2025/07/23 「トマリさんが暮らしていた宇宙船団は今どこにいるのか?」記事内にて、間違いがあったので訂正しておきました。
光速の99.5%で飛んでいる場合、宇宙船内で時間が6年経ったのなら、60光年弱の距離をその宇宙船は飛んだことになるみたいでございます。
制止している観測者の側が10倍の60年経っているのでございますから、光に近い速さなら約60光年は当然、なのでございますが、ややこしい話なので、混乱してしまいました。
往復でそれなら片道は30光年弱。
それだとかなり遠いですが、光速の99.5%は人間の乗る宇宙船といたしましては無理と思われるので、それはないでしょう。
(タイトル下に書いて、
あとで『アポカリプスホテル ぶすぶす』の記事に
追記するつもりでしたが、長くなってしまったのでこちらへ。
あとで『アポカリプスホテル ぶすぶす』の記事に
追記するつもりでしたが、長くなってしまったのでこちらへ。
なお、わたくしには科学的素養ございませんので、
理解が足らず間違っているかもしれません。悪しからず。)
『アポカリプスホテル』。
『~ぷすぷす』で匂わせているところからいたしますと、あの宇宙、
長命種族の星人しか星間旅行、出来ないみたいでございますな。
ワープなどのトンデモ歪曲航法はないみたいなのでございます、
ついでにいえば冷凍睡眠も無さそう。
少なくとも、トマリさんの言葉からそれは出てまいりませんでした。
となるとトマリさんのいた宇宙船団は、
意外と地球近くにいるのではございませんでしょうか。
トマリさんの年齢は分かりません。
しかし若く見えます。
それは宇宙船のシーンでも変わりません。
どんなに時が経っていたとしてもその間4~5年のことでございましょう。
太陽系から一番近いとされるアルファ・ケンタウリまで4.3光年、
光と同じ速さでは光しか存在し得ないのでもっと近い距離……、
と思ったのでございますが、
ここでウラシマ効果を考えに入れなければなりません。
理解が足らず間違っているかもしれません。悪しからず。)
『アポカリプスホテル』。
『~ぷすぷす』で匂わせているところからいたしますと、あの宇宙、
長命種族の星人しか星間旅行、出来ないみたいでございますな。
ワープなどのトンデモ歪曲航法はないみたいなのでございます、
ついでにいえば冷凍睡眠も無さそう。
少なくとも、トマリさんの言葉からそれは出てまいりませんでした。
となるとトマリさんのいた宇宙船団は、
意外と地球近くにいるのではございませんでしょうか。
トマリさんの年齢は分かりません。
しかし若く見えます。
それは宇宙船のシーンでも変わりません。
どんなに時が経っていたとしてもその間4~5年のことでございましょう。
太陽系から一番近いとされるアルファ・ケンタウリまで4.3光年、
光と同じ速さでは光しか存在し得ないのでもっと近い距離……、
と思ったのでございますが、
ここでウラシマ効果を考えに入れなければなりません。
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『アポカリプスホテルぷすぷす』

竹本泉:マンガ
ホテル銀河楼 管理部:原案
(竹書房/2025/7)
竹本泉:マンガ
ホテル銀河楼 管理部:原案
(竹書房/2025/7)
この間三軒回ったけれども
売ってないと書き込みましたが、
さらに足を伸ばして
もう少し大きな
本屋さんにまいりましたところ、
売っておりました。
売ってないと書き込みましたが、
さらに足を伸ばして
もう少し大きな
本屋さんにまいりましたところ、
売っておりました。
内容は──、
とその前にサプライズ。
裏表紙のオビをごらんください。
『図説 アポカリプスホテル 運営記録(仮)』
今秋発売予定!!!!!!
今秋発売予定!!!!!!
だそうでございますよ。
これは期待。
ただ、オールカラー・愛蔵ケース付き
ということはかなりのお値段になる予感が──。
ということはかなりのお値段になる予感が──。
まぁ、続報を待つことにいたしましょう。
さて、あらためて『アポカリプスホテルぷすぷす』の内容でございますが、
竹本先生がアニメの同人誌を描いているようなもの
とおっしゃっているとおりでございますな、
作品からインスパイアされた脇道の話や、
ヤチヨさん視点の感想、竹本先生目線のツッコミなど、
そんなこんなでゆるく構成されております。
いわく、アニメのストーリーに沿って描いているようなものなので、
かつて無いスピードでネームが進んだとのこと。
アニメ本編にそった内容なので、
未視聴の人は置いてきぼり感あると思います。
未視聴の人は置いてきぼり感あると思います。
それと、ウェブで連載していたものをまとめたものなので、
それで満足した方は特に買わなくてもいいのでは?
