいたします。
 実は「希望」だけが中に残っているのでございますな。
 
 
2022/04/08 ハッキングの95%はフィッシングから始まるのだそうでございます。
 特殊な場合を除いてすべてってことですな。
 ……
 怖いなぁ、フィッシング。
. 

 
2022/04/13 途中から見たので間違っているかもしれませんが、
何かコロナに感染しているかどうかを判定するアプリ
外国で開発中なのだそうでございますな。
コロナに特徴的な咳で陽性かどうか判別するのだとか。
咳の出ない無症状の人は分らないみたいですけど、すごいなぁ。
 
 
 
2022/04/14 業務用をあつかっているアミカで、
ペットボトルのクックドゥを買ってきましたー。
とりあえず、麻婆豆腐と回鍋肉と青椒肉絲。
500グラムで税別各753円。
麻婆豆腐は挽肉とかは入ってないみたい。
3~4人用の箱のが大体100クラムぐらいなので、値段的には変わらないかも。
 
でも、一人で食べるとなると、箱のだと余ってしまいますからねぇ。
特に麻婆豆腐なんか、3つセットのお豆腐の1個を食べたいとときなんか、ね。
 
混ぜて使うなんて変な実験をするときにも便利にございます。
500グラムぐらいだったら焼肉のたれなんかでも普通にあるので、
悪くする前に使いきれるでしょう。
 
あまり悪くなりそうにないですし。
 
 
2022/04/17 悪い魔法使いのすむ火吹山も火山ではございませんでしたが、
日本にある火山(ひやま)、火の山(ひのやま)という地名も、
別に火山ではないそうでございます。
 
ではなぜこの地名? 
実はこれらの場所は、のろし(狼煙)をあげるのに使ったのだそうでございます。
 
同じ語源で ひたてやま(火建山)という地名もあるそうな。
(参考:『民俗地名語彙事典』松永美吉:著 
 日本地名研究所:編(ちくま学術文庫/2021/4))
 
のろしは、山の頂上で焚くのでございましょうから、
英語にしたら Firetop Mountain でございますな。
 
考えてみますと、のろしを上げる山は見通しのよい場所にございましょうし、
呼び名も必要でございましょう。
 
一方火山(かざん)は年がら年中火を上げているわけではないでしょう。
ですから、のろしのほうが火山(ひやま)と呼ばれているのもむべでございますな。
 
 
 

2022/04/18 パスティーシュはパスタと同語源だそうでございます。
マカロンはマカロニと同語源だそう。 
 ……。
言われなきゃ思いつきもしませんなぁ。
 
 

2022/04/19 『戦場は、フリーウェイ』復刻新装版を本屋さんで発見。
本当に出たんだ……。
 
ということは、ゲームブック『さらば愛しきハリウッド』復刻版に
一定の評価があったということなのでございましょうねぇ。
同時に判型は偉そうでなくてもいい。文庫版がいいということに──。
 
値段は元の倍ぐらい? 本の値段って上がったなぁ、と思いましたけど、
考えてみますと執筆しておられる方々が偉くなったってこともあるのですよね、
 
おそらく。
 
 

2022/04/20 石ノ森章太郎先生のデビュー作『二級天使』で、
いいことをすれば翼が与えられるっていうの、
元ネタは『素晴らしき哉、人生』だったのでございますな。
 
NHK-Bsでこの映画をやっていたのでわかりました。
(残念なことに後半寝てしまいました) 
 
 ウィキペディアのこの映画のところ見ると、
二級天使という名称もこの映画で出てくるみたい。
 
 それにしても……ですねぇ。
 
悪役がヘンリー・ポッターで主人公の弟がハリーって言うのは……
ハリー・ポッターに影響与えていないですよ、ね?
 
 
 

2022/04/21 6月15日に講談社KK文庫より
怪盗クイーンはサーカスがお好き ゲームブック』が出るそうでございますな。
はやみねかおる先生と藤浪智之先生のコンビで。
 
主人公「きみ」は新米の探偵兼フリーライター
 
まぁ、主人公あたりを「きみ」にするとややこしくなりそうな作品なので、
これは妥当なところでございましょう。
 
「誰が怪盗クイーンなのか推理しよう!」内容紹介には書かれてございましたが、
サーカス団員の誰に化けていたかということで、
怪盗クイーンの正体がここで分るわけではないですよねぇ。
 
