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2025/05/24 『真の安らぎはこの世になく -シン・仮面ライダー SHOCKER SIDE-』。ヤングジャンプにて完結いたしました。お話は映画と変わりませんが、人物の掘り下げが行われ、セリフも見直され書き足されたようで、大分理解しやすくなりました。映画がダメだった方、単行本が出ましたら読んで見なさるとよろしゅうございましょう。まぁ、ただでも、やっぱり苦手ですなあ。苦手なのであまり知りませんが、こういうのがセカイ系とおっしゃるのでございましょ。ジークアクスもそうでございますが。この2作品、別の方が創った作品をパロディ・リスペクト、もろもろ入れ込んで丁寧に再構築するまではいいのでございますが、その中心にテーマ性を持った監督自らの作品を持ち込んでいくあたりが、原作陵辱という感じがしてしまうのでございます。背景となる作品がそっくりに作り込まれている分、特に。
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( タイトル下には書ききれないので、こっちで)

スペインの城(castle in Spain)という言葉をご存じでございましょうか。
 
 ありもしない絵空事のことなのだそうだそうでございます。
別の言い方ですと、castle in the air 空中楼閣ですな。
 
 わたくしが知ったのは……って、その作品のネタバレになるからダメか。
 
 なぜスペインの城が絵空事なのか? 
 
 ネットで調べても確たる由来は分かりませんでした。
 
 元はフランスの言葉で、スペインがイスラムの領土だったころ、
それを取り戻してそこに城を建てるなんて出来もしないことだったから、
ですとか、
 スペインが無敵を誇っていたころ、イギリスが
それを打ち破って城を建てるのは不可能だったから、
などの説がございましたが。
  
 わたくしが思っておりましたのは、
スペインといえば騎士道小説のイメージがございますから、
それがすたれたあと、『ドン・キホーテ』みたいなパロディが書かれたような時代に、
騎士道小説が荒唐無稽な絵空事として認識されていたのかな、
と思ったのでございますが──。
 
 ただ、それだと build castle in Spain みたいに使われる場合の説明としては
弱い気はいたしますのですよねぇ。
 荒唐無稽な話を構築する、ということから、とも考えられますが、
直接的ではない──。
 
 でもですねぇ、
SFが空想科学物語と呼ばれていたころ、
他愛もない荒唐無稽な絵空事と評価以前、
一蹴されていた時代がございましたでしょう。
 ですからそれと同じようなことがあってもおかしくない、
 そう思ったのでございます。

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