それで満足した方は特に買わなくてもいいのでは?
追加は、
各話「アポカリプスホテルぷすぷすぷす」とインターミッション、
あとはあとがきで、
それはウェブマンガで触れられなかった設定のことなども出てまいりますが、
買わなくてもいいでしょう!
というわけで、
細かいところ、見てまいりましょう。
☆ 『アポカリプスホテル』第二期を望む声もございますが、
前回書きましたとおり、わたくしは必要ないと思いますし、
それでしたらこの監督の新しい作品が見たいと思います。
それでしたらこの監督の新しい作品が見たいと思います。
ですが、もし二期を作るとすれば──。
だいたい、以下の3つが考えられます。
☆ そのいち
地球人が地球に適応できるようになり、地球に帰ってくる。
地球人が地球に適応できるようになり、地球に帰ってくる。
誰もが思いつく今後の展開でございますし、いちばんいい流れのようにも思えます。
しかしこれこそ茨の道にございましょう。
短い映像ですが、この絵はこの場面だったのか、と驚くこと必至でございますな。
予告編PVも、予告詐欺と言われたほど本編を予測させないような、
本来的に言えば予告の体(てい)をなさない予告でございました。
が、それらはこの作品が映像的にも優れているという証左でございます。
実際本編でも
映画的テクニックを自家薬籠中のものにして使っている場面が多く、
それがこの作品をコンパクトに分かりやすく、
そして面白くまとめていると存じます。
映画的テクニックを自家薬籠中のものにして使っている場面が多く、
それがこの作品をコンパクトに分かりやすく、
そして面白くまとめていると存じます。
調べてみますと、
監督の春藤佳奈先生の映像については、次のような記事が見つかりました。
監督の春藤佳奈先生の映像については、次のような記事が見つかりました。
ネットですとどうしても物語のことが話題の中心となりますが、
映像にも注目されてはいかがでございましょう。
映像にも注目されてはいかがでございましょう。
『アポカリプスホテル』がよい出来でございましたから、
この作品の第二期をと願う声を耳にいたしますが、
きれいに閉じた作品ですので、
むしろこの監督の新しい作品を見てみたいとわたくしは思う次第でございます。
この作品の第二期をと願う声を耳にいたしますが、
きれいに閉じた作品ですので、
むしろこの監督の新しい作品を見てみたいとわたくしは思う次第でございます。
さて、ここからは蛇足。
主(マスター)を待ちながら(*)
*(サミュエル・ベケットの戯曲
「ゴドーを待ちながら」のモジリでございます、ご承知のとおり)
「ゴドーを待ちながら」のモジリでございます、ご承知のとおり)
とうとう地球に地球人がやってまいります。
タヌキ星人の変身ではなく、正真正銘の地球人が。
タヌキ星人の変身ではなく、正真正銘の地球人が。
ヤチヨさんが喜ぶと思ってポン子さんは大はしゃぎ。
一方当人はといえば、狐につままれたお顔。
一方当人はといえば、狐につままれたお顔。
地球が人類生息可能となったかを一人で調査に来たという
トマリ・イオリさんに半信半疑でございます。
トマリ・イオリさんに半信半疑でございます。
彼女をホテルでおもてなしをすることになったもののヤチヨさん、
人類のご宿泊にうれしさの実感はなし。
人類のご宿泊にうれしさの実感はなし。
その実感のなさが許せなくて、ついにヤチヨさん、壊れてしまいます。
「千夜一夜物語」にございます漁師と魔神の話をちょっと思い出しました。
最初の数百年は、
封印を解いて壺から出してくれた人がいれば大金持ちにしてやろう、
願いを叶えやろうと思っていたのですが、
さらに数百年を数えると
出してくれた人間を殺してしまおうと思うようになるという話で、
『鉄腕アトム』の「魔神ガロン」の話の前フリとしても用いられおりました。
封印を解いて壺から出してくれた人がいれば大金持ちにしてやろう、
願いを叶えやろうと思っていたのですが、
さらに数百年を数えると
出してくれた人間を殺してしまおうと思うようになるという話で、
『鉄腕アトム』の「魔神ガロン」の話の前フリとしても用いられおりました。
この場合のヤチヨさんとは少し違いますが、
要するに長く待ち続けすぎてしまったというわけでございますな。
要するに長く待ち続けすぎてしまったというわけでございますな。
まぁ、ヤチヨさんが待っていたのは、支配人なのでございましょう。