 何か新しい試みはあるのかなぁ。
 折り紙を折ったり、肖像画を描いたり、たたえる詩を詠んだり
(↑そういうのはブレナンの作品がすでにやっている)……。
 
とにかく期待でございます。
 
 

2022/04/24 ウクライナって言葉、語源としては
」という意味と「辺境」という意味があるそうでございますな。
 
ウクライナ語での語源だと国、境界の中、
ロシア語だと辺境を意味すると解釈されやすいのだとか。
 
うーん、奥が深い……。
 
根も深いのかも。
 
 
 
2022/04/27 狼が家畜化されて犬になったという説は
近年では否定されているらしいですな。
 
ニホンオオカミと日本犬も遺伝的なつながりはないみたい。
 
ただし、遺伝的にオオカミに近い犬種というのはあって、
一番近いのが柴犬、三番目が秋田犬なのだそうにございます。
 
つまり柴犬がもっとも古い起源を持つ犬である可能性があるのだとか。

 『狼と野生の犬』菊水健史:監修 近藤雄生:文 澤井聖一:企画・構成
 (エクスナレッジ/2018/7) 
 
さて問題。では、二位はどんな種類の犬でしょう?
 
 
2022/04/28 柴犬に次いで二番目にDNAがオオカミに近い犬種は、
チャウチャウだそうでございます。
 
 なんか、全力で否定したくなるでしょ? 
 でもそうみたい。
 
 
中国では食用や毛皮用として飼育され、
太りやすくするため(それと逃げにくくするためでございましょう)、
後ろ足が棒状に改良されたのだとか。
 
食用の場合、肉を与えず穀物の配合飼料を食べさせ、
柵の中で太らせるのだそうでございますな。
 
骨は漢方にも使われるとか。

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前回の「『ゆうやけこやけ』と『漫画少年』ゆうやけこやけ
に対する、尋常ならざるポール・ブリッツさまの
2022/04/23 のコメントに対する回答でございます。
 
 コメント欄に書けばよいのでございますが、
横着して画像を使いたかったので、記事に。
 
 
     ☆    ☆    ☆
 
      
『ピーカーブー』は『妖怪ウォッチ』ですよね。
時代をさかのぼらせれば『怪物くん』
ぐらいはできるのかな。

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2022/04/13 (Wed)「藤子先生と劇画」に対する漫画少年
尋常ならざるポール・ブリッツ様のコメント
返信を書く際、寺田ヒロオ先生の編著した
『漫画少年』史」をあらためて見てみました。
 

『漫画少年』史
寺田ヒロオ:編著
湘南出版社/昭和56年4月
 
   
 で、思ったのは「ゆうやけこやけ」って、
こういう世界で遊びたいTRPGなんだろうな、
ということでございます。
 
 懐かしさを感じるくらいのむかしの話で、
動物やおばけが人間といっしょに暮らす世界、
となるとこの時代の漫画や児童文学でございましょう。
 
 絵柄もこの時代のかわいらしくやわらかな絵が合っているように思います。
 
おばけちゃん おばけちゃん 
                         寺田ヒロオ「オバケちゃん
  
 
 「ゆうやけこやけ」って、共通認識取るのが簡単そうで、
実はだからこそそこに齟齬が起こる可能性がある世界だと思うのでございますよねぇ。
 
 
 ですから初対面同士ならまず、
こういう世界をやりたいというもの(どんなものかはわかりませんが)を、
提示しておいた方がよいのではないかと思う次第でございます。
 
 ……個人の感想です。
   間違っていたらごめんなさい。

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(タイトル下に書こうと思ったのですが、長くなったのでこちらへ)


 藤子不二雄(A)先生が4月7日ご逝去されたそうでございますな。
今ごろは、怪物ランドで自適を送っていらっしゃるのでございましょう。
あの地は嶮峻な地形も多そうでございますから、
旗包みやモズ落としなども楽しめるのではないかと存じます。
 
 合作としてのヒット作は『オバケのQ太郎』が最後。なのでございましょうが、
アルファベットが入るまでは二人で描いていたものだとばかり思っておりましたよ。
 
作風が違うのは、作者としての巾を拡げるためで、
どちらがメインになりながらも、同じ場所で描いていたのだとばかり。
 
 でも、リアルに想像してみると、アシスタントを擁している状態では
その方がかえってやりにくいのかもしれませんなぁ。
 
 それにしても
F先生がインドアで子供中心、空想科学指向、洗練に向かっていったのに対し、
A先生が現実向きで、ホラーや時代劇に関心が向き、大人向けのものに移行し、
絵も竹ペンや写真などを使ったざらっとした感じ、
という風に違っていくのが面白いですな。
 
