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2025/07/07 『エンディミオン」9章まで読了。まさにスペースオペラ。なのだけれど、それを成立させるためにぶちまかれた数々のアイデア、それを練りこんだ設定が地の文にこれでもかと入るため、軽快に読み飛ばせるものではない。じっくりと読むものになっている。物理的知識はほぼ必要ない。むしろ描かれたイメージを受け入れることが肝心に思う。
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 ゲッターロボの敵、恐竜帝国の帝王ゴールが、
サッカーなどのゴールからつけられた

というのは、常識でございますよね?

 ゲッターロボのゲッターが、
ゴールゲッターのゲッターからつけられたのと同じぐらいに。

 ですから、思ったのでございますよ。
『火吹山の魔法使い』のザゴールも"Thegoal"とかいうつづりなんじゃないかと。
『仮面の破壊者』の"Ifor Tynin"の例もございますから、ありえないこともないんじゃ……。

ハズレでしたな。

 でも、まぁ、気を取り直して、ザゴールの正しいつづり、
 Zagor で画像検索をしてみると、

火吹山に住む魔法使いではなく、
マスクをしてないバットマンのロビンみたいなヤツが……。

 さらに普通に検索してみますと、外国語の記事が並ぶなか、

zefiro04さま(でいいんですよね?)の
「イタリア乱読&鑑賞生活」

2005/12/28(水)
「イタリア長寿マンガ-「ZAGOR」」( ←このへん)
 という記事に当たりました。

 このザゴール
 
 なんでも、

イタリアで40年も続くコミックのヒーロー

なのだそうでございます。

基本なんちゃって西部劇だけど、
何でもアリだそうで、
ユウレイとかエイリアンとか、サムライとかと戦ったりするのだそうでございます。

 いいなぁ、何でもアリ。

『ワイルドワイルドウェスト』のスーパーヒーロー版……
と申しますか、
マカロニウェスタンのスーパーヒーロー版、
といったところでございましょうな。

 言ってみれば、『サイボーグを倒せ!』や『破滅への秒読み』の主人公である、
シルバークルセーダーのご先祖様に当たる存在と、申してよろしゅうございましょう。

 舞台がタイタンシティーかどうかはともかくといたしまして、
なんちゃってな西部での、スーパーヒーローの何でもありな冒険。

 で、主人公がザゴール

 でなくてもよろしゅうございますが、
そのようなゲームブックもやってみたいものでございます。



* yahooのつたない翻訳で、一応英語の文(Wikipedia)を読んでみましたところ、
   ザゴールはインディアンの味方のようですな。

『バルサスの要塞』のガンジーにしろ、
『火吹山の魔法使い』のザゴールにしろ、
なぜ作者は、これらの手ごわい敵に、このような名まえをつけたのでございましょう?

 やはりインド人やアメリカ・インディアンを支配していたイギリスやアメリカにとって、
これらの名まえは手ごわい敵というイメージがある……のでございましょうか?

 


いや、それはさすがにうがった見方と申すものでございますな。

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