彼女はマスターから代理に任ぜられました。
その重責を返上して、本来の一ホテリエロボに戻りたい。
本当の願いはおそらくそこにあります。
神話や伝説で申しますれば、いつか救世主が現れる、
英雄がよみがえり幸福の国がやってくる──そういう信仰でございます。
英雄がよみがえり幸福の国がやってくる──そういう信仰でございます。
『機動戦士ガンダム ジークアクス』最終話にして唐突に、
エンディミオン・ユニットなるものが出てまいりました。
エンディミオン・ユニットなるものが出てまいりました。
ジークアクスに搭載されていた
オメガサイコミュの本来の名称だそうでございますな。
オメガサイコミュの本来の名称だそうでございますな。
エンディミオン(Endymion)は、ギリシア神話の英雄でございます。
ギリシア西部の古代都市・エリスの王で、
その治世が終わった時、生け贄にされ
オリュンポスに神殿を与えられ英雄として祀られたそうでございます。
これが、
月の女神セレネによってエンディミオンに与えられた眠りとされているようですな。
ギリシア西部の古代都市・エリスの王で、
その治世が終わった時、生け贄にされ
オリュンポスに神殿を与えられ英雄として祀られたそうでございます。
これが、
月の女神セレネによってエンディミオンに与えられた眠りとされているようですな。
(参考:『神話・伝承事典 失われた女神たちの復権』バーバラ・ウォーカー:著
山下圭一郎:主幹(大修館書店/1988/7)。
山下圭一郎:主幹(大修館書店/1988/7)。
何かエンディミオンシステムに結びつきそうではございます。
一方ネットでは
”エンディミオン・ユニット”の声優が古谷徹氏であったため、
『セーラームーン』で彼が声を演じた
タキシード仮面さま=地場護さんが関係あるのでは、
という説も挙がっております。
彼の前世は『地球国』の王子プリンス・エンディミオンなのだそうですな。
『セーラームーン』存じ上げないのでございますが、
小ネタならばともかく、
物語の根幹に関わる部分で、
カラーが分かる人にはすぐに分かるようなネタで勝負するかな、というあたり、
疑問が残るのですよね。
小ネタならばともかく、
物語の根幹に関わる部分で、
カラーが分かる人にはすぐに分かるようなネタで勝負するかな、というあたり、
疑問が残るのですよね。
その要素も当然考えているでしょうが、
それほど重要ではないかな、と思うのでございます。
カラーといえばSF。
物語の核心たる重要な部分には、絶対SF要素をぶち込んでくる
物語の核心たる重要な部分には、絶対SF要素をぶち込んでくる
と思うのでございますよね。
で、SFで『エンディミオン』と申しますれば、
ダン・シモンズの1989『ハイペリオン』4部作の
3部『エンディミオン』と
4部『エンディミオンの覚醒』。
ダン・シモンズの1989『ハイペリオン』4部作の
3部『エンディミオン』と
4部『エンディミオンの覚醒』。
まっ先にこれに思いいたりました。
面白うございました。
以前書きましたがベースは鶴巻監督竹さんキャラクターの、
日本アニメ(ーター)見本市作品『I can Friday by day!』な雰囲気でございますな。
日本アニメ(ーター)見本市作品『I can Friday by day!』な雰囲気でございますな。
鶴巻監督がガンダムでやりたかったのはこれ、という感じいたしますが、
一方でガンダムに結びつけるのはちょっと強引だった気もいたします。
キャラクター性が薄いという意見もあるようでございますが、
これが基といたしますと、内面あまり描く気なさそうでございます。
これが基といたしますと、内面あまり描く気なさそうでございます。
監督の女の子に対する興味がそんなものなのでございましょう。
「生きている感じがしました」
『アポカリプスホテル』もついに11話、あと1話でおしまいにございます。
第11話ともなれば最終話への追い込みでござますから、
『ガンダムジークアクス』などは怒濤の展開をしておりましたが、
こちらとまいりましては何とものんびりとしたもの。
『ガンダムジークアクス』などは怒濤の展開をしておりましたが、
こちらとまいりましては何とものんびりとしたもの。
最終話前の一休みといった感じで、ヤチヨさんの休日回でございます。
でもこれは、
ホテルにまつわるあれやこれやのさまざまなジャンルを