 意外なのは、『シルバークロス』や『スリーZメン』が
A先生作品だということでございます。
 
 ただ、言われてみればで納得すれば、
先生の場合はドラえもんの大長編であっても、
最後までキッチリと話を考えて描くタイプでございますよね。
に対してこれらの冒険活劇は、
敵を決めてしまえばわりとその場その場で話を
つなげていけるものなのかもしれません。
 そういうのはF先生の作風ではないのかも。
 
 
 このような違いが化学反応して合作時にはよく働いたのでございましょう。
 
 二人の作風が、と申しますか、先生の作風が変わっていったのは、
週刊誌の出現や大人向けの雑誌の登場、
それに劇画の存在が大きかったと思います。
 
まんが道』に、劇河 大介という男が出てまいりますよね。
 特定の人物をモデルにしたわけではなさそうでございますから、
あのお方は作者のA先生が劇画という存在に出会った衝撃を
キャラクターとして登場させたものだと思います。
 
 時代劇やホラー、現実的な物語には子供向けのきれいな線よりも、
劇画のざらっとした感じがあっていたのでございましょう。
 
 A先生が受けた影響というのは少なからぬのものだったと存じます。
 
 手塚先生は、劇画の登場により自分の作風に苦しんだと申します。

 旧来の漫画やディズニーアニメのようなかあいらしい絵に
小説や映画のドラマ構造──特に悲劇──を入れたことに新しさもあり、
またひずみもあったのでございましょうな。
 
 手塚先生は悩みながらもそれを統合し、
『ブラックジャック』などの作品を作りあげていくわけでございますが、
藤子不二雄先生の場合は、
適性に合わせてそれぞれの道を行ったというわけでございます。
 
 新しい道を模索するにせよ、
読者年齢が上がって子供まんがが縮小する中それにとどまるにせよ、
そこには葛藤があったのでは、と勝手に想像してしまう次第でございます。
 
 
 ところで、かあいらしい絵柄で残酷なドラマというのは現在では
『まどか☆マギカ』などある一定受け容れられておりますよね。
 
 マンガが螺旋を描いて進化したと申しますか、
そのようなものを受け容れられる環境にマンガがなったと申しますか。
 
 このような作品の登場は、まぁ、なんと申しますか、
アダルトな暗部を経過しているような気もしないではございませんが。

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アドバンスト・ファイティングファンタジー第2版 魔界サプリメント 
『破滅のデーモン』『魔界ガイドブック』
を読むにあたって、
あれ、タイタン世界の神々ってどんなだっけ
とすっかり忘れていることに気がつきました。
 
 半可通なので仕方がございません。
 
 幾柱かのご尊名は、
ゲームブックや何やらで、ぼんやりと覚えてはおりますが、
神々がどういう位置づけだったのかが霧の彼方。
   
トロール牙戦争』では、ハリーハウゼンのギリシャ神話ものみたいに、
神々がヒーローを操っていたよなぁ……。
程度が薄ぼんやりと浮かぶ程度でございます。
 
 というわけで、『タイタンp.29-33あたりを読んでお勉強。
確認してみることにいたしました。

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『[ヴィジュアル版]中世ヨーロッパ 城郭・築城歴史百科』
城郭・築城
チャールズ・フィリップス:著
大橋竜太:監修
井上廣美:訳
(原書房/2022/3)
 

今日4月6日の日だそうでございます。
どうしてそうなのかは存じませんが。
 
 そこで、というわけではございませんが、
偶然買ってきたので紹介しておきましょう。
 
 
 ファンタジーRPGが好きなら、西洋の城の構造とか内部に興味ございますよね。
 そのためか、西洋の城についての本はたくさん出ております。
 が、なかなかこれだというものに出会えません。
  
