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2019/01/24 アニメの『リヴィジョンズ』見ましたよ~。先週は放送時間がわからなくって、つけたら偶然、エンディングに入るところで  ございました。やはり、小説とアニメは別もの感が……。感想といたしましては、やっぱりストリング・パペットや敵モンスターはもっと   シンプルな方がいいなぁ。3DCGで描かれる人物の細かい演技が気になるなぁ。てなところでございましょうか。
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大江戸疑惑人表紙

『大江戸疑惑人走る!』かとう祐介・作 泉晴紀・画
(白泉社アドベンチャーゲームコミック/昭和61年2月)

最初に書いておきますが、『ゲームコミック」となっておりますが、
コミックではありません。
絵物語の絵が、マンガというか劇画になった、そんな形式の本でございます。

さてさて。

 このゲームブックを見たのは、東側に古本、西側に古道具屋を置く、
雑然とした倉庫のような店でございました。
 棚からとって表紙を見たときは、んんっ? とうなりましたよ。
 白泉社で、ガロ系の絵……。
白泉社と申せば、少女マンガのイメージしかなかったものでございますから、
それとは真逆(まぎゃく)の絵に、うーむと考えてしまった
というわけでございます。
 白泉社が集英社の下部的存在として作られたらしいというのは、
当時すでに自分の知識としてあったのですが、それでもやはり、
そのギャップになじめなかったのでございますな。
 著者であるかとう祐介先生のことは存じませんでしたが、
絵をお描きになった泉春紀先生のことは存じ上げておりました。
 今では『孤独のグルメ』『花のズボラ飯』などで有名な久住昌之先生と、
『かっこいいスキヤキ』泉昌之名義の合作でお描きになっていた
(泉先生は作画担当だったようでございます)方でございますな。
 ですから、時代劇といっても、ちょっと変な感覚のものだろうということは、
予想がついておりました。

 大江戸というからは、時代劇らしい。疑惑人というのだから、悪人なのだろう。
といっても、盗賊とか渡世人とか、かっこよさが期待できる方向でもなさそうだ。
いったいどういう……。
 パラパラとめくっていくと、そこでまた首をかしげる挿し絵が。
 主人公とおぼしきはだかの男の人が、たくさんのはだかの女の人に
囲まれているのでございますな(詳しくはもうしませんが)。
 手軽なゲームブックの体裁ですから、小学生も読む可能性がございましょう。
にもかかわらず、これって大丈夫? そう思ってしまいました。
 とりあえず確保。
帰ってからプレイしはじめたのでございますが、疑問はますますつのるばかり。

「美浦屋和吉(みうらやかずきち)」
「古破夢堂(ふるはむどう)」
「水上滝之丞(たきのじょう)」
……。


サブタイトルからして

「万金猫²胸算用
   (よろずかねとにゃんにゃんぎわくのみつもり)」

でございますからねぇ。

「イコール」「スター」「グループ」「セックス」
などの、
外来語もまじえて語られるお話は、それ自体が時代劇っぽくない。

「これはなにか、現代の話がもとになっているな」というところまでは、
うすうす感ずいたのでございますが、それが何かはわからない……。
が、
 しばらく読み進めていくうちに、一つの言葉に行き当たって、
ようやくそれがわかりました。
その言葉とは、

「佐郷田滋門」

「疑惑の鉄砲玉」

そう、これは、
あの三浦 和義事件、通称「ロス疑惑」を題材にした、パロディ。
美浦屋和吉は、三浦 和義のもじりだったのでございます。。
(ここで、以前なら「キングカズ」こと、サッカーの三浦選手と混同させるような
ネタを書いたかもしれませんが、今さらそれをやっても……ということで割愛いたします)

 ただ、正直申しまして、わたくしもこの事件について詳しく知っているわけでは
ございません。

 なにか、容疑者の三浦氏が、やたらと派手でにこやかにテレビに出てくるものだから、
ワイドショーが連日ネタにしていた、その程度の認識でございます。
ですが、まぁ、そんなわたくしでも、「ジミー佐古田」とか「疑惑の銃弾」という単語ぐらいは聞いたことがございます(聞いたことがあるというだけなのでございますが)
そんなわけで、どこがパロディなのかを詳しく解説することはございません。
「ロス疑惑」について、知りたい方は、申し訳ございませんが、
検索でもして調べてくださいませ。

というわけで、それ以外のことを。

システムというほど大げさなことではございませんが、
 このゲームブックでは、「共通ページ」という部分があり、
そこは上欄外にアミ線が書かれております。この場所では例えば、
パラグラフ62から66までが共通部分でしたら、
その部分にはパラグラフのジャンプはなく、
62,63,64,65,66と、順番に読んでいくということを意味します。

だったら一つのパラグラフにまとめてしまえばいいのに、とも思いますが、
やはりそこは、文章に区切りを持たせたいのでございましょう。

また、場合によっては、パラグラフ62で書いていることは、
すでに120で説明してしまっている、という場合もあります。
 そういう場合には、120からは、62に跳ばないで63に跳び、
そのあと64,65,66と進めていく、という方法も使っています。

これなどは、使えば、もっと凝ったことも出来そうな気もいたしますが、
このゲームでやっているのは、その程度ですな。 
 ともかく、そうした箇所では、
「51から62→66と読み進んだキミは 98へ進め」といった具合に書かれてございます。
ページをふりかえって見直すか、ステップメモをとっておくかする必要がございますが、
そう面倒なことでもございません。



あとは、
最後の方、捕まってからあとになりますと、

 大江戸疑惑人1

大江戸疑惑人2 


といった具合に、江戸と現代がごっちゃになったような面々が登場いたします。

結末はこれらの選択……
いや、あみだとかで決定されるから選択ではございませんな……
によって決定するマルチエンディングとなっております。
とは申せ、犯罪者なのですから、いい結果などは期待できず
たいていは死刑でございます。一番いいのは、島流しでしょうかね。
島流し先でスタアとして迎えられ、島流し後にそこでの体験を出版、
さらに「古破夢恋椿」という名の香入り椿油を売り出すなどして、大もうけ。
千両箱を枕に、若い娘に囲まれた生活を送るという。

ただし、「これでは納得できない人は」と最後にあり、
そこでは仕事人に殺されるエンドが待っており、「エンドのエンド」と結ばれております。
悪の栄えた試しはなし、でございますな。
もっとも、「納得できない人は」となっているので、
「納得がいく」ひとは、自分が主人公ならそれでいいという方は、
悪の栄えるエンドでもいいのでございましょう。

……。

いいのかなぁ。
 
追記:フローチャートはこんな感じです。
 
大江戸疑惑人






こういう絵は、やはり「続き」のほうにおさめておいた方がよろしいでしょうな。
一応ね。
というわけで。
ここからは、心が成年の方のみご覧ください。
心が14歳とかいう人はダメです!!





大江戸疑惑人3


大江戸疑惑人4

こういうシーン、
こういう絵柄が好きな人っているのかなぁ……?

いや、こういうゲームブックだから、こういう絵柄で正しいのでしょうな。

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