取り扱ってまいりましたこの作品なので、順当とも申せます。
ホテルにまつわるあれやこれやのさまざまなジャンルを
取り扱ってまいりましたこの作品なので、順当とも申せます。
、
サブタイトルは、「穴は掘っても空けるなシフト!」。
銀河楼本来の十則ではなく、ポン子さんが作りました新約の十誓でございます。
銀河楼本来の十則ではなく、ポン子さんが作りました新約の十誓でございます。
なのでポン子さんが活躍する回かと思い、ヤチヨさんの休日と申しましても、
その間にポン子さんが大失態を起こしてしまい、
自力解決しようとしたのですが上手くは行かず、
結局ヤチヨさんが手伝ってくれてという
ドタバタかとばかり思っておりましたが、さにあらず。
その間にポン子さんが大失態を起こしてしまい、
自力解決しようとしたのですが上手くは行かず、
結局ヤチヨさんが手伝ってくれてという
ドタバタかとばかり思っておりましたが、さにあらず。
ポン子さんがヤチヨさんに有給休暇を取ることを薦め、
それに応えで2日取ったという流れになります。
それに応えで2日取ったという流れになります。
宇宙刑事 茶番
冒頭、ポンスティンさんとポン子さんの娘が登場いたします。
タマ子さん。
タヌキ星人には姓がないみたいですが、
狸口(たぬこう)が増えればつくようになるかもしれません。
その際は、韓国籍の金さんとは結婚していただきたくないですな。
夫婦別姓でしたら問題はございませんが──。
狸口(たぬこう)が増えればつくようになるかもしれません。
その際は、韓国籍の金さんとは結婚していただきたくないですな。
夫婦別姓でしたら問題はございませんが──。
彼女は変装が得意なようで、
他のタヌキ星人がアバターのように1つの姿しか持たないのとは別格でございます。
他の方も出来るのかもしれませんが、
とにかく彼女はそれが得意なのでございましょう。
わたくしは、オバケのQ太郎のO次郎を思い出しました。
にしても、このムジナさんのお墓が話のラストにつながるとは思ってもおりませんでした。
ジューンブライドという言葉がございます。
6月はローマ神話において結婚と出産を司る神・ユノー(Juno)の月。
その神さまのしろしめす月に結婚したカップルは幸せになれる
というわけでございます。
あちゃらでは過ごしやすい月でもあると聞いたことがございます。
6月はローマ神話において結婚と出産を司る神・ユノー(Juno)の月。
その神さまのしろしめす月に結婚したカップルは幸せになれる
というわけでございます。
あちゃらでは過ごしやすい月でもあると聞いたことがございます。
一方日本で6月と申しますれば梅雨。
しめっぽい季節でございます。
出会いの喜びより別れの悲しみの方がふさわしい月と申せましょう。
しめっぽい季節でございます。
出会いの喜びより別れの悲しみの方がふさわしい月と申せましょう。
というわけで、6月第一週の『アポカリプスホテル』は
「お客様の人生に、今日という栞を」。
人生における2つの岐路であり、
またホテルで開催するイベントとしても重要な結婚式とお葬式の話でございます。
ますが……。
それをゴッチャに進行しようというのはあまりにもクソミソ
……非常識でございます。
まず、
今回、と申しますかこれまでもですが、
ギャグだからという感想は、なしにする方向でまいります。
ギャグだからという感想は、なしにする方向でまいります。
たとえばヤチヨさん。
今回あんな姿になったのは、ギャグだからの一言で説明がつきます。
ギャグだからとんでもない方向に姿を変えれば変えるほど面白い。
ですがそれ言ってしまっては思考停止、感想になりません。
なので、この言葉は基本禁句とさせていただきます。
☆ ☆ ☆
さて、今回も予想がつかない展開。
まず次回予告が予告詐欺。
ヤチヨさん終了かと思える不穏でしんみりしたトーンで貫いておりましてのに、
なのに本編は全然そんなことございませんでした。
なのに本編は全然そんなことございませんでした。
予告は本編の絵だけで構成されているにもかかわらず──。
というわけで本編でございます。
また、すごい時間が流れました。
2345年4月12日。物語開始から300年超でございましょうか。
ヤチヨさん不在からはもうじき20年。
その間、支配人代理^3 をポン子さんが務めております。
どのようにしてこの地位を手に入れたのか?