 写真集は、様子はわかるものの、位置関係が分りにくかったり、
表向きの部屋しか載せていなかったり。
 
 専門書の類いですと、構造が描かれていても、
写真が白黒だったり、図版が線画だったりして、わかりにくかったりいたします。
 
 そんな中本書は、カラー写真が数多く入れられていて、
わたくしが目にした中では割と分りやすいように存じます。
 
 
 本書の核となりますのは、ゲドロン城(château de Guédelon)
フランスはブルゴーニュで
まるまる一つの城を作ろうというプロジェクトにございます。
 
 ゼロから
 
 もうホントに、城主の設定から始めております(p.26)。
 これが細かい。
 
 しかも十三世紀当時の技術と道具だけで。
(ただし、ブレーキやロープなど、
 安全面で必要な最低限のものだけは使っているようでございます)
  
 材料も中世の運搬事情を考慮して
半径五キロ以内で調達できるもののみというこだわりよう。
 
 中世に同規模の城を建てようとすれば、12年~15年で完成するようですが、
 この築城では1997年の5月から20年(執筆時)かかってまだ完成しないそうな。
 
中世のように何千人もの労力を動員しているわけでもなく作業員は70人ほど。
失われた技術を再現するための考証、研究が必要でございますし、
作業時間の半分以上を一般観光客に対する説明に充てているなどで、
作業は着々と遅れているのだそうでございます。
 
 一応2025年ごろ完成とございましたが、
実験考古学の現場としての意味はその後も続くことでございましょう。

 
 とにかく色々なものを作っております。
城郭・築城
 タイルやモルタル、釘といった
基本的なものはもちろんでございますが、
かごや食器、スカーフといった日用品、
パンなど食料、硬貨も。
 城のまわりには水車小屋や菜園、
それに食器を焼く窯や職人の小屋など小さな村まで。
 
 もちろん、石を整形し、木を伐りだし、
当時使われたようなウィンチやクレーンで
それらを持ち上げ組み上げて
城を築きあげていくさまも。
 
 多数の写真と文章で
それらを解説しているわけでございますが、
とにかくその写真を眺めているだけで
楽しいものでございます。
 
 あっ、そうそう。
 この書にはもちろんこのゲドロン城のことだけが載っているのではございません。
 
 中世ヨーロッパ 城郭・築城歴史百科というタイトルでございますからな。
 
 ほかのお城の図版も多く取り入れまして、
立体的に中世の城とその暮らしを説明しているのでございます。
 
 巻末には、用語集や索引もございます。
 
 中世の城の暮らしについて興味がございましたら、
パラパラっと紐解いてみてはいかがでございましょうか。
 
 ちなみに、このドロンボー一味の女ボスみたいな名前のお城について
お知りになりたいのであれば、
検索すればガイドしているサイトとか動画などが見つかると思います。

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(上に書ききれなかったのでこちらへ)
 
NHK「クローズアップ現代 ウクライナ最新映像・市民の戦い」を見る。
想像していた以上に(というよりもそもあまり何も考えていなかった)
過酷な状況の中、現地の様子を伝えるジャーナリスト、
そして国民の方の姿勢に頭が下がる。
 
中で言っていたことだが、報道には多かれ少なかれ偏向があるので
何が正しいかを見きわめるためには注意が必要だ。
タレント出身のゼレンスキー大統領のスタッフにはテレビ関係者もいるらしく、
映像には世界の人々の心に訴えかける演出が感じられる
(バットマンとジョーカーの宣伝合戦が思い浮かんだのもそのためだ)。
 
ただ、ロシアの報道は一元的なのに対し、
ウクライナ側は大統領発言やテレビ局だけではなく
現地の国民から生の映像も入ってきて多視点的だ。
偏向は考慮しなければならないが、それでも多視点のほうが公平に思える。
  
今後心配となるのが、電力や通信施設などに対する直接の攻撃で、
ウクライナ側のこうした情報発信が少なくなっていく可能性だという。
 
発信を物理でつぶしていくことには思いいたらなかったが、確かに。
 
声は力によって圧倒されていくのだろうか。

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令和四年3月
 

2022/03/01 弥生3月。春でございますな。
日の入りが遅くなったのが個人的には嬉しいことでございます。
夕方、交通量が多くて暗いと自転車で走るのはけっこう怖いものでございますから。
 
 
 

2022/03/02 本日令和4年3月2日は、432で清水の日だそうでございます。
今日限定。
ものすごくピンポイント。
いや、そんなこと急に言われても……。
 
 
 
2022/03/03 今日は3月3日。ミミの日でございます。
ということはつまり、ロードランナーの日でございますな。
(ピンとこない方はワイリーコヨーテあたりで動画を検索してみてください)
 
 
 
