忍者ブログ
2024/05/03 テーブルマークってむかしの加ト吉だったのか!! なんか聞き慣れない名前だったので、うさん…じゃなかった、新しい会社かと思ってました。
[222] [221] [220] [219] [218] [217] [216] [215] [214] [213] [212]
  「テクノポリス」1985年3月号のテクノポリス1985/3  
  「TECHNO・FORUM」(p.110)には、

  西東社『大統領を捜せ!!』『ウォー・ゲーム』の紹介、
  それに西東社でストーリーを募集していることも告知しております。

  ただの紹介記事でございますが、


「ナイコンの君でも十分、アドベンチャーゲームのフンイキを
手軽に味わえるという、画期的ゲームブックだ。」

となっておりまして……。 

ナイコンという言葉は、分かりますよね? 
主に経済的な理由で、マイコン(パーソナルコンピューター)を
もっていない方のことを、やや自嘲的に指した言葉でございます。

2月の18日頃に発売された(多分)3月号ですから、
書かれたのは『火吹山の魔法使い』発売直後ぐらいでございましょうか。

つまりこれは、

日本でのゲームブックの始まる時点から、
パソコンが普及すればそれは衰退するだろうということが暗に示されていた、
と申しますよりも、
ごく自然な流れと認識されていた、

ということでございましょう。

実際には、パソコンではなくて、
ファミコンをはじめとする家庭用ゲーム機が
席巻するようになったのでございますが。

 このような紹介記事では致し方ございませんが、
ゲームブック独自の魅力については意識されておりませんですな。



 ついでなので、もう一冊。

テクノポリス1986/3 「テクノポリス」1986年3月号
「Gaming World Information」には、

「ゴジランド・ゲームブック」(東宝)の
『ショコラ色の恋』『百年眠りの冬』
それに「KAPPA SCIENCE」『縄文伝説』
の紹介記事が載っております。

まぁ、これもホントに紹介だけ。
 
……。
それだけではつまらないので、この号のゲームブック以外ではございますが、
ちょっと面白い記事を。

「ドアドア」で有名な、中村光一先生
「もしもコンピュータが○○できたら」
という記事を書いております(p.105)。

もしもコンピュータが進化したら

「空気中のあらゆる分子の動きをデータとして、それぞれの分子の運動を計算する」
ですとか、
「世の中のあらゆる事態がすべて予測できるようになる」
と、
「ラプラスの魔」みたいなことを書いておりますな。

 まぁ、コンピューターに対して、そんな夢を抱ける時代だった
ということでございましょう。


☆ 他にもゲームブックの紹介記事はあったでしょうが
  「テクノポリス」誌はこれだけしか持っていないので、書誌終了。
  この2冊は、特集のパソコンゲームのベスト50が目的で買っただけで、
「テクノポリス」誌が好きとかいうことはございませんでしたからなぁ……。
 

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
プロフィール
HN:
道化の真実
性別:
男性
趣味:
ゲームブック
最新CM
[11/01 道化の真実]
[10/26 ポール・ブリッツ]
[06/01 道化の真実]
[05/29 ポール・ブリッツ]
[05/06 道化の真実]
最新TB
ブログ内検索
バーコード
P R
フリーエリア
<
忍者ブログ [PR]