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2024/04/28 「オタク用語は非日常の世界を描くためか、そこにはまりこむためか、日常生活にかかわる用語(たとえば衣食住・乗り物。店など)がないのが大きな特徴である。その他、表記を変えた当て字が多い」(『俗語百科事典』米川明彦:著(朝倉書店/2021/7)。うーん、確かに。って思ったけれど、あたりまえのような気も……。
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ゲームブッククイズ(164)

『火吹山の魔法使いふたたび』。
〈プディング通り〉の一番端で店を営む、ディープシー・ダウランド。
彼は自分のことを人呼んで何の何と言っている?


答:ひもの王さま
パラグラフ116でございますな。
 
たいていの人は自分の店で目的のものを見つけ出すから、
この呼び名がついたとおっしゃっておられますな。
 
紐付けの天才
──いや、天才ではないなぁ、別にこの方が探してくれるわけではないので、
でも、なんかそんな感じでございましょう──
といった意味でございましょうか?
 
でも、日本語ではピンときませんよねぇ。
なんか干物の王さまみたい。
 
 というわけで、原文がどうなっているのか
 
"return to the firetopmountain" を「すべての言語」で検索してみると、
何番目かに原作が出てまいりましたので、調べてみます。
 
すると、ひもの王さまは原文では"King of String"のようでございます。
 
けっこうそのまんまだなぁ、と思いつつ、これに何か元ネタがあるのかも、
 
と思って"King of String"で画像検索してみたのでございますが、
ギターをはじめとする弦楽器に関するものが出てまいりました。
 
なるほど、とは思いましたけど、元ネタがあるのかどうかは分からずじまい。残念。
 
ちなみに"King of String Deep sea"で検索してみると、
灰味をおびた青色のギターの他に「ワンパンマン」の深海王
”Deep Sea King”という名前で出てまいりました。
 
『ワンパンマン』あまり知らないけれど、ひもの王さまとは関係ないですよねぇ。
 
 
やっぱり単に、kingとstringを踏ませたかっただけでございましょうかねぇ。
そう考えているとき一瞬、『指輪物語』にstをつけたのでは?
とも思ったのでございますが、
あれは "king of ring" じゃなくて、"The Lord of the Rings"だものなぁ。
 

ちなみに"king of ring"を検索してみたら、
アメリカ合衆国のプロレス団体WWEが主催するプロレスのトーナメント
とかが出てまいりました。
  
確かに、リングにはその意味もございますな。
 
でも関係ないなぁ。
 


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