2022/03/04 3月は March。ローマの軍神、マーズの月でございます。
帝国にとって3月は戦争の月だったのでございま……っとっと、
話が何かおかしな方向に向かいそうなのでなかったことに。
まぁ、ロシアは帝政ではございませんし、
帝国を目指すようなことはないでしょうから、
関係ないことではございますが。
 
(ノストラダムスの予言も関係ないですよね。
 なんかあのお方1999年あたりから首相とか大統領とかやってますけど……)
 
 
 
2022/03/06 ロシアに対する各国の経済制裁は、
意外と効果が大きいようでございますな。
ゴジラに対する凍結作戦みたい。
いえ、ロシアが原発を攻撃したからとか、
ゴジラとロシアでは音が似ていて、伊福部昭先生の楽曲に乗せやすいとか、
そういうことではなくてですねぇ……。
いずれにせよ、どちらの作戦でも
もっとも被害をこうむるのは末端の方々なのでございますよねぇ。
どんな戦争でも。
つまり私ども(これを読んでおられる方は違うかも知れませんが)……。
いやはや、なことでございます。
 
 
 
2022/03/07 一方、行進曲の March についてネットで調べてみましたが、
3月や軍神マーズと関係あるのかは諸説あってよく分かりません。
ですがまぁ、出自は違っていたとしても、
同じ地域で使われていたのでしたら、
関連があると思われていたとしても不思議ではございませんな。
わたくしが申せるのは、そのぐらいでございます。
 
 
 
2022/03/09 コロナウィルスは
猫や犬には感染した例がみられるそうでございますが、
鳥には感染しないようでございますな。
インフルエンザとはやっぱり性格が違うんでしょうなぁ。
鳥に感染したら、トリコローナとかいって三色にならないかなぁ→ならないか。
ってことでトリコロールの鳥についてちょいと検索してみたのでございますが、
トリコロールというニワトリがいるらしいですな。
最近登場したそうな。
画像はあまりヒットしませんでしたが、
もっときれいに3色に分かれていると思ったのにまだらな感じ……。 
ちょっと想像していたのとは違いました。
 
 
 

2022/03/14 3月と言えば三月マウス。
木村航先生の『ミラクルチロル44キロ』などのイラストを手がけた、
三月まうす先生(現在は違う名前みたい)には悪いのですが、
やはり『デゼニランド』「三月磨臼」の方を先に思いついてしまいます。
やったことはございませんが。
 
ハドソンはこの作品が売れたことから、
作品を絞るようになったとか。
ホントそれ以前は、粗製濫造の嵐でございましたからな。
(こっちもやってないけど、パッケージや評判で分かるレベル)。
 
ハドソンが良質なメーカーなどと書かれていると、
当時を知るものは???となるものでございます。
まぁ、カセットテープ時代のゲームはそのようなものが多かったですし、
それで基礎体力をつけていた面はございましょうか……。
その当時の完全リストなんかあると面白いと思うのでございます。
 
 
 
2022/03/20 分かっていてもクラーケンがギリシャ神話の怪物と思ってしまうのは、
『タイタンの戦い』のせいだなぁ。
ホントはクラーケンはノルウェー辺りの古くからの伝承らしいけど……。
書籍に載ったのも意外に新しくて、18世紀になってからだそう。
一方ペルセウスがメドゥーサの首を見せつけて石化させたのは
ケートスという海の怪物でございます。
一般的には「海獣」を意味するギリシャ語で
クジラと訳される場合もございますが、神話ではまさに怪物でございますな。
 
2022/03/21 2010年の「タイタンの戦い」見たのですが、クラーケン大きすぎ。
アンドロメダ1人を食べに狙ってくるのが変なくらいに。
まぁ、命じられて来たのでございましょうが。
 
石化するにしても大きすぎで、まず顔から石になっていくのでございますが、
目のところまで石化したら見えなくなるんだから、
そこで石化が止まってもおかしくないんじゃないかなぁ、思ってしまいました。
鏡に映ったような歪んだ映像だったら石化を避けることができるんでしょ? 
でしたら、見えていなかったらもちろん石化しないはずだと思うのですが。
 
 
 

2022/03/22 掘っ立て小屋ってございますよね。
安っぽくてすぐに壊れるような家を総じて申すと思うのですが、
これは比喩的な用法でございます。
もともと掘っ立ては、
礎石も土台も用いないで柱を直接土に埋める基礎のやり方なのだそうでございます。
もっとも原始的な柱の立て方でございますな。
ただ、地面に直接立てるものでございますから根元から柱が腐ってしまう。
それで掘っ立て小屋がすぐ壊れる家の代名詞となったわけでございます。
 
