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2009/9/2  パソコンの調子がちょっとわるいので、ブログの更新が何日とか何十日とか止まったら、そのせいだと思ってください。                        まあ、めんどくさくなっておやすみということもありえますが。
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九葉真(85/11,ナツメ社)


紹介文を追加しておきました。

作者の九葉真先生は、『ザース』(1984/08)
『ライーザ』
(1985/10 ファミコンタイトル「銀河の三人」(1987))
などの
パーソナルコンピューター用の
アドヴェンチャー、ロールプレイングゲームを作った方だそうでございます。

『ザース』は高校生が作った
ということございますから、
このゲームブックもそのぐらいの年で作ったということになりますな。

 ナツメ社と申せば、コンピュータ関連や生活実用書が主軸で、
ゲームブックはおろか、フィクションを出しているイメージはございません。

 ただ、FMやPCのゲームプログラミングの本を出しているので、
その関係で作者とつながりがあったのでしょう。

 コンピュータのアドベンチャーゲームの作者らしく、
このゲームブック、だいたいにおいてその方法論で作ってあるのですな。

 章立てで13stageまであり、
マップで移動したり、カレンダーで日を管理したりもありますが、
それも最初のほうだけで、あとのステージではあまり関係なかったような。

 ルート構成も
ステージごとの選択肢はそれほど多くはないので、
必然的に必要なルートを通るものだったり、
そうでなければゲームオーバーになってしまったり、
とけっこう単純でございます。

 特に問題なのは、2点。
 主人公が完全には君ではない、ということ。
 まあ、選択肢ではだいたいにおいて主人公の行動を選択できるのですが、
パラグラフ中で主人公がかってに行動してしまうのですな。
 だから話が進むのでございますが。

 さらに問題なのは、パラグラフの並び。
 TRPGのパラグラフ分岐型のシナリオでも時おり見られますが、
パラグラフがシャッフルされていないのですな。


[4]C4 →[4]C5
     →[4]C6

[4]C5  [GAME OVER]

[4]C6 →[4]C7
     →[4]C8


 てな感じでございまして、
 たしかに、ここからアドベンチャーゲームのプログラミングをするのならこれでいいのでしょうが、
ゲームブックとしてみれば失格ですな。
 
 ストーリーにつきましては、紹介文から類推ください、としか申せません。
 いまパラパラとめくってみた感じでは、初見のときよりは、印象がよくなってはおりますが……、
まあ、あの当時のSFという感じでございますなぁ。

 ラストもありがちと申せましょう。

 そんなわけで、悪いですが、粗製乱造期の一作品、
というのがわたくしの評価でございます。

 あっ、そうそう、もう一つ書き忘れておりました。
 
 イラストのことでございます、
 
 この作品、表紙は佐藤道明先生--魔法使いディノンのイラストをお描きになった方ですな--なのですな。
(ただ、作品と関係があまりなさそうなので、何かで使ったイラストの流用なのかも、という気も……)
 しかし、本文の挿絵は別の方がお描きになっております。
 それが、ちよっと残念な出来なのでございます。
 もしそれが良かったら、もう少し評価は上がっていたかもしれません。
 

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