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2024/04/17 リモコンを適当に押しておりましたら、時代劇にあたりました。賭場のシーン。丁半博打でございます。中盆が「丁方ないか、丁方ないか」といって最後の張子が「半」。で中盆が「丁半そろいました」って閉めたのですが、これって丁半そろってないのでは? 中盆、盆暗(ボンクラ)なのでは? たしか胴元が損しないように丁半の掛け金を同額にするのですよねぇ。うーん、結局目は丁が出て、最後に賭けた方が「イカサマだ」とおっしゃっていらしたので、丁半の金額が同等にならなくても張子が全員賭ければいいというルールもあるのかも。
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KARMA SATURDAY NIGHT SPECIAL

サタスペp.2  
(↑2ページ目)

というわけで、「最初の『サタスペ』」をざっとながめてみました。

とにかく、いろんなものがございません。

『サタスペ・スペシアル』
「最初のサタスペ」では、
トリッパーなる用語が説明されておりましたが、それがない。
DDという言葉も使われていない。
ごく普通に、「プレイヤー」「マスター」でございました。
どういうことなのだろうと思いましたが、そのあたり『~スペシアル』第18頁
書かれてございます、『SATURDAY NIGHT FEVER』というご本から採っている
のでございましょう。


さらには、「亜侠」という言葉がございません。
言葉は世界を規定するものでございますから、この『サタスペ』のキーワードが
ないために、どこかしらもやっとしたものになっているのでございますよ。
『サタスペ』といえばヤクザ社会をイメージしますよね。最初のサタスペでも、
世界観はそれほど変わっておらず、侠客もその大きな一角を占めるわけですが
「亜侠」
という言葉がないせいか、必ずしも中心となっているわけではない。

むしろ「KARMA」という特殊能力をキャラクターに持たせることが出来、
それが超常能力である場合もけっこうあるため、現実よりもオカルティックな敵
との戦いに振られているような感じなのですな。
 薄汚い路地裏で、突然現れる妖異と戦うというような。

 ゲームブックで申せば『ゴーストハンターズ』みたいな……というか、
の原作である映画のような感じでしょうかね(ちらっとしか見たことはございませんが)


そして、「ファンブル」という言葉が存在しない。

『~スペシアル』第19頁の成功度表「マイナス1個以下」には

「ファンブル。今日は厄日か……。とんでもないコトになっちまった!!」

と書かれておりますが、その「ファンブル」という言葉がないのですな。
あっても無くてもさしたる違いはないかも知れません。

ですが、この言葉がないと、大失敗という感じがしなくて、単なる失敗と
実質上変わらない処分にするケースも多いような。

「ファンブル表」
もないですしね。


ないものを以上に挙げておきましたが、あるものはスタイル、もしくはこだわりですかね。

「ここでいう『技術』とは【Crime】や【Life】などの【Score】や<ゴミ漁り>や<観察>などの【Skill】
である。

 また『運』とは『骰子』を指す。」

といった具合に、英語をまじえてみたり「2D6」「骰子」と表記したり、文体にしてもそうですが、全体的にスタイリッシュなこだわりがございますな。
(持っている方は、『~スペシアル』第19頁中段の、該当箇所と比べてみても面白いと  思います)



若気のいたり?


もしかして、「DD」とか「トリッパー」とかいう言葉も、
若気のいたりだったりして……。

というわけで、じゃあねぇ~!

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