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2017/11/21 Role&Rollvol.158。投稿した絵が載って良かった良かった。電子郵便なんてほとんど使っておりませんし。それに絵を添えつけるなんて、ほとんど初めてでございましたもの。採用されていなかったら、すぐさま絵を封筒に入れて、ポストに急ぐところでございました。
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法月綸太郎:著

講談社ノベルス『本格ミステリ09 2009年本格短編ベスト・セレクション』
(本格ミステリ作家クラブ:編)所収
2009/06/04



 上記の本を本屋さんでぱらぱらっとめくっておりましたところ、
 その巻頭の作品

「しらみつぶしの時計」
(法月綸太郎)が、

なんと2人称小説なのですな。

 2人称といえばゲームブック

というわけで、期待して
分岐がないかとさらにぱらぱらとめくってみたのですが……。

 残念ながらございませんでした。

 いや、期待したのには、少々理由があったのでございますよ。

 この作品、

すべて異なる時を刻む1440個の時計
その中から唯一正確な時計を探し出せ――。

という内容で、

 ○○:○○

 という感じで(正確には少し違いますが)、
時刻をあらわす表記がところどころで出てくるわけでございますよ。

 ですから、それでパラグラフジャンプがあるかな、
と思ったのでございますが、
さすがにそういうのはございませんでしたな。

 法月綸太郎先生はゲームブックを書いていないので、
そういうことを期待してしまうほうがムチャということは重々承知でございますが、
無理だと思いつつ一応調べてみるわけでございますよ、
ゲームブックファンといたしましては。

 わかりますでしょ!

 ただ、そうしてぱらぱら~っとめくったのは、失敗でございました。

 そうやってめくっていったものでございますから、
最後の一文を読んでしまったのでございますな。

 そうしたら、それが答えだったというわけでございます。

 あと知恵で考えてみますれば、
提示されたこの謎は、一文一語で答えられるたぐいのものでございますな。

 答えだけ読めば、

 ああ、そういうことか。

 ですとか、

 な~んだ

 となったりいたしますが、
そこに至るまでの試行錯誤の過程が、作者の腕のみせどころ、というヤツでございますな。

(で、結末を読んで「ああ、そういうことか」とか「な~んだ」になったりするという)

 まあ、そういう内容の作品でございます。

ちなみにこの短編は、2008/7/23に祥伝社から出された、

『しらみつぶしの時計』

という単行本にも収められているようでございます。

 表題作ということから考えても、年間短編ベストの巻頭に収められたことから考えても、
やはりその最後の一文に持っていく過程が、見事だったということなのでございましょう。
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