 
 
2022/03/23 にいたしましても、プーチンさんとゼレンスキーさん、
対照的な2人の大統領は、なんかフィクションみたいでございますな。
特にKGBとテレビという社会主義と自由主義を象徴する
情報のプロの戦いというのが現代的でございます。
 
1989年の『バットマン』でジョーカーとバットマンが
テレビジャックして宣伝合戦をする場面をなぜか思い出しました。
 
2人でタイマンで戦って国家の存亡を決めればいいのに。
 
 
 
2022/03/25 プーチンさんのお口の中って、ハエが好きそうな臭いなのかなぁ。
 
 
 

2022/03/27 Role&Roll209号 p.119「あやびと」で
「普通にうまかった」ってセリフがございますけれど、
大正時代にはこういう言い方しませんよねぇ、たとえ妖怪でも。
まぁ、16年がある大正だからよろしいのでございましょうが。
ところで、
明治大正の洋館と申しますればレンガ造りのイメージがございますが、
あれってレンガなのは表向きだけで、中身は木造なのだそうでございます。
和洋折衷でございますな。
 
 

2022/03/28 ユニコーンってもともと、インドに生息する動物なんですよねぇ。
だから角のひと突きでゾウをも倒すって言われている。
でもなんかインドっていうイメージじゃないですよねぇ。
イギリスの紋章ではライオンと対で描かれておりますし──
ってライオンもイギリスじゃないか……。
まぁ、描かれた当時のインドって幻想大陸でございますから、
全然違う感覚なのでござましょうが。
でも、当時の人ってインドがどんなところだと思っていたんでしょ? 
ぼんやりとしたイメージしかなかったのかなぁ。
 
 
 
2022/03/29 もしかすると、頭の中にウジが湧いているのかも。
それで──。
 
 
 
2022/03/30 新聞で読みましたが、
霜降り牛肉を3Dプリンターで作る技術が開発中なのだそうでございますな。
牛の筋肉や脂肪、血管などを培養して
3Dプリンターで繊維状に重ね合わせていくのだとか。
いやぁ、3Dプリンターにこんな使い方があるとは思ってもおりませんでした。
いやこうした実用的な使い方が本来の用途なのかな。
こういうのもアリだとすると、3Dプリンターの可能性はぐっと広がりますな。
食品に限っただけでも、新しい食感、変わった味の取り合わせができそう。
3Dプリンターは積層が得意ですから、
変わった味と食感のミルフィーユとか来るかも。
 
フードコーディネーターという言葉も新しい意味合いを持ってくるかもしれません。

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 というわけで、『世界 魔法道具の大図鑑』にも
そのバトンが収められている『黄金バット』でございますが、
いやはや、この本も微妙なところをついてまいりますな。
 
 と申しますか、外国の本で、数ある日本のスーパーヒーローを差し置いて、
黄金バットが出てくると思います? 普通。
 
 コウモリだけが知っているような御仁でございますよ?
 
 と思って調べてみましたら、いえいえ、そんなことはございませんでした。
 
 むしろ、黄金バットこそ、日本のスーパーヒーローの元祖のようでございます。
 
 その嚆矢は、1930((昭和5)年、黒バットという怪盗を退治するために登場した
正義のヒーローなのだそうでございます。
 
 媒体は紙芝居でございますし、行き当たりばったりで出てきたのでは?
という感がございますが──。
 とにかく、
スーパーマン1938年の登場だそうでございますから、それよりもずっと早い。

 日本のではなくて、この手のスーパーヒーローとしては、世界初なのかも。
 
 空を飛んだのも黄金バットの方が先だそうでございます。
 
 ちなみにスーパーマンは、最初空を飛ぶ設定はなかったのですよねぇ。
高いビルをもひとっ跳び」というフレーズは
ジャンプで跳び越えていたということで、
自在に空を飛ぶようになったのはアニメ化されてから。
それも、アニメを作っている人の勘違いからだそうでございます。
 