まぁ、ヤチヨさんの元でしたらいていたので仕事内容を把握していた、
他に適任がいなかったという辺りでございましょう。
ですが、3話のエピソードから考えると、すごい出世でございますな。
衛星広告の効果もあったらしく、
またポン子さんの手腕もあったのでございましょう、
異星のお客さまも訪れるようになり、
ポン子さんの目標にはほど遠いとは申せ、ホテルは盛況のようでございます。
またポン子さんの手腕もあったのでございましょう、
異星のお客さまも訪れるようになり、
ポン子さんの目標にはほど遠いとは申せ、ホテルは盛況のようでございます。
意外とやり手なのでございますよね、ポン子さん。
ところで、この衛星広告でございますが、
完全にたぬき目線のものになっておりますな。
完全にたぬき目線のものになっておりますな。
たぬきの絵が歓迎しておりますし、狢(むじな)の楽園へ、と書かれております。
これはたぬき星人、衛星設置前からホテル乗っ取る気だったか……、
と思ったのでございますが、
おそらく映像は、データを送って変えることが出来るのでございましょう。
おそらく映像は、データを送って変えることが出来るのでございましょう。
それにいたしましてもキチンとした映像広告を作ったものでございます。
他に才能のある方が見当らないので、
これもポン子さんが作ったものでございましょうか?
他に才能のある方が見当らないので、
これもポン子さんが作ったものでございましょうか?
ですが、これで分かりました。
やはりたぬき星人、地球支配を狙っております。
地球人がいない以上、
現時点では実効支配しているようなものでございますが。
地球人がいない以上、
現時点では実効支配しているようなものでございますが。
この広告からも、ポン子さんがヤチヨさんにない才能を持っていることがうかがえます。
ヤチヨさんは機械でございますから、
考えることもホテルの規範から外れることございません。
良く申せば安定、悪くいえば現状維持に止まるのでございます。
考えることもホテルの規範から外れることございません。
良く申せば安定、悪くいえば現状維持に止まるのでございます。
対してポン子さんは、進取の気あり。
それがホテルの経営を発展させる才となったようでございますな。
それに意外と真面目。
ポン子さんのオカルト暴走回でございますな。
かわいいだけのおさなダヌキと思っておりましたが、
♪ 思いこんだら命がけ、一押し二押し三に押し……♪
困ったことにかり良いことになのか、
それを実現出来る能力を秘めた方にございました。
♪ 思いこんだら命がけ、一押し二押し三に押し……♪
困ったことにかり良いことになのか、
それを実現出来る能力を秘めた方にございました。
まず冒頭、
「ベントラ ベントラ スペースピーポー」
宇宙人を呼ぶ儀式からはじまります。
調べてみますと、ベントラは宇宙船を意味するのだとか。
忙しい中、こんな呼びかけで興味本位で呼び出されるなんて、
宇宙人としてはたまったものではございませんでしょう。
宇宙人としてはたまったものではございませんでしょう。
友好のつもりが、かえって戦争になることもあるのではございませんでしょうか。
それにスペースピーポーは英語。
しかも宇宙空間に向かって発信しているわけですから、
震動波である声が伝わるわけございません。
震動波である声が伝わるわけございません。
結局当時から、これはテレパシーで呼びかけるのだと説明されております。
驚きの連続、怒濤の展開。
どうなるのか先が読めません。
どうなるのか先が読めません。
ギャン、かっこ良かったなぁ。
まぁ先の展開など予想せずに最後まで見ていきたいと思います。
こんなの12話で終わらないとおっしゃる方もいらっしゃいますが、
主人公廻りは単純な三角関係。
主人公廻りは単純な三角関係。
それを中心に組み立てていけば、話は終わらせることはできると思います。
で、このメインキャラ、
マチュとニャアン、シュウジ(とキラキラ)の関係って、
大雑把に申しまして、カラーのYouTubeチャンネルにございますこれ、
ちきゅうはかいできる能力をお持ちのネコ型異星人登場でございます。
最初こそ無分別に光線を発射いたしましたがこの異星人、
コミュニケーションは可能のようでございます。
コミュニケーションは可能のようでございます。
