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2024/09/21 ところで「豹」は訓読みで何と読むかご存じですか? 答は「なかつかみ」。まぁ、読めっこない。 なんでも陰陽道で方位を司る八将神(はっしょうじん)という神さまたちがおられるのでございますが、その中の一柱が計都星を司る豹尾神(ひょうびしん)。この神さまが八将神の中央に位置するため「なかつかみ」というのだそうな。どうまん中かと調べてみますと、八柱を円に並ばせた場合の真下みたいですな。 ただし方角的には常に変わっているので、別に南と結びついているわけではないようでございます (そもそも北を上とするようになったのは、大航海時代みたいでございますしね)。「なかつかみ」は『日本書紀』にも登場する古い言葉でございます。もっとも、尾とあわせて出てきているので、当時の方はこの八将神からしか豹のことを知らなかったかもしれませんし、尻尾しか見たことなかったのかも。
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(上に書ききれなかったので、こちらへ) 
 
インターネットアーカイブが出版社勝訴の影響で
50万冊の書籍を貸出リストから削除
(2024年06月24日 22時39分/Gigazine)
 
というニュースが入ってきたので、
気になって Internet Archive 見に行ってまいりました。
 
ポップアップで説明が出るなど少し変わったようですが、極端な変化はないみたい。
gamebookで検索してみると、むしろ充実している。
 
「Warlock」誌とか「Whitedwarf」誌なんか、以前はなかった気がするしなぁ。
ゲームブックの項目なのに
中にはコンピュータゲームの雑誌もあったりしますけど──。
 
こういうのって、眺めているだけでも楽しいですよね。
 
で、結局、何が変化しているのかは分かりませんでした。
140万冊中の50万冊だからかなり変化があるはずなんですけどね。
 
どういうことかは分かりませんが「貸し出しリストから削除」
という点がキモなのかもしれません。
とりあえず普通に眺めている分には関係ないことなのでございましょうか。


というわけで Internet Archive をちょっと周遊。
 
『仮面ライダー』があったので、サンコミックス版を持ってきて比べてみました。
 
 最初のカラーページがちゃんとカラーになっているのはよろしいですな。
 画像を左右反転させないままページの並びは左から右。
 
 なのでお話が左下から右上につながる形になるのですな。
大ゴマアクションの場合はあまり気にならないのですが
(かえっていい場合もございます)。
小ゴマで物語が進行する場合は、ちょっと変。

でも意外になれるものでございます。
  
 構成上の特徴といたしましては他に、
 
 通常は2ページで見開き1枚という普通の本と同じですが、
見開きページがある場合は、
見開き+1ページの3ページ1枚(場合によっては4ページ1枚の部分も)
というスタイルを採っております。
 
 迫力があり、
 見開きページは大抵大ゴマなので、それほど違和感もございません。
  
 もっとも、瑕の浮き出た顔を鏡で見つめるシーンは
下が夜の情景シーンのため見開きページの扱いを受けておりますが、
セリフが進行するシーンでもあり、ここは違和感を感じましたが──。
 
 そのような構成のため、ページはズレていきます。
ただ、左右が逆の構成のため、もともとズレているとも言え、
ページがズレたことでかえって収まりがよくなったページもございました。
 
 それでも構成が変になった場合には、
ロゴだけ描かれた白ページを入れてつじつまを合わせておりますな。
 
 英語は分からないので見ただけでございましたが、
3ページ1枚の迫力など、まぁ貴重な経験でございました。
 
      ☆      ☆      ☆
 
 
☆ さらに周遊。
 
「ちょっとエッチな福袋」って
第2集まで欄外ゲームブックあったのでございますな。
 
この手のご本は買わないのでちっとも存じ上げませんでした。
 
このご本を上げた方はゲームブックのファンらしく、
「コンプティーク」誌の欄外ゲームブックが載った4つの号も
同一ファイルに収めてございました。
 
1986年8月の「ときめきのルーシア」っていうのも知らないなぁ。
このころ買ってなかったからなぁ。
 
とは申せ、どれもプレイする気になるまでには到りません。
欄外を拡大して、ページをめくってという操作、面倒くさくございますもの。
 
根性とゲームブック愛のある方は、ぜひとも挑戦してみてくださいいませ。
 
 まぁ、こういうアップロードっておそらく
黒っぽいグレーなのでございましょうが、
 
この「ちょっとエッチな福袋」あたりは、
今後50年とか、いやそれ以内でもかな、経てば本当に資料価値となりましょうな。
 
 この手の、
まぁ初期と言っていいゲーム・アニメ・マンガなどを
網羅的に集めたご本って、おそらくございませんもの。
 
 それが将来にわたって残るとすれば、
後の世の研究者にとって非常にありがたいことではないか
と思う次第でございます。
 
 
 
 まぁ、黒歴史として残さない方がいいというご説もございましょうが──。

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月の石ですか
そんなレトロフューチャーなものを万博の目玉にされても……。と思ってしまったから人間の認識というものはあてにならないですな。
でも体感としてはレトロフューチャーです。
ポール・ブリッツ 2024/06/28(Fri)23:38:54 編集
いえ、
いえ、今回の月の石は、はじめて月の裏側から採取したというところに意義があります。それもアメリカでもロシアでもなく中国が、というところに。

 で、うち明けますと、中国がそんなもの万博のために貸し出すはずないだろう、という方面のネタなのでございます。
 月の石と申しますのも、以前の万博で人気だったから今度も人気だろうという、柳の下のどじょう的な安易な発想というネタなので……。
 
 いや、説明しなければならないということは面白くなかったのでしょう。
 敗北でございます。
 
(でも、中国の月の石の話題を今度の万博に結びつけることって、普通の人はやらないと思いますよ。
なので書いてみたのでございますが
──って敗北の蛇足だなぁ)

☆ それでですねぇ、今調べましたところ、中国って大阪万博にがっつり参加しているのでございますな。これは誤算でございました。
 でも、テーマの方向性が違うので月の石を展示することはございませんでしょう。
 何より、中国にとって国家機密レベルの研究資料を海外に持ち出すはずないよね、とまぁそういうことでございます。
道化の真実 2024/06/30(Sun)17:31:19 編集
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