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2025/07/07 『エンディミオン」9章まで読了。まさにスペースオペラ。なのだけれど、それを成立させるためにぶちまかれた数々のアイデア、それを練りこんだ設定が地の文にこれでもかと入るため、軽快に読み飛ばせるものではない。じっくりと読むものになっている。物理的知識はほぼ必要ない。むしろ描かれたイメージを受け入れることが肝心に思う。
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龍神沼」の記事を書き終えた後、龍神沼の乙女
いくつか新たに見つかったので書きとめておきます。
 
 前回の記事を読んでいなくても関係ございません。
 単独で読める紹介でございます。
 
 一つ目がこれ。今回いろいろ引き合いに出している
石森章太郎落書きノート』から──。
 
「龍神沼」の初期案(↓)と
「龍神沼の乙女」(→)のイラストでございます。
 
長塚章という中学2年生が主人公のようですな。
 
龍神沼
 
 石ノ森先生がエッセイで、
どういう話を書こうとしていたのかは今となっては分からない、などと
お書きになっているのがこれのことだと思いますが、
確かに、これだけでは分かりかねますな。
 
 
 次にこれ。
おかしなおかしなおかしなあの子(さるとびエッちゃん)には、
よっぱらい竜の巻」と題しまして、
セルフパロディと申しますか、
バリエーション的なことをやっております。
 
さるとびエッちゃん
 

さるとびエッちゃん  
 
(ちょっと期待したのでございますが、
 ももちゃんはメガネを取ると目が3キャラクターじゃないんですよねぇ。
 そのかわり、目がくっついたまま、メガネが跳ぶという芸当をやっております。
 こ;れは、石ノ森先生の他のギャグマンガでも見られる現象にございます) 
 
 
 三つ目は『千の目先生』の後半ですな。
 

 千の目先生  
 
 竜ではなく人魚の話で、内容もかなり違ったものになっておりますが、
 口寄せの老婆と網元が組んで(と思ったのですが、再読したら網元はけっこう脇役。
おばばは、東京から来た観光会社の社長と直接渡り合っておりました)
金がらみの悪巧みを行うあたり、
「龍神沼」の変奏、新たに語り直したものと申してよろしゅうございましょう。
 
 
 最後は、『時ヲすべる』の1話。
 これが『龍神沼』を描いていた当時の話でございました。
 画像は用意いたしませんが、
 1話は電子書籍の試し読みで読める部分ですので、
 気になった方はそちらでご覧いただけばよろしいかと存じます。
 
 
 というわけで、以上
 今回見つかったのは、こんなあたりにございます。

 。

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