でも、コミュニケーション可能なら、1つの言語ではなく
もっと多くの言語に精通していてもいい気がいたしますな。
もっと多くの言語に精通していてもいい気がいたしますな。
滅ぼす前に警告したりすることもございましょうから。
と思いましたが、
もしかすると異星人さんは多数の言語は心得ているのですが、
ヤチヨさんはかれが最初に話した言語をその母国語と了解したのかもしれません。
それで、その言語で会話しているのでございましょう。
にしても、分別のある異星人でよござんしたな。
にしても、分別のある異星人でよござんしたな。
でなければ、
最初の段階ででバッドエンドになる展開もあるところでございました。
最初の段階ででバッドエンドになる展開もあるところでございました。
今回の話の目的は、世界がしっかりと崩壊していること、
それを視聴者に示すことでございましたな。
世界一周出来る異星人が登場したのは、そのためでございましょう。
あとはつけ足しと申しましても過言ではないかと。
であるからこそ、色々と盛り込まれておりました。
冒頭ポン子さんの
「大変なこといっぱいあったけどさ、あきらめないでよかった」
というセリフのあと、
グラスに入ったお酒が出てまいりますから、
前回のお化けミミズを倒したことをおっしゃっていて
お酒はその祝杯かと思っておりましたら、
今回の話の後半につながるセリフなのでございますな。
「大変なこといっぱいあったけどさ、あきらめないでよかった」
というセリフのあと、
グラスに入ったお酒が出てまいりますから、
前回のお化けミミズを倒したことをおっしゃっていて
お酒はその祝杯かと思っておりましたら、
今回の話の後半につながるセリフなのでございますな。
というわけで今回はお酒の話。
『アポカリプスホテル』第4話、見ました。
すごいですね、この作品。一話ごとにジャンルを変えててくる。
しかも、単純な筋運びではなく、二転三転を用意しておりますし、
一筋縄ではまいりません。
料理を考えていて寝不足→バッテリー切れ→おやつ、
魚を釣る→それをえさにする、というふうに伏線を立てている。
お化けミミズを相手にするにしても、
釣りやチェーンソー、その1つだけでも1話成立してしまうのに、
失敗させることで濃い物語にしている。
しかも食に関するメッセージまで入れて。
パロディもちょくちょく入ってゆりますし。
大変豪華なシナリオでございます。
大変豪華なシナリオでございます。
最初からまいりますと、
アバンでポン子さんがニワトリを見ている描写があり、
彼女がホテルの従業員としてちゃんと働いていることを示し、
今回のテーマである生命と食について前振りいたします。
アバンでポン子さんがニワトリを見ている描写があり、
彼女がホテルの従業員としてちゃんと働いていることを示し、
今回のテーマである生命と食について前振りいたします。
オープニング後の食事のシーンでは
ブンブク一家それぞれのキャラクターを描きつつ、
今回の物語である食材の調達につなげる。
後は省きますが、このように話の流れに沿って状況を描いていく手腕、
先の展開へとつなげていく手法がこの作品うまいと思います。
先の展開へとつなげていく手法がこの作品うまいと思います。
『アポカリプスホテル』(第3話)……の前に、
以前ドアマンロボさんがゴンスケ味があると書きましたが、
『21エモン』では、こんな場面がございます。

でも結局、ドアボーイはほとんどやらないのでございますけれどね。
ドアを開けたときは、自分ではなくお客さまを気絶させてしまっておりますし。

そしてドアマンロボさんのデザインはゴンスケそのものというよりも、
こっちに感じが似ておりますな。
以前ドアマンロボさんがゴンスケ味があると書きましたが、
『21エモン』では、こんな場面がございます。
でも結局、ドアボーイはほとんどやらないのでございますけれどね。
ドアを開けたときは、自分ではなくお客さまを気絶させてしまっておりますし。
そしてドアマンロボさんのデザインはゴンスケそのものというよりも、
こっちに感じが似ておりますな。
で今回、たぬき星人がご来館なされた話でございますが、
実は『21エモン』に登場するモンガーも宇宙ダヌキと呼ばれているんですよね。
ポン子さんはキャラクター表で
ドアマンロボットさんを差しおいて主人公に継ぐ位置に置かれておりますし、