 まぁ、ビルを跳び越したら、空だって飛べそうですよねぇ。
マントがございますし──。
 
 
 さて、ウィキペディアの外部リンクのいちばん下には、
戦後に描かれた『黄金バット』のマンガへのリンクがございましたので、
それを読んでみることにいたしました。
 
 吹き出しは追わず、絵だけを見たのですが、何か予想していたのと違う。
 
 ダイナミック。
 
 スーパーヒーローものというよりも、ヒロイックファンタジーですな。
 
 高層ビルあり秘境あり、モンスターありロボットありで、
バローズ(『火星シリーズ』など) を思い起こさせますよね。
 
 の構図なんかも、ヒロイックファンタジーに付されたそれを思い起こさせます。
 
 戦後マンガの歴史と申しますと、
手塚治虫先生を中心として語られることが多ございますが、
紙芝居とか絵物語の世界などにも、
もっともっと注視をしなければなりませんな。
 
 実際、紙芝居からマンガの世界に転身した方も多くおられるわけですし。
 

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『世界 魔法道具の大図鑑』魔法道具の大図鑑
ピエルドメニコ・バッカラリオ/
ヤコボ・オリヴィエーリ:文 
マルコ・ソーマ:絵 
小林真理:日本語版監修 
山崎瑞花:訳
(西村書店/2020/3)
 
 児童書のファンタジー図鑑でございます。
 手に取ったときは、
よくある神話や伝説に登場するアイテムを
解説したものかと思っていたのでございますが……。
 
 まずパッと開いたページに掲載されていたのが、
輝くトラペゾへドロン
大滝 啓裕 先生のゲームブック『暗黒教団の陰謀』の副題にもなっております、
あれでございますな
(といいつつ、このゲームブックは所持していますものの、
 プレイしていないのでございますが)。
 
 どうもこれは、思っていたような図鑑とは違うな、
 とそこで思ったわけでございますよ。
 
 でもまぁ、クトゥルー神話は有名ですし──、と思いつつ、
次に開いたのが、アトランティスのシルバーバトン
 
 んん?
 分かります、みなさん?
 
 なんか聞いたことがあるような、ないよーな。
 
 本文を読んで、ようやく分かりました。
 
 黄金バットでございます。
 
 ♪ヒュッと風切るシルバーバトン♪ でございます
 そんなのがなぜ? しかも外国人の書いた図鑑の中に──。
 
 そう思ったらがぜん興味が湧いてきて、買ってみることにいたしました。
 
 所蔵品リスト(参考文献ですな)のページを見ると
神話や伝説から、コナン、指輪物語、ハリー・ポッター、黄金の羅針盤
などなど。
 
 要するに古今東西、有名どころ・変わったところを集めてきた
というわけでございますな。
 
(中に「La bottega Battibaleno(閃光の光芒)」シリーズ(2022年)
というのが出てきて「えっ」と思ったのですが
(日本で2020年に発売された本なのに──)、
調べてみたところ、2012年の間違いでした)
 
 このぐらい新しめの物まで入っているのは珍しゅうございますよね。
 
 ライモンド・ゼノービア・マラクルーナという館の断面図
魔道具コレクターの方が、
自分の館に集めた魔法の道具を陳列してございまして、
それを紹介していくという形をとっております。
 
 1~2行で簡単に解説したものもございますが、
大抵はある程度の分量で説明しております。
 
 ただ、筋立てから分かるとおり、
手に入れた経緯とかどうやって飾ってあるか
など書かれてりまして、
フィクションありの内容なのでございますな。
 
 ただ、それが悪いというわけではなくて、
ユーモラスなこの本の世界観にしっかりと合っている
感じなのでございます。
 
 もし気になるものがあるのでしたら、
所蔵品リストからたどって原作を当たるのがよろしゅうございましょう。
 それがその魔道具を知る一番の方法でございます。
 
 おっと、このまま終わるところでございました。
 その数ある魔道具の中に、
ゲームブック枠から収められているものが一つございます。
 
 ゲームブックからの収録らしく、モノは剣
 いったい、どのゲームブックからか、当てられますでしょうか?
 わたくしが、このように問うているのは、ヒントに……なるかもしれませんね。

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タイトルは、大貫妙子さんの「ピーターラビットとわたし」から。
かなり離れたところにある歌詞をピックアップしたのですが。
 
 にしても、「歯車の塔の探空士」でスラップスティックをやるなんて
思っておりませんでしたよー。
 
 確か他の作品の絵でも描こうと思っていたはずなのですが、
読んでいて急遽これに決めてしまいました。
 

 vol.206
 
 vol.206の読者欄に載せていただいた絵にございます
 

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