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025/07/28 あと、『パンダコパンダ』のぬいぐるみボールチェーンガチャでハパンダとパンちゃんが一種ずつ。 『パンダコパンダ』みたいな子供のために作られたただ楽しいだけ(でも思いがある)作品ってよろしゅうございますよね。時代や、高畑勲先生・宮崎駿先生に要求されるもの、長編映画であることなどから、ジブリになってからは影を潜めた気がいたしますが。そういうものを含めて作りたいものを作るためにジブリ美術館・土星座は作られたのでございましょうな。ざっと作品紹介を見たところ、ただ単純に面白いだけというのはあまりないように感じられましたが。
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2023/01/03の記事「ダ…ットのごとく」は、今記事の前フリのつもりで書いたのですが、なんか独立した話になっちゃったな、ということで分けました。
 
 で、今回は、そのメインの話でございます。
 
 脱兎のごとしという言葉は、孫子の兵法の中にある言葉でございますな。
 
 始めは処女の如く後は脱兎の如し
 
 この言葉の意味を勘違いしていたのでございますよ。
 
 脱兎でございますから、逃げるんだな。
 
 処女の如くだから、何にも知らないようなふりをして相手に取り入って、
目的を達成したらすばやく逃げ出せっていうんだろうな、
とまぁ、そう思っておりました。
 
 でも、孫子さんのおっしゃったことはそうではないご様子。
 
 敵を攻略するときに、まず処女のように弱々しくふるまって門を開けさせ──
とここまでは一緒ですが、
脱兎は逃げるのではなく、そのあと一気にすばやく敵陣に入り込んで攻撃せよ、
とまぁ攻撃のことについての話だそうでございます。
 
 兵法なので、敵をやっつけることについての話なのですな。
そういう前提を考えなかったので、ニンジャとかスパイとかこそ泥みたいに、
何かを持ち出すようなことを考えておりました。
 
 だってだってだって、脱兎なんですもの。


 ちょっと関係ございませんが、
孫子さんの、弱々しくふるまって後は一気に攻撃、
というので思い出したのがハードボイルドでございます。
 
 ディック・フランシスの競馬シリーズなどの冒険小説や、
高倉健さん主演あたりの日本映画とかにございますよね。
 
 敵の執拗ないじめや暴力に主人公が耐えて耐えて耐えて、
最後に攻勢に出て逆転するというお話のパターン。
 
 孫子の兵法とは関係ございませんが、それを思い出してしまいました。

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