ホテル従業員になりましたし
今後ヤチヨさんとのやり取りが楽しみでございます。
あと、1話で掘削ロボさんが永久休職されてしまったのを引きついで、
ヤチヨさんが温泉を掘っておられますよね。
ヤチヨさんが温泉を掘っておられますよね。
このホテルの地下に温泉があるかというのは疑問でございますが、
『21エモン』でも地下に温泉はございましたから、可能性は高いと申せましょう。
『21エモン』でも地下に温泉はございましたから、可能性は高いと申せましょう。
『アポカリプスホテル』第2話、見ました。
1話ラストを見たときも少し思ったのでございますが、
このお客さまはまさにウキキの木。
このお客さまはまさにウキキの木。
『アポカリプスホテル』 『21エモン』
第2話のお客さま ウキキの木
行動こそ違う─変えてきてはおりますものの─
水に関係ございますことや、
最後に頭頂から出した何かをホテルに置いていくところも同じ。
水に関係ございますことや、
最後に頭頂から出した何かをホテルに置いていくところも同じ。
明らかに元ネタにしております。
ドアマンロボットがゴンスケに似ているなぁ、と思っておりましたらここでも。
この作品『21エモン』愛に満ちあふれておりますなぁ。
ウキキの木は、テレパシーで人間の脳を支配し、
その口を使って会話したり、いろいろなことをやらせたりする宇宙人でございます。
その口を使って会話したり、いろいろなことをやらせたりする宇宙人でございます。
この作品ではそれを逆手にとって、
コミュニケーションが成立しない宇宙人に対する対応を描いておりました。
コミュニケーションが成立しない宇宙人に対する対応を描いておりました。
ファーストコンタクトものをちゃんとやっている。
しかもそれを、
人間の脳を乗っ取って無理矢理行動させる
ウキキの木モチーフでやってくるなんて、
作っている人、
絶対SFファンだし、藤子不二雄作品が好きなんだなぁ、
と思っていたたのでございますが、
この記事を書いている途中で、それ以上だということに気づきました。
しかもそれを、
人間の脳を乗っ取って無理矢理行動させる
ウキキの木モチーフでやってくるなんて、
作っている人、
絶対SFファンだし、藤子不二雄作品が好きなんだなぁ、
と思っていたたのでございますが、
この記事を書いている途中で、それ以上だということに気づきました。
「滅びゆく物語」は、ナツ子さんによって「全修。」されてしまいます。
映画が終わった時点からの改変だったので、
鶴山監督も手が出せなかったのでございましょう。
でも、だからといって
手をこまねいている以外方法はなかったのでございましょうか?
鶴山監督も手が出せなかったのでございましょう。
でも、だからといって
手をこまねいている以外方法はなかったのでございましょうか?
確かにナツ子さんが改変を始める時点では、
鳥監督のつけいる場所はなかったかもしれません。
ですが、映画本編中でございましたら──。
鳥監督のつけいる場所はなかったかもしれません。
ですが、映画本編中でございましたら──。
うろ覚えの部分があるのでシーンが前後するかもしれませんが……。
ポイントは、
ルークさんがソウルフューチャーを破壊し、心に穴が空くあたりでございます。
ルークさんがソウルフューチャーを破壊し、心に穴が空くあたりでございます。
そのあと超空洞ヴォイドに変身するのでございますが、この場面、
イメージといたしましては変身でも合体でもいいような感じだった思います。
イメージといたしましては変身でも合体でもいいような感じだった思います。
なのでここを合体のイメージに寄せましょう。
この場面、
ルークさんは宙を寝そべった状態で浮かんでおりましたが、これも立った状態に。
ルークさんは宙を寝そべった状態で浮かんでおりましたが、これも立った状態に。
剣でソールフューチャーを破壊したあと、
心に穴が空いたルークさんが呆然と立っておりますと、
その背後に超空洞ヴォイドのシルエットが現れ、
それがだんだんに近づいてくるのでございます。
心に穴が空いたルークさんが呆然と立っておりますと、
その背後に超空洞ヴォイドのシルエットが現れ、
それがだんだんに近づいてくるのでございます。
ふり向くルークさん。
その眼に映ったのは──。
暗く冷たい目をした超絶美青年!!
