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『七つの大罪ゲーブック<豚の帽子>亭の七つの大冒険』買いました!
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魔人と申しますと、ゲームブックファンならば

大魔神……

ではなくて、
「グレイルクエスト」(ドラゴン・ファンタジー)シリーズの
「詩的魔人」さまを思い浮かべるかたも多ございましょう。

 では、ファイティング・ファンタジーシリーズには、魔人は出てきたでしょうか?

 これが出てくるのでございますな。
 何巻かは存じません。
 けれども、タイタン世界の怪物について書かれた
『モンスター事典』("Out of the pit")には、ちゃあんと魔人様が出てくるのですな。

 しかも、なんだか、詩的魔人さまと似た風情。

 ちょっと抜き出してみましょう(p.438-439)。

 魔神は、

・ 思いがけぬ場所に出現しては苦境に立たされた冒険者に手をかしたり足を引っ張ったりする。

・ 悪戯な神々である〈運〉と〈偶然〉に仕えている。

・ 魔神の援助は時には冒険者を苛々させるだけのこともあるが、本当に助かる場合もある。
  敵の気をそらしたり、冒険者の姿を見えなくしたり、
  ただで願いごとをかなえてくれることさえある。

  しかし冒険者が魔神の援助によって無条件に得をすることのほうがまれで、
  とくに願いごとは誤解されたり字義通りに解釈されたりした結果、
  かなえられないほうがよかったという事態を発生させがちである。

  そのため魔神を毛嫌いする者もいる。
  だが魔神を攻撃した者は驚かされるだけだ。
  武器は魔神の体を通り技けてしまうのだ。
  そして恩知らずな態度のお返しに、
  今後は〈運〉と〈偶然〉の二柱の〈宿命神〉につかえる者をもっと厚遇するよう
  きつい仕置きを受けるのがおちだ!

 まぁ、「禿げ頭の小男」とか、イメージに合わない部分もございますが、そんなことは気にしない!
 「太った」というのは、イメージにございますものな? 
(でも、あらためてイラストを見ると、そう太ってもいないような……) 

もしかすると、「グレイルクエスト」世界の魔人さまが、
 ちょっとした気まぐれでタイタン世界まで出張してくるのかもしれませんな。

『ドラキュラ城の血闘』にも出演した魔人さまのことでごさいますもの。
 そのぐらいの時空を超えることは、なんでもないことでございましょう。

 もし、TRPGの『ファイティングファンタジー』のマスターをやる機会がございましたら、
ぜひとも登場させて「よぉ、ぺっぼ! いや、ぱっぷだったか?」とかいわせてくださいな。

 と、ここまで書いてきて、実は……。なことがございます。

 実はこれ、本家本国の方には、おそらく通じないのですな。
 日本語では両方とも「魔人」となっておりますが、

 詩的魔人のほうは、The Poetic Fiend なのに対し、
 ファイティングファンタジーの魔人は、Genie なのでございますな。

 ですが、そのようなことは魔人さまにとっては些細なこと。
 気にしないことにいたしましょう。


参考:『モンスター事典 --ファイティング ファンタジー--』
 S・ジャクソン I・リビングストン 監修
 M・ガスコイン 編
 浅羽莢子    訳

 社会思想社 現代教養文庫 1188 (1986/10)

"Out of the Pit"
by Steve Jackson and Ian Livingsone.
 edited by Marc Gascoigne(1985 Penguin Books) 

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