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2024/04/27 ゴールデンウイーク、なるものが存在するそうでございますね。インタビューで10連休などと答えていらっしゃる方がおられました。いいなぁ。うらやましいなぁ。むしろゴールデンウィークは死にそうに忙しくて休むひま無いですって人にインタビューすればいいのに。でもニュースっていうのは珍しいから報道する価値があるんですよね。ゴールデンウイークは忙しいのが当然。休みっていう人は、きっと珍しいのでござましょう。……うらやましいなぁ。 ..
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ゲームブッククイズ(141)

次の原題を持つゲームブックの、日本でのシリーズ名は何?
 

IN THE CRATER OF FEAR
 
IN THE JUNGLE OF DOOM
 
IN THE SEA OF DESPAIR
 
IN THE SWAMP OF TERROR
 



...答:「たったひとりのサバイバル・ゲーム」シリーズ。
 (KADOKAWA)
 
 FFシリーズかローンウルフシリーズの新作か、
と思えるようなタイトルでございますが、
実際には子供向けの教育的なゲームブックなのでございますな。

 日本でのタイトルは、
 
「サバンナを脱出せよ」
 
「ジャングルから脱出せよ」
 
「太平洋を泳ぎぬけ!」
 
「底なし沼を脱出せよ」
 
 にございます。
 
 他にこのシリーズには、
 
「灼熱の砂漠を脱出せよ」
 
「極寒の雪山を脱出せよ」
 
がございますが、先日買ったおりには
本屋さんに売っていなかったものでございますから……。
 
 向こうでのシリーズタイトルは「Lost」
説明的に「Can You Survive?」と小さな文字が付け加わります。
 
 
 邦題は、わかりやすさを重視したものになっておりますな。
 
 それにしても、「太平洋を泳ぎぬけ!」とは大げさな。
 
 手に取ったとき、リアルな話の中でそんなことできるわけが……、
と思ったのでございますが、案の定。
 
 原題の直訳は、「絶望の海」ぐらいの感じでございますものね。
 「太平洋を泳ぎぬけ」などとおっしゃってはおりません。
 
 太平洋を泳ぎぬかなければならないとすれば、
そりゃたしかに絶望ではございましょうが。
 
 ネットで見ますと、
原作の表紙イラストはリアルな動物の絵でございました。
中にも絵があるかは存じませんが、
あるとすればそれに準拠したものでございましょう。
 
 それだと日本では受け入れられないと思っての判断なのでございましょうか。
 そんな感じは少しいたします。
 
 内容は、極限的な状況にひとり取り残され、そこから生還するというもの。
 移動の分岐の他は、
そこでの生き残り方や、動植物に関する知識を問うクイズ――可不可型でございますな。
  
 まぁ、知識だけではなく、運に影響される要素もございますが。
  
 パラグラフ数はそれぞれ110ぐらい。
 
 ただし、ゲームオーバー時や巻末には解説があって、
 それもパラグラフ数に数えられているので、
プレイできる部分はもっと少ないと申してよろしゅうございましょう。
 
 ゲームブックとしての面白さというよりは、
読んで知識を身につけるという科学的読み物として作られているのでございますな。
 
 
 こうしたゲームブックは、日本の作家が作れば、
もっと面白いものができるように思うのでございますが、どうでしょう?
 
 こうした作品を作ろうと思う作家なり出版社なりがいらっしゃらない、
ということなのかもしれませんが……。
 
 

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