第四話、メメ・ルンさんの回に登場した超実在イグジストの魔法はまだ、
ひっくり返して使っておりませんよね。
ひっくり返して使っておりませんよね。
ですからここで登場させるのです。
名前は……とりあえず、非実在青少年XXX、とでもしておきますか。
それがルークさんに近づき、抱き寄せ、、ミュージカルシーン。
♪ 手を伸ばし 僕にそっと触れてみて
君の心は僕のもの
どんな痛みも 僕が消してあげる
砕け散る 魂の鼓動
受け容れて 破滅のメロディー
アイ ヘイト エブリディ
生きているから 苦しいんだ
僕と 君とで 断ち切るんだ この地獄
今すぐ終らそう すべての物語
絶望~ おぅおぅおぅおおぅ~! ♪
で、非実在青少年XXXはルークさんを抱き寄せ、キスをし……。
あっけにとられて見ていたナツ子さんは、BL・NTRに脳を灼かれます。
で、その背後、左肩あたりから、鳥監督が現れてささやくのでございます。
「描くんだ、描くんだナツ子」
と胸をつかれてナツ子さんは狂ったように描きはじめます。
「全修。全修。全終~!!」
愛する人を取られたナツ子さんの心は、
混乱すべてを消し去ってしまいたいという思いでいっぱいでございます。
混乱すべてを消し去ってしまいたいという思いでいっぱいでございます。
そんな心の状態で描かれたものが、
超空洞ヴォイドを倒す力になるはずもございません。
超空洞ヴォイドを倒す力になるはずもございません。
本編通りルークさんを描いても、
何のためらいもなく敵に向かっていくようなルークさんにはならないでしょう。
何のためらいもなく敵に向かっていくようなルークさんにはならないでしょう。
むしろ描かれたものには闇に力を与えるばかり。
超空洞ヴォイドにエネルギーとなって吸いこまれていってしまいます。
超空洞ヴォイドにエネルギーとなって吸いこまれていってしまいます。
「すべては滅び、すべては終わる」
ナツ子さんの右肩背後にもう一羽の鳥監督が現れておっしゃいます。
ナツ子さんの絵は超空洞ヴォイドに呑み込まれ、
世界もどんどん消え去ってまいります。
世界もどんどん消え去ってまいります。
ユニ夫もメメ・ルンさんも消え、
抱き合うルークさんと非実在青少年XXXも闇に呑み込まれ
ついには、描き続けながらナツ子さんも消えていき、
鳥監督もセリフだけ最後に残して消える……。
こんな感じで、世界は完全に滅び、
物語は監督の思い通りになるというわけでございます。
物語は監督の思い通りになるというわけでございます。
ただ単に、世界を滅ぼしただけではなく、
さんざん邪魔をしたナツ子さん自身が世界を滅ぼす──
この結果には、鳥監督も大満足でございましょう。
さんざん邪魔をしたナツ子さん自身が世界を滅ぼす──
この結果には、鳥監督も大満足でございましょう。
さて、ここで鳥監督に情を移して、
この「滅びゆく物語」いう作品について考えてみましょう。
この「滅びゆく物語」いう作品について考えてみましょう。
考えることは二つ。
(1)鳥監督はなぜこの作品を作ったのか。
(2)鳥監督がナツ子さんに勝てる可能性はあるのか?
でございます。
というわけでさっそく。
(1)監督はなぜこの作品を作ったのか?
というわけでさっそく。
(1)監督はなぜこの作品を作ったのか?
もちろんそんなことは作中どこにも出てまいりませんし、
どこでも説明されてはおりません。
どこでも説明されてはおりません。
確固たる理由もあるとは思われません。
皆殺しの鶴山とか呼ばれていて、
そういう傾向の作品を作りがちだったのかもしれませんし、
単純にこの時、こういう作品を作りたかったというだけかもしれません。
その理由も、ある作品や事件に影響を受けてのことなのかもしれませんし、
まったくそんなものはないのかもしれません。
と、現実ならばそうですが、鶴山監督はフィクションの存在でございます。
ならばそこに、
ある種のドラマチックな意味があってもおかしくはございませんでしょう。
というわけでそれを妄想してまいります。
そうなると、やはり恋愛でございますね。
『全修。』という作品自体のテーマが恋愛でございますから。
おそらく鶴山監督は
この作品を作る前に大きな失恋を経験したのでございます。
その絶望をエネルギーにすべての愛が虚無に呑み込まれるような物語を作った──。
この作品を作る前に大きな失恋を経験したのでございます。
その絶望をエネルギーにすべての愛が虚無に呑み込まれるような物語を作った──。
ベタというなかれ、そういうことは芸術作品においてよく聞く話でございます。
誰と大恋愛に落ちたのか──?
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